マリンパルだより  8月その2

こんにちは、暑い暑いと暑さが弱いゆりです。

高温が続く毎日、まさかと思い測ってみるとマリンの庭にある温度計がはるかに40度を超えた!猛暑です!!

夏と言えばプールですが、今年はコロナの為町の海水浴場や町民プールが中止となっていますが。マリンパルには小人数でのミニプールを感染予防をしっかりした上でプール開きをしました。

そのため、先生達も水着を用意しましたよ(笑)水着の写真は自主規制の為NGです(笑)

梅雨明け。待ちに待ったプール、今年は感染予防のため、1人一個で、別々のプールを用意しました。子ども3人とも初めてのプールです。

水遊びや泥遊び大好きのRちゃん。最初、少し緊張して、だんだん慣れてきて、楽しく遊んていました。

人生初のプールですが、家でお姉ちゃんたちとプールに入った経験があるSちゃんプールが大好きみたい、入ったらすぐ遊びがはじまりました。

繊細で、少し変化に弱いTちゃん、はじめてのプールを見たら”これはなに?怖い~~”とプール入るのは拒否。大泣き!

それじゃー、まずはプールサイドでいつもの通りに水遊びに水慣れるまでゆっくり

遊んでみました。二、三日たつと、Tちゃんもプールに入ることができました!

そして、天気悪い時でも、室内でプールからボールプールに変身。

子ども達とっても気に入りいい遊び場になりました。

大活躍のプールですね!

 

残暑はまたまた熱い日がつづくので、マリンのプール遊びも楽しく続いていますよ。

それでは、また来週!

 

 

 

 

 

 

 

巣立ちは未だ

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

観洋眼下の岩場で営巣していたカモメ親子。

もう、ヒナたちは巣立ちしてしまったのでしょうねぇ・・・

と、お思いでしょ?

 

ところが、この通り!!

彼らが生まれ育った巣の上!!   8月9日午後1時ごろの様子です。

左が りく 右が みなみ。

午前中 雨が降ってました。

 

ヒナたちは 卵から孵って45日という巣立ち予想日を超えて

もう55日を経過しているのですが、未だに 親離れできていないのです。

先月末 ↑ に 海に泳ぎ出した りくとみなみは、

今月2日 ↑ に初飛行。

5日 ↓ には、

養殖用の浮きに付いた海藻を食べ始めていたので、

もう 間もなく

カモメ親子とは 会えなくなるのだとばかり思っていました。

 

ところが、しばらく様子を観ていると

兄のりくは 積極的に遠くへ飛んで行って

餌を探して食べているようなのですが、

妹のみなみの方が どうも「遠く」へ出かけて餌を探すことに消極的。

当然お腹を空かせて、親鳥から餌をもらっています。

 

ただ、親鳥は 「わが子」が

独りで餌を獲るように仕向けていますから

くれるのは ほんのわずか。

 

当のみなみは 大して食べていないので 元気が出ない。

元気が出なければ、遠くへ飛んでいく気力もわかない。

そんな悪循環に 陥っているようにも見えます。

 

実は 8日土曜日にも、りくとみなみは

揃って自分たちの生まれ育った巣の上に居ました。

雨が降っていたので、思うように餌を獲れなったのか

二羽とも 親に餌をねだっていました。

しかし や・は・り 親鳥がくれるのは ほんのわずか。

しびれを切らしたように りくとみなみは、相前後して岩を飛び立ち、

少し離れた海上の浮きに付着した海藻をとって食べていました。

ヒナたちのこの行動は

「独り立ち」に向けた 親鳥の思惑通りといったところでしょうか。

 

ということで、りくとみなみの巣立ちは 「未だ」のようなのです。

写真右のみなみも、幾分高く飛べるようになってきたので、

あとは、りくとみなみそれぞれが

独りで生きていくために 餌を獲れるようなれば、

もう 今年繁殖したカモメ親子が

この場から いつ居なくなっても おかしくありません。

 

寂しくは なってしまいますが・・・

ヒナの名は?

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

ホテル観洋 夜のティーラウンジ・・・

ご覧のように 投票箱を置いて

一週間 カモメのヒナの名前を募集しました

そんなことなど 全く知らない

観洋眼下の 岩場のカモメ親子

夜はこんな様子・・・

親鳥が寄り添って 巣の上で眠るヒナを しっかり守っています

 

そんな親鳥たちに断りも無しに(笑)

投票箱を置いたのが今月13日 月曜日のこと

応募総数は 56通

お兄ちゃん  には

観一郎 観太 サンちゃん リク ももた さぶろう うずら

カモちゃん  ビーヤ ももお 海 波翔(みなと) たんじろう

たい ヒナオ けんちゃん  ワトソン君 悠雅(ゆうが) 翔くん

英雄(ひでお) チャムスケ かもにい   うみにい(海兄) うみ郎

ニイちゃん かんくん りょうのすけ 希望くん   SPEED

クン 鴎海(うかい) ラガー など

  には

洋子 リクちゃん ミナミ さくらこ もずく モメちゃん

プーナ   海羽(みう) ねづこ ひより ヒナコ ちよちゃん

たまちゃん   茉悠(まゆ) 奏(かなで)ちゃん なつき 未来(みき)

チャムコ かも子 うみこ(海子)  ふわ子 くうちゃん

さんちゃん メイちゃん ようちゃん しろ 夢ちゃん

CATCHER LADY モヒ 海花(うみか) 未来(みらい) などの

名前を考えて頂きました

 

中でも一番多かったのは

お兄ちゃんが りく 4票  妹は みなみ 4票 でしたので

2羽のヒナの名前は『りく』『みなみ』に 決定いたしました

 

名付け親は それぞれ 4名のお客様ということになりますが、

ズバリ 兄に「りく」 妹に「みなみ」と命名下さったのが

仙台市太白区の 戸田 優子さん

栃木県足利市の 上田 隼平さんの お2人でした

お二人には 観洋オリジナル商品をプレゼントさせて頂きます

カモメ夫婦も お父さんが雄叫びを挙げながら感謝し 喜んでおります♪

投票頂いたみなさま ご協力頂き 本当にありがとうございました

 

さて その 「りく」と 「みなみ」は 孵化後5週間が経過

巣立ちまで あと10日前後と 迫りました

 

それにしても  大きくなったヒナたち

特に りく

体の大きさがお父さんに迫る勢いで成長してきています

 

りくみなみ 二羽のヒナは「寝る子は育つ」をそのままに

普段から それはそれは よく食べ よく眠っています

羽毛がだんだん抜けて 翼にはしっかり羽根が生え揃ってきました

ご覧のように みなみの翼も いよいよ立派に! さながら「天使の羽」!

カッコいい~  でしょ?

そんな みなみの羽ばたきは 一瞬 身体が宙に浮いてしまう勢い!!

足が岩から 離れているがわかりますよね♪

そろそろ 親鳥は りくみなみ

泳ぎを教える頃ですが 果たして・・・・・

泳ぎ出したら 巣立ちも 間もなくです

~~~~~~~   ~~~~~~~

PS.   他に 兄に「りく」と命名された方々

大崎市の 青沼 夏海さん

名取市の 阿部 啓子さん

妹に「みなみ」と命名された方々

仙台市太白区の 宍戸 悠汰朗くん

東京世田谷区の 酒井 信治さん でした

ありがとうございました!

~~~~~~~   ~~~~~~~

 

今が「旬」を楽しむ!

皆さん、こんにちは!カナです(・∞・*)

SNSで話題の「ネオワイズ彗星」
次、見ることができるのは5000年後。
掲載された写真を見ると尻尾がついたようなきらきら星..!
天気は下り坂ですが少しでも晴れたら
空を見上げてみるのもいいかもしれません。

さて今日は海の日の来週7月23日(木曜日)から、
「気仙沼」で行われる「気仙沼かつおまつり」のお知らせ!

な、なんと!「かつお1本」が当たるみたいですよ!すごい...食べ放題じゃないですか...!

【開催期間】7月23日(木)~8月10日(月)
【開催場所】気仙沼海の市・気仙沼お魚いちば・気仙沼さかなの駅

「気仙沼海の市」はサメの生態を学べるシャークミュージアム他、
氷の水族館・お土産・レストランなどもありますよ!

「お魚いちば」は新鮮な魚やその他お土産なども購入できます!
隣接するレストランでも旬の食材を使用したメニューを味わうことができます!

内部はこんな感じ..(※以前に撮影したものになります)

「気仙沼さかなの駅」は、
震災で被災した鮮魚店や青果店、酒店などが
集まって「活気を取り戻そう!!」とオープンした
ショッピングスポットになっています。
様々な新鮮な食材が職人に選ばれ並ぶ為、「プロ集団のお店」とも...( *´艸`)✨

「かつお1本」が当たる懸賞に参加するには...
この期間中に、
【各施設内でかつおを含む商品3,000円以上を購入】
または、
【かつおメニューを含む食事代3000円以上】
で、応募券1枚と交換ができる内容となっております!

A賞「かつおまるごと1本」     B賞「各施設のこだわりセット」

気仙沼を楽しんだ後でも、結果が発表されるまではずっとワクワク...!

今が「旬」のカツオは別格の味わい(*'ω'*)
もちろん、当館でも気仙沼から直送されたかつおを使った
宿泊プラン、そして別注も承っております!

【☆気仙沼直送☆【鮑の踊り焼☆朝どれ!かつおタタキプラン】
うまいぞー!「朝どれカツオたたき」を味わう♪】

【☆気仙沼直送☆【鮑の踊り焼とカツオ刺しプラン】
名物アワビ丸ごと1個&新鮮「かつお刺し」を味わう♪】

そして別注「かつお刺し」は
1,000円(税込1,100円)でご注文いただけます!
今は「あっさり」なかつお♪お酒のお供にも最適です。
ぜひ、南三陸・気仙沼へお越しの際はお試しくださいませ。

ちなみに、気仙沼までは高速道路などが繋がったため、
1時間もかからずに行けちゃいます!
南三陸を満喫した後は気仙沼に行ってみるのもいいかも..?

【「気仙沼を楽しむなら...!」気仙沼プラザホテル】
(「お魚いちば」へ写真右中央のエレベーターですぐ下がれます!)

それでは今日はこの辺で!また来週~(*'ω'*)
彗星の写真が撮れたらSNSや、ブログでも紹介しますね☆彡

君の名は?

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

この9日観洋黒崎寮から観洋に向かう道すがら、

国道45号沿いの歩道に ちっちゃな生き物を発見!


か、カニ?

それも「サワガニ」ではありませんかぁ。

ネットで写真と見合わせて確認しましたので

彼?の名は「サワガニ」で間違いないと思われます(笑)。

 

右手には 杉林と急斜面の岩場を隔てて 磯が50mほどに迫っている所。

近くに川は流れていない筈なのですが

天敵に無防備なこの場所に 一体何をしに来たのやら・・・

・・・梅雨空に サワガニ 歩道で横歩き 人の気配に怯えながらも

 

一方、Bluebirderの手のひらに乗っている小鳥、 君の名は?

この7日のこと、観洋の正面玄関扉前に

うずくまっているところを従業員が見つけ

通報を受けて救護に駆け付けた次第。

 

どうやら、この「君」は 玄関の大きなガラス窓に衝突して

脳震とうを起こしていたようです。

眼がクリっとして かわいいでしょ? クチバシに黄色が残ってる。

まだ 幼鳥で 巣立って間もない様子でしたが、

観洋の保育施設マリンパルで暫く子どもたちや先生方と見守っていた所

「はっ」としたように正気を取り戻して 飛び立っていきました。

果たして この小鳥は何だったのか

「君の名は・・・?」と 図鑑とにらめっこ・・・。

 

初め、胸に黒いネクタイが見当たらないので

コガラ?それともヒガラ?と 判別出来なかったのですが、

背中に緑色の部分があり

うっすらとですが胸にネクタイが確認出来たので シジュウカラと判明。

マリンパルでは、今年 園庭の樹に巣箱を掛け

早々とシジュウカラが孵って巣立って行ったそうな。

その一羽だったとしたら、事情はどうあれ

愛くるしい姿を見せて 巣箱をかけてくれた先生や園児たちに

恩返ししてくれた形になったのは、 きっとご縁ですね。

 

さてさて、変わってこちらは観洋眼下のカモメの親子。

ヒナたちに「名前」はまだありませんが、いよいよ 大きくなって

翼を広げると 羽根が生え揃ってきているのがわかります ↓ 。

お父さんも とても満足そう♪ に眺めています。

二羽のヒナは とにかくよく食べよく眠る、を毎日繰り返していて

寝る子は育つ、をそのまま地でいっています。

ご来館のお客さまにも温かく見守られ、

巣立ちまでは、あと 18日前後となりました。

 

見守って下さっている皆さまに、カモメ夫婦から感謝の気持が届いています!!

手前が おとうさんで 奥がおかあさん。 ・・・以心伝心にて・・・。

いざ審査会!みやぎこども作文絵画コンクール

こんにちは、↑の絵を5歳の気持ちになって
描きました作者のトーマスです。

3月よりみやぎおかみ会主催で告知・開催した
みやぎに行ったよ!お宿の思い出
こども作文絵画コンクール

おかげ様で、5月の応募〆切までに、
幼児から中学生までの皆様から
多数の応募をいただきました♪

?お宿の思い出こども作文絵画コンクールとは?
宮城県を旅行したことがある
全国の幼児~中学生までの子ども達を対象に
滞在した宿泊施設での思い出を
作文や絵画で表現してもらった作品を集めた
宮城県初のコンクールです!

そしてついに!
7月7日のみやぎおかみ会の会合にて
作品が一堂に会する審査会を開催しました!

おかみ会の会長を務め、
本コンクールの審査委員長でもある
当館の阿部女将をはじめ、
おかみ会会員の女将さんたちが
時に微笑ましく、時に真剣な眼差しで
子ども達の作品ひとつひとつに向き合います。

今回のコンクールは、
今年1月からのコロナ災禍により
春休みを目前に自宅待機を余儀なくされた子ども達に

『旅の楽しさを思い出して欲しい』

『いつかまた家族で旅行できる日に
想いを馳せて欲しい』

そして、子どもたちだけでなく
家族みんなで作品を作って欲しい
という想いから始まりました。

3月から5月は学校が休校となり、
学校側から子ども達への
呼びかけをお願いすることもままならない中
県内の一部の学校にご協力をいただき
第1回目生まれたてのコンクールながら
おかげ様で、全国から67作品の
作文と絵画が集まりました!


絵画の部では
家族で温泉に入った思い出や

みんなでお膳を食べた思い出
(この日はわたあめが出て嬉しかったようです!)

みんなで浴衣を着た思い出
(宮城県でこけしが有名な温泉地といえば?)

旅館から見た風景など
(これは当館のムーンロードでは!?)

楽しい旅の思い出を描いた作品が
たくさん届きました♪

作文の部では

旅館のごはんが美味しかったことや

家族のお祝いをしたこと

お宿の女将さんとお話したこと

ホテルスタッフのお仕事で感動したこと

被災地である宮城県を旅行して感じたこと

コロナウイルスによって
家族旅行が中止になってしまったけど
いつかまた思い出の宮城県に行きたい
という想いなど

お宿に滞在して感じたことや
旅行した時の環境や今の情勢など
子ども達の感性で感じたことを
のびのびとした文章で表現していました。

どれも素敵な作品でしたが
入賞や最優秀賞を選ばなければなりません…

審査員たちの票数が多かったものから
最優秀賞をひとつ選出すべく
女将さん達は熱心に意見を交わしておりました。

映えある受賞作品は
後日改めて発表させていただきます!!

受賞作品は、おかみ会加盟施設で
展示会を行う予定です。
お楽しみに♪

.
.
.
.

(この絵に…)

(童心にかえったで賞をいただけませんか…)

(ダメですね……)

トーマスでした('ω')

星に願いを

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

「すみこさん」へ

カモメのヒナへのエール ありがとうございます。

 

観洋5階ロビーのティーラウンジには 七夕飾りがあって

笹竹にはお願いごとの 短冊の数々が・・・

 

「かもめのひなが元気にそだちますように」という短冊は

その中のひとつ。

観洋眼下の岩場で営巣中のカモメのヒナは 実に元気に育っていて

その成長ぶりには 目を見張ります

孵化して三週間・・・

ヒナたちは すっかり大きくなりました。

6月16日の様子が こちら ↓ ですから、

ねっ? 大きくなったでしょ?

 

二羽のヒナは「すみこさん」の願い通り

元気に それはもう元気に育っています。↓

この4日 土曜日も、

お泊りや立ち寄りのお客さまたちの人気の的♪

じ~っと

双眼鏡をのぞき込んで・・・

見つけて 最初の言葉は やっぱり 「かわいい~」

 

二羽のヒナたちは

すっかり ホテル観洋のアイドルです。

妹の方は 気が早いもので もう 一生懸命羽ばたきの練習です

よ~く見ると まだ翼にもなっていない翼に

羽根が生えてきています!! ほら!

ね♪

 

カモメのヒナの姿に 歓声を上げていた親子連れのみなさんは また

それぞれに それぞれの願いごとを短冊に記して下さいました。

どうか 願いごとが叶いますように♪

 

孵化から45日と言われている巣立ちまで  あと25日。

ヒナたちが 無事に巣立ってくれますように!!

Bluebirderも 願いを短冊に記し 星に託しました。

追伸

7日は 観洋屋上でスターパーティー♪

むっちゃんが 紹介してくれていましたね。

20時から! 「天然のプラネタリウム」が 待っています。

みなさんも どうぞ お気軽にお越しください!!

 

 

2羽目のヒナ誕生ともうひとつの卵

 

2羽目のヒナが孵ったのは、前回のブログがアップになった翌日、

雷雨予報で 激しく雨やひょうの降った

15日の夜から16日の朝にかけてのことでした。

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

とにかく、カモメのツガイは 雨の日も風の日も、

もちろん嵐の日も、日差しが強くて暑い日も、

交代しながら ひたすら巣の中の卵を守り 温め続けてきました。

2羽目のヒナ誕生に心躍らせた Bluebirderとしては、

当然のことながら

3個目の卵の孵化を心待ちにしていたわけでございます。

ただ、1羽目のヒナが孵って1週間というのに、まだ・・・。

一体 どうしてしまったことか・・・

 

18日木曜日には、抱卵を交代するはずの父親が なかなか巣に入らず、

巣に入っても 立ったまま、という状態が長くなっていました。

これでは、卵が冷えてしまう。

何としても孵そうと 懸命に温めている母親とは反対に、

父親はまるで孵すことを諦めてしまったかのようでした。

更に 19日午後の交代の際には、

両親とも巣から離れてしまい 温めようともしない状態が

30分以上も続く始末・・・。「ダメかぁ」とがっかりした瞬間です。

 

ところが、20日土曜日には、共に熱心に卵を温め始めたのでした。

もう孵らないものと見切りをつけた、という推察を覆す行動で、

大いに期待を膨らませてくれたのでございます。

 

しかし・・・・・・・・・

21日朝、最後の卵は ↑ 巣の外に・・・。

3羽目誕生への期待は 完全に潰えました。

 

孵化しなかったのは 恐らく最初に生まれた卵だったと思われます。

とすれば、繁殖に成功した2羽は、

3週間ちょっとで孵化したことになります。

 

振り返れば、1個目が生まれたばかりなのに、

親鳥が2羽とも 何のためらいもなく巣から離れてしまう ↓

などということもありましたし、

先に孵化した2羽が 巣の中で元気に動く度

親鳥は頻繁に立ち上がらずを得ず、

結果的に 卵は「冷えてしまった」のではないか、とも考えられます。

 

救いなのは、先に孵った2羽がとにかくすこぶる元気だということ♪

観洋の珈琲ラウンジ脇の観察コーナーには、

カモメのヒナを一目見ようと

親子連れやカップルをはじめとするお客様たちが次々と訪れ、

双眼鏡を覗き込んでは「かわいい~♪」という声を

連発していらっしゃいます。観洋の「アイドル」誕生です。

 

孵化から巣立ちまでは 45日くらい。

既に1週間が経ちましたから、あと38日程の間、

ヒナがこの巣を後にするまで

カモメ親子の奮闘ぶりを

追ってみることに致します。

こんにちは カモメの赤ちゃん

14日、かわいいのが 1羽 誕生しました。

雨の午後、おとうさんが傘になっています。

1週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

先月18日に1個、22日に合わせて3個を確認して以来、

いつ孵るのやらと 注目していた 観洋眼下のカモメの卵。

ついに、昨日6月14日午前9時過ぎ、1羽が孵りました。

最初の1個を確認してから 27日目です。

14日、Bluebirderが観察を始めたのが10時前。

間もなく、立ち上がった親鳥のお腹の下に、ヒナの姿を見つけました。

割れた殻も見えますね。

観察スポット脇の珈琲ラウンジ女性スタッフ Kさんに尋ねたところ、

午前9時過ぎくらいに 3個の内1個だけ

親鳥が選り分けているのを見たというのです。

恐らく、殻を破って出てきたのは、その直後と思われます。

 

3個の内の1個に 傷が付いているのを確認したのが12日のこと。

ただ、内側から付いた傷か 親鳥が偶然付けてしまったものなのか

釈然としませんでした。

それでも、この日は 卵の傷を見つける前から

親鳥の行動が いつもとは違っていました。

パートナーも 巣の傍に居る時間が長くなっていたのです。

 

それと、ひと頃までは縄羽りに入り込もうとする

他のカモメやウミネコが居ると

もの凄い勢いで飛び回って追い立てていたのですが、

それもしない。

恐らく 孵化が間近なのだろうと思っていましたが、

確信はありませんでした。

 

殻に「穴」が開いているのが確認出来たのが次の日のこと。

やはり、誕生が間近だったので、

2羽は 盤石不動の守りの布陣を敷いていたのでしょう。

 

「第一子」が誕生した時に温めていたのが おかあさんカモメで、

おとうさんカモメとは11時半ごろ交代しました。

 

午後は、雨になった志津川湾。

そんな雨の中でも、ツガイは交代しながら、

残る2個の卵とヒナ1羽を温め 大切に守り続けています。

 

先日、宮城テレビのOH!バンデスで ご紹介頂いたこともあって

観洋珈琲ラウンジ脇のカモメ観察スポットは、

親子連れはじめ 多くのお客様で賑わいました。

 

「テレビ見て来ました」「他に泊まる予定だったけど、

テレビでカモメが卵を温めているの見て 観洋に来ました」という

お客様が大半でした。 ありがとうございます♪

特に子どもたちは大喜びで、皆さん双眼鏡を使ったりして

カモメの様子を眺めていました。

 

さて、残る卵2個の内 1個には既に「穴」が開き始めていて、

わかります?           ココ↓

15日中にも、もう1羽が誕生しそうです。

また、続報をお伝えしますね♪

 

「近くに来たから」でいいですから、みなさんも 是非、

気gullに  観洋へ観鷗(かんおう)に寄ってみてけさいん!!!

えっ?営巣放棄?!

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

観洋眼下のカモメの巣。

大切に卵を温めていたはずなのに、

その親鳥が居なくなってしまいました。

まさかの 営巣放棄?!

卵の運命や いかに?!!! と思った瞬間でした。

 

それは 雷雨予報の出ていた6月5日の午後の出来事でした。

あまりに激しく降り始めた雨に 怯えたように、

おかあさんカモメが巣を離れてしまったのです。

 

とかにく激しい大粒の雨の中、卵が放置されたことに

すっかり あっ気にとられ

一体どうなるものやらと 気を揉んでおりました。

その間 ややありましたから、更に心配は重なった次第です。

 

しかし、そんな心配をよそに

颯爽と おとうさんカモメの登場♪

さっと巣の傍に降り立ち、慌てる様子も無くクールに

あくまでもクールに 巣に入ったのです。

どうです、この表情。

しつこいようですが、クールです。

「俺が守る」って感じ、キリリと勇ましい い~い「顔」です。

 

今回のツガイ、卵を産む前から

オスがか弱そうなメスをいたわる仕草を観せていましたが、

想像するに、多分メスは「幼な妻」で

成鳥としての経験は未だまだ浅いのかも知れません。

立派な成鳥と思しきオスにとって、

か弱いメスは愛おしくて仕方のない 大切に守るべき存在なのでしょう。

メスが巣を守っている間は、遠巻きにオスが見守っていて

巣のある岩に ウミネコや他の鳥が下り立とうものなら

途端に ハヤブサのごとく襲い掛かるように急降下。

たちまちの内に 「侵入者」たちを蹴散らします。

 

一夫一婦制と言われる カモメのツガイ。

観洋眼下の カモメ夫婦も 深い愛情で結ばれ

そんな深い愛情に抱かれて、間もなくヒナたちが誕生します。

P.S   7日 日曜日の様子です ↓

寒~い午後でしたが、変わらず慈しむように温めていました。

無事 孵りますよ~に!