おんなじ!

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirdre*Sです。

 

「チェックアウトの後 引き寄せられるように窓辺に来てみたら

子どもたちと同じ名前!! 驚きました」

この24日、こちらのご一家に

「ヒナ 見えましたか?」と尋ねたところ、Bluebirderも驚きの返答でした

観洋エントランスから続く5階ティーラウンジの窓から

眼下に視線を向けている親子連れは、

仙台市の秋保からお越しの武田さんご一家。

お姉ちゃんが みなみちゃん!! 弟さんが 怜久(りく)くん!!

お客様の投票で決まったヒナの名前とおんなじ!

奇遇じゃあ ありませんかぁ。

武田さん親子は 観洋には初めてお泊りで、

「景色に料理、温泉もよかったので、

今度はおじいさんおばあさんと一緒に来ます」とのこと。

何とも嬉しいじゃあ ありませんかぁ。

ありがとうこざいます。お待ちしてますね!

 

そして、翌25日。ミラクルは 再び!

 

「下の岩場に、カモメのヒナが2羽居て

お客さまの投票で りくとみなみって

名前が決まったのですよ」とお伝えすると、

この子も「りく」って言うんです。「えっ??!!!」

伺いましたら、こちらの男の子も 理久と書いて「りく」くんだそうです。

登米市の鈴木さんご一家に 更にお話を伺うと、

あかあさんは みなみちゃんにニアピン!!の「美奈さん」!

またまたビックリ!!! 奇遇です。

 

「同じ名前なんですネ」と お話しした時の、りくくんやみなみちゃん、

そしてご家族の和気あいあいとした笑顔が とにかく印象的で

それはもう嬉し~い♪出来事でした。

さて、当の カモメのヒナたちですが、

眼下の岩場で相変わらず よく食べ よく寝ています。

右がおとうさんで 左が妹の「みなみ」。

お兄ちゃんの「りく」は と言えば・・・

左端の岩の陰で ぐっすり眠っていて姿が見えません。

 

こんな風に、みなみが動き回っている時には りくが眠っていて

逆に りくが動き回っている時には

みなみがじっとうずくまっていることが多い。

その上、親鳥たちも2羽が揃ってりくとみなみに寄り添わないもので

なかなか「家族写真」を撮らせてくれないのが 今年のカモメ一家です。

それはまぁさておていも 眼を見張るのがヒナの成長ぶり♪

みなみの羽ばたきを観ていると、もうフワリと体が宙に浮きますし

りくはと言えば、岩場の縁で

今にももう水面に泳ぎ出しそうな雰囲気を漂わせています。

泳ぎ出せば 巣立ちももうすぐ!

 

巣立ちの予想日まで、あと1週間を切りました。

 

 

 

 

 

ヒナの名は?

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

ホテル観洋 夜のティーラウンジ・・・

ご覧のように 投票箱を置いて

一週間 カモメのヒナの名前を募集しました

そんなことなど 全く知らない

観洋眼下の 岩場のカモメ親子

夜はこんな様子・・・

親鳥が寄り添って 巣の上で眠るヒナを しっかり守っています

 

そんな親鳥たちに断りも無しに(笑)

投票箱を置いたのが今月13日 月曜日のこと

応募総数は 56通

お兄ちゃん  には

観一郎 観太 サンちゃん リク ももた さぶろう うずら

カモちゃん  ビーヤ ももお 海 波翔(みなと) たんじろう

たい ヒナオ けんちゃん  ワトソン君 悠雅(ゆうが) 翔くん

英雄(ひでお) チャムスケ かもにい   うみにい(海兄) うみ郎

ニイちゃん かんくん りょうのすけ 希望くん   SPEED

クン 鴎海(うかい) ラガー など

  には

洋子 リクちゃん ミナミ さくらこ もずく モメちゃん

プーナ   海羽(みう) ねづこ ひより ヒナコ ちよちゃん

たまちゃん   茉悠(まゆ) 奏(かなで)ちゃん なつき 未来(みき)

チャムコ かも子 うみこ(海子)  ふわ子 くうちゃん

さんちゃん メイちゃん ようちゃん しろ 夢ちゃん

CATCHER LADY モヒ 海花(うみか) 未来(みらい) などの

名前を考えて頂きました

 

中でも一番多かったのは

お兄ちゃんが りく 4票  妹は みなみ 4票 でしたので

2羽のヒナの名前は『りく』『みなみ』に 決定いたしました

 

名付け親は それぞれ 4名のお客様ということになりますが、

ズバリ 兄に「りく」 妹に「みなみ」と命名下さったのが

仙台市太白区の 戸田 優子さん

栃木県足利市の 上田 隼平さんの お2人でした

お二人には 観洋オリジナル商品をプレゼントさせて頂きます

カモメ夫婦も お父さんが雄叫びを挙げながら感謝し 喜んでおります♪

投票頂いたみなさま ご協力頂き 本当にありがとうございました

 

さて その 「りく」と 「みなみ」は 孵化後5週間が経過

巣立ちまで あと10日前後と 迫りました

 

それにしても  大きくなったヒナたち

特に りく

体の大きさがお父さんに迫る勢いで成長してきています

 

りくみなみ 二羽のヒナは「寝る子は育つ」をそのままに

普段から それはそれは よく食べ よく眠っています

羽毛がだんだん抜けて 翼にはしっかり羽根が生え揃ってきました

ご覧のように みなみの翼も いよいよ立派に! さながら「天使の羽」!

カッコいい~  でしょ?

そんな みなみの羽ばたきは 一瞬 身体が宙に浮いてしまう勢い!!

足が岩から 離れているがわかりますよね♪

そろそろ 親鳥は りくみなみ

泳ぎを教える頃ですが 果たして・・・・・

泳ぎ出したら 巣立ちも 間もなくです

~~~~~~~   ~~~~~~~

PS.   他に 兄に「りく」と命名された方々

大崎市の 青沼 夏海さん

名取市の 阿部 啓子さん

妹に「みなみ」と命名された方々

仙台市太白区の 宍戸 悠汰朗くん

東京世田谷区の 酒井 信治さん でした

ありがとうございました!

~~~~~~~   ~~~~~~~

 

君の名は?

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

この9日観洋黒崎寮から観洋に向かう道すがら、

国道45号沿いの歩道に ちっちゃな生き物を発見!


か、カニ?

それも「サワガニ」ではありませんかぁ。

ネットで写真と見合わせて確認しましたので

彼?の名は「サワガニ」で間違いないと思われます(笑)。

 

右手には 杉林と急斜面の岩場を隔てて 磯が50mほどに迫っている所。

近くに川は流れていない筈なのですが

天敵に無防備なこの場所に 一体何をしに来たのやら・・・

・・・梅雨空に サワガニ 歩道で横歩き 人の気配に怯えながらも

 

一方、Bluebirderの手のひらに乗っている小鳥、 君の名は?

この7日のこと、観洋の正面玄関扉前に

うずくまっているところを従業員が見つけ

通報を受けて救護に駆け付けた次第。

 

どうやら、この「君」は 玄関の大きなガラス窓に衝突して

脳震とうを起こしていたようです。

眼がクリっとして かわいいでしょ? クチバシに黄色が残ってる。

まだ 幼鳥で 巣立って間もない様子でしたが、

観洋の保育施設マリンパルで暫く子どもたちや先生方と見守っていた所

「はっ」としたように正気を取り戻して 飛び立っていきました。

果たして この小鳥は何だったのか

「君の名は・・・?」と 図鑑とにらめっこ・・・。

 

初め、胸に黒いネクタイが見当たらないので

コガラ?それともヒガラ?と 判別出来なかったのですが、

背中に緑色の部分があり

うっすらとですが胸にネクタイが確認出来たので シジュウカラと判明。

マリンパルでは、今年 園庭の樹に巣箱を掛け

早々とシジュウカラが孵って巣立って行ったそうな。

その一羽だったとしたら、事情はどうあれ

愛くるしい姿を見せて 巣箱をかけてくれた先生や園児たちに

恩返ししてくれた形になったのは、 きっとご縁ですね。

 

さてさて、変わってこちらは観洋眼下のカモメの親子。

ヒナたちに「名前」はまだありませんが、いよいよ 大きくなって

翼を広げると 羽根が生え揃ってきているのがわかります ↓ 。

お父さんも とても満足そう♪ に眺めています。

二羽のヒナは とにかくよく食べよく眠る、を毎日繰り返していて

寝る子は育つ、をそのまま地でいっています。

ご来館のお客さまにも温かく見守られ、

巣立ちまでは、あと 18日前後となりました。

 

見守って下さっている皆さまに、カモメ夫婦から感謝の気持が届いています!!

手前が おとうさんで 奥がおかあさん。 ・・・以心伝心にて・・・。

星に願いを

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

「すみこさん」へ

カモメのヒナへのエール ありがとうございます。

 

観洋5階ロビーのティーラウンジには 七夕飾りがあって

笹竹にはお願いごとの 短冊の数々が・・・

 

「かもめのひなが元気にそだちますように」という短冊は

その中のひとつ。

観洋眼下の岩場で営巣中のカモメのヒナは 実に元気に育っていて

その成長ぶりには 目を見張ります

孵化して三週間・・・

ヒナたちは すっかり大きくなりました。

6月16日の様子が こちら ↓ ですから、

ねっ? 大きくなったでしょ?

 

二羽のヒナは「すみこさん」の願い通り

元気に それはもう元気に育っています。↓

この4日 土曜日も、

お泊りや立ち寄りのお客さまたちの人気の的♪

じ~っと

双眼鏡をのぞき込んで・・・

見つけて 最初の言葉は やっぱり 「かわいい~」

 

二羽のヒナたちは

すっかり ホテル観洋のアイドルです。

妹の方は 気が早いもので もう 一生懸命羽ばたきの練習です

よ~く見ると まだ翼にもなっていない翼に

羽根が生えてきています!! ほら!

ね♪

 

カモメのヒナの姿に 歓声を上げていた親子連れのみなさんは また

それぞれに それぞれの願いごとを短冊に記して下さいました。

どうか 願いごとが叶いますように♪

 

孵化から45日と言われている巣立ちまで  あと25日。

ヒナたちが 無事に巣立ってくれますように!!

Bluebirderも 願いを短冊に記し 星に託しました。

追伸

7日は 観洋屋上でスターパーティー♪

むっちゃんが 紹介してくれていましたね。

20時から! 「天然のプラネタリウム」が 待っています。

みなさんも どうぞ お気軽にお越しください!!

 

 

居たいた!

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

ほら、あそこに!

居たいた!!

見えるみえる!

かわいいわね!

先日、ミヤギテレビ夕方の情報番組OH!バンデスで ご紹介頂いたお陰で

この27日も、当館ホテル観洋5階ロビーのラウンジ脇には

お泊りや立ち寄りの親子連れやカップルが次々とお越しになって

大いに賑わいました。

 

番組でご紹介頂いた「話題の主」が、こちら!

観洋眼下の岩場に居る オオセグロカモメの親子です。

2羽のヒナは、孵って2週間ちょっと。

 

右のヒナが活発で体も大きいので恐らくお兄ちゃん。

左が 妹ではないかと思われます。

「おにいちゃ~ん!」と戯れているようなシーンも 実にかわいい♪

 

振り返っているのは 多分おかあさん ↓ 。

「大きくなったわねぇ」と 言っているのかどうか 定かではありませんが、

↑上が 昨日28日の姿・・・・・。 ↓下が 16日の様子でしたから

この2週間で 体の大きさはもう2~3倍に!!!

親鳥がヒナたちに十二分に餌を与えていることもあってか、

とにかく 成長の早さには 目を見張ります。

鋭い眼差しで高みからにらみを利かせるおとうさんにもしっかり守られ、

孵化から およそ45日後と言われるヒナの巣立ちまで、あと1か月。

カモメの子育て奮闘記は 綴られていきます。

 

2羽目のヒナ誕生ともうひとつの卵

 

2羽目のヒナが孵ったのは、前回のブログがアップになった翌日、

雷雨予報で 激しく雨やひょうの降った

15日の夜から16日の朝にかけてのことでした。

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

とにかく、カモメのツガイは 雨の日も風の日も、

もちろん嵐の日も、日差しが強くて暑い日も、

交代しながら ひたすら巣の中の卵を守り 温め続けてきました。

2羽目のヒナ誕生に心躍らせた Bluebirderとしては、

当然のことながら

3個目の卵の孵化を心待ちにしていたわけでございます。

ただ、1羽目のヒナが孵って1週間というのに、まだ・・・。

一体 どうしてしまったことか・・・

 

18日木曜日には、抱卵を交代するはずの父親が なかなか巣に入らず、

巣に入っても 立ったまま、という状態が長くなっていました。

これでは、卵が冷えてしまう。

何としても孵そうと 懸命に温めている母親とは反対に、

父親はまるで孵すことを諦めてしまったかのようでした。

更に 19日午後の交代の際には、

両親とも巣から離れてしまい 温めようともしない状態が

30分以上も続く始末・・・。「ダメかぁ」とがっかりした瞬間です。

 

ところが、20日土曜日には、共に熱心に卵を温め始めたのでした。

もう孵らないものと見切りをつけた、という推察を覆す行動で、

大いに期待を膨らませてくれたのでございます。

 

しかし・・・・・・・・・

21日朝、最後の卵は ↑ 巣の外に・・・。

3羽目誕生への期待は 完全に潰えました。

 

孵化しなかったのは 恐らく最初に生まれた卵だったと思われます。

とすれば、繁殖に成功した2羽は、

3週間ちょっとで孵化したことになります。

 

振り返れば、1個目が生まれたばかりなのに、

親鳥が2羽とも 何のためらいもなく巣から離れてしまう ↓

などということもありましたし、

先に孵化した2羽が 巣の中で元気に動く度

親鳥は頻繁に立ち上がらずを得ず、

結果的に 卵は「冷えてしまった」のではないか、とも考えられます。

 

救いなのは、先に孵った2羽がとにかくすこぶる元気だということ♪

観洋の珈琲ラウンジ脇の観察コーナーには、

カモメのヒナを一目見ようと

親子連れやカップルをはじめとするお客様たちが次々と訪れ、

双眼鏡を覗き込んでは「かわいい~♪」という声を

連発していらっしゃいます。観洋の「アイドル」誕生です。

 

孵化から巣立ちまでは 45日くらい。

既に1週間が経ちましたから、あと38日程の間、

ヒナがこの巣を後にするまで

カモメ親子の奮闘ぶりを

追ってみることに致します。

こんにちは カモメの赤ちゃん

14日、かわいいのが 1羽 誕生しました。

雨の午後、おとうさんが傘になっています。

1週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

先月18日に1個、22日に合わせて3個を確認して以来、

いつ孵るのやらと 注目していた 観洋眼下のカモメの卵。

ついに、昨日6月14日午前9時過ぎ、1羽が孵りました。

最初の1個を確認してから 27日目です。

14日、Bluebirderが観察を始めたのが10時前。

間もなく、立ち上がった親鳥のお腹の下に、ヒナの姿を見つけました。

割れた殻も見えますね。

観察スポット脇の珈琲ラウンジ女性スタッフ Kさんに尋ねたところ、

午前9時過ぎくらいに 3個の内1個だけ

親鳥が選り分けているのを見たというのです。

恐らく、殻を破って出てきたのは、その直後と思われます。

 

3個の内の1個に 傷が付いているのを確認したのが12日のこと。

ただ、内側から付いた傷か 親鳥が偶然付けてしまったものなのか

釈然としませんでした。

それでも、この日は 卵の傷を見つける前から

親鳥の行動が いつもとは違っていました。

パートナーも 巣の傍に居る時間が長くなっていたのです。

 

それと、ひと頃までは縄羽りに入り込もうとする

他のカモメやウミネコが居ると

もの凄い勢いで飛び回って追い立てていたのですが、

それもしない。

恐らく 孵化が間近なのだろうと思っていましたが、

確信はありませんでした。

 

殻に「穴」が開いているのが確認出来たのが次の日のこと。

やはり、誕生が間近だったので、

2羽は 盤石不動の守りの布陣を敷いていたのでしょう。

 

「第一子」が誕生した時に温めていたのが おかあさんカモメで、

おとうさんカモメとは11時半ごろ交代しました。

 

午後は、雨になった志津川湾。

そんな雨の中でも、ツガイは交代しながら、

残る2個の卵とヒナ1羽を温め 大切に守り続けています。

 

先日、宮城テレビのOH!バンデスで ご紹介頂いたこともあって

観洋珈琲ラウンジ脇のカモメ観察スポットは、

親子連れはじめ 多くのお客様で賑わいました。

 

「テレビ見て来ました」「他に泊まる予定だったけど、

テレビでカモメが卵を温めているの見て 観洋に来ました」という

お客様が大半でした。 ありがとうございます♪

特に子どもたちは大喜びで、皆さん双眼鏡を使ったりして

カモメの様子を眺めていました。

 

さて、残る卵2個の内 1個には既に「穴」が開き始めていて、

わかります?           ココ↓

15日中にも、もう1羽が誕生しそうです。

また、続報をお伝えしますね♪

 

「近くに来たから」でいいですから、みなさんも 是非、

気gullに  観洋へ観鷗(かんおう)に寄ってみてけさいん!!!

えっ?営巣放棄?!

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

観洋眼下のカモメの巣。

大切に卵を温めていたはずなのに、

その親鳥が居なくなってしまいました。

まさかの 営巣放棄?!

卵の運命や いかに?!!! と思った瞬間でした。

 

それは 雷雨予報の出ていた6月5日の午後の出来事でした。

あまりに激しく降り始めた雨に 怯えたように、

おかあさんカモメが巣を離れてしまったのです。

 

とかにく激しい大粒の雨の中、卵が放置されたことに

すっかり あっ気にとられ

一体どうなるものやらと 気を揉んでおりました。

その間 ややありましたから、更に心配は重なった次第です。

 

しかし、そんな心配をよそに

颯爽と おとうさんカモメの登場♪

さっと巣の傍に降り立ち、慌てる様子も無くクールに

あくまでもクールに 巣に入ったのです。

どうです、この表情。

しつこいようですが、クールです。

「俺が守る」って感じ、キリリと勇ましい い~い「顔」です。

 

今回のツガイ、卵を産む前から

オスがか弱そうなメスをいたわる仕草を観せていましたが、

想像するに、多分メスは「幼な妻」で

成鳥としての経験は未だまだ浅いのかも知れません。

立派な成鳥と思しきオスにとって、

か弱いメスは愛おしくて仕方のない 大切に守るべき存在なのでしょう。

メスが巣を守っている間は、遠巻きにオスが見守っていて

巣のある岩に ウミネコや他の鳥が下り立とうものなら

途端に ハヤブサのごとく襲い掛かるように急降下。

たちまちの内に 「侵入者」たちを蹴散らします。

 

一夫一婦制と言われる カモメのツガイ。

観洋眼下の カモメ夫婦も 深い愛情で結ばれ

そんな深い愛情に抱かれて、間もなくヒナたちが誕生します。

P.S   7日 日曜日の様子です ↓

寒~い午後でしたが、変わらず慈しむように温めていました。

無事 孵りますよ~に!

産卵

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

先週ご紹介しました、観洋ラウンジ眼下のカモメの営巣。

仲睦まじい2羽に、ついに目出度く 卵が産まれました。

今月18日月曜日の画像です。

巣の中には・・・

確かに 卵が1個♪

雨の降りの続く中でしたから、

よくやった♪と 思わずワクワクしてしまいました。

ただ、去年のカップルは 3個産んで全て孵していましたから

1個だけ、というのは ちょいと 心もとない。

おまけに、一時 2羽とも巣を離れてしまう始末・・・

こんな状態で 果たして無事に孵せるものかと 心配していました。

 

それでも そんな心配をよそに

この23日には、巣の中の卵は 3個に増えていました。

バンザーイ!!! (と言っているのかどうか・・・はわかりませんが)

ラウンジ担当のKさんの話によれば、22日には3個確認できたそうです。

これで、孵化の成功率は 格段に向上です。

もちろん 3羽とも孵れば 文句なし。

 

それにしても この日は激しい雨でした。

巣材や羽を濡らす雨にも負けず、

つがいは交代で それはもう大事大事に卵を抱いていました。

まあ、野生の彼らにとっては当たり前のことなのでしょうけれでも、

Bluebirderの眼には とても健気に映りました。

 

激しく降り続く雨の中、

抱卵を交代する際には、互いにクチバシを寄せ

まるで「愛してるよ♡」「わたしもよ♡」って

言い交わしているのような仕草を見せる ラブラブな雰囲気の2羽。

 

こちら  は、晴れ間の見えた24日 日曜日の様子。

巣材もいくらか乾いて 抱卵は順調なようです。

卵は25日程で孵化するということですから、来月の中旬、

16日前後には ヒナが孵りそうです。

 

こちら ↓ が去年のヒナたち。

今年も 新しい命の誕生、今から楽しみです。

今年も

「これ、持ってきたから お願いね♪」

そんな、言葉が聞こえてきそうな このシーン。

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

去年、三羽のヒナが孵った 観洋眼下の岩の上で、

また オオセグロカモメのツガイが 営巣を始めました。

巣の中に 卵はまだありませんが ↓

巣材を運んできては、巣の中のもう一羽に渡す。

そんなことを 繰り返しています。

 

カモメが クチバシからクチバシ、

言わば マウス トゥー マウスで巣材を受け渡す様子は

初めて見ました。

カワセミなどでも、

餌渡しするのはオスの求愛の行動だとされていますが、

このシーンは 二羽の仲睦まじさを うかがわせています。

しばらくすると、上からカメラを向けられていることを煙たがってか

先に一羽が 巣から離れた岩の上に移動。

ややあって巣を飛び立ったもう一羽が 同じ岩の上へ・・・

ここでは、どうやら 求愛給餌をしたようで

やはり、仲の良さが伝わってきます。

 

去年、3個の卵を孵したツガイとヒナが こちら!

 

営巣を始めたのは、

去年繁殖に成功した二羽とは別のカップルのようですが、

今年も、無事 産卵して かわいいヒナが誕生してくれることを

願うばかりです。