一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

11月8日 皆既月食の日に
“スターパーティ”は開かれました

この日は 午後に雨が降り
上空には雲が広がって 観測が危ぶまれましたが
いつしか雲は消え 満を持して
ついにこの日の主役が東の水平線上に 登場いたしました♪
昇ったばかりで黄金色に輝いています

その後観洋上空は 雲一つない快晴に♪

午後6時過ぎに食が始まって 間もなくの様子です
地球の影が 月にかかり始めました

今回は ”天王星”が月に隠れる”惑星食”も同時
“皆既月食中の惑星食”は 442年ぶりとのこと
“土星食”があった安土桃山時代に 日本に望遠鏡の渡来は確認できておらず
かの武将 織田信長も 月食は眺めていたとしても
“土星”が月に隠れる”惑星食”までは観ていなかったはず

日本では 私たちが初めての”惑星食”の目撃者になりました

まして “皆既月食”“天王星食”が重なるのは
日本では 過去5000年で一度も無かったというのですから
この日の皆既月食観望の価値たるや いかに!!!
まさに “世紀の一大天体ショー”と相成りました

その天王星が 徐々に月に近付いて・・・・・

8時46分(コンデジ内臓時計で)

天王星が 月の陰に入ると

星空案内人からは「只今天王星が月の陰に入りました」というアナウンス!
スタパご参加のお客様の間からは 自然と拍手が沸き起こりました

私たちが まさに歴史的な天体現象の目撃者になった瞬間です

この日は たまたま修学旅行の高校生のみなさんも 屋上へ

もう 気分はウキウキ ノリノリ♪

スマホのカメラを望遠鏡の接眼レンズに当てたり
モニター画面に向けたりして あれこれ工夫しながら撮影していました

皆既月食中には 木星や土星も望遠鏡で

こちらが当日の木星 二本の縞模様も観えてますネ

一方 望遠鏡を覗きこんで観える土星は
下の写真のようにごくごく小さいのですが
それでも環が確認できると

皆さん 感激していらしゃいました
4時間にも 及ぼうかという 天体ショー


天王星食の終わりは月が明るくて確認出来ませんでしたが
皆既を抜け 月食も 終わりへ・・・

こちらは もう10時前の様子です

かくして この日の皆既月食スターパーティは
感激の余韻を残して 終わりを告げました

次の 皆既月食中の惑星食は322年後の西暦2344年
信長の時代と同様 土星が 隠れます

そのころの日本は そして地球は
どんな世界になっていることでしょう

全能の神 Jupiterは お見通しなのでしょうか?

願わくば 生まれ来る子供たちのために
私たち人類と自然が完全に調和し
少なくとも戦禍の無い世の中になっていればいいな というのが
Bluebirderの呟きです

ギリシャ神話でいうところの地球はガイア(Gaia)
ガイアは神々の母 大地の女神なのですから