居ない?

九州・中国地方を襲った
豪雨災害に遭われた皆さまには
心より お見舞いを申し上げます
当南三陸町でも 長く降り止まない雨に
不安を禁じえませんでした
前線が南下した15日には
一旦 小康状態にはなりましたが
再度前線が北上して大雨を及ぼす予報も
梅雨末期のような大雨には
このあとも 注意が必要です
~~~~~~~~~~~~~

カモメ子育て中!
あの看板を見て
お客様が観察コーナーに来るんだけど
ヒナが居ないものだから 皆 嘆いてらっしゃる
もう 看板もコーナーも撤去しては?

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです

そうなのです
このところ カモメ親子が
巣のある岩場に  さっぱり帰って来ない

それならば
もう"カモメ子育て・営巣中"の看板は撤去しては?
と 当館スタッフから声を掛けられたのです

ティーラウンジ担当のKさんによれば
13日には 日中 雨の中 わずかな時間でしたが
岩場に4羽揃った カモメ親子を見かけたそうで
おそらく まだ 彼らの"ベース"としては
機能しているはず

ただ このところの台風や
台風崩れの低気圧の影響を"避けて"なのか
まずもって帰ってこない
というより 見かけないのです

そう言えば
台風が来る前には
親鳥は ヒナたちが 逸早く飛び立てるように
随分と"急かしていた"ような印象があります

まるで この嵐と長雨を予期していたかのように

14日の岩場は こんな様子

うねりが岩場に打ち付けて
激しく 砕けています

巣のあるところまで
波は及ばない岩場だとは言え
これではとても
安心して"子どもたち"を置いてはおけないのでしょう

きっと 安全地帯に避難しているのだと思われます・・・・・

などと心配していましたら この15日 秋雨前線が南下した雨間
兄妹そろって久しぶりに その姿を見せてくれました

おかえり モメ! www

上が"かん君"で 下が"ようちゃん"だと思います


また こうして兄妹仲良く 飛翔もしてくれました
先を飛ぶのが "かん君"でしょう

去年"みなみ"が やっとのことで
巣のある岩場を離れたのが 9月上旬のことだったこともあり
"子育て中"看板は まだしばらく残すことに致します

カモメ親子を"ベース"から遠ざける荒波・・・
こんな光景 年に何度も見られないのですが
日本列島を覆う低気圧の勢力の大きさを
物語っています

余談ですが この弁天崎の向こうにある
黒崎スポットには 波を確かめにサーファーが訪れていました

 

それにしても 最近の気候変動たるや
国内で猛暑や激しい雨をもたらしているばかりか
世界的にも猛威を振るい
ヨーロッパはドイツやベルギーでも
大きな洪水被害が発生しています

地球温暖化が
18世紀後半に始まったイギリス産業革命以来
私たちの経済活動に起因していることは
既に"気候変動に関する政府間パネル"
"IPCC"でも認められているところ

奇しくもコロナ禍によって
私たちの経済活動は抑え付けられ
追い打ちをかけるように自然災害・・・

地球規模で 私たちが求められていることは
決してささやかなものではないのだという現実を
突きつけられている そんな気がします

カモメ親子の志津川ベース

6日のお昼前
カモメ親子宅は お留守で
留守番も 誰も居ない

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

営巣している岩場には ヒナも親鳥も居なくて
どうやら ヒナたちは親鳥から"採餌"の訓練を受けている様子

まあ 遅かれ早かれ カモメ親子が離れてしまうことになるこの岩場ですが
それでも 今は未だ ヒナたちが羽を休め(↓ 夕刻の様子)

親鳥が子どもたちに餌を運び
夜には"ねぐら"にもなっていますから
カモメ親子たちにとっては
大切な"基盤"であり"基地"であることに
変わりはありません

この"志津川ベース"があるからこそ
安心して"訓練"も出来るというものです

この日 この岩場が"お留守"になる直前に
何があったかといいますと
子どもたちの居る"ベース"に
お腹いっぱいに餌を蓄えた親鳥たちが帰って来て
給餌するのかと思いきや
?!! 与えようとしない?!!

自分で餌を探すように促したのでしょうか
ヒナたちは「仕方ない」といった様子で
海原へと"低空飛行"で移動してしまったのでした

夏色の濃い志津川湾

向こうに小学校や中学校を望む志津川港

夏空と雲が水面に映る 広~い海原の・・・

上の写真ではずっと下の方に ( ↑ ↑ ココ ココ!)

はい こんな所に かん君 と ようちゃん は居ました

肉眼には ほとんど点にしか見えませんから
探すのが大変

おそらく養殖の浮きに付いた海藻をついばんだあとは
海の流れに身を任せ
漂いながら プカリプカリと当館東館前の海上へ・・・

ようちゃんに至っては 眠ってしまってます

特にこれと言った収獲もない かん君とようちゃん・・・
親鳥が上空を飛んで 子どもたちの様子を見に来た後

ややあって 相次いで飛び立った二羽
今度は 南館の南側の海域へ水面を這うように飛び去り
観察コーナーからは 姿が見えなってしまいました

おそらく 二羽が向かった先には親鳥たちが居て
何か レッスンを受けたのでしょう

夕暮れ時の ようちゃん

そして 兄 かん君

親鳥並みの大きさに成長したヒナたち

それがなんと! 7日には かん君が
観洋の5階ロビーの窓の外を
自慢気に 高々と舞い飛んでいるではありませんか!!(写真撮れてません)
ようちゃんは
まだかん君に追いついていませんでしたが
後は時間の問題

この岩場は 観洋のある弁天崎の突端
"ベース"からは南へ 100m余りの距離

ここに ようちゃんと親鳥の姿が見えますが
この直前 この場で 子どもたちが揃って
親カモメから餌を貰っていました

な・る・ほ・ど・・・
最近の親鳥の行動は どうやら子どもたちの意識を
巣のある岩場から遠ざけるためだったのではないか・・・

この"志津川ベース"で
親鳥が餌を与えなくなったのは
子どもたちが自分で餌を獲るよう仕向けるというより
他の場所で餌を与えることで

まずは"巣離れ"を促そうとしていたから
ではないか
という考察に至りました(あくまで私見ですが)
きっと前の日も
ヒナたちは飛んで行った先で
親鳥から餌を貰っていたのでしょうね

この日 楽しそうに大空を飛び回っていた かん君
そのかん君に ようちゃんが続けば
今年のカモメ親子が

こちら"志津川ベース"を引き払う日も いよいよ近くなります

~~~~~~ ~~~~~~ ~~~~~~

P.S  8日日中 "ベース"に親子の姿はありません・・・

前の晩も居なかったし・・・ひょっとしたら もう帰ってこない?!
と心配していたら・・・

夕方 いつの間にか帰って来てくれていて 
ホッと胸を撫でおろした次第

ヒナたちが "巣離れ"しようとしているのに どうも
"子離れ""カモメ離れ"ができそうにない Bluebirderでございます

テイクオフ

さあ 洋上を飛び立った "ようちゃん"
巣のある岩場へのアプローチです

慎重な低空飛行・・・

そして 着陸態勢に入った!  絶妙なホバリングから・・・

フワリと ソフトなランディング!!!

決まった 見事な着地!

"どうだ"と言わんばかりに 雄叫びを挙げています!!!

 

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

8月1日
ついに 観洋眼下のカモメのヒナたちが飛び始めました

First flight を目撃したのは ティーラウンジのKさん
「飛んでますよぉ~」

慌ててBluebirderはカメラを三脚に据え・・・
るも 間に合わず その最初の瞬間は捉えられませんでした
どうやら先に飛んだのは 兄"かんくん"の方だったようです

それでも その後も 何度か飛んでくれて

"ようちゃん"が初めて飛んで岩場に帰って来た時には
母カモメは "よくできました" という
"ご褒美"にでしょうか 餌をあげていました

いよいよ飛行訓練のスタート! です


とにかく
飛び回るのが 楽しくて仕方がないという様子なのが
兄の"かんくん"

まだ 高くこそは飛び上がれませんが
それでも 水面すれすれを
肉眼ではどこに居るかわからなくなるような所まで
飛んで行ってしまったりしながら
意欲的に行動範囲を広げています
それでもって 何をしているのかと言うと
養殖用の浮きに付いた海藻を食べているようです
自分で餌を探すレッスンですね

すっかり観洋のアイドル的存在になっている カモメ兄妹

ティーラウンジ脇の観察コーナーには
お客様たちが 入れ替わり立ち替わり訪れては
「かわいい かわいい」と
観察して行ってくださいます 
こちらのご一家は
ご家族の実家が南三陸町にあって
たまたま仙台からお越しだったとのこと

5年生のこの子は 大の動物好き

双眼鏡を手に 岩場にいる"かんくん"と"ようちゃん"を
熱心に観察していってくれました

どうも ありがとう♪
また ご家族揃って 遊びに来てくださいね♪
お待ちしてます♪

さて 当の "かんくん"(写真上) と "ようちゃん"(下)

もう 泳ぎ始めた時点で"巣立ち"も同然でしたし
まして 飛び回り始めた ということは
事実上の"巣立ち" ということになるのかも知れません

(こちらの写真は 上が"ようちゃん"下が"かんくん")

とりあえず 二羽が 空高々と飛翔し
この場から姿が観えなくなるまで
付かず離れず
今しばらく様子を観ていくことにいたします

観洋の夏

観洋近くで 咲き誇る"オニユリ"

きれい♪ ですよね

色鮮やかな この花の花言葉は
「華麗」「愉快」「陽気」「賢者」「富」「プライド」
この季節に相応しい ポジティブな言葉が並びます

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

五輪四連休の観洋は
まさにそんな 明るく"陽気"な雰囲気に包まれました

観光船にも

親子連れや

家族連れの姿


観光船から望む ホテル観洋   いいでしょ?

去年はコロナ禍の為クローズされていた町の海水浴場 "サンオーレ袖浜"

船上から見ると こんな感じ

海水浴を楽しむ人たちの姿が "ちっちゃく"観えます

「海水浴」と言えば
観洋眼下で営巣中のカモメのツガイのヒナたち
20日には

親鳥から促されるものの

岩の縁で おずおずと 泳ぎ出せないでいたヒナたちでしたが

翌21日に ついに海上へ泳ぎ始めたのです

当日は非番で確認出来ませんでしたが
ラウンジスタッフの"Kさん"が教えてくれました

その後 ようやく 水上の"かんくん"と"ようちゃん"の姿が撮れたのは
25日のこと

この日は 水に浮かんだ紐みたいなものをついばんで
一緒に遊んでいました

水の上で羽ばたいてみたり

水上からフワリと岩場に舞いのぼってみたり


な~んて動作は もう「当たり前」に出来ています

"泳ぎ出すのにあと一週間足らず"という予想は覆されて
前回ブログを更新した日の2日後には泳ぎ出した二羽

実質 海に泳ぎ出せば
ほとんど「巣立ち」したも同然なのですが
自由に飛び回る頃まで 今しばらく
二羽の様子を追ってみます

どうやら飛び回るのも 早くなりそうな
"かんくん"と "ようちゃん"です

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短歌でつづる観洋紀行

『昨年 宿泊した時のことを 短歌にしました
読んでみて下さい』

そんな伝言をお客様からお預かりした と
非番の日に フロントから?電話が入りました

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

非番明けの15日朝 その伝言の主
皆川様ご夫妻と ご出発前にお会いすることが出来ました

こちらが そのお二人

カモメ観察コーナー前で 撮らせていただきました
ありがとうございます

お聞きしたところ
去年は7月6日にご宿泊
カモメの様子を撮影していた
私 Bluebirderのことを思い出されて
今回 ご自身で詠まれた和歌を
"ご持参"いただいた とのこと

こちらが 皆川様による「歌日記」・・・

今年は 河北新報に掲載された
観洋の"カモメのヒナ"の記事を見て
来館されたそうです

? ?~ ?~ ? ?~ ?~ ?


☔"
雨を避け 駅バス停に立ちて待つ 南三陸の晴るるを願ふ"

?"雨止めば 晴れ女なるを自称する 妻の得意顔にも 笑みがこぼるる"




?"前庭に 行幸記念の碑の立ちて ホテルマン並び 我らを迎ふ"


?"カーテンを開けて忽ち 海猫の 餌をねだりて 窓際に寄る"

?"志津川の湾を囲める島山の 霧晴れ上がり すがしさの増す"

⏰"海猫の声に目覚めて見放くれば 半島に白く 霧のたなびく"


?"湾内の 小島の傍の波光り 南三陸の朝すがしき"

13首中の 7首をご紹介しましたが

どれも写実的で
"当日お迎えのバス待ち"の様子から"観洋での朝"迄が
紀行的にまとめられ
詠み進む内に その時々の情景が
活き活きと 鮮やかに思い起こされます

皆川様は
歌人 斎藤茂吉の流れをくむ
東北アララギ会「群山」の代表をおつとめで
東北だけでも 会員は300名以上に上ります

道理で♪

皆川様 どうもありがとうございました。

皆川様ご宿泊の"ご縁"を結んでくれた
当のカモメ親子は と言えば
この通り

傍に居るのは 多分 お父さんで
真ん中が "かんくん" そして右側が "ようちゃん"
揃って 海を眺めています  泳ぎ出すのも間近なようで


かんくん(写真左) ようちゃん(右) 共に
更に成長を重ね 一層大きくなりました

お兄ちゃんは 羽ばたくと
わずかですが 体が宙に浮くようになっています

"パタパタ  フワリ"と 岩の上を移動する姿の軽快さは
さながら"牛若丸"のよう

孵化が去年より6日早かったことから推し量ると
あと1週間足らずで
ヒナたちは 海へ"漕ぎ"出し
飛翔・巣立ちへの第一歩を 踏み出すことになります

~~~~~~~~~~
PS.
この16日には こんなシーンも

「次に ここで営巣するのは わたしたちだ」と
言わんばかりに 岩場にやって来た 他のツガイ(写真 手前の2羽)

目下営巣中のツガイ(巣の上の2羽)とは 
当然 対峙し にらみ合うような形になって

一触即発的な雰囲気に?


営巣中のツガイの方が
力を合わせて新参のツガイを追い払ってはいましたが
もう こんな時期から
巣作りの"場所取り"が始まっているのだとしたら
何ともまあ 気の早いこと

それだけ ここはきっと カモメたちにとって
子育ての場として"人気スポット"なのかも知れません


推測の域は出ませんが・・・

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家族の肖像

今年は "家族写真"が うまく撮れません

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです

そう
今年 観洋眼下の岩場で営巣中の カモメ一家は
なかなか "家族一同"が 揃ってくれないのです

たまたま揃っても
都合よく"写真映え"する"並び"なんか
殆どしてくれません   てんでバラバラ・・・

そもそも かんくんと ようちゃんが
離れ離れの場所に居ることの方が多いのです

兄妹の仲が悪いようには見えませんが
どうも 自分は自分!
かんくんはかんくん ようちゃんはようちゃんで
"独り"でいた方が いいも~ん! と言いたげに

親鳥も そのあたりは心得たもので
二羽のヒナに
同時に餌を与えることが まずありません

一方の親鳥が"子守"をしている間
もう一方が餌を獲りに出かけるのは
去年までのツガイと同じですが

巣のある岩場に戻って来て
餌を与えるのは
かんくんか ようちゃんのどちらか一方に だけ

ヒナたちも 二羽同時には ねだりはしません

親鳥としては
"狩猟"から戻ったら 一方のヒナに
次の"狩猟"から戻ったら もう一方のヒナに という具合いに
一羽ずつ交互に対応すればよいのですから
"手間"が省け 子育ては楽かも知れませんね

ただ
去年だって 二羽のヒナは 競うようにねだって
親から 餌をもらっていましたし
一昨年は 孵ったのが三羽だったこともあり
それはもう 餌を貰うのにそれぞれが必死で
激しくピーピー鳴いて
やっとのことで餌を貰っていましたから

今年の子育ての様子を観ていると
"らしくなく" どこか拍子抜けしていまいます

気が付けば かんくんは 父カモメ
ようちゃんは 母カモメの傍にいることの方が
多くなったような気もします

親の方が"意識的に"
ぞれぞれのヒナに寄り添ってやっているのかも知れませんが・・・

10日には
元気に はしゃぎ回っていたのが
↓左側の 妹ようちゃん
かんくんは どうも元気が無さそうに見えました

翌日11日には 珍しく(?)
兄妹"一緒に" 巣の中で休んでいたのですが

兄 かんくんの方が おもむろに起き出したかと思うと
いきなり 妹のすぐ傍で 羽ばたきを始めて
「どうだぁ~」とばかりに
元気なとろころを
アピールしたくらいにしてwww

これには ようちゃんもビックリ! (してますよねぇ 笑)

このあとも 上の岩で かんくんが 羽ばたけば・・・

お兄ちゃんに"張り合う"かのように
巣の中で羽ばたいて見せる 妹ようちゃん ↓

とにもかくにも かんくん と ようちゃん
二羽のヒナたちは 競い合うように
すくすく成長中~♪
一瞬 岩から足が離れる 羽ばたきを見れば
巣立ちする日も そう遠くはなさそうです

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 【観洋ちゃんねる】 動画アップ!! 

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=zBFwuu437QI&w=560&h=315]

今回は番外編!
宮城県内在住の方必見!「みやぎ宿泊割キャンペーン」を
おざきPが丁寧かつ分かりやすくご説明いたします。

ぜひご覧くださいませ♪

 

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ヒナの名は。

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです

3日日中 NHKのニュース速報に驚愕しました
熱海の土石流の映像の凄まじさたるや・・・

いわゆる山津波
民家も瞬時に破壊し押し流すもの凄い勢いに
思わず「ひどい・・・」
言葉を失いました

南三陸の地から 犠牲になられた方のご冥福を
心よりお祈り申し上げると共に
一日も早い行方不明者の発見と復興をお祈りします

~~~~~~~~~~~~

さて

ホテル観洋眼下の岩場で子育て中の
オオセグロカモメ
ヒナたちの名前が決まりました

5階ティーラウンジ脇の観察コーナーに
投票箱を置いて1週間

ご来館の皆さまから
31通のご応募をいただきました

ありがとうございます

さすがに待ちくたびれた兄は 欠伸をしておりますが
そんな兄には26
妹には25の名前を考えて頂きました

中には"富岡義勇" "胡蝶しのぶ" の名も・・・
さながら「鬼滅の翼」、ってところでしょうか www
気仙沼の詩織ちゃん 応募ありがとう!

ご応募で多かったのは
"さん" "りく" "かん" "よう"

応募名と数を集計後 個々の票数は明かさずに
当館スタッフと従業員有志から
「これがいい!」に印を付けて貰い
最終的に
女将を交えた営業メンバーのミーティングで
人気投票・・・・・

その結果 ヒナの名は。

兄は トータル13票獲得で "かん"くん
妹は 11票で "よう"ちゃん に決定しました!!

ホテル観洋~♪ カモメも"かん""よう"~♪ ということで
"かんくん"が 羽をパタパタさせて喜んでおりま~すwww

ご応募くださいました
登米市の 沙知様  亘理町の 弘様
福島県伊達市の 正光様  千葉県流山市の 誠様 には
当館オリジナル商品を お贈りいたします
おめでとうございます

ご協力頂きました皆さま方には
心より感謝申し上げます ありがとうございました

 

それにしても
ヒナの成長ぶりには 実に目を見張るものがあります

先月20日には

まだ こんなだったのが・・・
今月2日には この通り

その差 歴然!! わずか12日間で
体の大きさが 2倍ほどになっています
鳥ではありますが ギョ ギョ ギョッ!
きっと さかなクンだってビックリといったところでしょう

"かんくん""ようちゃん"2羽の様子を観てみると
どうやら
後で生まれた"ようちゃん"の方が かなり"食いしん坊"のようで
あれよあれよという間に
"かんくん"の「大きさ」に追いついてしまいました

そんな2羽の様子を察してか 親鳥は
"かんくん"に少しでも多く餌を与えることに
心を砕いている様子

下のこのシーン ちょっと判りづらいのですが
左の岩陰に居る"かんくん"に 母カモメがおもむろに餌を与えています

親鳥は決して"ようちゃん"を無視しているわけではなく

"ようちゃん"はようちゃんで お昼寝中
お腹は満たしているようで
餌を求めもしていません

産毛の生え変わりつつある羽を
時折「パタパタ」と羽ばたかせているヒナたち
成長は いたって順調です

ザクロの花咲き・・・

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです

当館敷地の南側にある弁天神社脇では

ザクロの花が咲き始め

観洋に隣接したお宅の敷地では

ガクアジサイも

そして 当館5階ロビー階 ティーラウンジ脇の
カモメ観察コーナーには

カモメ兄妹の名前を募る 投票箱が置かれました♪ 
設置は この25日夜のこと


↑ 2羽のヒナたちも
「僕たちに名前を付けてね!」と叫んでおりますwww
(推定: 上が兄 下が妹)

もう既に ご宿泊のお客様をはじめ
観洋を訪れられた皆さまから
数々の投票を頂いております

ありがとうございます

今年も 「カモメ兄妹」ということに
させて頂いておりますが
「兄弟」の可能性も
「姉妹」の可能性もあることは
どうか ご了承くださいませ

今年はの2羽は 去年ほどには
体の大きさに大差が無く
兄と思しきヒナの方がわずかに大きい
という程度なので
双眼鏡を覗いてさえ
どちらがどちらか区別がつきにくいのが
困ったところ

それでも
よ~く観てみると・・・

ご覧のように 後ろ頭のまだら模様が
どこか ゆるキャラの表情のように 見えませんか?

写真左
口が下に弓なりでスマイル顔の方が 妹
一方 右
マスターシュを生やしたように見えるヒナが 兄
という風に区別できます

カモメ親子の ここ2~3日の様子ですが
どうも親鳥は
ヒナにそれほど頻繁には
餌を与えなくなってきているようで
そろそろ 自分で餌を探すよう
仕向け始めている様子

このシーンも 2羽のヒナが
しきりに親鳥に向かってピーピー鳴いて
餌をねだっているところ

それでも 親鳥は あえて"知らぬふり"
このタイミングでは
餌を与えませんでした

ともあれ
去年は 兄には「りく」
妹には「みなみ」と
皆さまからの投票で命名して頂きましたが
今年は 果たして・・・

観洋へお越しの際には
是非 ヒナの様子を眺めながら
ヒナたちの名前を考えてみませんか

ドシドシ ご応募お待ちしております

2羽元気

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

「3個目が孵ったら追伸しますね」と締めくくった
先週のブログ
・・・"追伸"は出来ませんでした

殻が割れかけていたように見えたのは
"錯覚"だったのかも知れません

非番明けの18日
既に巣の中に卵は無くなっていました

「またかぁ~」
去年に続いてのこと
正直 頭痛がするくらいに ショックでした

13日には 母さんカモメがクチバシの先で卵に触れ

確認したのは ヒナが孵るか否かの気配だったのでしょうか

そっとやさしく確認したあとは

どうも"見切り"を付けてしまった様子で
巣に入らず その場を離れてしまっていました

この行動から受けた"抱卵放棄"の「予感」は「現実」に

個人的には 先に孵ったヒナが立ち上がったり

巣から出たりするとことよって

親が卵から離れてしまっていたことが
原因ではないかと思っています

それとも"無精卵"だったのか・・・

地元の重鎮Gさんは
「色んな要因が重なってのことでしょう
彼らは野生の本能の持つ直感が働いて
"自然にそうなる"ことも考えられる
例えばその年に摂れるであろう餌の量が豊富か否かを
"野生の本能"が無意識の内に察知して
結果的にその時々に合った行動を親鳥に取らせるとか」と
滅入る小生を諭して下さいました

そうなのかも知れません

3羽が孵った一昨年は イワシの群れが
度々志津川湾の中に入ってきていたのを覚えていますが

どうも去年と今年は 様子が違うようで
イワシだけでなく 他の餌となる生物の生育条件も
余り好くないという"予知現象"なのかも知れません

それでもとにかく
先に孵った2羽がヨチヨチと元気に動き回っている様子は

とても可愛らしく 何よりの救いです

河北新報のWebニュースサイトで
孵って間もない2羽のヒナが動き回る様子の動画を
アップして頂きました
こちら ↓
?】ころんとかわいいカモメのひな 南三陸のホテル、2羽誕生
下線の文字列をクリックして
是非 ご覧ください

取材頂きました 河北新報社 武田記者様はじめ
関係者の皆さまには 心より感謝申し上げます
ありがとうございます

ブログでは 2羽の巣立ちまでを 追いかけます

2羽目誕生

( 'ω'o[ お 知 ら せ ]o

みやぎ宿泊割キャンペーン
【買って応援!前売宿泊券プラン】が始まります!

当館では2021年6月15日(火)午前8時30分より受付開始です。

販売価格2,500円で購入⇒5,000円分の利用ができます。
申込方法、利用期間、詳細情報は販売開始当日に
公式HPへ掲載いたしますのでご確認くださいませ。

宮城県内在住者(在留外国人も含む)に限ります。
※当館で購入した前売宿泊券は当館でのみご利用いただけます。
他施設でのご利用は出来かねます。ご留意くださいませ。

●- – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – -●

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

先週のブログ"彩雲"の中で
P.S P.S 追伸でもご紹介していましたが
歓洋眼下の岩場で営巣中のカモメカップルの卵3個の内
2個が孵りました

改めて この1週間を辿ります

6月9日午前10時半過ぎの様子

お父さんの胸元で1個の卵の殻が割れているのが判ります

割れた辺りがモソモソと動いていました

このあと おそらくお昼前後には 1羽目のヒナが誕生

1個目の卵の確認が 5月12日のことでしたから
28日目にしての孵化で
Bluebirderの遅い方の予想より2日遅れ

10日に確認した ヒナの姿がこちら♪

↑ 10日午前10時半過ぎ ↓

今年は卵が立派に大きいと思っていましたが
一晩経って
もうこんなにモフモフして体も大きくなっていました

そして 11日11時半ごろ・・・
2羽目を確認することができました ↓

左に居るのが9日に孵ったヒナで
新たに孵化したもう1羽は 母親の胸の下に居ます

10日午後から11日の朝にかけて孵化したものと思われます

確かに2羽居ますよね♪
こちらは お腹の下に2羽♪
保護色同士が重なって ちょっと 判りづらいかな?

順調に孵るヒナたち 残るは1個・・・・・・・・
なのですが
13日の時点で まだ 孵っていません

13日10時前の様子です

母カモメと 先に孵ったヒナたち そして 真ん中に卵♪
その後・・・

ヒナたちは 親鳥から餌を貰って食べていました
この時は お兄ちゃん(奥のヒナ)が先にねだっていましたね
微笑ましい親子の肖像を 見る限り
残る卵も間もなくだなぁ と思っていました

ところが! 事件は午後に起こりました!!!
13日午後2時過ぎの様子です

この通り 左の父カモメは 2羽のヒナを懐に
母カモメは??? えっ? なぜか 抱卵していない!!!

このあとは 母カモメが飛び去ってしまい・・・

卵は放置!???
いやはや どうしたものかと心配ながらも
この場を離れてしまったBluebirderでありました

それでも 夕方4時ごろ戻って見てみると
父カモメが巣に入って卵を温め始めていたのでホッとしました

去年も同じようなことがあって 1個が孵りませんでしたから
卵が冷えてしまわなかったのか かなり気になりますが

とにかく 無事3羽目が孵ったら 追伸しますね