3月16日深夜 福島県沖を震源に発生した大地震
南三陸町での震度6弱は
過去にBluebirderが体験した中で一番強い揺れでした

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

それでも
津波注意報発令下
志津川湾では潮位に大きな変化は無く
何よりでした

ただ 被害に遭われたみなさまには
心よりお見舞い申し上げます

また 東北新幹線が
しばらく運転見合わせになっているほか
19日の河北新報朝刊によれば
宮城・福島両県では大崎市をはじめ
8市町のおよそ3万4800戸で断水が続いているとのこと
一日も早い復旧を お祈り申し上げます

残念なのは コロナ感染拡大に幾分落ち着きが見え始め
蔓延防止法も解除へ
GoToトラベルキャンペーン再開もささやかれ
いよいよ行楽の動きに期待が寄せられた矢先
春彼岸3連休目前の大地震だったこと

当館でも「東北新幹線が止まっているから」
あるいは「地震のため土日も仕事が入り休めないので」
といった理由で キャンセルが発生しました

電話口からは 残念 且つ申し訳なさそうな声で
「次 また泊まりますから」と
お気遣い頂きましたこと 心より感謝申し上げます
ありがとうございます

幸い この度の大地震でも
当館 南三陸ホテル観洋には大禍なく
通常営業を続けることが出来ています

それも 硬い岩盤の上に構築された 堅牢な耐震構造のお陰

岩盤の上というのは 良くしたもので 振幅:揺れの幅が狭く
3.11でも びくともしなかった観洋では
一切怪我をした人も無かったばかりか
5階フロアにある売店の陳列棚の品物も
ティーラウンジの食器も 一切落下破損することはありませんでした

これは 今回の震度6弱の地震でも同様で
お客様はご無事でしたし 落下破損物も無し

3.11の際には 600人以上の町民を受け入れ
10m越えの津波で浸水を免れた3階以上の部屋は
二次避難所として
ご家族ごとに一部屋ずつご利用頂くことが出来ました

とにかく 今回の激しい地震でも 大禍の無かった観洋は
安心してお泊り頂ける施設といえるでしょう

古くから 津波との歴史を持つ 三陸沿岸にありながら
10mを超える津波からも 平然と命を守る”砦(とりで)”的な存在です

地震列島とも呼ばれる日本
地震による災害が いつどこで発生するかわからないのであれば
旅宿は 安心な施設にしたいもの・・・

国内の宿泊施設の中でも 当館 観洋は
かなり高い安心感を持ってお泊り頂ける宿のひとつではないか
そんな風に Blubirderは思います

さて 地震の時はどうしていたものかわかりませんが
いつもの港の コクガン
19日午後確認できたのは4羽だけ

画角からは 1羽 はぐれていますが

それでもこの日の朝には
センターで170羽以上を確認していますから
志津川湾には まだまだ多くのコクガンが”越冬中”と見られます
北帰行の前に 会いに来てみてください