マリンパル福興だより  パート6 3月その2

いらっしゃいませ。マリンパル小野寺です。今週のマリンパル福興だよりは一日早い木曜日の担当です。

日に日に春らしい陽気になりましたね。風がひんやり冷たくて、天気がいいこの季節になると、6年前の震災当時の記憶と、あの日からの不安でたまらなかった日々が蘇ります。恵先生もとくこ先生も同じようにこの季節は、つらい記憶を思い出さずにはいられないと言います。

津波が襲ってきたとき、恵先生は海の目の前の町営住宅にいて、4階建の屋上に避難。その中で、16メートルの津波に飲み込まれそうになりながらも必死で生き延びました。

とくこ先生も、海の近くにある自宅で津波にあい、近くの高台に避難しました。自宅は半壊、車も失いました。

私、小野寺は、ここマリンパルで保育中。必死で守ったマリンパルの子どもたちと、ホテルのお客様、地域住民の方々、通行中の方々が大勢マリンパルに避難してくる中、怖さと、不安を打ち消すように、対応に追われていた記憶があります。避難の方々の対応をしていても、頭の中では家族の安否のことでいっぱいでした。

6年・・・。長いようで、あっという間でした。自宅、車、友だちや親せき、生活、日常。。。津波で何もかも失い、先が見えず迷いながらの毎日で不安と戸惑いの日々でした。

そんな中でも、今日まで頑張ることができたのは、職場の先生たちや、保護者の方々地域の方々との励ましあいや、復興に向けて同じ目標を持って進んで来れたこと。被災地を全力で応援し続けてくれる方々が居てくださったことのおかげだと思います。

震災後から、ずっと見守り応援してくださる全国の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。町が元気な姿を取り戻すのには、まだ時間がかかりますが、被災した私たちが安心できる生活環境を取り戻して、元気に日々を送る姿をご報告できるようになることが、応援してくださっている方々への何よりの恩返しと思い、これからもがんばっていこうと思います。

この春、保育士小野寺と、恵先生の自宅が再建の準備が整い、現在はそれぞれ建設が始まりました。

今は、新しい家をどんな風にしようかと楽しい話題にあふれています。

この夏には6年越しの仮設住宅暮らしにも、ようやく終止符が打てそう・・・。

嬉しい半面、仮設から離れるのは少しさみしいような複雑な気持ちです。残り少なくなった仮設生活。これまでのことを思うと感慨深い毎日ですが、一日ずつ大事に過ごしていきます。

3月11日、14時46分

あの日と同じ場、マリンパルで静かに黙祷を捧げたいと思います。

 

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