おまじない 効かず

今回は、おまじないが効きませんでした。

7月11日のスターパーティも、前回に続いて星空指数が10%。

午後4時~5時の時間帯は、期待を持てる雲行きでしたが、

開始7時前には曇りに。なんとか 星が観えるようにと願いを込めた”おまじない”、
”早めのロビーの準備”は、残念ながら 今回は効き目がありませんでした。

お客さまには、午後8時からそのロビーで”星のお話”をお楽しみ頂きました。

星空案内人の遠藤さん。

晴れていれば見えた星や星座について。

夏の大三角。

しし座や かに座。

この日は、曇っていないれば

しし座のお腹に 火星が見える夜でした。

 


続いて佐藤さん。月について。

この日は、

満月”バックムーン”でしたから、


いわゆる 三日月や


地球照について。


さらに、スーパームーン、マイクロムーンについても。

また月々の満月には、それぞれ名前があることなどが 紹介されました。
「Buck」は牡鹿の意味。ちょうど牡鹿の象徴でもある角が生え替わる時期で、
7月の満月をバックムーンと呼ぶようになったそうです。

そんな”お話”を聞きつけてかww、
当の”バックムーン”様がチラリと姿を見せてくれました。

窓越しに。上半分と右下の一部が 雲に隠れています。

 

さらに、和田さんは、壮大な宇宙の旅へ。


その前に、息抜きも兼ねて、星座体操♪ 星座の形を体で表現! おひつじ座!!


おうし座!!


ふたご座!

そして


かに座♪

お客様、思わず笑顔に♪


ひとしきり盛り上がった後は、地球発 宇宙の旅へ。


令和なのに"昭和くせー(しょうわくせい)"ww 小惑星帯のお話や

天の川銀河のお話、

などなど・・・、宇宙の果てまで ご案内くださいました。

星空観望こそ叶いませんでしたが、


今回は 60名のお客様からご参加頂くことが出来ました。 ありがとうございます。

☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤・・・・・・・

さて、観洋前の岩場で子育て中の"オオセグロカモメ通信"ウィークリー♪

先週は、ロッシが羽ばたけば、ロナも負けじと羽ばたく。
そんな様子が見られました。

もう、ロッシもロナも海に泳ぎ出していますが、

”海で泳ぐ”のに意欲的なのは、どちらかと言えば弟ロナの方。

対抗意識が旺盛なロッシとロナですが、急に気温が下がったこの10日、
夕刻には 仲よく巣に入って温まっていました。基本 仲がいい♪

もう、二羽とも 上手に翼の羽ばたきを使って
デコボコして高低差のある岩の上を「牛若丸」のように自在に動き回っています。

そして、13日。午後6時過ぎ、


真っ先に巣に戻って休んでいた ロッシ。
午後2時前に羽ばたいた時には、身体が宙に浮いていました。
そのシーン、撮れていないのが残念。


まだ、海が気になるロナ。どこ? 親鳥の上、岩の色に同化してしまっています。
ここ3~4日は、少し波が荒くて泳げていないようでしたから、
欲求を満たせていない様子。

巣立ちまで、あと2週間ちょっと。
ロッシとロナの行動から、一日も早い巣立ちへの意欲は 満々♪と見受けられます。

P.S.

南三陸町でも、

”ガクアジサイ”


”合歓の花”も咲き始めました。

合歓の花を撮ったのは曇り空の夕暮れ時でしたから、花自体の発色は今一つ。
それでも、気温が極端に乱高下して 季節の移ろいも感じられない今日このごろ、
ささやかに四季の”節目”を示してくれる花々に ありがた味を感じる、
Bluebirderでございます。

泳ぎ始めました


泳いでます


およいでます

観洋の海辺の岩場で孵って1カ月  カモメのヒナ

お兄ちゃんの ロッシ       この3日のこと

前の日は
弟のロナがちょっとだけ水に入ったのを見たものの
その様子は撮れていませんでしたから

兄の泳ぎを期待して 5階ティーラウンジから見下ろしておりました

今季やっと初めて ヒナの泳ぎを撮影

もっとも お客様情報によれば
30日夕刻には もう「彼らの泳ぎを目撃」されていたそうで

”親”でもないのに なぜか嬉しいBluebirderでございます

なにせ ”泳ぎ”は”巣立ち”への第一歩ですから

このあと 岩に上がると

ロナに目線を送りながら羽ばたきをアピールしたロッシ

「お兄ちゃんはもうこんなに大きく羽ばたけるんだよ」という自慢か
それとも「ロナもがんばれ!」というエールなのか

次の日 名古屋から親子でお越しのお客様が「かわいいかわいい」と
ビデオ撮影される中 ロッシの羽ばたきはもう体が宙に浮くくらいでしたから

ひょっとしたら
力の湧き出る自らの成長ぶりに 相当に興奮してしまっているのかも知れません

6日午後7時前のこと・・・

おわかり頂けます?

となりの岩に ロッシとロナ

渡ったのですね

お客様のご夕食の対応が始まる直前でしたから

手元にカメラが無く スマホ撮影とあいなりましたが
カモメ兄弟の冒険が始まりました

お兄ちゃんのリードかな?

巣立ちまであと1カ月です


さて 先月末30日のスターパーティ

星空案内人はじめスタッフは 完全に諦めていました

星空指数10%・・・午前中の晴天から午後には雲が広がって来て

 

そこで 星空観望を叶える”おまじない”
ロビーで スタパ曇天プログラムの「星のお話」の準備をした次第

すると どうでしょう

開始の午後7時を目の前にして 上空の雲が切れ始めたのです

お陰様で


6日月をご覧頂くことができました

細い月が火星に接近!というのが


この日の天体ショーのひとつでしたが

赤い火星は 雲に隠れて見えませんでした   月の右側に見えるはずでした

ただ 雲の間に間に 織姫星ベガ・・・・・

彦星アルタイル        はくちょう座デネブ


うしかい座 アークトゥルス

さらに 南の空には さそり座の赤い星アンタレスも

その後は 雲の切れ間を待って 月や星を愛でることにはなりましたが

およそ100名のお客様から 観洋の星空をお楽しみ頂くことができました

本音は晴れてほしかった

それでも ほぼ「星は見えない予報」を覆して 月星を眺められたのは
まず 幸運と言っていいでしょう  観洋の星空の神さまに 感謝♪

次のスターパーティは・・・

決定! ロッシ と ロナ

カモメ兄弟 名前が決まりました

お兄ちゃんが ”ロッシ” 弟くんが ”ロナ”

それぞれの誕生日 6月4日 6月7日 の語呂合わせ
.
2 週間での応募総数は 64通

観洋スタッフの人気投票の結果(投票にご協力頂きありがとうございます♪)

”ロッシ”と”ロナ”が 合計23票を獲得

命名頂いた 岩手県八幡平市の 岡村 昌子様には
当館オリジナル商品をお送りいたします ありがとうございました

尚 お名前の開示はご本人様より承諾を頂いておりますので 悪しからず

”ロッシ”と”ロナ” 巣立ちまであと1カ月です

 

高度320メートル

スマートフォンの高度計が示す高さです

ここは 県道 志津川・登米線

南三陸町と登米市の境界線

観洋あたりから およそ11.7㎞
蛇行・ダンシング・立ち漕ぎしなくても登れる坂道
取り立てて大きな負荷が無い お気軽ヒル

天気が良ければ Bluebirderにとって
休日ごとのルーティンコースになっています

チャリの登りだけで ノンストップ1時間弱

時には”追って”(競走馬じゃぁないww) 時にはの~んびり

森をくぐる道は 緑の香りで満たされ

切る風は 汗ばんだ肌に この上なく心地いい~


気掛りなのが がけ崩れ 通行止め

5月29日には 止められていましたから かれこれもう1カ月・・・

一体いつまで?

当然 普段通行する車はありませんから 山の生き物たちにとっては好都合

大手を振って車道を”使っている”ようなのです

まず 大ぶりで立派な角を付けた"牡鹿"が目の前に現れたのには 驚きました
大人に成りたての”青年”って印象の かっこいいヤツ
カッ カッ カッ と”ギャロップ”で 車道を駆け上がっていきました

続いて現れた”テン”は こちらのチャリに気が付くと

歩道のガードレール沿いを 振り返りながら ちょこまかと・・・

ほぼ毎回 出会うのが ”タヌキ”
ころころとまぁるく太ってて
下りだと 大体 追いつきそうになるくらいまで接近
競争のようになります

あと ”野ウサギ”
毛は茶色 文字通り 脱兎のごとく走り去ります

森からは ”オオルリ” ”キビタキ” ”ツツドリ” ”ホトトギス”に ”ウグイス”
”センダイムシクイ” ”カケス” ”キジバト” ”アオバト” ”キジ”
”サンコウチョウ”の鳴き声

県道 志津川・登米線は さながら 動物園状態

 

まぁ残念なのが ”彼ら”の姿が撮れていないこと・・・とっさの事ですからね

”見た 観た”とは 口では言える
だから 観たという証しに 野鳥の姿を撮り始めたのだと
バードウォッチングの先輩が言っていたのを思い出しました

車道に現れる彼らの姿を捉えるには 自転車載カメラが必要なようでww

今後の 検討材料でございます

 

P.S.

と ところで ”ホトトギス”が夜中に鳴くのを ご存知ですか?

夜中にですよ 夜中!

湯上りに チャリで涼みに出かけた 戸倉方面

時刻はもう午前零時になろうかというのに
森から 聞き覚えのある声が!

それが ”ホトトギス”だったのです

それと 目下休業中のBBQ向こうのパーキング付近では
やはり同じような時間帯に ”トラツグミ”の声を耳にしました

甲高く”ヒィィィィ~・・・・・ ヒィィィィ~・・・・・”と
暗がりで響く声は なんとも不気味な印象ではありますが

観洋周辺の自然の深さと豊かさ
不思議さに 改めて驚かされてしまっています

晴天 マジックアワー

 

連日の30度超え・・・でしたね


先週17日の空  緑とのコントラストがくっきり鮮やか  もう梅雨明け?

暑さに誘われてか 森ではサンコウチョウが

月(つき) 日(ひ)ぃ~ 星(ほし) ホイホイホイ♪ ♪ こんな姿の夏鳥!
以前 町内 磯の沢辺りで撮った写真です


チャリでポタリングも 暑い暑い  思わず逃げ込んだ木陰

しばらく涼んでいると・・・

一瞬 水辺の枝をさっき鳴いてたサンコウチョウがひらりと舞いました
カメラはスマホのみ とても撮れるタイミングもありませんでしたが
さえずりが聞けて 姿を目の当たりにできたのは ラッキー♪
大体 鬱蒼とした杉林など薄暗い所に居て なかなか姿を見せない鳥ですから


渓流のせせらぎ 吹き抜ける風が心地よく涼しい 正鵠の森
風のお陰もあって 日なたとは体感3~4度は違うかも

天然のクーラーは 緑の風がすこぶる快適♪

 

そして夕刻・・・ 渓流からの水が注ぎこむ志津川湾へ  ここは袖浜漁港 突堤


PM 6:35  ヴィーナスベルト!


PM 6:36  水平線上 淡く赤い ピンクの帯がそれ


PM 6:38  よく晴れた日の東の水平線上に現れる 大気現象


PM 6:39  鮮やかなピンクではなく 少しグレーがかっています


PM 6:40  Bluebirderは この景色を期待してやってきたわけで・・・


PM 6:43 やがて


PM 6:45  水平線の際が


PM 6:46  ブルーグレーから藍色に


PM 6:49  これ


PM 6:49  地球の影


PM 6:52  ”地球影(ちきゅうえい)”って


PM 6:52  言います


PM 6:57  水面に


PM 6:58  映り込んで


PM 6:59  きれい♪


PM 19:01  幻想的


PM 7:03  ヴィーナス降臨!


PM 7:04  ヴィーナスベルトは 観洋屋上 ”汐風の空”
ロビーやホワイエ お部屋からも楽しめますので
お越しの際には どうぞご覧くださいませ

 

さてさて、観洋 海辺の岩場で営巣中のオオセグロカモメ

2羽のヒナは 順調に育っています  こちらは 21日の様子


弟くんは お兄ちゃんに 何か耳打ちしているような・・・ww


これまで 観てきた営巣の中では 最も早くヒナを巣から離した例となりました

恐らくは親鳥がそう仕向けた

巣のある場所(写真右側)は 観洋ティーラウンジから見て

右上の高みから トビなどから狙われやすいと察知したのかも知れません

それで岩礁左側の縁の岩陰に 子どもたちが隠れるようにさせている

そんな推察をしています

ヒナたちは 飛び立つ前に 親鳥から誘われ 泳ぎを覚えます

17日ごろには 親鳥が水辺から海に入って 泳いで見せているのを見て

「え?もう ヒナたちを水辺に誘ってる」と思ったのですが

まだまだ巣立ちには早い  まずは 危険を避けての行動だったようです

 

カモメ兄弟の名前募集 本日23日のチェックアウト終了をもって締め切ります

 

今度のスターパーティは

 

兄・弟 名前募集中♪

当館 5階ティーラウンジ下の岩場で営巣中の オオセグロカモメ。

ヒナ2羽の名前を募集中です。

餌に迫る元気の良さから、”兄弟”と推定。

勝手ながら ”兄”と”弟”ということにさせて頂き、
名前を募っております。

 

あれ?卵は 3個だったんじゃないのぉ~?

はい、その通り。

実は、無事3個とも孵って、ヒナ3羽揃ったのが この7日のこと。

6月4日に1羽目、


5日に2羽目、


7日には3羽目が誕生。

 


10日には、活発さや大人しさから、兄、妹、弟ということにさせて頂き、

いよいよ3羽の名前の募集を始めよう、と思った矢先の11日、
午後2時過ぎに覗き込むと、ヒナが1羽居なくなっていました。

妹の姿が見当たらないのです。Bluebirderは、愕然・・・

誰も目撃した人は居ないので、原因はわかりません。

前の日、父カモメの下でぐったりしていたのが気にはなっていたのですが、
自然の生き物の世界の出来事ですから、仕方がありません。

気を取り直して”カモメ兄弟”の名前を募集!!と相成りました。

翌、12日にはティーラウンジの観望コーナーに、

応募用紙と投函箱を置きましたので、振るってご応募くださいませ。

名前を採用させていただ方には、観洋オリジナルグッズをお送りいたします。

尚、ご人数が多い場合は、抽選とさせて頂きますのでご了承ください。


こちらは、

この14日の様子。雨の中。


こちらは、15日。

突然、妹が居なくなったこともあり、
くれぐれも、無事巣立ってくれることを祈るばかりの Bluebirderでございます。

 

星空指数100%

数日前から この日の星空指数は 100%。

ホントに?と疑いたくなる程、その数字に揺るぎは無かったもので、

逆に、いかばかりか心配でもありました。スターパーティの開催日でしたし、
ひょっとして、曇ってしまうのではないのか、と・・・

しかし、そんな心配をよそに、日中から良く晴れた28日。
屋上”汐風の空”では

先ず、午後3時半ごろから 太陽黒点をご覧頂きました。

太陽の”表情”を細かに観察できる 特殊望遠鏡を太陽に向け、

屋上へお越しいただいたお客様方から、覗いて頂きました。

スマホのカメラを接眼レンズに当てて撮った太陽が こちら!

太陽黒点、わかりますね。

それと、太陽の輪郭の縁をよ~く観てみてください。

表面から立ち昇る、赤い炎のような部分・・・

こちら、”プロミネンス”と言って、凝縮凝固水素ガスの塊りである太陽の
下層大気の一部が磁力線に沿って上昇大気に突出したもので、
「紅炎(こうえん)」とも呼ばれています。


そして迎えた 午後7時のスターパーティ・・・

ほぼ快晴の夜空は 約束通りの星空指数100%。

この日の天体ショーは、木星と月の接近。

西の空低くに傾いていましたから、

8時くらいまでしか観られませんでしたが、

細~い二日月(ふつかづき)が 殊更にきれい♪

その左に、明るく輝く 木星。

西の空が 一層暗くなるにつれ

徐々に地球照も浮かび上がり、

幻想的なシーンが展開されました。

屋上”汐風の空”は、

星天に誘われて、大勢のお客様が続々と・・・

椅子について頂いての”星空案内”は、3~4回にも及びました。

しし座デネボラ~ おとめ座スピカ~ うしかい座アークトゥルスを結ぶ

春の大三角

ひしゃく星 北斗七星の柄から延びる”春の大曲線”

南に登る 夏の星座 さそり座 などなど

星空案内人の愉快なトークで じっくりお楽しみ頂きました。


ふたご座に・・・


からす座・・・。


東の水平線上には、こと座のベガ、はくちょう座デネブも。

今年これまでは、お客様の屋上での滞留時間は比較的短かかったのですが

寒くなくなったお陰もあるのでしょう、

割と長い時間足を止めて楽しんでくださる方々が多かった今回。

ご来場は、150名様を超えました。

ご参加いただき ありがとうございました。

 

さて、観洋ティーラウンジ眼下の岩場で営巣中のカモメさん。

先月22日には、二か所の巣で 3個ずつ確認されていた卵でしたが、

25日、右手の巣が 昼前に卵ごと流されてしまいました。

二組のツガイが、競うように それはもう大切に温めていましたから、
とにかく残念なことでした。

実は 31日の激しい嵐で、眼下の巣にも 波が迫りましたが、

こちらは大丈夫。

6月1日には、内1個の卵に小さな”割れ”が見つかり、

このブログが更新される頃には、孵っているかも知れません。

孵っていたら、追伸しますね。

 

P.S.

最初のヒナが孵りました!!!

おそらく、4日未明のことと思われます。

2つ目の卵にも割れが出来ていて、5日にも2羽目誕生の見込みです。

それにしても撮影には、かなり苦労させられました。

どうやら、巣から見た高みからトビやカラスが巣の様子を窺っているようで、

父カモメが覆いかぶさるようにしてヒナを隠すものですから、

こちらからも”顔”がなかなか見えないのです。

なもので、なかなかその姿を捉えることが出来ず焦れていたBluebirderでございます。

 

「つつじ見頃」に誘われて

「地元 田束山のつつじがもう見頃」

そう聞いて、先日 チャリにて ヒルクライムに行ってきました。

田束山へのヒルクライムは 実に久しぶり。

この19日のことでしたが、いきなり暑い日で

日中のなんとも強い日差しにくじけてしまい

観洋近くを出発したのが、なんと午後4時。

”ヒル”クライムならぬ、”ユウ”クライムとなってしまいました。

それでも未だ日は割と高く、風は肌に涼しくて心地よく走り出せました。

今回は磯の沢ルートにて。

森には 随所に藤の花が咲き誇り、眼に鮮やか♪

青空を背に、陽に陰っても尚
山の緑に映える藤色は、眼に心地いい~♪

藤薫る風はまた格別で、その清々しさは そのままペダルを踏む力に♪

登坂走行をアシストしてくれました。

ところで、ちょいと調べた見たところ、藤の香りには 抗酸化作用があり、

副交感神経を刺激し、精神を安定させ、解放感、疲労回復、

ストレスの解消などをもたらすと言われています。

道理で、疲労が和らいだわけですww。

田束山山頂までは、蛇行走行も必定のきつい坂道。

それだけに、視界が開けた時の解放感は たまりません。

田束山。

陽が西に傾いていたので、東南向きの斜面は陰っていますが、このつつじの斜面が、

観洋から眺めると 赤く見えるエリアですね。

観洋近くを出発しての所要時間は、2時間10分。

途中5分×3回の休憩を差し引いた走行時間は、1時間55分になります。

チャリの距離計では、片道18㎞にも満たない道のりでしかないのですが、

標高512m、山頂からの眺望の壮大さは、

長い登りの疲れを吹き飛ばして余りがあります。

今まさに沈もうという夕陽に映える

つつじの群落。

色鮮やか。

経塚辺りのつつじは、夕陽の光と陰で より深味のある色に演出されていました。

まぁ、夕刻の出発でしたから 予め覚悟はしていたのですが、
陽が沈んだ午後6時半近くの"downhill"は、いやぁ~寒いさむいww。

高度が下がるに連れ、少しずつ緩む気温にほっとしながら下山した次第ww。

途中、山の樹々を映す田束湖(たつがねこ)の美しい眺めをしばし楽しみつつ、

復路は 1時間5分で無事スタート地点にGoal。

藤の色、田束山頂の絶景、そして夕映えのつつじに心癒された今回のHill climb。

藤の香りが”力”をくれたお陰もあり、

これまでのアタック(?ww)で一番軽い疲労感がまた心地のよい

超ショート・トリップでした。

P.S.

1971年アメリカ発祥の”バイコロジー”は、自転車で公害を防ぐ社会運動でしたが、

現代版バイコロジーは、加えて、
チャリを”健康と体力づくり”に効果があるアイテムと提唱しています。

今更自転車ぁ~?と思われるかも知れませんが、チャリの大小は問わず
その効果たるや どうしてどうして。

中学時代、ママチャリで千葉~秋葉間を通っていた弱虫ペダルの坂道くんよろしく、

知らず知らずのうちに体力づくりになることは Bluebirderも只今実感中~。

晴れた日にチャリでポタれば、いつもと違う景色が見えてきます♪

みなさんもいかがですか?

 

さて、次のスターパーティは・・・

風薫る

海辺の観洋付近から、チャリで山手に20~30分もポタれば、そこには 深い森。

そこかしこに 萌えいずる緑♪

初夏の日差しを浴びて、眼に鮮やか。 風が 清々しく薫ります。

薫る緑のあまりの心地よさに、”現世に生かされている” 幸せ さえ感じます。

なぁ~んて、大袈裟ぁ~! かな?ww  けど、ホント そんな心持ちに。

一年で一番好きな季節です。

森の中では 野鳥のさえずりが始まり、
Bluebirderの耳は 思わずダンボに(死語ww)
耳を澄ませて、じっと聞き入ってしまいます。


2週間ほど前にポタった先で、まだ咲き残った山桜を見つけ、

幾度か、愛(め)でに出かけている内に、

向かいの杉林で ”クロツグミ”と思しき うつくしい声を耳にしたのでした。
なんとか その姿にお目にかかろうと幾度か通ったのですが、

結局、声はすれども姿は見えず・・・。

下は、昔撮った”クロツグミ”。

こんな姿をしています。

ただ、この森では見せてくれていませんでしたから、
焦れていたところ、この日、今度は オオルリの声が したのです。

が、やはり 声はすれども・・・ なのでした。

ちなみに、”クロツグミ”も”オオルリ”も「夏鳥」です。

ここは、県道 志津川~登米線。南三陸町と登米市を結ぶ道。

”オオルリ”の姿が見えないのは、まあ仕方ないと諦めるしかなかったのですが、
そんな残念さを払拭して余りある初夏の青天に気を取り直し
峠道のヒルクライムを始めたのでありました。風を切って気持ちよく♪

ところが!峠まであと少しの所で
なんと、我が愛チャリの後輪がパンクの憂き目に (;´д`)トホホ

仕方なく、チャリを引きながら県道を下る羽目に。

けど、それがよかった。

同じ場所を通りがかったのが 夕方5時半近く。陽は西に傾いて辺りが陰る中、
日中は深い杉林の中に身を隠しさえずっていた”オオルリ”が
ひょっこり道路沿いの樹の枝に! でも、ピンボケ。

なにせ古いコンデジ、

続くチャンスに なんとか捉えた姿も、手振れ発生で (;´д`)トホホ

シャッタースピードは20分の1秒でしたから、手持ちのズームアップでは仕方なく。

それでも、今季初めて ”オオルリ”の姿を確認できたのはよかった♪
さえずり自体は、他の森でも この3~4日前に耳にしていたのですが、
姿が見えなくて、気分が上がっていなかったものですからww。

あとは、きれいに撮れれば最高♪
今季、果たしてきれいな瑠璃色をもっと近くで撮れるか否か・・・。
期待を込め チャンスを待ちます。

そうそう、それと観洋近くの森には”キビタキ”の声がしてます。
こちらも撮るべく!

 

ところで、”オオルリ”目撃の2日前に


観洋からほど近い水尻川河口辺りで見かけた ”ウミアイサ”。

どうやら、カップル成立で ツガイと思しき2組がスイスイと。

この”ウミアイサ”、オスの”モヒカン”頭!には なんとも強いインパクトがあります。

アイサは、「アキサ」の音変化で”秋が去った”「アキサ」の頃に来るカモ、の意味から。


ツガイは付かず離れず、Bluebirderの視線から逃れるように泳ぎ回っていましたが、

追いまわす私、Bluebirderのしつこさに嫌気がさしたご様子で、

仕舞いには飛び去ってしまいましたww。

この日4 月28日を境に 彼らの姿を見ていませんから、
”アキサ”たちは、「もうハルサ(春が去るよ)!」 「ああショッカ(初っ夏)」と、
営巣のため北へと向かったのでしょう。

お後がよろしいようで・・・。えっ?よくない? ですよね www。

こと座流星群

こと座流星群。

毎年4月14日から30日にかけて活動し、
4月21日から22日にかけてピークを迎えます。

StarWalk 天文ニュースからの引用で、国際流星機構(IMO)によると、
今年は、4月22日13:30 GMTにピークの予想。

ということは、夏時間の時差が8時間ですから、
日本時間では4月22日朝5時半がピークということになります。

21日(月)に開催されるスターパーティは、
ピークの10時間から8時間前。

そもそも、1月のしぶんぎ座流星群、


8月のペルセウス座流星群、


12月のふたご座流星群の3大流星群以外は

多くの出現が期待できない、というのが定説ですから、
やはり、”こと座流星群”の観望は難しそう・・・。

『過去に何度も
1時間に100個以上の突発出現をしたことがある』と聞けば
期待も高まるところですが、なにせ今年は”活動増加”の予測は無いそうな・・・。

ただ、そうした予測が困難な一面も持ち合わせているのが”こと座流星群”。

とにかくは、星のソムリエの星空案内に耳を傾けながら
期待を胸に、夜空を見上げてみましょう。

視界に流れたら、それはもう至って幸運なことです。

ピーク時には、完璧な観測条件下ならば
1時間に約18個の流星を見ることができるという”こと座流星群”。

観洋屋上から観て、
こと座のベガが東の水平線上に登り始めるのは、午後7時45分頃。

この流星のスピードは、秒速49km。
塵の軌跡を残すことが多く、明るい火球を作るなど、
高い割合で明るい星が流れる流星群なので、
見えている間に、願い事をつぶやいてみましょう♪

そもそも「流れ星に願い事」は、古代ヨーロッパの伝承。

流れ星は、神様が地上の様子を確認するため、
天国のドームを開けた時に零れ落ちる”光”なのだとか。

”流れ星”が光っている間は、ドームが開いて神様に声が届くと考えられ、
願い事を唱えるようになったのだといわれています。

それも、実現性を高めるため 3回。

欧米に伝わるおまじないでは 短いフレーズで
「money!money!money!」と声を出して唱えるのが基本なのだとか・・・

あなたは? love! love! love!  ?   それとも peace! peace! pesce!  ?
欲しい車? あるいは、近未来の志望校や就職先? 資格?

ひょっとしたら、想いを寄せる人の名前かも知れませんね・・・。

声に出さなくても、星が流れる間に 3回。

星に願いを♪

 

桜花 ほっこり”灯す”花の色 

観ると 嬉しくなるのは なぜでしょう?

寒い季節が終わり、春を実感するからでしょうか。

ただ、それだけじゃない不思議な魅力を持つのが、バラ科の花、 桜です。

前回のブログでご紹介した早咲きの桜と

ほぼ同じころに咲き始めていたのが、こちら。

赤い色の濃い桜は、当館とは国道45号を挟んで反対側のスロープ脇に。

今はもう、緑色の葉が出始めています。この12日の様子。

色 鮮やか♪


一方、観洋の”看板的存在”が、正面玄関前の大ぶりな桜の樹。

ここに来て、ようやく花を咲かせました。

11日に、南側の枝先に花をつけ始めたと思ったら

気温の上がった12日、一気に花数を増やして5~6分咲きに。

未だ、梢に花芽が多いのは ご覧の通り。

翌13日の様子がこちら ⇑。花曇りの中、けっこう花を増やしました。

が、去年4月13日の様子がこちら⇑!
もう歩道には、少~し花びらが散っていましたから、
やはり、今年は 開花が遅かったのが判ります。

実は、この大きな桜の樹は、ソメイヨシノではないようで、

上の写真右側に並んで咲いているのが、ソメイヨシノ。

こちらは、未だ咲き始めたばかりで、12日の時点で 4~5分咲き。
寒い日が続いて、こちらも開花が遅れていましたが、
追いつけ追い越せとばかりに、桜 さくらの競演です♪


当館の保育施設、マリンパルの玄関脇の桜も咲いて、観洋は桜の包囲網の只中♪

 

不思議ですね、桜が咲くと、心が高揚して それでいて安らぎも感じる。
そんな相反するような感覚を 同時に Bluebirderは覚えます。

これって、バラ科の花の魅力なのでしょうか。

 


街から離れ、少し山手へ向かうと、やはり桜♪

さくら♪

sakura・・・


山の斜面には、山桜♪

まるで、深い緑の中に

灯が ほのかに灯ったよう♪

南三陸町内では、ソメイヨシノがこれから満開を迎える中、
「山桜前線(造語?ww)」が ゆっくり山を登っていきますから、
しばらくの間、こうした山々に灯る「花灯り」も
”ほっこり”としたやさしさで包んでくれそうで、
これからのポタリングが楽しみな、Bluebirderでございます。