マリンパルだより  3月その2

震災から10年経ちました。これまでのたくさんのご支援ありがとうございました。

いらっしゃいませ。マリンパル保育士小野寺です。タイトルにもあるように、東日本大震災の発生から10年を迎えました。当時を少し振り返ってみると・・・。地震発生時、私はここマリンパルで保育中でした。お昼寝していた子ども達を抱え、園庭に避難。ホテルからワゴン車を一台借り、子ども達と待機しました。するとみる見る間にどんどん海の様子が変化し、ホテルのお客様、近隣の町民の方々、自動車で通りかかった方々が次々とマリンパルに避難してみえたため、園内に誘導しました。あっという間に保育室・ホールや廊下は避難者でいっぱいになってしまいました。電気・水道が止まってし舞いましたが。室内なので、寒さをしのぐには十分でした。その時、いた園児は5名。子ども達が動揺しないように、びっくりしないようにと、贅沢ではありましたが、一つ部屋を確保し、子ども達専用の部屋にしました。その日から日々、避難者の方々の対応と、子ども達が不安にならないようにと配慮し過ごしました。子ども達の各家庭も被災していると判断し、保護者の無事を祈るばかりでした。最初の子のお迎えが来たのは津波から4日目。一人保護者に渡すたびにホッとしました。最後の子どもが帰ったのは津波から1週間後。その間、私たち職員も交代で、町に向かい家族を探したり、安否の確認をしました。

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それから約一か月半後。4月22日(だったような気がします)保育を再開しました。幸い建物は地震の被害が無く、すぐに使用できる状態でしたので、町内のどの保育施設よりもいち早く再開できました。子ども達の家庭も被災しており、保護者の方々が生活の再建が安心してできるようにと園の再開を決めました。職員も全員被災しておりましたので、みんなで協力し、助け合いながら必死の日々でした。それでも、早く保育の仕事がしたいと願っていたので、再開した時は本当に嬉しかったです。子ども達も、待ってましたとばかりにのびのびと過ごせる場に笑顔でした。

当然、電気・水道が使えない中での保育でした。給食はお湯で温めたレトルト食品。食器にラップをかぶせての食事。(これはのちに衛生的に良くないからとの指導で、使い捨ての容器が手に入るようになってからそちらに切り替えました。)

再開し初日の食事はカレーライス

手前にある丸い缶に入っているのは、自衛隊より頂いた缶入りの炊き込みご飯です

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5月前半園庭で食べている炊き出しの風景・・・。保育を再開するに当たり、水・ミルク・哺乳瓶・おむつ・食事等々不足していることをSNSで発信し、全国からご支援の生活用品が続々とたくさん届けられるようになりました。

園庭の隅には仮設トイレがずらりと並んでいました。これにもずいぶんお世話になりました。水洗用のみずの補充は欠かせません!(女性の後方に見えるのが仮設トイレです)

支援物資の仕分けの風景。子供用品は園の子ども達で使わせていただきますが、その他の日用品は当ホテルの避難所で避難生活をする地域住民約600名の方々にもお渡しするために、保育しながら支援物資の仕分け作業も行います。

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日々物資に囲まれて過ごす子ども達でしたが、かくれんぼ気分で遊んでいました。

当時、1歳になったばかりの女の子です。離乳食も十分提供できませんでしたが、よく食べ、良く寝て、すくすく成長する姿は私たちの希望でした。

当時の小野寺です。すっかりやつれてしまい。。。がりがりくんです。人生初のSサイズになりました。今は、、、リバウンドし。。。○○サイズ。。。リバウンドって怖い。。。

紙おむつ等は、地域で困っている方々、気仙沼地域、近隣の保育施設とも分け合うためにお届けしました。

待ちに待った水道から水が出た日!7月2日!

みんな大喜び!水が使える喜びのハイタッチ!

やった~!みずだ~!!おトイレが室内で使える~~~!水のありがたさを実感しました!

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震災以来たくさんのボランティアさんが訪問してくださいました。すべてはご紹介できませんが。。。ほんの一部を(^^)

園庭に線路が出来て、汽車が走った日・・・

みんなみんな大興奮!順番待ちで楽しそうでした!

Christmasが近づくと、子ども達に笑顔を!と、サンタクロースが訪問してくれ、楽しい触れ合いが出来ました。

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震災以降、全国の多くの方々が南三陸、ホテル、マリンパルに目を向けて、手を差し伸べてくださいました。たくさんの方々の支援の輪、支え、応援があったからこそ、保育を継続でき、安心して生活してこれたのだと実感しています。感謝・ありがとうの気持ちでいっぱいです。10年が経過した今、目の前の子ども達の笑顔を見て思う事。この笑顔を見る為に今日まで頑張ってきたのだと。。。安心してマリンパルで過ごせる環境を作って頂いたおかげで今がある。。。と、実感しています。

震災後、子ども達が笑顔で過ごすことで、親も笑顔になる。みんな笑顔にしようを目標に保育してきたことが、実を結んで今たくさんの笑顔の花が咲いています。

これからも子ども達がいい環境で過ごせるマリンパルにしていきたいと思います。

全国、全世界のみなさま、これまでのたくさんのご支援本当にありがとうございました!

最後に。。。。津波直後からずっとホテルで先頭に立って指揮を執り続けてきた女将さん、震災発生時は気仙沼で被災し、4日かけて自力で南三陸をめざし戻って来られ、途中ご自身のお子さんの避難している小学校へ迎えに行き、引き取り戻って来られた副社長。。。(あの時、娘さんは、小学生。食事代わりに配給されたカロリーメイトを全部食べずにポケットに入れていたそうです。「おかあさんに」とお母さんである女将さんに一口でもあげようと考えていたのですね。その優しさに涙してしまいました)。。。工事関係者、被災者の受入から大変なご苦労の中、私たち従業員の雇用もしっかりと守って下さいました。本当に感謝しております。以来10年。様々な困難を共に乗り越え、さらにいまコロナ禍という事もあり、乗り越えるべき壁に立ち向かっています。震災をみんなで力を合わせて乗り越えてきた、当ホテルだからこそ、きっと大丈夫!と信じています。がんばるぞ!!がんばっぺ!!

震災直後からの一年を短くまとめようとするも、うまくまとまらず。。。文章力、表現力の無さを痛感しております。少しでも、当時の様子をご理解頂けたでしょうか・・・!

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

震災から10年目の3.11

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震災後今日まで、国内外問わずたくさんの方々に
ご支援やお励ましのお言葉を頂戴し、心より感謝申し上げます。
今後も震災を風化させないための「語り部バス」や
震災伝承施設「高野会館」と「命のらせん階段」をとおして、
防災・減災の活動を世界に広げ、
震災の教訓を後世に、
そして未だ被災していない未災地の人々に伝えてまいります。
最後に自然災害で亡くなられた方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。

株式会社阿部長商店 南三陸ホテル観洋
代表取締役副社長 阿部 隆二郎

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震災から10年の節目を迎える本日。
当館スタッフも5階のロビー・ラウンジに集まり、
震災で亡くなられた方々に追悼の意を表し、
東日本大震災が発生した3月11日の14時46分に黙祷いたしました。

本日は天候にも恵まれ、
眼下に望む志津川湾はとても穏やかに見えました。

そして当館から歩いて15分程。
ここ「海の見える命の森」では、
ミャンマーから寄贈された南三陸大仏様が鎮座しております。

今年も新型コロナウイルスの影響で参加できない人も多い中、
この特別な日に様々な想いを持った約60名の皆様が集まり、
「海の見える命の森追悼セレモニー」を執り行いました。

こちらでも、14時46分にはお集まりいただいた皆様が、
志津川湾を眺め、合図とともに黙祷いたしました。

327人の命が助かりました震災遺構「高野会館」

昨年は震災復興祈念公園がオープンし、
南三陸町志津川地区の街並みは年々変わる中、
津波の脅威を後世に伝えるため、
重要な役割を果たすとともに、
この町の復興の様子を見守り続けております。

2012年2月より運行している「震災を風化させない為の語り部バス」は
戸倉地区と「高野会館」の2か所を主に立ち寄るコースでございます。
朝8:45出発の通常コ―ス、
朝10:15出発の高野会館特別コースがございます。

3月10日付の河北新報にも、
「高野会館」に関する記事が掲載されましたので、
こちらもご覧くださいませ。

当館には震災前からここ南三陸・気仙沼に住むスタッフと、
私のように震災後に初めてこの地を訪れて働いている、
県内外各地から来たスタッフが力を合わせて仕事をしています。

「南三陸の復興は観洋から」を合言葉に、
従業員一同より一層精進して参ります。

今後とも変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

10年間応援への感謝。

 

売店のフジタです。⚾

2021年3月11日で東日本大震災から10年になります。

(「海の見える命の森」から志津川湾を望む)

みなさまからの、この10年間のご支援、応援に感謝いたします。

 

【南三陸復興ストア】では、

『震災から10年 応援ありがとうセット』

感謝の気持ちを込めて「送料無料」で販売しております、こちらのセットですが

たくさんの応援をいただいております。ありがとうございます。

普段現地でしか味わうことが難しい現在、新鮮な三陸の味をこの機会にお召し上がりくださいませ。

 

追記:

東日本大震災から10年。

みなさまおひとりおひとりにとって、この10年はどんな10年でしたか?

私はこの10年、色々なことがありました。

2011年8月、初めて南三陸町を訪れた時の光景は、今も脳裏に焼き付いています。

そのときから今もずっと、心の中で引っかかっているのは、

「自分は‟当事者”ではない、、、」

ということです。

2011.3.11

あの日、この町で自分自身が経験しなかったこと、継続して携わってこれなかったことが引っかかり、

「自分が震災のことを口にしていいのだろうか?今ここにいて、少しでも何か役割を担い、少しでも何かの、誰かのお役に立てているのだろうか?」

と罪悪感にも似た気持ちを抱えているというのが正直なところです。

お客様に震災のときのことを尋ねられても、主語が「私」でご説明ができていない自分。

こんなことで、ホテル観洋のスタッフが務まるのだろうか?

そんな思いを抱えたまま迎えた、2月28日の

『東北被災地語り部フォーラム2011』

そこでの「これからの若い世代がいかに語り継いでいくか」という話題で、

「知らないから語ってはいけないことはない」

というお話をお聞きして、少し気持ちが楽になった気がしました。

「語り継ぐ」というのは、

「語り=経験者」+「継ぐ=聞いた体験と自分の思い」

であるとのことでした。

「それならば自分自身にも担える役割があるはずだ」

と思えるようになれました。

この10年目を「節目」とよく言われていますが、それはあくまでも時間軸的なものであって、私が多くの方々からこの地でお話をお聞きしたことから、私個人が推測することは、あの日、大切な人、大切なものを失われた方々にとっては「節目」として区切りをつけるのは難しいことなのではないかということです。

ここでたくさんの方々が体験された恐怖やご苦労、苦しみは私には計り知れないものかと思います。私が軽々しく語れるものではないでしょう。

しかし、

「二度と同じことが起こらないように、語り継ぎたい」

というお声が、直接経験された方々から聴こえる以上、ご経験されたことや想いを教えていただき、それを自分事として語り継いでいくことが、まず一つ、私にできることなのではないかと考えております。

私はここ、南三陸町で、「いちホテルマン」としてだけでなく、「被災地のホテルマン」として、学び、自分にできることを続けていきたいと思います。

長くなってしまいましたが、最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。

明日3月11日、午後2時46分、犠牲になられた方々を思い、そして、今後の災害への備えにも意識を傾けていただければ幸いでございます。

それでは、この辺にて。

三陸からご家庭へ!海の幸をお届けいたします。

大家好,我是惠!
皆さん、こんにちは、恵です。

宮城縣東臨太平洋,西面與奧羽山脈為鄰,處於寒潮,暖潮的交匯處,擁有世界知名的三陸漁場,豐富的魚貝類資源在日本也是屈指可數的。

宮城県は東に太平洋、西は奥羽山脈に接し、
寒波と温暖化の境目に位置し、
世界有数の三陸魚場をあり、
豐富な魚介類は日本でも有数でございます。

 

去年,今年在不同的環境中,
我們在不停的挑戰,在意識到地域區域性活性化的同時,
大家一直在努力創新,請讓我們為大家提供三陸之海的恩惠。

昨年、今年は今までと違う環境のなかでチャレンジあるのみでございます。
地域活性化も意識しながら、当館は創意工夫して参ります!!
三陸の海の恵みもご提供させていただきます。

前幾日,我們在樂天市場開放了【南三陸復興商店 】
向大家直郵三陸美味,大家可以登錄樂天網站挑選和購買。
請大家關注南三陸觀洋樂天市場。

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先日、楽天市場がOPEN!!
三陸から美味しい直送便!
南三陸ホテル観洋 楽天市場店
三陸の美味しいものを通販にてお届けいたします!!

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三陸美味的,好吃的海產品郵送到您的身邊。
期待大家的惠顧,先在這裏表示感謝。

三陸の美味しい、美味しい海産物をお届けいたします。
皆さんのご愛顧をお待ちしております。

下周再見哦。
それでは、また来週。

元気と美味しさを全国へ!
みやぎご馳走セット好評販売中!

☆FAXでのお申込み

北帰行を始めた コクガンたち

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

三寒四温を繰り返して 春になるのですが、

寒暖の差が大きいので

体調管理にも気を配らなくてはならない今日この頃、

いかがお過ごしでしょう。

 

既に、一部の集団は 北帰行を始めた コクガンたち。

ただ、いつもの漁港のコクガンたちは

同じ群れと思しき一群が まだ滞在している模様です。

それにしても 冬の一番寒い時期を振り返ってみても、

これほどまでに活気に満ち溢れた野鳥は

コクガンを置いて他にないくらいに元気。

 

日中は とにかくほとんどジッとしていない。

スイスイと泳ぎ回って 大好物のアマモを探し当てては

常に食べ続けています。

岸に上がって休んでいる個体も わずか。

あの元気は、一体どこから湧き出してくるのでしょう?

それだけ 好物のアマモは 栄養価が高く、

コクガンを元気にしてくれているのかも知れません。

そんな快活な様子を見ていると

とても地球上に9000羽も居ない絶滅危惧種とは 思えません。

ただ、現実的にその数が少なくなってきているのは

アマモが豊富な藻場が

徐々に失われてきている ということも考えられます。

天然記念物にして絶滅危惧種。

彼らを育む 南三陸町の志津川湾は

国内では初めて「豊かな藻場」として

3年前にラムサール条約に登録されましたが、

震災復興事業による防潮堤や川の護岸などのコンクリートによって

海のph濃度が変わり

近年の鮭の回帰数が激減して不漁になっているばかりか、

藻場が痩せてきている という話まで聞こえてきました。

今後、ウニの生育にまで影響しないか 心配です。

「ラムサール条約登録」の名目だけでなく、

いえ「登録湿地」だからこそ、

現状まだ豊かに見える志津川湾の自然は

私たちが積極的に維持し管理していかなければなりません。

コクガンたちのためにも、私たちの豊かな生活の為にも、

手遅れになる前に。

 

第3回東北被災地語り部フォーラム2021~分科会~

皆様、こんにちは!カナです!

昨日はぽかぽか春の陽気でした?
今日は少し風もあるからか、ひんやりとしてる南三陸です。

さて、2月28日・3月1日と行われた「第3回東北被災地語り部フォーラム2021」
今年は姉妹館である「サンマリン気仙沼ホテル観洋」にて開催となりました。

感染症対策のため定員を100名様までとし、
当日はフォーラムの様子をYouTubebにて生中継。
震災から10年を迎える今年に学びをより深めるフォーラムでした。

さて、昨日は「メインセッション」のブログが掲載されましたので
今日はその続きの「分科会」を各会場ごとにご紹介します。
YouTubeで生中継を行った分だけでなく、
各会場で撮影を行いましたので一緒にご覧くださいませ。

動画のURLと分科会内容一部を抜粋して掲載致します。

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【分科会➀ テーマ「次の10年を繋ぐ次世代の語り部」】

【コーディネーター】
雁部 那由多 様(東北学院大学教養学部地域構想学科2年生・防災士)
【パネリスト】
菅原 定志  様(気仙沼市鹿折中学校校長)
佐藤 克美  様(気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館館長)
久保 力也  様(㈱8kurabu/兵庫県立舞子高等学校環境防災科卒)
熊谷 樹   様(気仙沼向洋高等学校3年生・KSC(向洋語り部クラブ)全体リーダー)

動画はこちら⇩
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=kG_QGKL3bX0]

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=olUGf0mFkfg]

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=y2kEIMDKKEg]

「「語り継ぐ」という言葉がとてもハードルが高いように思えた。」という言葉が印象強く残りました。
この言葉を「語り(経験者による語り)」+「継ぐ(聞いた体験と自分の思いを語る)」に分け、
震災を経験していない「(生まれていなかった)記憶のない世代」でも語れる場をつくる。事が大切であり、
「語り」とは一言で伝えられるものではないのだと再度学ぶことができる分科会となりました。

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【分科会➁ テーマ「震災遺構・人の記憶を繋いでいくために」

【コーディネーター】
原田 吉信  様(3.11伝承ロード推進機構事務局長)
【パネリスト】
山内 宏泰  様(気仙沼リアス・アーク美術館副館長)
宮本 肇   様(前 北淡震災記念公園総支配人)
山崎 麻里子 様(中越防災安全推進機構アンバサダー)
佐藤 ひま里 様(バレッドキッズ志津川教室・中学2年生)

動画はこちら⇩
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=KNmfP8aWTeY]

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=863oBHKjk7w]

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=HHsOyMOTf5o]

復興が進むにつれて整備されていく街並み。薄れていく爪痕、記憶。
震災の事を話すことも少なくなってきていた現状に佐藤ひま里さんは驚いたそうです。
私たちは「災害」と「災害」の間で生きていることそして「災害から身を守るのは人」だということ。
震災遺構は「津波の恐ろしさ」「避難の大切さ」を伝えてくれますが
それを話すのも人であること。
これから先も「命を守る行動の大切さ」を1人1人が
伝えて、行動していくことが大切になってくるのでは。と映像を交えながらお話頂きました。

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【分科会➂ テーマ「KATARIBE」(語り部)を世界へ

【コーディネーター】
岡崎 克彦  様(仙台国際空港株式会社取締役航空営業部長)
【パネリスト】
山内 松吾  様(南三陸Jr.Academy主帝/元志津川高等学校校長)
ゲルスタ ユリア様(東北大学災害科学国際研究所助教)
小宮 隆嗣  様(㈱リクルートライフスタイル/じゃらんリサーチセンター東北チームリーダー)

動画はこちら⇩

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=6Fmit_QeLHE]

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=l9_KRlI_Mis]

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=wqPImOUE65w]

元志津川高等学校校長の山内様からは
私も撮影に同行させて頂きました「オンラインによる語り部」についてのお話もありました。
当日の語り部は全て英語で行い、リモートのため南三陸の景色と共にお送りしたものです。
「オンラインで南三陸を旅行しよう」という想いも込められていました。
動画や写真だけではなく、リアルな時間で「今」の状況を伝えられたかなと思います。
「KATARIBE」という言葉を日本のみならず、世界共通の言葉に。

震災の時は世界の皆様からたくさんの支援と温かい言葉を頂きました。
自然災害はいつどこで起きてもおかしくありません。
そのためにも起きたことをお伝えし、一人一人が自分と周りも守れるような存在になることが必要となってきます。

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【ステージトーク】

【インタビュアー】
小林 裕   様(一般社団法人東北みらい推進機構副理事/元NHK報道局映像センター長)
【ゲスト】
麻生川 敦  様(多賀城市教育長/元戸倉小学校校長)
佐藤 健一  様(アジア航測㈱/元気仙沼市危機管理監)
佐藤 由成  様(元高野会館営業部長)

動画はこちら⇩

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=rMDEr-21V-Q]

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=4DGc5uTNLDI]

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=2yVlvo0zhfE]

ステージトークでは当館の語り部でも伝えております、
戸倉小学校、高野会館のこと、震災当時の気仙沼の事がインタビュアーの小林様と
ゲストの3名様で行われました。

・3月11日の前、9日に起きた地震の話。
・事前の備えを越えてしまう事態がおきたことなどがあげられ、
震災当時の写真と共に語られました。

動画は全て3回に分かれ、アップされています。
ぜひ、お時間のある際にでもご覧いただけますと幸いです。
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3月1日の「エクスカーション 南三陸コース」につきましては来週、掲載致します。

第3回東北被災地語り部フォーラム2021~メインセッション~

こんにちは、むっちゃんです!

2月28日と3月1日の2日間
サンマリン気仙沼ホテル観洋を会場とし
第3回東北被災地語り部フォーラム2021が行われました。

コロナ禍の開催にあたり
450名定員の約1/4である100名迄という人数制限を設け
定期的に会場内の換気を行うとともに
参加者、及びスタッフの検温、マスクの着用と
こまめな手洗い、消毒といった対策を行いました。

今回のメインテーマは
「あの日からの10年を未来に繋ぎ、伝えていくために」

主催者代表挨拶を
㈱阿部長商店代表取締役副社長 阿部隆二郎が行いました。

来賓挨拶ではご祝辞を国土交通省東北地方整備局局長
梅野 修一様より頂戴し、代読を国土交通省 東北地方整備局
東北国営公園事務所長 佐々木 貴弘様に行って頂き、
次に気仙沼市長 菅原 茂 様にご挨拶頂きました。

開会後は
東北大学災害科学国際研究所シニア研究員の
川島秀一様による基調講話が行われました。

タイトルは「災害を書くこと・語ること」

昔は、書くこと(記録)が多くありましたが
今は語り部をはじめ語ること(記憶)が増えてきています。

専門用語や理論を使って単調に語られるものだけでなく
本来ある言葉や物が人生の豊かさ、複雑さにより
防災のため説明が変化していく――――
ナラティブ・ポリティクスという言葉も浸透しつつあります。

東日本大震災後は
「絆」「復興」「コミュニティ」「伝承」
といった言葉がよく使われるようになりました。
その言葉とともに、語ること(記憶)の語り部活動が各地域で増えました。

人間ゆえ、記憶が薄れていく風化は免れません。
だからこそ、当事者からの言葉、説明による
語ることの必要性をお話いただきました。

その後は
パネルディスカッション「次の10年の語り部」
オープニングプレゼンとして
気仙沼向洋高等学校3年KSC(向洋語り部クラブ)全体リーダーの
熊谷樹様から「未来への志」の発表がありました。

東日本大震災当時は小学校2年生だった熊谷様。
震災の記憶が残っている最後の世代として
若い世代に防災の輪を広げていくため語り部として活躍しています。

きっかけは、震災後に見た語り部活動のニュース。
語り部や家族、身近な人から災害について聞くことで
自分の命、周りの命を守ることに繋がると思ったそうです。

気仙沼向洋高等学校に入学後
地域防災リーダー育成事業に参加し
阪神淡路大震災で被災した兵庫県、豪雨で被災した岡山県を視察。
そこで、生徒たちの取り組みや伝承講話を通じ
伝えることの大切さを学びました。

その後、向洋高校全校生徒の意見により語り部クラブが発足。
主な活動場所は東日本大震災遺構・伝承館です。
日々活動する中で、各々の防災意識に差があることを感じました。
災害は誰にでも起こりうる自分事だということを伝え
「自分に起こったらどうするか」
「自分、周りの命を守る方法はなにか」
という質問を必ずし、回答で出た知恵を活かすべきだと話しています。

さらに同世代には
自分自身が震災の記憶が残っている最後の世代であることと
その経験を伝えることで震災を経験していない世代を守れるということを
伝えています。

未来で一人でも多くの命を助けられるように
今後も語り部活動をしていく、と決意を新たにしました。

続けて
コーディネーター/後藤一磨様(南三陸復興みなさん会代表)
パネリスト/佐藤敏郎様(NPOカタリバアドバイザー・大川伝承の会共同代表)
ああああああ青木淑子様(富岡町3.11を語る会代表)
ああああああ横山純子様(丸文松島汽船(株)松島復興語り部クルーズ語り部)
ああああああ齊藤賢治様(大船渡津波伝承館館長)
によるパネルディスカッションが行われました。

佐藤様は大川伝承の会共同代表であり
大川小学校で語り部ガイドをしています。

去年は300以上の団体、約15000人以上の方をガイドしたそうですが
今年はコロナ禍で例年通りとはいかず
新しくオンライン語り部の取り組みを始めたそうです。

瓦礫の山を見て未来など考えられなかった東日本大震災当時。
あれから10年。
その間にたくさんの方々が大川小学校を訪れ
清掃をし、花壇に花を植える作業をしていただきました。

去年の11月には
初めての宮城県新任校長研修会が大川小学校で行われ
ガイドを務めた様子も大々的に取り上げられました。

多くの方々に支えられて経過した10年は
長くもあり、短くもありました。
いつか、大川小学校が震災遺構として
しっかりと向き合える場所にしていけたらと考えています。

青木様は富岡町3.11を語る会代表です。

人の世に起きたことは人の言葉で語り継いでいかなければならない
という想いのもと、語り継ぐ人材の育成を行っています。

主に取り組んでいる活動は
①語り人活動の充実と拡大
②とみおか表現塾の開設
③演劇キャンプin富岡の開催
④動画制作と映画作り教室
⑤世代間交流会の実施

これらの活動を2013年から開始しています。

富岡町は人口約16000人の小さな町でした。
東日本大震災翌日の3/12の朝
町内全域に全町民へ避難指示が出ました。

全町民が車に乗って避難しました。
この時点では、全員がすぐに帰れると思っていたそうです。

4/22、富岡町は全町立ち入り禁止になりました。
立ち入ることが禁止され、瓦礫を片付ける作業すら許されず
この状況が1年以上続きました。

2013年に全町立ち入り禁止が解除され
区画ごとに立ち入り許可の時間が設けられました。
「やっと帰れる」
そう思っていた矢先、目の当たりにしたのは
津波で流され姿を変えた故郷、倒壊した家々。
ようやく帰ることができた方々の気持ちを想像すると
とても胸が苦しくなります。

2020年7月現在
富岡町に居住しているのは約1500人
元の人口から考えるとまだ1万人以上が避難先で暮らしています。

そして、小さい規模ではありますが
小中学校が戻り、子供たちが元気な姿を見せています。

子供たちと町を繋げるべく、町と小学校が連携し
町の防災無線を子供たちの声で放送しています。

子供がいるという存在感
町のために何かやっているという繋がり
これも一つの語り部活動です。

富岡町は、3.11の現状と課題を伝え、共に学ぶ町。
表現力を育て、語り継ぐ人材を育てることを目標に
今後も活動に取り組んでいきたいと話しました。

横山様は
松島のクルーズ船で語り部をしています。

東日本大震災当時は船の中。
朝に両親と喧嘩し、帰ったら謝ろうと反省していた矢先の震災でした。
両親にごめんと一言謝ることすら叶わなくなり
今でもそれを後悔し続けています。

自身の経験を活かし、周りにそんな想いをさせてはいけないと
「悪いと思ったらすぐ謝ろう」
「よかったこと、嬉しかったことがあったらお礼を言おう」
言葉にする大切さをを伝えて10年が経ちました。

地元の野蒜は津波の被害を受けましたが
現在は90%以上の災害住宅が完成し
新たなコミュニティも生まれています。

自分の地域を愛し
ずっと暮らしていきたいと思える地域づくりをしていきたいと話しました。

齊藤様は
大船渡津波伝承館で館長をしています。

近日中に大きな地震が来ると思っていた齊藤様は
「地震が来たらどうするか」
「どこへ避難するか」のシミュレーションを常に行い
社員にもその避難方法を日頃から話していました。

東日本大震災当日。
何年も前から行っていたシミュレーション通りに避難し
自分も含め社員全員が無事でした。

震災直後
記録しておかなければとすぐに携帯を取り出し撮影を開始しましたが
想定外の大津波でその後の記憶はほとんどないそうです。

語り部を始めたのは、当時の映像が残っていて
この津波の恐ろしさ、命の尊さを伝えるべきではないかと
東京の方々から背中を押されたのがきっかけでした。

語り部活動を行っていく中で
逃げずに津波で亡くなった方が70%もいることを知り
正常性バイアスについて深く考えていくべきだと重要視しています。

たくさんの命が失われたのは事実です。
でも、その中の70%はちゃんと逃げれば助かった命です。

こんなこと二度とあってはならないと
周りの命を守るため伝承活動を続けていく決意を新たにしました。

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まもなく震災から10年。
大きな節目ではありますが、新たなスタートとして、これからも途絶えることなく
語り部として、防災・減災活動に取り組んで参りたいと思います。

マリンパルだより 3月その①

嬉しいひな祭りの巻

 

”明かりをつけましょ ぼんぼりに

お花をあげましょ もものはな。。。。。。。

そうそう、毎年、この歌が耳に流れてくるとひな祭りの日がやってきました!の日です。

マリンも、ひな人形を飾って、吊るし雛を吊るして、ひな人形の顔だし看板を作って、ひな祭りの会を行いました。

ホールにひな人形を飾る一方、子ども達もお部屋で~~~~

くるりん~~~~ぱ!とお雛様に変身!

一年中色んな行事をやって来て、衣装の着替えもしっかり慣れて、着かえすると3人ともワクワク嬉しそう~~

はい~可愛く変身~~~

登場の待ち時間です。

いよいよ、音楽に合わせて、お姫様の登場!

ひな祭りの会を始めま~~す。

子ども達大好きな、シアター時間<なぞなぞひな祭り>

必死に日本語のセリフを暗記して演じる山内です。

真剣に聞いている子ども達、最近、絵本の読み聞かせの時、その集中力本当に感心します。

<嬉しいひな祭り>の踊り、手振り身振り、とっても上手でお祭り気分満喫!

記念写真タイム

わたくしはお姫様でございます。可愛いでしょ!?ポーズもばっちり!

続いてはおやつの時間です。ひな祭りと言えば、雛あられですね!

ひとみ先生が見つけて持って来た「キャラメルコーンのひな祭りバージョン」美味しくて食べやすいひなあられ!

ひなあられを食べて、元気になって、すくすく大きくなりますように!

みんなモリモリ。美味しいね!

あ~~、見つけた!その中にレアな形の♡のコーンを見つけました!ラッキー!

もちろん、今日の給食はとくこ先生が用意してくれたひな祭りメニューです。

ちらし寿司、菜の花のおひたし、チーズ、苺プリンにカルピス。春の彩満載ですね!

そして、お迎え時間には、ママやお姉ちゃんと一緒にに顔出し写真にハイチーズ!

そこて、入谷産の桃の花を素敵にひな祭りバージョンにアレンジをして子ども達にとプレゼントをいてくれたのは、南三陸町の素敵なお花屋さんサトー園芸 さん!!

そして子ども達においしい雛あられをプレゼントしてくれた高茂さん!!感謝いたします。本当にありがとうございました!会場も華やかになり、子ども達にとって素敵な一日になりました!

 

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【お知らせ】

3月1日より、ホテルの売店前で<第25回あなたのとなり展>

ひろはまかずとし言の葉墨彩画

「あれから10年 特別展」を開催しております。みなさん是非足を運んでいただきおいでくださいませ。

素敵な心温まる作品がいっぱいです!お待ちしております!

それでは、また来週。

 

本日20:00スタート!楽天スーパーSALE♪

皆様こんにちは、マッキーです。

先週末からサッカーJリーグが開幕!
まだ肌寒さも残りますが、
今年もこの時期がキターという感じですね。
毎年1試合程、ベガルタ仙台の試合を観に行っているのですが、
昨年はコロナウイルスの影響もあり観戦できなかったので、
今年は観に行けるといいな~。

さて今回は、本日20:00スタート!
楽天スーパーSALEのご案内です。

お得な企画盛りだくさん♪
特に今回は「南三陸ホテル観洋・楽天市場店」のオープンを記念して、
いつもよりちょっぴりお得感が増しています。

その1…最大35%OFF!楽天スーパーSALEプラン♪

今回もお日にち&室数限定で…
最大35%OFFのプランをご用意♪
(最近は最大31%OFFが多かったですが…)
2021年3月までご利用いただけるプランでございますので、
年明けのご予約におすすめです。

【楽天スーパーSALE】35%OFF!1日1部屋限定
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その2…お得なクーポンを配布しております。

楽天スーパーSALE期間中は、
最大2000円OFFクーポンを配布しております。
スーパーSALEプランと併用すると、
よりお得にご利用いただけます。

その3…得旅キャンペーンでポイントも大量GET!

3月・4月のご予約はポイント10倍保証!

5月のご予約はポイント15倍保証!
エントリーいただければ、
ポイント大量GETのチャンス♪
次回のご旅行楽天市場でのお買い物など…
ポイントもしっかり貯めましょう!

その4…懸賞企画がちょっぴりグレードアップ!?

いつも多くのご応募をいただいている、
ペア無料宿泊券」の他に…

今回は楽天市場開店記念として、

金華あぶりしめさば(3パック)」と、

ふかひれ濃縮スープ3袋化粧箱入り」を
各1名様にプレゼントいたします。

金華あぶりしめさば」と「ふかひれ濃縮スープ」は
先日オープンした「南三陸ホテル観洋・楽天市場店」にて好評販売中!

特に「しめさば」を2セット以上ご注文の際には、
オープン記念としてお得なクーポンも配布しています。
こちらもどうぞお見逃しなく♪

Kamiwarizaki’s magic makes you happy !

One day in mid-February, I went to Kamiwarizaki to worship at sunrise.

Many people came to see this sunrise around 6:30 in the morning.

"Kamiwarizaki" has a rock that has a legend that the battle over the boundary of the land and the whale that was launched on the beach touched the wrath of God and was torn in half by the lightning that was released. Here you can see the miraculously beautiful sunrise rising from the rock crevice for a limited time twice a year in February and October.

Click to see View from the parking lot

There is a restaurant in a campsite !

This forest reserve has helped the breeding and habitat of fish Shizugawa bay.

Not allowed to pick plants.

View from the camp site

 

Please check the latest information from Official website

MINAMISANRIKUCHO TOURIST ASSOCIATION

 

15 minutes drive from our hotel


Good day ! from Minhong

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