スターパーティ ぷらす2DAYS開催へ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

月一回 観洋屋上で開催している スターパーティ
今月は既に 8日に皆既月食をお楽しみ頂きました
ご宿泊のお客様からは

「観られて幸運でした」
「良い思い出になりました」との言葉を頂戴しました
ありがとうございます

そんなに喜んで頂けるならば!
と スターパーティで天体の解説をして下さっている
星空案内人の皆さまの中から
追加で開いてはどうかという声が上がりました

そこで ちょうど
JR様の"大人の休日倶楽部パス"の有効期間に当たる
28日29日の連夜 開くことに決定!!

今回は "惑星の共演"

今年は既に 8月には"土星"が (8月29日撮影 ⇓)

9月には"木星"  (南三陸町上空)

そして 10月には"天王星" (月の左下 11月8日皆既月食当日撮影 )

さらに 今月に入って"火星"

相次いで午後8時頃の東の空に登場し
目下 秋から冬に向かう澄み渡った夜空で共演中です

中でも火星は中接近の年で その輝きはいよいよ増してきていて
赤く明るい光は まるでルビーのよう(⇓ 資料画像)

午後10時ともなると 天頂近くには一際赤く光って
その存在感を増しています

また 8日の皆既月食中に月の陰に隠れ
世紀の天体ショーを演じてくれた"天王星"
みかけの明るさが 5.6等級なので
肉眼で見つけにくい 控えめな存在ですが
実は 太陽系では 木星 土星に次いで 大きな惑星で

半径は2万5559km  地球のおよそ4個分あります
ただ太陽系で7番目の惑星で 太陽から約28億7000万kmも離れているので
反射光は弱く 見つけにくいのも無理はありません
ちなみに 太陽~地球間は約1億5000万kmです

こちらは 火星とは対照的に青く輝く星
そう言えば
皆既月食で撮った失敗ピンボケ画像でも

滲んで写った天王星は青く光っていました

その成分の殆どは
ヘリウムと水素 メタンで構成された"ガス惑星"

青く見えるのは 赤い光を吸収し青い光を散乱させるメタンの性質のせい
まだまだ多くの謎に包まれたミステリアスな星です

今頃はちょど地球の真後ろに太陽が位置していて
正面側に天王星が見えるいわゆる「衝」の時期

太陽の光が正面から当たって
観察に好ましい条件です

日暮れも早くなりましたから
28日 29日のスターパーティは
午後6時半スタート

"Star" ・・・文字通りの
夜空の"花形"たちの共演をお楽しみください

尚 雨天 曇天の場合は 屋内別会場で
天文に詳しい星空案内人の皆さんによる「星のお話」をお楽しみ頂きます

案内人のお1人Nさんから
皆既月食終了直後の「ターコイズフリンジ」の写真をご提供頂きました

それも解説付き♪ ありがとうございます
「チョット露出オーバーだった為色味が良く有りませんが(笑)ご笑覧下さい」
というのがご本人の弁ですが ターコイズカラー きれいです♪

一方 こちらは 皆既開始直前のターコイズフリンジです
(Bluebirder撮影:補正強めです)

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さてさて 半年ほどご無沙汰しておりました
コクガンが 志津川湾に飛来し始めています
南三陸海のビジターセンターによれば
10月20日町内初目撃情報が届き
センターでも22日1羽確認
11月18日までに50羽のを確認しています
この19日の午後2時半ごろ 町内の小さな港に行くと居ましたいました♪

6~7羽程度ですから 2家族かな?

両ファミリー 互いに"ガヒガヒ"鳴いて
けん制し合いながらアマモを食べていました

オオバンが潜って採ってきたアマモを横取りする
労働寄生のシーンも お久しぶり♪

例年 冬のピーク時 湾内には400羽が飛来します

皆既月食 スターパーティ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

11月8日 皆既月食の日に
"スターパーティ"は開かれました

この日は 午後に雨が降り
上空には雲が広がって 観測が危ぶまれましたが
いつしか雲は消え 満を持して
ついにこの日の主役が東の水平線上に 登場いたしました♪
昇ったばかりで黄金色に輝いています

その後観洋上空は 雲一つない快晴に♪

午後6時過ぎに食が始まって 間もなくの様子です
地球の影が 月にかかり始めました

今回は "天王星"が月に隠れる"惑星食"も同時
"皆既月食中の惑星食"は 442年ぶりとのこと
"土星食"があった安土桃山時代に 日本に望遠鏡の渡来は確認できておらず
かの武将 織田信長も 月食は眺めていたとしても
"土星"が月に隠れる"惑星食"までは観ていなかったはず

日本では 私たちが初めての"惑星食"の目撃者になりました

まして "皆既月食""天王星食"が重なるのは
日本では 過去5000年で一度も無かったというのですから
この日の皆既月食観望の価値たるや いかに!!!
まさに "世紀の一大天体ショー"と相成りました

その天王星が 徐々に月に近付いて・・・・・

8時46分(コンデジ内臓時計で)

天王星が 月の陰に入ると

星空案内人からは「只今天王星が月の陰に入りました」というアナウンス!
スタパご参加のお客様の間からは 自然と拍手が沸き起こりました

私たちが まさに歴史的な天体現象の目撃者になった瞬間です

この日は たまたま修学旅行の高校生のみなさんも 屋上へ

もう 気分はウキウキ ノリノリ♪

スマホのカメラを望遠鏡の接眼レンズに当てたり
モニター画面に向けたりして あれこれ工夫しながら撮影していました

皆既月食中には 木星や土星も望遠鏡で

こちらが当日の木星 二本の縞模様も観えてますネ

一方 望遠鏡を覗きこんで観える土星は
下の写真のようにごくごく小さいのですが
それでも環が確認できると

皆さん 感激していらしゃいました
4時間にも 及ぼうかという 天体ショー


天王星食の終わりは月が明るくて確認出来ませんでしたが
皆既を抜け 月食も 終わりへ・・・

こちらは もう10時前の様子です

かくして この日の皆既月食スターパーティは
感激の余韻を残して 終わりを告げました

次の 皆既月食中の惑星食は322年後の西暦2344年
信長の時代と同様 土星が 隠れます

そのころの日本は そして地球は
どんな世界になっていることでしょう

全能の神 Jupiterは お見通しなのでしょうか?

願わくば 生まれ来る子供たちのために
私たち人類と自然が完全に調和し
少なくとも戦禍の無い世の中になっていればいいな というのが
Bluebirderの呟きです

ギリシャ神話でいうところの地球はガイア(Gaia)
ガイアは神々の母 大地の女神なのですから

カモシカ come on!!

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

観洋から徒歩5分のところにある 当館の男子寮
先日 たまたま その寮へ休憩に向かう途中

当館のお客様 ご夫婦連れでしたが
歩道に立ち止まって
じっと西側(写真右)の斜面を見上げていらっしゃいました
国道45号沿いです

もう遠目から お2人の姿には気付いていましたから
何か居るんだろうな とは思っていましたが
すれ違う際・・・
「何か いるんですか」
「ええ カモシカが  あそこに!」

「ほんとだ いるいる」
「珍しいですよねぇ この辺ではよく見かけるんですか」
「そうですね 時々ですけど」
「あんなに急な斜面なのに どうやって戻るのか見てみたい」

急斜面で 涼しい顔の カモシカ・・・(カメラ目線 ww)

南三陸町内の山手ではもちろんのこと
観洋近辺でも出没している こちらのニホンカモシカ
ついこの前は 寮の前で 母子で居る姿を見かけました

ニホンカモシカは 国の特別天然記念物

氷河期から姿を変えていない
原始的な特徴を持つ動物なのだそうです

生物学的にもかなり貴重な『生きた化石』として
学術的価値が認められ
1934年(昭和9年)に国の天然記念物に

その後 第二次世界大戦後の食料難で 肉や毛皮目的に乱獲
生息地の開発も進み 生息数が3000頭程まで激減・・・
事態を重く見た政府が1955年(昭和30年)に
「特別天然記念物」に引き上げた経緯があります

あのジャイアントパンダが日本に初来日したとき
中国にお礼としてニホンカモシカが贈られたそうな(知りませんでした:恥)
つまり 珍獣パンダと同じくらい貴重な動物ってことになります

ニホンカモシカは 鹿ではなく"牛の仲間"で 草食性
草 木の葉 新芽を主食に 木の皮やフルーツなども食べるのだとか

こちらは 只今 椿の葉 あるいは小さな花芽でしょうか
むしゃむしゃと 食べている所
もう そろそろ冬を迎える準備なのかも知れません

観洋へお泊りの際には
国道45号を南へ お散歩をどうぞ
ひょっとしたら
実はパンダ並みの"珍獣"カモシカに出会えるかも知れません

合言葉は "カモシカcome on!"です(ww)

 

追伸
翌日 カモシカが葉を食べていた椿と思しき木を見上げると・・・
見る影もなく 全体の葉の半分ほどが無くなっていました (-_-;)
もの凄い食欲です
"椿"にとっては
"嘆き"の "come on↓"でしょう

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さぁ いよいよ8日は皆既月食

スターパーティは月食の始まる直前の   午後6時スタートです

今回は 月の出直後から部分月食が始まり
すべての過程が終わるまで観察できる好条件♪
その上 月に天王星が隠れる
珍しい"天王星食"も観られます

皆既月食と惑星食が同時に起こるのは442年ぶりで
次回は322年後ということですから 必見です

一大天体ショー あとは晴天に期待です

紅葉を見に行こうよう(w)森舞台

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

既に 山手の紅葉は 散り際へ
今度は 平場に 紅葉の舞台は移ります

当館 南三陸ホテル観洋のある 南三陸町のお隣
登米市(とめし)に "明治村"があるのはご存知の方も多いと思います

"みやぎの明治村"登米市登米町(とよまちょう)
まさに そのシンボルが この重要文化財の旧校舎

明治時代に建てられ  和風と洋風が融合したなんともハイカラな様式
矢絣(やがすり)衣装姿の "はいからさん"こと
花村 紅緒(はなむらべにお)が登場してきたら そのまま溶け込みそうな雰囲気♪

また 門や塀に囲われた閑静な江戸時代の町並みには

武家屋敷が連なり 白壁と甍(いらか)が往時の雰囲気を醸し出しています

実は 見どころはこうした明治時代の文化だけではなく
現代の建築文化も


こちらが"登米能"を継承する「森舞台」  平成8年に建てられました
東京オリンピックの会場でも話題になった建築家 隈研吾さん作の舞台です

この"森舞台"周辺は 11月前半ともなると・・・

この通り♪   素敵でしょう?

こちらの画像を拝見した際には 心が震えるほどの感動を覚えました

とにかく 美しい♪ そのひとことに尽きます  so beautifull !  so amazing !

これほどまでに美しい紅葉 観ない手はありませんね!

ご紹介しました画像は 去年までに撮影されたようですが
みやぎの明治村 株式会社とよま振興公社様よりご提供いただきました

ありがとうございます

さあ いよいよ 平場の紅葉も本番の11月
"森舞台の紅葉"を愛でに
登米市登米町まで足を延ばしてみてはいかがでしょう

~~~~~~~

さて 美しいと言えば
当館屋上"汐風の空"に展開する "天然のプラネタリウム"

月一回 天体を観望する"スターパーティ"を開いて
お客様から 星座や惑星などをご覧いただき お楽しみ頂いておりまりすが
11月は8日の予定で
今回は一大天体ショー"皆既月食"をご覧頂く予定です

食が始まるのは 午後6時9分 皆既は7時16分から1時間26分間続きます
今の所 当日の南三陸町の星空指数は100%

大いなる天体ショーに期待が高まります♪

月食スターパーティ 午後6時スタートです

破壊と善意

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

少し前の話になりますが

実は 今月2日語り部バスご案内中の 午前11時半ごろ
とても残念なことがありました

当館が保存している
震災遺構内部の壁やドアガラスが
何者かの手で破壊されていたのを 見つけたのです

民間震災遺構"高野会館"は 震災前はいわゆる"結婚式場"

10時15分発の"語り部バス"では お客様を館内までご案内差し上げています

会館には 3.11で巨大な津波が4度(たび)押し寄せ
ビル自体が津波に飲み込まれかけましたが
館内に居た327人は屋上に避難することで ぎりぎり助かりました

現在も 館内は 津波で滅茶苦茶に壊れたままになっていて
津波の猛威と力の凄まじさが ひしひしと伝わってきます

被災した"ありのまま"が "3.11の津波"を物語る会館を
私ども語り部は "物言わぬ語り部"と 呼んでいます

この日 Bluebirderが お客様をご案内しながら
階段を昇って行くと・・・       嗚呼 !!!??!!!

とにかく ショックでした

この階段踊り場の壁には 3.11の津波で
確かに ここまで水が上がってきたという"証し"が
幾重も"線"になって残っていて
この"痕跡"自体に 遺構としての価値があります

にもかからわず
その"跡"を分断するように打ち破られた壁

破壊された壁の状態からすると
鉄の棒状のもの 恐らくバールのようなものを
振り下ろしたように見えます


更に 4階フロアから屋上に出る扉のガラスも この通り

お客様の足下には 割れたガラスが外に向かって散乱していて
ご迷惑をお掛けしました

こちらも どうやら高い位地から棒状のもので"打撃"が加えられたようです

その上 非常灯も この有り様・・・

扉の内側に当たるこちらのフロアは
3.11当日 余震が続く中 300人以上が不安な夜を過ごしました

"津波の跡"を更に損ないかねませんから 壁は補修出来ませんが

ドアガラスの方は この20日に修繕して頂きました

今回の破壊行為の記事を地元紙でご覧になった
仙台の"大善ガラス店"様から お2人がお越しになり
何と! ボランティアで直してくださったのです

こちらが 作業に当たって下さった お2人

奇特な業者様  仙台"大善ガラス店"様より 温かなご厚意をいただき

心より感謝申し上げます  ありがとうこざいました

この度の"破壊"は 果たして 心無い人の憂さ晴らしなのか
それとも"震災遺構"と知っての 悪意ある行為なのか
定かではありませんが
いずれにせよ警察の捜査を待つことになります

"破壊"されたのは 恐らくは今月1日のことと推察されますが
奇しくも 南三陸町の道の駅
"311メモリアル"がオープンした当日のこと

メモリアル館内では 地元の3.11津波被害や教訓を綴ったビデオ映像では
"高野会館"での出来事もご紹介頂いていて

とてもありがたく 光栄なことと 感激しておりましただけに
そんな思いに水を差すような残念な出来事に
心を痛めております

津波を語る"生身"に予期せぬ暴漢の侵入で傷を負った
"物言わぬ語り部" 高野会館
暴漢の心無い行為を "無言"で受け止め

改めて大切なことを 語りかけています

息をのむほどの・・・

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

急に気温が下がったあとは なかなか温かくもならないようで
そのせいか 地元蔵王では既に紅葉がピークとのこと・・・
今週 週中は 更に気温が下がって
寒く感じられる日がありそうだとの予報で いよいよ秋深まります

秋 と言えば "天高く馬肥ゆる秋"の
"天高く"に象徴されるように
いよいよ空が澄んで 過ごしやすく素晴らしい季節

いくらか肌寒さの方が先行してしまいましたが
晴れた空は 深く青く 蒼い! 気分も軽やか♪

そんな秋空は マジックアワーともなると
時として 息をのむような"アート作品"を描き出してくれます

11月10日 午後5時過ぎ 南三陸町のお隣 石巻市の夕景です

秋を象徴する "うろこ雲"の波を大胆に強調したような雲の束に
地平線に沈んだ陽光が当たり 強烈な茜色に染め上げました

更に 空の青と雲の影が コントラストを際立たせ
茜色を一層鮮やかに  浮かび上がらせています

思わず スマホカメラを向けた時には
既に ガソリンスタンドの従業員の方々がその場に佇んで眺めていましたし
ドライバーのみなさんの視線も この空に向けられていました

それにしても なんとも美しい夕景です

眺めていると 心洗われ 力が湧いてくる
そんな気がした マジックアワーでした

一方こちらは 当館 南三陸ホテル観洋に面した
志津川湾の夜明け  15日朝の様子です

光線が旭日旗の陽のように 幾本も延びています

湾内には 漁船   定置網の収獲でしょうか

椿島と神割崎の間を昇る朝日を

しばらく眺めていると

野鳥が群れを成して 日の出を横切って行きました   秋の渡りのようです
(光の道の上に"群れ"のシルエット
ひとつ上の画像と比べると 右へと低空飛行しているのがわかります)

朗らかにパワーを放つ陽の光は 辺り一面  を実る稲穂にも似た黄金色に染め
私たちが恩恵を受ける かけがえの無い 志津川湾の恵み
その豊かさを 誇らしげに象徴しているかのようです

プロフィール

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

キンモクセイの香る季節
6日7日辺りは急に気温が下がって肌寒くなったので
思わず エアコンを暖房に切り替えてしまいましたし
夜には フリースジャケットを着て 星を眺めておりました

みなさん お変わりございませんか?

この8日は 十三夜の名月でした

館内には こんなポスターを貼り出して 告知いたしました
が・・・夕方は残念ながら水平線上に雲があって
赤い月と光の道を愛でることは出来ませんでしたので
お客様には 申し訳ないことをしてしまいました

それでも 夜も10時半を回るころになると
頭上の雲が切れ 煌々と照り輝く "名月"が姿を見せてくれました

きれいでしょ?

十三夜は「十五夜」に次いで美しい月とされていて
栗や豆の収穫期に当たるので「栗名月」「豆名月」と呼ばれます

拡大すると・・・

クレーターもくっきり♪
どうやら
お泊りのお客様の中には 遅い時間帯になってから
ご覧になれた方がいらっしゃったようで
何よりです♪

この日はちょうど 二十四節季のひとつ "寒露"
いよいよ秋が深まる中
晴れた夜空で
一番の明るさを持つ "スター"は "木星"ジュピターです
"十三夜の名月"の左上に 輝いていました
この⇓シーン  薄雲がかかって淡くしか観えませんが 左上の星が"木星"です

木星にズームインすると・・・

焦点ボケですみませんが "ガリレオ衛星"が比較的近くに並んでいました ⇓

今回は 夜空のスタージュピターの"プロフィール" をご紹介します

空で最も明るい天体のひとつ
"太陽系最大の惑星"で 多くの衛星を持つ"巨大ガス惑星"(6日撮影 ⇓)

木星のサイズは 直径139,822kmで地球のおよそ11倍
この容積に およそ1,300個の地球が収まります

木星 "バスケットボール大"とすると
地球"ブドウ一粒"の大きさです

自転速度は 地球の1日24時間に対し 木星は"10時間弱"
木星の1年地球の12年弱に当たる 4332.5日!!!?
(6日撮影 ⇗) 激しい自転速度の為
完全な球形ではなく横が約7%膨らんだ楕円形になっています

木星自体は 約90%の水素と10%のヘリウムで構成され
金属水素で囲まれた中心核は 半径の90%を占めています

"大赤班"は 木星の南半球にある地球の約2倍の幅の巨大な渦で
地球上の嵐の速度を遥かに超えるスピードで
反時計回りに回転する雲で構成されています(8/29撮影 ⇓)

反時計回りならば 地球の熱帯低気圧や 台風と同じ回転方向ですね
固い地面が無いので その回転を"打ち消す"ものが無く
"長期間"消えないのだそうです

多数ある 衛星 その数は実に79個

最大の衛星は "イオ" "エウロパ" "ガニメデ" "カリスト"の4つ(6日撮影 ⇑)
いわゆる "ガリレオ衛星"(左上から順にカリスト・イオ・エウロパ・ガニメデ)

中でも"エウロパ"は 地球の衛星"月"とほぼ同じ大きさ
表面を覆う薄い酸素と氷のすぐ下には 広大な海が確認されていて
地球外生命の存在が取りざたされています

今回は 木星 ジュピターの横顔をご紹介しましたが
いかばかりかでも 興味をお持ちいただけましたでしょうか

ちなみにギリシャ神話では
エウロパジュピターゾッコンの恋人です

まぁ とにかくこの時期 木星は一晩中観測出来ますから
ご紹介しましたあれこれを 照らし合わせながら
秋の夜長 どうぞゆっくり眺めてみてください

双眼鏡で ガリレオ衛星観えます

~~~~~~~~~~~
ここで 南三陸ホテル観洋
セレモニー課よりお知らせです

当館開業50周年を記念して
募集致しましたウェディングフォトプレゼントには

多数のご応募をいただき 誠にありがとうございました

当選されました5組の皆さまには
9月末に お電話にて その旨をご連絡申し上げました

ご応募頂きました皆さま方には
それぞれに 当選のお知らせを
さぞ心待ちにしていらっしゃったことと思われます
公募 抽選後 お電話でのお知らせを以って
当選の発表に代えさせて頂きましたこと
どうかご了承くださいませ

星に願い 叶う

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

叶いました 星に 願いが!!

先週 さいたまから修学旅行で宿泊された中高一貫校の高校生たちに
残念ながら 観洋屋上で星空を観望して頂けなかったことは
お知らせしていました

もちろんレインカバープログラムの"星のお話"は
押しなべて"好評で
それはそれでよかったのですが
本音はやはり 星空を観て頂きたかった・・・

それで 続いて来られる中学生の皆さんには
なんとか観望してもらえますように と
"星に願いを"掛けていた次第です

そ、 それが 叶ったのです♪

9月29日当日 観洋の夜空は なんと快晴♪
"天の川"はもちろんのこと
満天の星を楽しんで頂くことができました

この時期 最も明るく光る"木星"と その"ガリレオ衛星"を望遠鏡で・・・

「ホントだ 見える見える!!」


「縞模様 見えた!!」


「衛星 3つ見えますね!」

夫々に それぞれの反応と 感動を口にしてくれました

一方 土星も天体望遠鏡で・・・

「うん 確かに土星だ! 土星の形だ!」


「土星の形のシールが 貼ってあるみたい」


「わっ ほんとに環が観えるんですね」


「土星の形を じかに観たのは初めて」

などなど 素直で率直な反応がまた 嬉しくてうれしくて♪

ただ、残念ながら 150名の生徒さんたちの対応で手いっぱいだったもので
リアルタイムの皆さんの姿と様子は
写真にお撮りすることが出来ませんでした
すみません

続いて午後8時半からは 今度は一般のお客様に 星空をお楽しみ頂きました

興味津々で 望遠鏡を覗きこんだり

興味深く 星空案内人の話に耳を傾けたりされる様子が
また私たちにとっては この上もなく嬉しく
スタッフの  何よりの"遣り甲斐"になっております

夜も9時半ともなると 東の水平線上には "火星"が姿を見せてくれました

"赤"が 魅力的な惑星です

ちなみに 望遠鏡を向けて・・・「火星が観えマ~ス!」  は
たまたま星を観に来てくれた
当館で研修中の台湾の学生さんに
ちょい受けした"oyajiギャグ"でございます(笑)


そうそう 同じ時間帯には 木星のイオ エウロパ ガニメデ カリスト
4つのガリレオ衛星が すべて姿を見せてくれていたのは見ものでした


次回 確定しているスターパーティは10月24日です

Starparty for students came from Saitama

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

この20日 さいたまから修学旅行でお越しの高校生のために
スターパーティが開かれました

19日夜の南三陸町の星空指数は100%!
台風14号が通過して いわゆる"台風一過"の晴天が期待されました

スタパ当日の正午ごろで 指数は 80%!!
これはいける! と思っておりましたら
なんと 午後3時頃には 星空指数は一気に降下してしまい 20%に・・・

結局 観洋屋上上空の雲はとれず 星空の観望は叶いませんでした

残念!!

代わりに 屋内でスターパーティ講師
"星空案内人"による"星のお話"を お楽しみいただきました

PC投影のシミュレーション映像で繰り広げる"宇宙旅行"は
太陽系の惑星群からスタート 講師はWさん


今が見頃で 実際に観洋屋上からも望遠鏡で観える "土星"の姿


同じく 観察好機の "木星"の姿


そして 私たちの住む "地球"が紹介されたのに続いて

生徒の皆さんのリクエストで "金星"や


"冥王星"にひとっ飛び


ほかにも 太陽に一番近く 昼は摂氏430度 夜は氷点下180度になる
"水星"のこと

直径は地球の11倍という巨大ガス惑星 "木星"のこと


"土星"の環は氷で構成されていて厚さが10mしかないことなど解説されました


続いて 太陽系が"所属"する"銀河系"は

横から見ると私たちの見上げる"天の川"になることが紹介されると
生徒たちからは あぁ~♪ ふむふむ♪ と 納得の声があがっていました


やがて 現在確認されている範囲の"宇宙の果て"まで旅を終えると
地球への帰還

一気に地球に戻るシーンには 想像を遥かに超えるスケール感の凄さに
会場からは 驚きの声とともに どよめきが起こりました

また 続いて N講師からは

地球儀を縮尺に 柄杓を持って地球と月の距離を示すよう生徒に問いかけられ

あれやこれやと 楽しいやりとりの後 実際に示された距離には
やはり驚きの声が

また 手づくりの模型を手に 会場を一周・・・

太陽を公転していることで
地球からの見える"土星"の輪の角度が変わることなども

ご教示いただきました

さいたまの高校生たち
中には 熱心にメモを取りながら受講している生徒もいて
皆 興味津々 目を輝かせながら
星のお話を 楽しんでくださいました

とにかく 皆さんの素直な反応には 講師陣もとても喜んでおります

こちらの中高一貫校からは 今度はこの29日に中学生が訪れ
スターパーティに臨みます

是非とも次こそは 星空を楽しんで頂きたく
昨日も"星に願いを"かけさせて頂いた次第でございます

20.7km/ℓ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

秋 とはいえなかなか涼しさを感じさせてもらえない今日この頃
それでも 観洋から徒歩15分  "海の見える命の森"では

"萩の花"が咲き始め 秋の風情を漂わせてくれています

この18日 萩の花咲く"うみもり(海森)"では

関係者が出席して "南三陸大仏建立3周年"の開眼法要が行われました
この日は 丁度 当館創業者生誕の日

3.11犠牲者の御霊を悼みつつ 平和への祈りが捧げられたほか

"大自然の営みと共に私たちの命があり 自然の支えの中に生活がある"ことが
あらためて確認されました

~~~~~~~

ところで 突然ですが
去年11月のリッター20㎞後

冬場 スタッドレスタイヤで19.8㎞に落としたあと

8月上旬に20.5kmの燃費をマークするに至った愛車のKカーは

この9月15日 とうとう20.7㎞/ℓを叩き出しました♪(ちょいと大袈裟 笑)

"ノン"ハイブリッド 自然吸気エンジン
CVT(無段変速)のオートマですから
最新のEV車やハイブリッド車に比べたら
環境性能は大きく劣ります

とは言え
なかなか下がってくれないのが ガソリン価格

"せめてもの抵抗"に過ぎないのかも知れませんが
目下"エコドライブ"を継続中なわけです

実は 8月下旬 車検で0.1㎞落としていましたが
そこから気を取り直して+0.2㎞です

夏タイヤに交換後19.8㎞/ℓから 20.7㎞/ℓに・・・
これはもう 目指せ21㎞/ℓの勢いです
一体 どんな運転してるの?って ひょっとしたら
"疑念"(?)をお持ちの向きもおありかと思われますが
な~んにも 特別なことはしていません
強いて言えば"おとなしい運転"

制限速度+10㎞の範囲で一定速度を保ち
急発進 急加速 急ブレーキを避け
遠目に信号機をマークしながら
歩行者用の信号機が点滅していたら加速せず
惰性で停止位置まで車を転がしてしまう
下り坂でも惰性を利用して・・・
これで もう立派なエコドライブです

スピード感を楽しみたい!という方々からすれば
おそらく"蝿のとまるような運転"で
邪魔だと思われてしまっていることでしょう

ちなみに Bluebirderは
後続車がしばらく無いことを確認してから発進していますし
先を急ぐ車があれば "お先にどうぞ"しています

エコドライブって 所詮自己満足の域を出ないものかも知れませんが
それでも ささやかながらも立派な"省エネ"行動であることは確かですし
何より 安全運転で事故が避けられます

一人ひとりが わずかずつでも燃費を改善出来れば
"塵積って山となる"が如く
地球温暖化を緩和することが出来るのは確かなこと

まさにハートは"ハチドリの一滴(ひとしずく)"

窓を開放してゆったりクルージングしていると
どこか 自然と一体化しているようで

"自分も大自然の一部なのだなぁ"という実感にも似た気分に浸れるのは
きっと Bluebirderだけではないと思われます