星天御礼

 

 

地上に出来た”桜の銀河”ww

”観洋桜”と”風”のコラボ作品です。

その観洋の桜もすっかり見ごろを終え、

雨に散った花びらが歩道を飾ったのが この20日のこと。

朝からよく晴れ渡った、翌21日。スターパーティが開かれました。

端から期待薄だったとは言え、僅かながらも期待していた”こと座流星群”。

残念ながら、Bluebirderは発見することができませんでした。

が、スターパーティスタッフの佐藤さんと樋口さんは

2~3個観たそうです。なんと幸運なことでしょう♪

ただ、ご参加いただいたお客様からの歓声は聞かれず、

”願い事”は、お預けとなってしまいました。ごめんなさい。

 

実はこの日、”丸一日晴れ予報”に反して、

夕刻、西から薄雲が広がり、焦りました(^_^;)。

それでも、開始時刻の午後7時ころには、”約束通り”見事な星空に♪

”オリオン座”と”冬の大三角”

”しし座”

 

”北斗七星”と おうし座の主星”アークトゥルス”

火星とふたご座

そして、おうし座アークトゥルス~おとめ座スピカ~しし座デネボラを結ぶ

”春の大三角”などを ご案内。ゆ~っくりと、見上げて頂きました。

EVスコープでは、肉眼ではまず見えない星雲を捉えて お楽しみいただきました。

モニターに映し出された”星雲”は、スマホで撮影して

”お持ち帰り”可能ですから、

想い出に 是非撮影を!と、順番待ちの 長い列♪

望遠鏡で木星や火星の観察も♪

冗句を交えた 愉快な星空案内も相まって

"とにかく楽しかった” "楽しく過ごせました”と

おっしゃって頂けたこの日のスタパ。

久しぶりに ご案内に追われたスタッフ一同でございましたが、

気がつけば150名を超えるお客様からご参加いただくことが出来ました。

誠に、ありがとうございます。

次回のスタパは、

 

 

 

こと座流星群

こと座流星群。

毎年4月14日から30日にかけて活動し、
4月21日から22日にかけてピークを迎えます。

StarWalk 天文ニュースからの引用で、国際流星機構(IMO)によると、
今年は、4月22日13:30 GMTにピークの予想。

ということは、夏時間の時差が8時間ですから、
日本時間では4月22日朝5時半がピークということになります。

21日(月)に開催されるスターパーティは、
ピークの10時間から8時間前。

そもそも、1月のしぶんぎ座流星群、


8月のペルセウス座流星群、


12月のふたご座流星群の3大流星群以外は

多くの出現が期待できない、というのが定説ですから、
やはり、”こと座流星群”の観望は難しそう・・・。

『過去に何度も
1時間に100個以上の突発出現をしたことがある』と聞けば
期待も高まるところですが、なにせ今年は”活動増加”の予測は無いそうな・・・。

ただ、そうした予測が困難な一面も持ち合わせているのが”こと座流星群”。

とにかくは、星のソムリエの星空案内に耳を傾けながら
期待を胸に、夜空を見上げてみましょう。

視界に流れたら、それはもう至って幸運なことです。

ピーク時には、完璧な観測条件下ならば
1時間に約18個の流星を見ることができるという”こと座流星群”。

観洋屋上から観て、
こと座のベガが東の水平線上に登り始めるのは、午後7時45分頃。

この流星のスピードは、秒速49km。
塵の軌跡を残すことが多く、明るい火球を作るなど、
高い割合で明るい星が流れる流星群なので、
見えている間に、願い事をつぶやいてみましょう♪

そもそも「流れ星に願い事」は、古代ヨーロッパの伝承。

流れ星は、神様が地上の様子を確認するため、
天国のドームを開けた時に零れ落ちる”光”なのだとか。

”流れ星”が光っている間は、ドームが開いて神様に声が届くと考えられ、
願い事を唱えるようになったのだといわれています。

それも、実現性を高めるため 3回。

欧米に伝わるおまじないでは 短いフレーズで
「money!money!money!」と声を出して唱えるのが基本なのだとか・・・

あなたは? love! love! love!  ?   それとも peace! peace! pesce!  ?
欲しい車? あるいは、近未来の志望校や就職先? 資格?

ひょっとしたら、想いを寄せる人の名前かも知れませんね・・・。

声に出さなくても、星が流れる間に 3回。

星に願いを♪

 

早咲きの桜にぃ 出会えたぁ~

この4日、町内 入谷方面をポタリング。

ほんと、何の宛ても無く チャリを進めると・・・

早咲きの さ・く・ら♪

もちろんソメイヨシノではありません。

このところ肌寒い以下の気温が続いていて、
冬に逆戻りしたような寒い日もありましたから
町内でいわゆる開花宣言など聞けないのは 当然のことなのですが、

この桜、去年11月中旬にも花を咲かせていました。⇓ こちら!

こちら ⇑ が 去年11月の写真。今と遜色ない位に咲いていました。

 

(変わって、この4日の様子 ⇓)


聞けばこの桜、苗木は岩手から持って来られたそうで、年に3回咲くそうな・・・

たまたま、軽トラで通りかかったご近所のご夫婦が教えてくださいました。

その上、花は小ぶりで、強い風の影響を受けにくく、
長く楽しめるのだとか。

 

そう言えば、去年晩秋に咲いた桜花 ⇓ は、12月の中旬まで花が残っていましたから、

1か月以上 咲いていたことになります。なんとも 花の時期が長い桜の樹です。

 


すぐ近くには、レンギョウの黄色い花♪

レンギョウ越しの向こうに、淡いピンクの桜・・・春ですね。
寒い日が続いて、少し気温が緩んだのがこの日。

桜は、一般的に、夏から秋にかけいったん形成された花芽が休眠状態に入った後、

一定の期間 寒さに晒されることで花芽が休眠から覚め、

気温の上昇で、花芽の成長が促され咲くのだそうです。

まさにこの過程を経て咲いたのも、こちらの桜・・・なのですが、

去年11月の場合も、急に真冬のような寒さになったことで花芽の休眠が覚め、
気温が上がった小春日和に開花した、そんな風にも考えられます。

ということは・・・、今年の晩秋に咲く花芽の形成を始めつつ、
去年夏から春にかけて出来た花芽を咲かせているということになるのですから、
何とも器用で、それでいてサービス精神が旺盛(?)で殊勝な桜です。

 

さて、その翌日 5日には、
観洋屋上でスターパーティーが開かれました。

日中から青空が広がり、夕刻に向けて 東の水平線上は
いよいよよく晴れ渡り、星天への期待が高まりました。〈⇓ 資料画像〉

この日の目当ては、月面X。

遅くなると、曇り始めるという予報でしたから、
30分開始を早め 午後6時半にスタート。

しかし、既に上空は 薄~く雲がかかった状態・・・

それでも、北斗七星やしし座、オリオン座、木星、

月の近くには、ふたご座に接近している火星も見えていたのですが、
徐々に雲は 濃くなって・・・

やがて星座は姿を消し、

おぼろ月だけに・・・

それまでは、辛うじて望遠鏡でクレーターを確認できていたのですが、

とうとう、月面Xは見えず仕舞い。

それでも、お客様方からは、「初めてこの目で月のクレーターを観ました」

とか、「星のソムリエさんたちのご案内もあって楽しく過ごせました」という

言葉を頂くことがきました。

曇り空で、恐縮でしたのに・・・。

雲には、Bluebirderがよ~く言って聞かせておきますで、どうかご容赦をww。

生憎の天気のスタパになってしまいましたが、
この日は120名のお客様からご参加頂くことが出来ました。

ありがとうございます。

次のスターパーティは、

しぶんぎ座・ペルセウス座・ふたご座の三大流星群に比べたら
出現率は低いと言われますが、こと座流星群を希求します。

東の水平線上には、おとめ座が。

星空を楽しめる宿 南三陸ホテル観洋

トロフィー、届きました。

1月に 三ッ星認定をいただきました

”星空を楽しめる宿”の証しです。

無色透明なクリスタルガラス越しに

天の川の渡る濃紺の夜空、輝く星々・・・
当館認定のロゴと、観洋、日本旅行総研様の文字。

湧きたつような金色の銀河が星空と織りなす鮮やかなコントラストとも相まって、
キラキラした きれいな印象のトロフィーです。

ありがとうございます。

評価内容の概要としては、

”施設・設備”、”接客サービス”、”周辺環境”は、どれも得点率90%以上。


中でも、”周辺環境”は100%の得点♪

”スターパティ”に対しては、審査員とお客様から

3段階評価でいずれも満点の評価を頂いています。

星空は、ブログでも度々ご紹介している通りの見栄え♪

”スタパ”も、その都度やはりブログでお客様から

お楽しみ頂いている様子をご紹介できていますが、

それもこれも星のソムリエやコーディネーターの皆さまの”名案内”
そして当館スタッフのサポートのお陰です。

そうしたサポートの心強さとホスピタリティ、恵まれた周辺の環境に
心から感謝いたします。

ちょいと”自慢”っぽい内容になってしまいましたが、
申し上げたいのは、観洋は自信を持って 星空をお楽しみ頂ける”宿”で、

この度頂いたトロフィーが、その紛れもない証しなのだということ。


「光害もほとんどなく、海の音のみで他は静かな環境で、

ゆっくり星空を満喫できる素晴らしい場所」という”総評”どおりの夜空を見上げれば、

きっと「来て良かった」と思って頂けるはずです。

スターパーティの日も、そうでない日も、

星天の夜は、当館屋上”汐風の空”で 是非 星空を楽しんでみてください。
いい想い出を どうぞ♪

そうそう、露天風呂に浸かりながら楽しむのもまた格別ですよ♪

そこで、次のスターパーティは・・・

♪風の中のスバル~ 砂の中の銀河~ ♪ ・・・

”プロジェクトX!”ww

ではなく(例え”滑ろう”とも相変わらず懲りないBluebirderでございますww)

”月面X”をご覧いただきます。

上弦の月のクレーター、その陰影が創り出すXの文字を天体望遠鏡で。

日の出どこから?

「海から昇る日の出は、いつ見られますか」

そんな 質問にお答えして、作成して頂いた図面がこちら。

当館では、月2回 スターパーティを開いていますが、
その場で お客様から尋ねられたのが、

星空案内人 天文ボランティア宇宙船を主宰する 永井 秀男さん。

当館の 経度・緯度をもとに、
今年の日の出の位置を地図上に記してくださいました。

こちらによりますと、海から昇るのは

春は2月23日(日)から 3月20日の春分をはさんで、
4月22日(火)までの59日間。

秋は 8月23日(日)から 9月23日の秋分をはさんで、
10月20日(月)までの59日間。

一方、4月23日(水)から8月22日(金)の 122日間と

10月21日(火)から 2026年2月22日(日)の125日間は 陸から昇ります。


永井さん作成の図面から、海の景色に起こしたのが、こちら ⇑。

矢印はBluebirderが永井さんの図面から推し測って記した位置なので、
多少のずれは ご容赦を。


日数で見ると、南側の神割崎と北側の泊崎方面の「陸」から昇るのが247日間。

それに対し「海から昇る」のは118日間で、1年の3分の1にも満たないということ。

それも、厳密に「水平線上の日の出」となると、南側では 椿島にかかる時期があり、
多少日数が減ってしまいますから、意外と”尊い”日の出とも言えそうです。


こちら⇑は、今年 観洋6階ホワイエから望んだ 元旦 初日の出。

明日の日の出は、どこから昇るのかな?

5階ロビーと6階ホワイエにも掲示してありますから、ご参考までにどうぞご覧頂き、

志津川湾に登る朝日を お楽しみくださいませ。
特に海から昇る日の出を撮りたいという方には、お役に立てそうです。

永井さん、ありがとうございます。

 

さて、3月16日のスターパーティ。

残念ながらの雨でしたから、ロビーで「星のお話」をお楽しみ頂きました。

まず、星のソムリエ・小さな天文学者の佐藤さんが、今日の星座をご紹介。

続いて、星空案内人・天文ボランティア宇宙船の永井さんが

天の川銀河とアンドロメダ銀河の接近や、地球と太陽などのスケール感。

土星の環の見え方も 紹介下さいました。

さらに、星のソムリエ1年生の 瀧原さんが「星の降る池」の朗読。

お仕舞は、星のソムリエ 和田さんが「星座体操」で、お客様の“凝り”を

ほぐしほぐし、した後は・・・

「この惑星は何でしょう」という和田さんの質問に、男の子が「地球!」って

元気に答えたのに続いて 138億光年、宇宙の果てまでの旅。

40名のお客さま、それぞれに宇宙に興味をお持ち方が多かったようで、
ジッと星のお話に耳を傾けて頂けたのが、とても嬉しい
スターパーティでした。ありがとう御座います。

次のスターパーティは・・・

スマホで 星空・流れ星

 

いきなり、破綻寸前の画像でごめんなさい_(._.)_

画像素子の小さい 古~い機種のコンデジ:コンパクトデジタルカメラで、
シャッターを15秒間開けて
どの程度の星空が撮れるものかと
オリオン座に向けて撮影実験してみました。上の画像は、完全にISO感度オーバー。

ごく遊び的に

幾度となく

感度を変えながら・・・ 撮影を重ねました。

オリオン座のベテルギウスの赤い色が

ハッキリわかります。

これは、長時間露光のメリットで ”光が蓄積”され 星の色が際立ってくるんです。

さて、

最初にご紹介したこの画像には、
他に、すばることプレアデス星団、木星も写り込んでいますが、
ハッキリ言って 全体的に赤味を帯びて とてもきれいとは言えない・・・


色調整をして・・・

トリミングしてみると・・・

赤い写真で 気が付かれた方がいらっしゃったなら「凄い」ことですが


オリオン座の右に、うっすらと かすったような 流れ星!
観洋屋上では こういう偶然に出会えるんです♪

ピントが合っていれば、もう少しくっきり撮れていたはず。
まあそれでも、15~16年前の年式のコンデジで、これくらい写るのですから
皆さんの最新式のスマホならば、もっときれいに撮れるはず♪

残念ながら、Bluebirderのアップル系スマホは、
モデルナンバーが一桁なものでwww 性能的にとても敵いませんが、

月2回、当館で開いている星空観望会”スターパーティ”では、
最近”手持ち”で 星座を撮っていらっしゃる方が増えました。
それがまた きれいに撮れてしまうのですから、驚きです。

当のご本人が星空を撮ったことが無く、
初めての写り”映え”に感激されているのには、こちらも嬉しくなってしまいます。

そ・こ・で、
スタパが無い日でも、天気が良かったら 屋上に上がって、
スマホを星空に向けてお楽しみ頂く、というのはいかがでしょう?

シャッター速度を15秒以上に設定して、原則スマホは固定、
夜空を見上げ楽しみながら、
片手間に何度も繰り返しシャッターを切ってみるのです。

ひょっとしたら目撃する”流星”が そのまま撮れるかも♪


〈スターパーティコーディネーター小林裕さん提供:双子座流星群 ⇑ 〉

もちろん、こうした流星群の夜の方が”撮れる”確率は高いのですが、
お泊り頂いたその夜に 流れ星が撮れたら、観られたら

それこそ 幸運!ラッキー!超ハッピー!って勢いで 素敵な思い出とお土産に♪

「星が流れている間に願い事」は、 かなりハードルが高い。

でも、ご自分のスマホで撮ってしまえば、流星は もうあなたの手の中♪
いくらでも願いは掛け放題♪ということに! wwwちょっと強引な論理かな?

それでも、こうした幸運に出会えるのも『星空を楽しめる宿』観洋だからこそ。

当館屋上”汐風の空”で 是非”スマホ”を手に、
星の世界を グッとカジュアルに楽しんでみてください。

きっと お泊り頂く楽しみが増え、ワクワク感が増すことでしょう。

 

そこで、今度のスタパは、

尚、4月21日のスタパでは、「こと座流星群」の観望を予定しております。

しぶんぎ座・ペルセウス座・ふたご座 の三大流星群に比べれば
出現は期待薄なのかも知れませんが、”スマホで流れ星”ゲットのチャンスです。

 

月面X

ミスターXは、タイガーマスクの処刑を狙い悪役レスラーを送り込む

「虎の穴」極東地区 統括マネージャー。


マルコムXは、急進的黒人解放運動指導者。

では、月面X は?

セーラームーンの新たな敵キャラ?

いえいえ アニメのキャラクターでも、実在した人物でもありませんww。

天文好きの方なら「何を言ってるんだい」と、

一笑に付されてしまいます、ね  きっとww。

上弦の月のころ、月面の欠けぎわに

アルファベットの「X」のように見える地形が月面X。

近くのヴェルナー(Werner)クレーターの名前から
海外では「WernerX」や「LunarX」などと呼ばれます。(ここまでは資料映像を拝借)

月面Xは以前から見られていたようですが、(以下、12月8日スタパでの画像です)

2004年にカナダのChapman氏らの報告で、

広く知られるようになりました。

月面Xは上弦のたびに見えるわけではありません。

継続時間が1時間程度と短いので、

見られるのは、ちょうどこのタイミングで

日本から月が見やすい位置にある時だけ。

大体1年に数回程度。

ちなみに去年は、公式には3回でした。

が、4回目が 12月8日にあったのです。

土星食の夜に、月面Xは現れたのでした。

これは、土星食を捉えようと月面を撮っていて気が付いた次第。

意図せず偶然に、土星食と共に 月面Xも見られました。

去年の3回は、あくまで”好条件”で見える日で、

12月8日は、取り立てて”好い”とは想定されていなかった。

それで”計上”されていなかったということなのでしょう。

ということは、”ラッキーX”ということになります。

改めて、土星食の夜の月面Xをご覧頂きました♪

2025年は、2/5 4/5 6/3 8/1 9/29 11/27の6回で、今年は多い。

この内、4/5 6/3 8/1 9/29 11/27は、
当館”スターパーティ”の開催日で、望遠鏡で月面Xをご覧いただけますので

お楽しみに♪

え?そういう私は誰かって?   はい、Bluebirder*Sでした。

今度のスタパは、

やばい

やばい やばい   やばい やばい・・・

やばい の連呼でした

"やばい" とは 危ない ではなく
"すごくいい"という意味の若者言葉でございますww

岩手からお越しのご家族連れ
この15日のスターパーティで

木星を 大口径望遠鏡でご覧になっては・・・やばい やばい

オリオン座や 水平線に昇った月をスマホで撮っては

初めて”手にした”その美しさに またまた やばい やばい!

ノリノリで とても楽しそうにしていらっしゃいました。

それもそのはず 日中の快晴がそのまま夜まで続き 観洋上空は 漆黒の空に

星々は絶好のキャンバス上に より一層輝きを増し とにかく見応えがありましたから

望遠鏡4台 星のソムリエさんは 5名

万全の布陣にて


最高光度で 一等星の100倍の明るさとなった 金星


南の空 天頂近くには・・・

オリオン座内の 子三ッ星 オリオン大星雲


すばる こと プレアデス星団

は 低倍率望遠鏡で


一方 こちらは大口径 180倍にて

縞模様と ガリレオ衛星を持つ 木星


ソムリエさん 新調の望遠鏡で

午後8時ごろ 水平線に昇ったばかりの

月・・・ と 天体観望アラカルト♪

参加のみなさん それはもう興味津々 レンズを覗き込んでは

すごい! わぁ~! 初めて見た♪ などと
夫々の天体に歓声をあげていらっしゃいました
ちなみに フェンスの向こうの黄色い点は 月

スタパ中盤から終盤にかけて、

親子連れのお客様がどっと訪れ 楽しんでくださるなど

参加は150名越えに!!

ソムリエさんたちと一緒に対応させてもらったBluebirderとしても
嬉しい限りのスターパーティで ございました

ありがとうございます

☆ ☆ ☆

さて、志津川湾で越冬中の コクガン

15日 出かけた午後3時前には

残念ながら その姿を近くで捉えることは出来ませんでした

遠巻きに・・・ 居るのがわかります ネ  切取り拡大しても米粒大ww

それでも朝方には 海のビジターセンターから

スコープで見渡せる範囲で 301羽を確認していたそうですから
まだまだ おります おります♪

国の天然記念物にして絶滅危惧種の
”コクガンに会える町 南三陸" へ

どうぞお越しください

 

さあ さあ 次回のスターパーティは

南三陸ホテル観洋は、 ”星空を楽しめる宿 三ッ星認定”を受けました

スリーピー スワン

眠そうです。

恐らく、お腹がいっぱいなのでしょう。

この水辺から道路を挟んで反対側には
田んぼが広がっていて、彼(彼女?)の餌場になっています。

冬型の気圧配置で、随分と北西風が吹き荒れ とんでもなく寒かったもので、
ついこの場を訪ねるのがすっかり遅くなってしまったのが 先月31日、
午後3時40分を回っていました。

きっと、食餌を終えて戻ってきたところだったのでしょう。

近くの方が、「昼ごろは、田んぼにいましたからねぇ」と 言ってましたから。

”休もう”としていたところを邪魔したのが

小生 Bluebirderということになります。

どうも すわんスワン なんて、ふざけてる場合じゃなかった筈。ホント ごめんね。

羽でも痛めたのか、まずハクチョウなど訪れることも無い

観洋からほど近い水尻川河口付近でその姿を確認したのが
去年暮れのこと ⇑。

その後、怪我が癒えて 伊豆沼に向かったと思いきや

中流の池のようになった”水辺” ⇑で羽を休めていました。

その後雪の朝、姿が見えなくなっていましたから、
今度こそは 伊豆沼へ・・・、と思っていたら

更に100m上流の、こちらに移動しておりました。

ご近所の方によれば、餌場の田んぼへは道路を歩いて渡る際、
バイクや車のエンジン音に驚くと

”飛んで”田んぼに入るのだとか・・・。 ん?飛んで?

まったく飛べないものとばかり思い心配していましたから、

「ああ、ならば きっと近い内に仲間と一緒になれるだろう」、と

少しばかり安堵した Bluebirderでございます。

 

ところで、この2日には、今年三回目のスターパーティが開かれました。

注目の ISS 国際宇宙ステーションは、

三日月と金星の下、土星付近を通過。

一番下の小さな星が”土星”。その左に延びた薄~い線が、

ISSの軌跡です。


序盤こそ、辛うじてかすかに

見えましたが、

薄雲に絡む地上の光に邪魔され、

中盤以降は肉眼では 観えなくなってしまいました。なんとも残念。

南西の空、カメラには消え入る最後の軌跡が 薄く写っていました。


ただその後は、時間の経過とともに 観洋上空の雲は取れ、

木星とガリレオ衛星、

オリオン大星雲、

月のクレーターなどを 望遠鏡で観察して頂けました。

やがて午後9時の終了間際には、まさに漆黒の空に。

冬の星座に加え、春の星座”しし座”も東に昇り

星々は、まさに美しく輝いたのでした。

駆け込みで 木星、火星、オリオン大星雲、シリウスをご覧になった

関西言葉の母娘連れを始め、今回は 80名を超えるお客様からお楽しみ頂けました。

ありがとうございます。

次回のスタパは、


金星が、強烈に輝きます。

お楽しみに♪

 

 

地球ショウ


2025年、夜明け前・・・⇑ AM6:11     ⇑ AM6:19

やがて 東の岬の雲の際は 輝き出し・・・

観洋 6階ホワイエから望む、初日の出♪

穏やかに明けた 令和7年。

日の出ともに、年神様が観洋にも訪れてくださいました。

新年 おめでとうございます。
みなさまにとって、より健やかな一年でありますように。

今年最初のBluebirder*Sのブログ、

まずは”地球ショウ”で お楽しみ頂きましょう。

どうぞぉ!!

???

って、月を見せておいて ”地球ショウ”???
どういうこと?! ”月のショウ”の間違いじゃあ?

はいはい、新年早々、滑り気味? いえ 滑った”ダジャレ”でスタートいたしました。

新年2日、西の空低くに 月齢2.2。

大晦日が新月でしたから”三日月”ということになります。きれいでしょ?

この際 現れるのが”地球ショウ”・・・はい、「地球照」です。

”ショー(show)”ではなく、”ショウ(照)”なのですww。
”金星”との ちょいとよそよそしい(?)長距離ランデブーも きれい♪


「地球照」とは、太陽の光が 地球に反射して
陽の当らない月の陰の部分を照らす状態のことを 言います。

”地球”に”照”らされて見えるので、”地球照”。 けだし、金星との共演もあって
その”美しい”見栄えは、もう天体”ショー(show)”、ですね。

地球上で、満月の夜は”月明り”で人の影が出来るくらいの明るさになりますが、

”地球照”は、その反対に”地球明り”が 月面上を照らして明るくします。

それも 地球の表面積は、月の13.5倍ありますから、

月から見える”満地球”は、”満月”の70倍という けっこうな明るさ!!

是非行ってみて”地球明り”の下、月面を散歩してみたいものですww。

Moon walkしながらの 青い地球の眺めは、きっと最高でしょう♪

 

ところで、
この三日月の日、午後3時過ぎでしたが、休憩時間にチャリをちょい乗り・・・

以前、水尻川の河口近くで

一羽だけの白鳥を見つけたことは、こちらの写真を添えて記していましたが、

この日は 少し上流で見かけました。

知った風に「伊豆沼へ向かったのでしょう」などと記しておりましたが、

ひょっとして 同じハクチョウ? ・・・っぽい!

しょんぼりして元気が無く、同じように眠そうにしていましたから、
その可能性は大いにあります。

帰りしなには、もう首を背中に乗せて眠っていましたが、
餌は食べることが出来ているのか・・・、
獣に襲われたりしないのか・・・、ちょいと心配してしまっている
Bluebirderでございます。

 

一方、志津川湾で元気に越冬中なのが コクガン♪

この5日午後2時半ごろ、いつもの港には全く姿が見えませんでしたが、

海のビジターセンタースタッフに伺ったところ、
近くの船揚げ場に居るとのこと。

行ってみると、スロープでアオサを食べている3羽を発見。

曇り空で、あまりきれいに撮れませんでしたが、

今週も、近くで姿を捉えることが出来ました。

湾内で越冬中のコクガンの数が、

過去最高の600羽を超えたことは

既にご案内済みですが、

今季、どれくらいまで増えるのか、楽しみです。

 

今年最初のスターパーティは・・・