見えた ! レモン彗星♪ 来た コクガン♪

この23日、スターパーティを緊急開催しました。

目当ては、今 天文ファンの間で話題の レモン彗星
夕方5時半スタートで 観望のチャンスは1時間ちょっと。

西の空、

この画像の中にレモン彗星・・・、
と言われても、どこに見えるのかわかり様もありませんね。


明るさを補正して・・・


うしかい座の主星アークトゥルスは0等星。稜線のすぐ上。


明るく輝く黄色い麦星アークトゥルスの上に
ズームインしていきます。白い実線は、人口衛星の軌跡。


すると、うしかい座を構成する星のひとつ”イザール”(上の明るく映っている星)の左に


ボンヤリした輪郭の、ごく淡~い天体が見えてきました。
肉眼では、こんなイメージ。


ごくごく薄~くですが、右上に尾を引いているように見えます。これが レモン彗星 ♪


レモン彗星が映し出されたモニターには、お客様が殺到!


何せ1300年周期で、見られるのは一生に一度の彗星とあって、


次々モニターの前で、スマホ撮影していらっしゃいました。

午後6時前の館内放送で「見える!」というお知らせを差し上げたところ、
お集まりいただいたのが、なんと150名超のみなさま♪

淡い緑色の彗星、レモン。


「緑のきれいな彗星が観られてよかった♪」と喜んで頂くことができましたから、


スタッフ一同、星空案内冥利に尽きます。

屋上入口でのご案内に追われ、

「大混雑シーン」が撮れなかったBluebirderではございましたが、


この日午後9時までのスターパーティは、実に素晴らしい星天に恵まれ、(銀河にはくちょう座)


天の川もこの通り。カシオペア座あたり・・・


アンドロメダ星雲に


カシオペア座とペルセウス座の間の二重星団も映り込むほどに
シーイングの良い観洋の星天を
レモン彗星観望も含め、延べ200名のお客さまからお楽しみ頂けたのは
本当に嬉しかった、今回の開催でした。。

 

次のスターパーティは、今月28日火曜日。

レモン彗星も見て頂く為、午後5時半スタート、星空の観望は 午後9時迄です。

 

P.S.

この22日、観洋から歩いても20分ちょっとのところ、

志津川湾の入り江に、

居ました! コクガンが♪

国の天然記念物で絶滅危惧種。はるばる繁殖地のシベリアから

もう越冬のため 渡って来てました。

大体、越冬期間は 10月下旬から4月中旬にかけて。

前の冬は、海のビジターセンター観察史上最多の609羽が越冬して行きましたから、

この冬、さらに増えるのか否か、楽しみに また暫く見守って参ります。

一生に一度の彗星 レモン! 23・24日 スタパ緊急開催!!

今、天文ファンの間でも話題の レモン彗星

⇓ こちらの画像は、この15日に泉ヶ岳スプリングバレーで、

スターパーティコーディネーターにして スタッフのお一人、小林さんが撮影されたもの。

立木の右にある星の逆三角、 下の ふんわりした緑色の光がそれ!

薄っすらと右上に尾を引いているように見えます。

彗星の尾の角度・他の星の位置が、小林さんの写真と符合しますね♪

周期は、1000年以上といいますから、観望のチャンスはまさに一生に一度。

このレモン彗星を観られる絶好のチャンスを逃してはなるまい!と、

観洋ではスターパーティを緊急開催いたします!

日程は、この23日、24日

見える位置の予想図からしても、い~いタイミング♪じゃあ ありませんか?

 

そもそも、レモン彗星ですが、

今年1月3日にアメリカ・アリゾナ州のレモン山天文台で発見。

名前は発見された天文台のある「レモン山」に由来していて、

レモンの香りがする訳でも、酸っぱい訳でもありません(当たり前でしょ!)ww。

 

さあ、そのレモン彗星、今月21には地球に最接近して、明るさはピークへ。
予想される約4等級にもなれば、肉眼でも観測できそうです。
観測しやすいタイミングが今月下旬ですから、
23・24日の緊急スターパーティには観望への期待が膨らみます。 
観測できるのは、日没後の西から北西の空。
この際、うしかい座のアルクトゥールスの位置などを参考に出来ますね。

日没後、西の空低めに明るく輝く黄色い星で、

その上あたりに まだ青い(ww)レモンが見つかる筈。

双眼鏡を使うと、彗星の尾の広がりをよりクリアに見ることができます。
確実な観測には、双眼鏡があるといいですね。
レモン彗星の 次回の出現は1000年以上先、
今回の観測はとても貴重なチャンスです!
今月23日、24日、スタパ レモン彗星開催にご期待ください。

小生、Bluebirder*Sも 楽しみにしています。

 

さて、夜も更ければ 観洋の向こうにはオリオン座 登場・・・

もう「山沿いでは雪」などという予報が聞かれる季節になりました。

お身体大切に。体調にはくれぐれもお気を付けてお過ごしくださいませ。

森は海の恋人

「山は海の恋人」・「森は海の恋人」というのは、

自然の中で海と山が互いに影響し合っているということ。

海の豊かさは森の再生に必要で、

森の健康は海のよりよい環境を守っているという考え方です。

 

今年4月に他界された畠山重篤さんが、
気仙沼港での牡蠣の養殖を通じ、

森が大切な役割を果たしているという気付きから生まれた活動は
「森は海の恋人」がスローガン。

海の環境が悪化する中で、
森が海を守る重要な役割を果たすことに気付いて始めた植樹活動で
「森が海の水質を保ち、豊かな漁場を育む」というもの。

魚介類の生息や生育に好い影響をもたらす森林のことを
「魚つき林(うおつきりん)」と言って、
日本では、すでに 10世紀 天暦(てんりゃく)年間の文献に記述が見られます。

まず、海に面した森林は魚に日陰や餌などを提供し、
漁獲量を増やすと考えられているほか、

上流では、渓流沿いの樹々、”渓畔林”が殊に重要な役割を果たしていて、
渓流の上に伸びた枝が、日光を遮って水温の上昇を抑えるとともに、

渓流に落ち葉や枯れ枝などの有機物を供給。

有機物は渓流にすむ生物の餌になり、食物連鎖によって

他の生物へと養分やエネルギーが連鎖して海に至り、養殖の種を育て、
海藻を育み、海藻は湾内の水を浄化するとともに、海の資源を豊かにしてくれます。

森林は海の生物と直接・間接的につながり、支えている。

観洋周辺・一円は、まさに”森は海の恋人”を体現する環境に包まれ、

チャリで走り回っていても、森と海の”互いの想い”に溢れている、そんな印象です。

きっと、心を癒してくれるのは、森と海の”想い合い”ww♪

ポタリングが愉しいのはそのせいなのかも、などと考えているBluebirderでございます。

 

さて、下の画像は、日もとっぷり暮れて・・・迎えた、同じ日 深夜の志津川湾の空。

この中にある星座は 何でしょう?

お分かりですね。はい、

オリオン座でございました。
クリックして、星の軌跡をご覧ください♪ 👉 GX010907

これが、志津川湾の夜空です♪

この21日には、観洋屋上で”スターパーティ”が開かれました。

今回ご紹介した自然の健やかさが、そのまま夜空にも反映されているのが 南三陸。

この日、星空観察には 最高の条件に恵まれました。


新月で月明りばかりか雲も無く、空のシーイングは最高♪ 頭上に カシオペア座。

天の川の場合、(明るい星は、上がこと座のベガ ~ 右がわし座アルタイル ~
下がはくちょう座デネブ 夏の大三角)

目を凝らさなくても

観ることが出来ました。

ですから、他の星々も キラキラと・・・  いて座

北斗七星

そんな夜空のお陰で 星空案内は、なんと4回に及ぶ 大盛況ぶり!

200名を超えるお客様から ご参加頂くことが出来ました。

次のスターパーティは・・・

星空を楽しむ


星空を見上げて、きれいだなぁ と思われる方は少なくないでしょう。

見上げているだけでも、その美しさや壮大さに感動を覚える星空や星座のこと

もうちょっとくわしく知れたら、

きっと、もっともっと楽しみは深まることでしょう。

そうした、星空や宇宙の楽しみ方を教えてくれるのが

「星空案内人」。その愛称を”星のソムリエ”と言って

星空案内の基本をマスターして、案内人の資格が認められ経験を重ねた方々です。

観洋のスターパーティでは、常時5名~6名の星のソムリエさんたちが

星空を案内してくださいます。

みなさん、それはもう星が大好きな方々ばかりで、

彼らの喜びは

星空を案内さしあげたみなさんから喜んでもらえること。

幸せな感覚で 楽しんで頂けたことで

自らも幸せになれる、そうしたことが 何より嬉しい人たちです。


曇り空の為 星空観望が叶わなかった この12日のスターパーティでも、

今見える星や星座のこと。  最近高騰してる貴金属の金が、

どのようにして出来るのか。さらに月の満ち欠けについてなどなど、

知ることが出来たら、

ちょっと周囲に自慢できるような”お話”を披露してくださいました。

「観洋の星のイベントで、こんな話を聞いて来たヨ!」って
”お土産話”にもして頂けるはず。

もちろん星空案内人の”星のお話”は、
星空を見上げながらも お楽しみ頂けるわけで、
おそらく、そんな星天の夜は感動も喜びも更に上載せになることでしょうww。

みなさんも是非、当館 ホテル観洋へお越しいただき、

スターパーティを お楽しみくださいませ。

星空には、私たちを惹き付ける不思議な魅力があります。

500年前の赤光

梅雨時から 夏場にかけて、
南の空に見える赤い星は、
他でもない、”あんたです”・・・じゃない、”アンタレス”。(ww)

さそり座のα星、さそり座の中で一番明るい星です。
地球から見える太陽以外の恒星の中で、
16番目に明るい星で、明るさは、1.09等級。

この”アンタレス”、近くを やはり赤く輝く”火星”が通るので、
古くから”火星と競う、拮抗する星”とされてきました。

ちょうどさそり座の胸のあたりにあるので
「サソリの心臓」とも呼ばれていて、
日本では、「赤星」とも。

オリオン座のベテルギウスと同じ、
赤い色の超巨大な星「赤色超巨星」で、
もうすぐ寿命を終える星。
直径は、実に太陽の700倍、という巨大さで、
地球からは、およそ500光年彼方の星。
つまり、私たちは500年前の赤光を見ていることになります。

その赤いアンタレスに、月が接近する!
というのが、8月31日のスターパーティでご覧いただける、はずの
天体ショーでした。

しかし、天気は、無情にも 曇り。
この日のスタパは、ロビーでの星のお話と あいなりました。

星空案内人のお話、トップバッターは

初登場の西口さん。

9月の夜空には、春・夏・秋の星座があって・・・

お話は、秋の星座”ペガスス座”から ”アンドロメダ座”、”アンドロメダ星雲”、

そして”ペルセウス座”へと展開。

続く 佐藤さんは、土星の輪について・・・

今、土星の輪が ”円盤状”には見えていないこと。

15年周期で起こる現象で・・・

9月22日から見ごろとなる土星は、11月25日にも輪が無くなって見えそうだとのこと。


そして和田さんは、

”星座体操”で お客様から気分転換をはかって頂いて・・・からの

138億光年、

”宇宙の果て”

までの旅。

無事、地球に帰還を果たした後は

じゃんけん大会へ♪

勝ち残ったお客さまには、”志津川湾の日の出”と”天の川”の美しい写真入りの額などを
プレゼント。

40名を超えるお客様の笑顔からは、
星空を望めない残念な気持ちを多少なりとも晴らして頂けた、
そんな印象もうかがえた この日のスターパーティ「星のお話」でした。

 

さて、次のスターパーティは・・・

スタパ 夏休み! キッズ体験


今月1日のこと・・・

こんな素敵な作品が

完成・・・

しました。 イェ~イ!!

星座の

しおりに・・・

土星の輪!!

光る星座盤♪(アクリルパネルが光ってしまってスミマセン!)

これ、お誕生日星座を選んで・・・

星座の絵に色付け・・・

星座を構成する星々の位置に、

等星に合わせた大きさに打ち抜いた蓄光ポイントを貼り付けて・・・

重ね合わせて額に収めると完成する プラネタリウム♪

夏休みの宿題のお手伝いにもなればと 観洋では初めて開かれた「キッズ体験」♪

主に小学生が対象でしたが、

親子 ご家族で参加されたみなさん

星空案内人の手ほどきのもと

子どもたちは、夢中で工作に打ち込んでいました。

しおりは、 思い思いの

アレンジで♪ おかあさんと 楽しそう~

土星の輪は、

それぞれに個性的な色使いで


制作♪

輪の中心のクリ抜きは、ご家族に手伝ってもらうなど、親子の交流の場面に♪

拝見している Bluebirderも、

いえいえ、様子をご覧になったどなたでも きっと思わず微笑んでしまうほどに

みなさん、和気あいあい、楽しい時間を過ごしていらっしゃいました。

このキッズ体験、夜は 観洋屋上”汐風の空”にて 星空観察・・・、

の予定だったのですが、残念ながら窓の外は雨。

ロビーで星空案内人の”星のお話”をお楽しみいただきました。

天文ボランティアうちゅうせんの 永井秀男さんは、

不思議なメビウスの輪 について。


NPO法人 小さな天文学者、 佐藤吉晴さんは、

晴れていれば

この日見られた月、月面Xや

星座早見盤をもとに

この時刻に見える星座について。


そして、宇宙物理学の理学博士にして 山形大学名誉教授。

NPO法人 星のソムリエ機構代表理事の 柴田晋平さんは、

参加された皆さんからの天文に関する質問に 答えてくださいました。

Q 星の名前はどうやって付けられたの?

Q 星までの距離はなぜわかるの?

Q 天の川の星の数は?

Q  地球の地軸の傾きについて
Q 星はどうやってできるのか?

などなど、かなり手ごわい質問にも、

ジョークを交えながら  楽しく、軽妙なおしゃべりで
ごく分かり易く 教えて下さいました。

特に今回は、天体や天文に興味が深~い印象の方が多く、

”熱い”雰囲気の”星のお話”会となりました。

まぁ、それだけに 本当は 観洋の星空を存分にお楽しみ頂きたかった
Bluebirderでございます。

今回ご参加の皆さまには、また次の機会に♪


”キッズ体験”と”星のお話”、合わせて140名のみなさんに参加いただきました。
ありがとうおございます。
続くキッズ体験は、5日~7日の3日間の予定。

スターパーティも同時開催です。

どうか今度は、星空観察が 叶いますように。

 

P.S.

立派に飛び回り始めていた、ロッシとロナ。

ということで、ロッシ、ロナ、巣立ちおめでとう♪

という気持ちとは裏腹に、一抹の寂しさを感じるBluebirderでございます。

4~5年後、立派な大人となって帰って来てくれることでしょう。

お客様はじめ私たちに”和み”をくれた、ロッシとロナ、カモメ親子に 感謝です。

7・7・16の虹

 

7月16日 夕刻・・・・・

眼下のカモメのヒナが気になって
時折、窓の外を眺めておりました。

ロッシとロナの”父さん”が
ベランダの手すりにとまってくれたりしていたその向こうに

虹!!

海に虹が立ち上がっているではありませんかぁ♪

窓辺に近付いてみると 端から端まで!

志津川湾に立つ虹!

近くにいらっしゃったお客様にお知らせしてご覧いただいたところ、

「待ってました」と言わんばかりの勢いで 喜んで頂けました。  な、なぜ?


と思ったのですが、それもその筈「今日は、令和7年7月16日。ゴロでナナイロ、七色♪

虹の日なのですよ♪」とお客様。7716なんて、全く気にも留めておりませんでしたから、

思わず心の中で「そ、そうだったんだぁ」と思い切り叫んでいたBluebirderでございます。

七色、虹の日に まさかのタイミングで志津川湾で虹が見られるなんて♪

ミラクルサプラ~イズ!! 7・7・16 鮮やかな 志津川湾でございました。

 

 

さて、20日は スターパーティが開かれました。

梅雨明け10日とはよくいったもので、上空は晴天♪

午後4時過ぎからの太陽の観察から始まりました。

太陽は、11年周期の活動期。

太陽黒点と

プロミネンスを 特殊望遠鏡でご覧いただきました。

接眼レンズを覗き込んだ子どもたちは思わず「わぁ すごい!!」

まずは昼の部、60人以上のお客様からお楽しみ頂きました。

そして 夜の部・・・

星天、

叶いました♪   こちらは 夏の大三角。  編集すると・・・

天の川銀河が見えてきます。

星のソムリエの

星空案内。  (⇑ さそり座)


望遠鏡で、星々の観察。

こちらは、いて座。


午後8時半ごろには

ISS国際宇宙ステーションが、北の空低くを通過。

カシオペア座の下、淡い光でしたから、星空案内人がポインターで示すと

「おお~」と 歓声♪
早くに消えると思いきや、意外と長く見えていたのは嬉しい誤算でした。

今回は、昼の部と併せて 250名を超えるお客様から、ご参加いただけました。

星々も良く見えて、満足感いっぱいのスターパーティでした。

☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 ~~~

さてさて、ロナとロッシ、 観洋の岩場ですくすく育つカモメのヒナたちですが、

巣のある岩礁近くを 2羽とも泳ぎ始めていて、
どちらも、ごく短い距離ではありますが、飛び始めました。

兄の ロッシに至っては、

岩の高みから

羽ばたいて、

ダイブ!!    (だ、大丈夫?!)

(大丈夫 だいじょうぶ♪)なんてことを やってのけています。

ロナとロッシ、巣立ちは 間近です。

 

屋外プール営業中です♪

こんにちは、むっちゃんですʕ•ﻌ•ʔฅ

本日から夏休み!
夏はプールで泳ぎたくなっちゃいますよね?

当館の屋外プールは昨日よりオープンしております!

【期間】~8月下旬頃迄
【時間】9:00~17:00
※天候、水温などによりご利用いただけない場合もございます。
※期間は変更になる可能性もございます。

ご宿泊のお客様は無料でご利用いただけます!
プール利用券をお渡しいたしますので
一度フロントへお声がけくださいませ。

外来のお客様は
大人500円、子供(3歳~小学生)200円となります。
プール前で受付をお願いいたします。

<プールをご利用されるお客様へお願い>

・プールサイド手前で靴はお脱ぎください。
・プールサイドの足洗い場にて足の除菌にご協力をお願いいたします。

飛び込みや水中で暴れるなど
他のお客様にご迷惑となる行為は禁止しております。
また、フェンスの外側は崖のため乗り越える行為は大変危険です。
ビーチボール等がフェンスを越えても取りに行かず
まずは監視員にお声がけくださいませ。

ご利用の際は
みんなで正しくルールを守り
楽しくプールで遊びましょう♪

おまじない 効かず

今回は、おまじないが効きませんでした。

7月11日のスターパーティも、前回に続いて星空指数が10%。

午後4時~5時の時間帯は、期待を持てる雲行きでしたが、

開始7時前には曇りに。なんとか 星が観えるようにと願いを込めた”おまじない”、
”早めのロビーの準備”は、残念ながら 今回は効き目がありませんでした。

お客さまには、午後8時からそのロビーで”星のお話”をお楽しみ頂きました。

星空案内人の遠藤さん。

晴れていれば見えた星や星座について。

夏の大三角。

しし座や かに座。

この日は、曇っていないれば

しし座のお腹に 火星が見える夜でした。

 


続いて佐藤さん。月について。

この日は、

満月”バックムーン”でしたから、


いわゆる 三日月や


地球照について。


さらに、スーパームーン、マイクロムーンについても。

また月々の満月には、それぞれ名前があることなどが 紹介されました。
「Buck」は牡鹿の意味。ちょうど牡鹿の象徴でもある角が生え替わる時期で、
7月の満月をバックムーンと呼ぶようになったそうです。

そんな”お話”を聞きつけてかww、
当の”バックムーン”様がチラリと姿を見せてくれました。

窓越しに。上半分と右下の一部が 雲に隠れています。

 

さらに、和田さんは、壮大な宇宙の旅へ。


その前に、息抜きも兼ねて、星座体操♪ 星座の形を体で表現! おひつじ座!!


おうし座!!


ふたご座!

そして


かに座♪

お客様、思わず笑顔に♪


ひとしきり盛り上がった後は、地球発 宇宙の旅へ。


令和なのに"昭和くせー(しょうわくせい)"ww 小惑星帯のお話や

天の川銀河のお話、

などなど・・・、宇宙の果てまで ご案内くださいました。

星空観望こそ叶いませんでしたが、


今回は 60名のお客様からご参加頂くことが出来ました。 ありがとうございます。

☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤・・・・・・・

さて、観洋前の岩場で子育て中の"オオセグロカモメ通信"ウィークリー♪

先週は、ロッシが羽ばたけば、ロナも負けじと羽ばたく。
そんな様子が見られました。

もう、ロッシもロナも海に泳ぎ出していますが、

”海で泳ぐ”のに意欲的なのは、どちらかと言えば弟ロナの方。

対抗意識が旺盛なロッシとロナですが、急に気温が下がったこの10日、
夕刻には 仲よく巣に入って温まっていました。基本 仲がいい♪

もう、二羽とも 上手に翼の羽ばたきを使って
デコボコして高低差のある岩の上を「牛若丸」のように自在に動き回っています。

そして、13日。午後6時過ぎ、


真っ先に巣に戻って休んでいた ロッシ。
午後2時前に羽ばたいた時には、身体が宙に浮いていました。
そのシーン、撮れていないのが残念。


まだ、海が気になるロナ。どこ? 親鳥の上、岩の色に同化してしまっています。
ここ3~4日は、少し波が荒くて泳げていないようでしたから、
欲求を満たせていない様子。

巣立ちまで、あと2週間ちょっと。
ロッシとロナの行動から、一日も早い巣立ちへの意欲は 満々♪と見受けられます。

P.S.

南三陸町でも、

”ガクアジサイ”


”合歓の花”も咲き始めました。

合歓の花を撮ったのは曇り空の夕暮れ時でしたから、花自体の発色は今一つ。
それでも、気温が極端に乱高下して 季節の移ろいも感じられない今日このごろ、
ささやかに四季の”節目”を示してくれる花々に ありがた味を感じる、
Bluebirderでございます。

泳ぎ始めました


泳いでます


およいでます

観洋の海辺の岩場で孵って1カ月  カモメのヒナ

お兄ちゃんの ロッシ       この3日のこと

前の日は
弟のロナがちょっとだけ水に入ったのを見たものの
その様子は撮れていませんでしたから

兄の泳ぎを期待して 5階ティーラウンジから見下ろしておりました

今季やっと初めて ヒナの泳ぎを撮影

もっとも お客様情報によれば
30日夕刻には もう「彼らの泳ぎを目撃」されていたそうで

”親”でもないのに なぜか嬉しいBluebirderでございます

なにせ ”泳ぎ”は”巣立ち”への第一歩ですから

このあと 岩に上がると

ロナに目線を送りながら羽ばたきをアピールしたロッシ

「お兄ちゃんはもうこんなに大きく羽ばたけるんだよ」という自慢か
それとも「ロナもがんばれ!」というエールなのか

次の日 名古屋から親子でお越しのお客様が「かわいいかわいい」と
ビデオ撮影される中 ロッシの羽ばたきはもう体が宙に浮くくらいでしたから

ひょっとしたら
力の湧き出る自らの成長ぶりに 相当に興奮してしまっているのかも知れません

6日午後7時前のこと・・・

おわかり頂けます?

となりの岩に ロッシとロナ

渡ったのですね

お客様のご夕食の対応が始まる直前でしたから

手元にカメラが無く スマホ撮影とあいなりましたが
カモメ兄弟の冒険が始まりました

お兄ちゃんのリードかな?

巣立ちまであと1カ月です


さて 先月末30日のスターパーティ

星空案内人はじめスタッフは 完全に諦めていました

星空指数10%・・・午前中の晴天から午後には雲が広がって来て

 

そこで 星空観望を叶える”おまじない”
ロビーで スタパ曇天プログラムの「星のお話」の準備をした次第

すると どうでしょう

開始の午後7時を目の前にして 上空の雲が切れ始めたのです

お陰様で


6日月をご覧頂くことができました

細い月が火星に接近!というのが


この日の天体ショーのひとつでしたが

赤い火星は 雲に隠れて見えませんでした   月の右側に見えるはずでした

ただ 雲の間に間に 織姫星ベガ・・・・・

彦星アルタイル        はくちょう座デネブ


うしかい座 アークトゥルス

さらに 南の空には さそり座の赤い星アンタレスも

その後は 雲の切れ間を待って 月や星を愛でることにはなりましたが

およそ100名のお客様から 観洋の星空をお楽しみ頂くことができました

本音は晴れてほしかった

それでも ほぼ「星は見えない予報」を覆して 月星を眺められたのは
まず 幸運と言っていいでしょう  観洋の星空の神さまに 感謝♪

次のスターパーティは・・・