楽しかったです

「みなさん、お話が それぞれに個性的で、とても楽しかったです」

英国から親子お二人でお越しのお客様から、そうおっしゃっていただいたのが、

この3日のスターパーティ「星のお話」のこと。

曇り空で星空観望は叶わず、お客様方には
ロビーで星空案内人による「星のお話」をお楽しみ頂きました。

おかあさまは、もともと京都のご出身で、30年前に渡英。
目下 英国の大学で「災害」に関する学部で学ぶ息子さんとの来日です。

東日本大震災の被災地の視察・研修を兼ねた旅行とのこと。

お二人とも、穏やかで にこやかな方。

まずは 遠藤さんが、

今見える星や

星座について・・・

続いて、戸内さんと瀧原さんが、

黄道12星座、

いわゆるお誕生日星座について触れ、

佐藤さんが、星の一生についてのお話。

さらに、和田さんによる「星座体操」とあいなり、
星座の形をお客様とご一緒にボディーランゲージ!!、して頂いたのでしたが
Bluebirderは「体操」に伴うPCの操作をしていたので、
写真が撮れてなくてスミマセン。

愉快な体操に、ロビーは笑顔でいっぱいになりました♪

 

次の日、英国からのお二人は ”語り部バス”にご乗車くださり、

観洋が保存する震災遺構”高野会館内”を見学。
たまたまBluebirderがガイド役として、ご案内さし上げました。

「他の被災地では、VTRでの紹介が主で、実感がもうひとつでしたが、

実際に被災した建物に入ってのご案内は”リアリティー”があり、
当時の様子を体感できました」とのご感想を頂きました。

語り部バス高野会館コースは、午前10:15分発で、1時間半ほどのご案内。

大半のお客さまはご出発の時間帯で、ご利用頂けるご人数は少な目なのですが、
お二人の感想で、”高野会館の存在とご案内さしあげる意義”を
再認識させて頂くことができました。

ありがとうございます。

 

当館で2泊されたこちらの親子、2日目の夜は、屋上で星空を観望。

実は、ブログ冒頭の言葉は、この際に頂戴したものでした。

ご宿泊初日の「星のお話」は、格好の予習になったわけで、
見上げた空には、”お話”や”体操”に重なる星座や星々が・・・

さそり座、

しし座、

ふたご座、
さらに、おとめ座など 星座を見つけては、
星座体操の”アクション”を加えて 「これですね!」と楽しんでいらっしゃいました。

望遠鏡では、月のクレーターや北斗七星、ひしゃく星の柄の手元から2つ目の二重星
ミザールもご覧頂きました。  観たのに”ミザール”とはこれいかに?ww

 

それにしても、何とも不思議なめぐり合わせでした。

Bluebirderは、今回ご滞在頂いたおかあさまと息子さまには、もう、

チェックイン後のティーラウンジでお会いしていて、

岩場の巣で卵を温めているカモメのことや

近くの森の野鳥のお話をさせて頂いておりましたから、

カモメのお話⇒「星のお話」⇒そして2日目の語り部バス高野会館コース⇒
さらに束の間ではありましたが 屋上の星空観望・・と
ご一緒のお時間を長く頂戴することが出来ました。一期一会の これもご縁。

息子さまには、ご乗車頂いた”語り部バス”のお話や高野会館での疑似体験が
大学で専攻されている”災害”の研究で多少なりともお役に立てたならば、何より幸いです。


ところでカモメは、この7日をもって 卵が3個とも孵って ヒナが3羽誕生♪
ヒナたちの名前を募集する頃となりました。

近々、カモメのヒナの名前をご来館のお客様から募集致しますので、
よろしくお願いいたします。

星空指数100%

数日前から この日の星空指数は 100%。

ホントに?と疑いたくなる程、その数字に揺るぎは無かったもので、

逆に、いかばかりか心配でもありました。スターパーティの開催日でしたし、
ひょっとして、曇ってしまうのではないのか、と・・・

しかし、そんな心配をよそに、日中から良く晴れた28日。
屋上”汐風の空”では

先ず、午後3時半ごろから 太陽黒点をご覧頂きました。

太陽の”表情”を細かに観察できる 特殊望遠鏡を太陽に向け、

屋上へお越しいただいたお客様方から、覗いて頂きました。

スマホのカメラを接眼レンズに当てて撮った太陽が こちら!

太陽黒点、わかりますね。

それと、太陽の輪郭の縁をよ~く観てみてください。

表面から立ち昇る、赤い炎のような部分・・・

こちら、”プロミネンス”と言って、凝縮凝固水素ガスの塊りである太陽の
下層大気の一部が磁力線に沿って上昇大気に突出したもので、
「紅炎(こうえん)」とも呼ばれています。


そして迎えた 午後7時のスターパーティ・・・

ほぼ快晴の夜空は 約束通りの星空指数100%。

この日の天体ショーは、木星と月の接近。

西の空低くに傾いていましたから、

8時くらいまでしか観られませんでしたが、

細~い二日月(ふつかづき)が 殊更にきれい♪

その左に、明るく輝く 木星。

西の空が 一層暗くなるにつれ

徐々に地球照も浮かび上がり、

幻想的なシーンが展開されました。

屋上”汐風の空”は、

星天に誘われて、大勢のお客様が続々と・・・

椅子について頂いての”星空案内”は、3~4回にも及びました。

しし座デネボラ~ おとめ座スピカ~ うしかい座アークトゥルスを結ぶ

春の大三角

ひしゃく星 北斗七星の柄から延びる”春の大曲線”

南に登る 夏の星座 さそり座 などなど

星空案内人の愉快なトークで じっくりお楽しみ頂きました。


ふたご座に・・・


からす座・・・。


東の水平線上には、こと座のベガ、はくちょう座デネブも。

今年これまでは、お客様の屋上での滞留時間は比較的短かかったのですが

寒くなくなったお陰もあるのでしょう、

割と長い時間足を止めて楽しんでくださる方々が多かった今回。

ご来場は、150名様を超えました。

ご参加いただき ありがとうございました。

 

さて、観洋ティーラウンジ眼下の岩場で営巣中のカモメさん。

先月22日には、二か所の巣で 3個ずつ確認されていた卵でしたが、

25日、右手の巣が 昼前に卵ごと流されてしまいました。

二組のツガイが、競うように それはもう大切に温めていましたから、
とにかく残念なことでした。

実は 31日の激しい嵐で、眼下の巣にも 波が迫りましたが、

こちらは大丈夫。

6月1日には、内1個の卵に小さな”割れ”が見つかり、

このブログが更新される頃には、孵っているかも知れません。

孵っていたら、追伸しますね。

 

P.S.

最初のヒナが孵りました!!!

おそらく、4日未明のことと思われます。

2つ目の卵にも割れが出来ていて、5日にも2羽目誕生の見込みです。

それにしても撮影には、かなり苦労させられました。

どうやら、巣から見た高みからトビやカラスが巣の様子を窺っているようで、

父カモメが覆いかぶさるようにしてヒナを隠すものですから、

こちらからも”顔”がなかなか見えないのです。

なもので、なかなかその姿を捉えることが出来ず焦れていたBluebirderでございます。

 

「つつじ見頃」に誘われて

「地元 田束山のつつじがもう見頃」

そう聞いて、先日 チャリにて ヒルクライムに行ってきました。

田束山へのヒルクライムは 実に久しぶり。

この19日のことでしたが、いきなり暑い日で

日中のなんとも強い日差しにくじけてしまい

観洋近くを出発したのが、なんと午後4時。

”ヒル”クライムならぬ、”ユウ”クライムとなってしまいました。

それでも未だ日は割と高く、風は肌に涼しくて心地よく走り出せました。

今回は磯の沢ルートにて。

森には 随所に藤の花が咲き誇り、眼に鮮やか♪

青空を背に、陽に陰っても尚
山の緑に映える藤色は、眼に心地いい~♪

藤薫る風はまた格別で、その清々しさは そのままペダルを踏む力に♪

登坂走行をアシストしてくれました。

ところで、ちょいと調べた見たところ、藤の香りには 抗酸化作用があり、

副交感神経を刺激し、精神を安定させ、解放感、疲労回復、

ストレスの解消などをもたらすと言われています。

道理で、疲労が和らいだわけですww。

田束山山頂までは、蛇行走行も必定のきつい坂道。

それだけに、視界が開けた時の解放感は たまりません。

田束山。

陽が西に傾いていたので、東南向きの斜面は陰っていますが、このつつじの斜面が、

観洋から眺めると 赤く見えるエリアですね。

観洋近くを出発しての所要時間は、2時間10分。

途中5分×3回の休憩を差し引いた走行時間は、1時間55分になります。

チャリの距離計では、片道18㎞にも満たない道のりでしかないのですが、

標高512m、山頂からの眺望の壮大さは、

長い登りの疲れを吹き飛ばして余りがあります。

今まさに沈もうという夕陽に映える

つつじの群落。

色鮮やか。

経塚辺りのつつじは、夕陽の光と陰で より深味のある色に演出されていました。

まぁ、夕刻の出発でしたから 予め覚悟はしていたのですが、
陽が沈んだ午後6時半近くの"downhill"は、いやぁ~寒いさむいww。

高度が下がるに連れ、少しずつ緩む気温にほっとしながら下山した次第ww。

途中、山の樹々を映す田束湖(たつがねこ)の美しい眺めをしばし楽しみつつ、

復路は 1時間5分で無事スタート地点にGoal。

藤の色、田束山頂の絶景、そして夕映えのつつじに心癒された今回のHill climb。

藤の香りが”力”をくれたお陰もあり、

これまでのアタック(?ww)で一番軽い疲労感がまた心地のよい

超ショート・トリップでした。

P.S.

1971年アメリカ発祥の”バイコロジー”は、自転車で公害を防ぐ社会運動でしたが、

現代版バイコロジーは、加えて、
チャリを”健康と体力づくり”に効果があるアイテムと提唱しています。

今更自転車ぁ~?と思われるかも知れませんが、チャリの大小は問わず
その効果たるや どうしてどうして。

中学時代、ママチャリで千葉~秋葉間を通っていた弱虫ペダルの坂道くんよろしく、

知らず知らずのうちに体力づくりになることは Bluebirderも只今実感中~。

晴れた日にチャリでポタれば、いつもと違う景色が見えてきます♪

みなさんもいかがですか?

 

さて、次のスターパーティは・・・

白寿から百歳 絆あたたか

白寿から百歳へのお祝い!! 我が子、孫、ひ孫、玄孫(やしゃご)に囲まれて♪

核家族化、少子高齢化の中、希薄になってしまいがちな親族関係ですが、

こうして「おめでとう」と
一同に会して下さる親族がいらっしゃること自体、とても眩しく、

強く温かい絆が感じられる席でした。

お顔の色つやもよく、食欲も旺盛で、
耳も言葉もしっかりしていらっしゃる小松ノリ子さん♪♪ 通称”ぴーちゃん”。

ご家族やご親戚を前に、民謡を歌って 拍手喝采♪

声量もあって、音程も外しません。

こうした歳のとり方の出来る方って、そうそういらっしゃらないのでは?

当館観洋で"ぴーちゃん”百歳”のお祝いが開かれたのは、この11日。

海の見える”寿海の間"が会場でした。

お子様は5人で、お孫さんは14人。
ひ孫はなんと22人に至り、やしゃごは目下6人です。

この日は皆さん、気仙沼の鹿折、唐桑、そして仙台方面からお越しになりました。

やしゃごは、この日、代表して”だんちゃん”が出席。
まだ0歳ですが、愛想がよく、”家族思い”でとても大人しくしていてくれました。

偉い!!

実は”ぴーちゃん”、次の日5月12日が100歳のお誕生日。

この時点では 99歳。 白寿「はくじゅ」ですね♪


この席では、ご家族や親戚が揃って”よさこい踊り”をプレゼント。

大漁法被と笑顔が会場を舞い、

ぴーちゃんは大喜び♪

ひ孫さんやお孫さんたちからは、「長生きしてね」
「120歳まで元気でいてください」といったお祝いの言葉が贈られていました。

心温まる、家族の肖像。Bluebirderも、”心温まる”光景が嬉しく、

つい微笑んでしまいました。

”ぴーちゃん”こと小松ノリ子さん!百歳 おめでとうございます!

ご家族の溢れる愛情に包まれて、長寿世界一を目指してくださいね♪

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

さて、この15日には、修学旅行生向けのスターパーティが開かれました。

さいたま市から中学3年生144名をお迎え。

ただ残念ながら曇り空でしたので、

ロビーで星のソムリエによる”星のお話”をお楽しみ頂きました。

テーマは、星の一生について。

風船を使って、色による星の温度の違いが質問形式で紹介されたほか、

巨大化して迎える星の最期を、大きな赤い風船で解説。

星の爆発を”破裂”で再現すると、悲鳴っぽい驚きの声があがっていました。

この日は、こぶしや指を使ったおおよその角度の測り方も紹介され

腕を伸ばし こぶしを握って親指を立てると およそ15度の角度になり、

月や星が1時間で動く角度の目安になることも紹介されました。

皆さんからは、ソムリエのお話に興味深く耳を傾けて貰えたようで、なにより♪

ありがとうございました。

この日は、実際の星空をご案内出来なくて残念でしたが、
次は、ご家族一緒に遊びに来て きれいな星空を楽しんでくださいネ。

~~~~~ ~~~~~


そ・れ・と・・・、観洋のカモメ。

卵は3個に!!

順調に行けば、今月末から来月上旬にかけて相次いで孵りそうです。

星とカモメ@観洋

5月5日は、10月10日と並んで、”晴れの特異日”的な印象があります。

見出しの画像は、当日、日の出前。眼をいらう位に輝いていた、明けの明星。

実際、この5日も日中よく晴れましたね♪

観洋では、スターパーティ開催の日でした。

午後7時のスタートを前に、

夕方5時半前、「下見に来ました」とご家族連れ。

天頂付近に登った”月”を 望遠鏡でご覧いただきました。

気持のよい晴天の屋上”汐風の空”で、はしゃぐ女の子。

 

と、ところが、スタパの始まる午後7時前になると、

西の空から薄雲が広がってきたではありませんかぁ。

そもそも夜の星空指数は10%程度と、芳しくありませんでしたから、

Bluebirderは、致し方なくロビーに降りて、雨天曇天プログラム

星のソムリエによる「星のお話」の準備を整えたのであります。

 

以前もこういうケースがあったのですが、

不思議なことに、「星のお話」の準備をすると、

観洋上空の雲が 払われてしまうのです。まるで”おまじない”。

演台にマイク・スピーカー、プロジェクターと映像スクリーン。

あとは、PCを繋ぐだけの状態に出来たのは、もう7時半近くのこと。

準備万端で 屋上に上がると・・・、これが なんと効果てき面!

雲は切れ、木星が♪ 火星が♪ 月が♪ 見えてきたではありませんかぁ!!

「観洋上空は雲が切れ、星々が見えています」と館内放送をかけるやいなや、

お客様方が 続々と”汐風の空”へお越しになり、

火星・木星・月を 望遠鏡で順番にご覧いただいた他、


ソムリエによる”星空案内”も 楽しんで頂きました。

望遠鏡には長~い行列が出来て、

皆さん、食い入るように観察しては、歓声を上げていらっしゃいました。

(避雷針の右に ふたご座 ⇓)

Bluebirderが中学時代使っていた古~い望遠鏡で、
極端に倍率を上げて月面を観て頂いた方々からは
あまりのクレーターの大きさに、

皆さん口々に「えぇ?!こんなになってるのぉ!」と驚きの声を連発。

ソムリエさんたちを始め                                               (⇑ 春の大三角)

スタッフ一同も楽しい雰囲気に包まれたこの日のスタパには

(北斗七星⇑)
200名ほどのご参加を頂くことができました。ありがとうございます。

こどもの日、ご家族一緒に多くの子どもたちにも楽しんでもらえたのが

何より嬉しいスターパーティでございました。

 

さて、

観洋 ティーラウンジ

眼下の岩礁では毎年、カモメが営巣していますが、

今年も、最初の卵が産まれました。去年より1週間早く。

産卵日は推定5月5日。確認できたのは6日のことでしたが、

スタパ終了後、岩の上を見ると母さんカモメがしっかり巣に入った状態でしたから、
おそらく、もう卵を抱いていたのだと思われます。

2個目は、10日に。

そして3個目は11日に産卵を確認出来ました。

ひとつ気になるのは、1個目のあと 2個目の産卵まで中3日あったこと。

まあそれでも、過去4年を振り返れば、産卵から24~29日で孵っていますから、

順調に行けば、ヒナたちは今月末から来月上旬にかけて誕生してくれそうです。

 

 

風薫る

海辺の観洋付近から、チャリで山手に20~30分もポタれば、そこには 深い森。

そこかしこに 萌えいずる緑♪

初夏の日差しを浴びて、眼に鮮やか。 風が 清々しく薫ります。

薫る緑のあまりの心地よさに、”現世に生かされている” 幸せ さえ感じます。

なぁ~んて、大袈裟ぁ~! かな?ww  けど、ホント そんな心持ちに。

一年で一番好きな季節です。

森の中では 野鳥のさえずりが始まり、
Bluebirderの耳は 思わずダンボに(死語ww)
耳を澄ませて、じっと聞き入ってしまいます。


2週間ほど前にポタった先で、まだ咲き残った山桜を見つけ、

幾度か、愛(め)でに出かけている内に、

向かいの杉林で ”クロツグミ”と思しき うつくしい声を耳にしたのでした。
なんとか その姿にお目にかかろうと幾度か通ったのですが、

結局、声はすれども姿は見えず・・・。

下は、昔撮った”クロツグミ”。

こんな姿をしています。

ただ、この森では見せてくれていませんでしたから、
焦れていたところ、この日、今度は オオルリの声が したのです。

が、やはり 声はすれども・・・ なのでした。

ちなみに、”クロツグミ”も”オオルリ”も「夏鳥」です。

ここは、県道 志津川~登米線。南三陸町と登米市を結ぶ道。

”オオルリ”の姿が見えないのは、まあ仕方ないと諦めるしかなかったのですが、
そんな残念さを払拭して余りある初夏の青天に気を取り直し
峠道のヒルクライムを始めたのでありました。風を切って気持ちよく♪

ところが!峠まであと少しの所で
なんと、我が愛チャリの後輪がパンクの憂き目に (;´д`)トホホ

仕方なく、チャリを引きながら県道を下る羽目に。

けど、それがよかった。

同じ場所を通りがかったのが 夕方5時半近く。陽は西に傾いて辺りが陰る中、
日中は深い杉林の中に身を隠しさえずっていた”オオルリ”が
ひょっこり道路沿いの樹の枝に! でも、ピンボケ。

なにせ古いコンデジ、

続くチャンスに なんとか捉えた姿も、手振れ発生で (;´д`)トホホ

シャッタースピードは20分の1秒でしたから、手持ちのズームアップでは仕方なく。

それでも、今季初めて ”オオルリ”の姿を確認できたのはよかった♪
さえずり自体は、他の森でも この3~4日前に耳にしていたのですが、
姿が見えなくて、気分が上がっていなかったものですからww。

あとは、きれいに撮れれば最高♪
今季、果たしてきれいな瑠璃色をもっと近くで撮れるか否か・・・。
期待を込め チャンスを待ちます。

そうそう、それと観洋近くの森には”キビタキ”の声がしてます。
こちらも撮るべく!

 

ところで、”オオルリ”目撃の2日前に


観洋からほど近い水尻川河口辺りで見かけた ”ウミアイサ”。

どうやら、カップル成立で ツガイと思しき2組がスイスイと。

この”ウミアイサ”、オスの”モヒカン”頭!には なんとも強いインパクトがあります。

アイサは、「アキサ」の音変化で”秋が去った”「アキサ」の頃に来るカモ、の意味から。


ツガイは付かず離れず、Bluebirderの視線から逃れるように泳ぎ回っていましたが、

追いまわす私、Bluebirderのしつこさに嫌気がさしたご様子で、

仕舞いには飛び去ってしまいましたww。

この日4 月28日を境に 彼らの姿を見ていませんから、
”アキサ”たちは、「もうハルサ(春が去るよ)!」 「ああショッカ(初っ夏)」と、
営巣のため北へと向かったのでしょう。

お後がよろしいようで・・・。えっ?よくない? ですよね www。

星天御礼

 

 

地上に出来た”桜の銀河”ww

”観洋桜”と”風”のコラボ作品です。

その観洋の桜もすっかり見ごろを終え、

雨に散った花びらが歩道を飾ったのが この20日のこと。

朝からよく晴れ渡った、翌21日。スターパーティが開かれました。

端から期待薄だったとは言え、僅かながらも期待していた”こと座流星群”。

残念ながら、Bluebirderは発見することができませんでした。

が、スターパーティスタッフの佐藤さんと樋口さんは

2~3個観たそうです。なんと幸運なことでしょう♪

ただ、ご参加いただいたお客様からの歓声は聞かれず、

”願い事”は、お預けとなってしまいました。ごめんなさい。

 

実はこの日、”丸一日晴れ予報”に反して、

夕刻、西から薄雲が広がり、焦りました(^_^;)。

それでも、開始時刻の午後7時ころには、”約束通り”見事な星空に♪

”オリオン座”と”冬の大三角”

”しし座”

 

”北斗七星”と おうし座の主星”アークトゥルス”

火星とふたご座

そして、おうし座アークトゥルス~おとめ座スピカ~しし座デネボラを結ぶ

”春の大三角”などを ご案内。ゆ~っくりと、見上げて頂きました。

EVスコープでは、肉眼ではまず見えない星雲を捉えて お楽しみいただきました。

モニターに映し出された”星雲”は、スマホで撮影して

”お持ち帰り”可能ですから、

想い出に 是非撮影を!と、順番待ちの 長い列♪

望遠鏡で木星や火星の観察も♪

冗句を交えた 愉快な星空案内も相まって

"とにかく楽しかった” "楽しく過ごせました”と

おっしゃって頂けたこの日のスタパ。

久しぶりに ご案内に追われたスタッフ一同でございましたが、

気がつけば150名を超えるお客様からご参加いただくことが出来ました。

誠に、ありがとうございます。

次回のスタパは、

 

 

 

こと座流星群

こと座流星群。

毎年4月14日から30日にかけて活動し、
4月21日から22日にかけてピークを迎えます。

StarWalk 天文ニュースからの引用で、国際流星機構(IMO)によると、
今年は、4月22日13:30 GMTにピークの予想。

ということは、夏時間の時差が8時間ですから、
日本時間では4月22日朝5時半がピークということになります。

21日(月)に開催されるスターパーティは、
ピークの10時間から8時間前。

そもそも、1月のしぶんぎ座流星群、


8月のペルセウス座流星群、


12月のふたご座流星群の3大流星群以外は

多くの出現が期待できない、というのが定説ですから、
やはり、”こと座流星群”の観望は難しそう・・・。

『過去に何度も
1時間に100個以上の突発出現をしたことがある』と聞けば
期待も高まるところですが、なにせ今年は”活動増加”の予測は無いそうな・・・。

ただ、そうした予測が困難な一面も持ち合わせているのが”こと座流星群”。

とにかくは、星のソムリエの星空案内に耳を傾けながら
期待を胸に、夜空を見上げてみましょう。

視界に流れたら、それはもう至って幸運なことです。

ピーク時には、完璧な観測条件下ならば
1時間に約18個の流星を見ることができるという”こと座流星群”。

観洋屋上から観て、
こと座のベガが東の水平線上に登り始めるのは、午後7時45分頃。

この流星のスピードは、秒速49km。
塵の軌跡を残すことが多く、明るい火球を作るなど、
高い割合で明るい星が流れる流星群なので、
見えている間に、願い事をつぶやいてみましょう♪

そもそも「流れ星に願い事」は、古代ヨーロッパの伝承。

流れ星は、神様が地上の様子を確認するため、
天国のドームを開けた時に零れ落ちる”光”なのだとか。

”流れ星”が光っている間は、ドームが開いて神様に声が届くと考えられ、
願い事を唱えるようになったのだといわれています。

それも、実現性を高めるため 3回。

欧米に伝わるおまじないでは 短いフレーズで
「money!money!money!」と声を出して唱えるのが基本なのだとか・・・

あなたは? love! love! love!  ?   それとも peace! peace! pesce!  ?
欲しい車? あるいは、近未来の志望校や就職先? 資格?

ひょっとしたら、想いを寄せる人の名前かも知れませんね・・・。

声に出さなくても、星が流れる間に 3回。

星に願いを♪

 

桜花 ほっこり”灯す”花の色 

観ると 嬉しくなるのは なぜでしょう?

寒い季節が終わり、春を実感するからでしょうか。

ただ、それだけじゃない不思議な魅力を持つのが、バラ科の花、 桜です。

前回のブログでご紹介した早咲きの桜と

ほぼ同じころに咲き始めていたのが、こちら。

赤い色の濃い桜は、当館とは国道45号を挟んで反対側のスロープ脇に。

今はもう、緑色の葉が出始めています。この12日の様子。

色 鮮やか♪


一方、観洋の”看板的存在”が、正面玄関前の大ぶりな桜の樹。

ここに来て、ようやく花を咲かせました。

11日に、南側の枝先に花をつけ始めたと思ったら

気温の上がった12日、一気に花数を増やして5~6分咲きに。

未だ、梢に花芽が多いのは ご覧の通り。

翌13日の様子がこちら ⇑。花曇りの中、けっこう花を増やしました。

が、去年4月13日の様子がこちら⇑!
もう歩道には、少~し花びらが散っていましたから、
やはり、今年は 開花が遅かったのが判ります。

実は、この大きな桜の樹は、ソメイヨシノではないようで、

上の写真右側に並んで咲いているのが、ソメイヨシノ。

こちらは、未だ咲き始めたばかりで、12日の時点で 4~5分咲き。
寒い日が続いて、こちらも開花が遅れていましたが、
追いつけ追い越せとばかりに、桜 さくらの競演です♪


当館の保育施設、マリンパルの玄関脇の桜も咲いて、観洋は桜の包囲網の只中♪

 

不思議ですね、桜が咲くと、心が高揚して それでいて安らぎも感じる。
そんな相反するような感覚を 同時に Bluebirderは覚えます。

これって、バラ科の花の魅力なのでしょうか。

 


街から離れ、少し山手へ向かうと、やはり桜♪

さくら♪

sakura・・・


山の斜面には、山桜♪

まるで、深い緑の中に

灯が ほのかに灯ったよう♪

南三陸町内では、ソメイヨシノがこれから満開を迎える中、
「山桜前線(造語?ww)」が ゆっくり山を登っていきますから、
しばらくの間、こうした山々に灯る「花灯り」も
”ほっこり”としたやさしさで包んでくれそうで、
これからのポタリングが楽しみな、Bluebirderでございます。

早咲きの桜にぃ 出会えたぁ~

この4日、町内 入谷方面をポタリング。

ほんと、何の宛ても無く チャリを進めると・・・

早咲きの さ・く・ら♪

もちろんソメイヨシノではありません。

このところ肌寒い以下の気温が続いていて、
冬に逆戻りしたような寒い日もありましたから
町内でいわゆる開花宣言など聞けないのは 当然のことなのですが、

この桜、去年11月中旬にも花を咲かせていました。⇓ こちら!

こちら ⇑ が 去年11月の写真。今と遜色ない位に咲いていました。

 

(変わって、この4日の様子 ⇓)


聞けばこの桜、苗木は岩手から持って来られたそうで、年に3回咲くそうな・・・

たまたま、軽トラで通りかかったご近所のご夫婦が教えてくださいました。

その上、花は小ぶりで、強い風の影響を受けにくく、
長く楽しめるのだとか。

 

そう言えば、去年晩秋に咲いた桜花 ⇓ は、12月の中旬まで花が残っていましたから、

1か月以上 咲いていたことになります。なんとも 花の時期が長い桜の樹です。

 


すぐ近くには、レンギョウの黄色い花♪

レンギョウ越しの向こうに、淡いピンクの桜・・・春ですね。
寒い日が続いて、少し気温が緩んだのがこの日。

桜は、一般的に、夏から秋にかけいったん形成された花芽が休眠状態に入った後、

一定の期間 寒さに晒されることで花芽が休眠から覚め、

気温の上昇で、花芽の成長が促され咲くのだそうです。

まさにこの過程を経て咲いたのも、こちらの桜・・・なのですが、

去年11月の場合も、急に真冬のような寒さになったことで花芽の休眠が覚め、
気温が上がった小春日和に開花した、そんな風にも考えられます。

ということは・・・、今年の晩秋に咲く花芽の形成を始めつつ、
去年夏から春にかけて出来た花芽を咲かせているということになるのですから、
何とも器用で、それでいてサービス精神が旺盛(?)で殊勝な桜です。

 

さて、その翌日 5日には、
観洋屋上でスターパーティーが開かれました。

日中から青空が広がり、夕刻に向けて 東の水平線上は
いよいよよく晴れ渡り、星天への期待が高まりました。〈⇓ 資料画像〉

この日の目当ては、月面X。

遅くなると、曇り始めるという予報でしたから、
30分開始を早め 午後6時半にスタート。

しかし、既に上空は 薄~く雲がかかった状態・・・

それでも、北斗七星やしし座、オリオン座、木星、

月の近くには、ふたご座に接近している火星も見えていたのですが、
徐々に雲は 濃くなって・・・

やがて星座は姿を消し、

おぼろ月だけに・・・

それまでは、辛うじて望遠鏡でクレーターを確認できていたのですが、

とうとう、月面Xは見えず仕舞い。

それでも、お客様方からは、「初めてこの目で月のクレーターを観ました」

とか、「星のソムリエさんたちのご案内もあって楽しく過ごせました」という

言葉を頂くことがきました。

曇り空で、恐縮でしたのに・・・。

雲には、Bluebirderがよ~く言って聞かせておきますで、どうかご容赦をww。

生憎の天気のスタパになってしまいましたが、
この日は120名のお客様からご参加頂くことが出来ました。

ありがとうございます。

次のスターパーティは、

しぶんぎ座・ペルセウス座・ふたご座の三大流星群に比べたら
出現率は低いと言われますが、こと座流星群を希求します。

東の水平線上には、おとめ座が。