夜空の白い軌跡 ・スタパ100回へ

星空に 白い筋・・・

こちら 13日のスターパーティで撮った画像ですが

何枚にも亘って この白い軌跡が 写り込んでいました。

1週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。


最近のスターパーティでも夜空を見上げていると頻繁に見かけるのですが

これ、何だと 思います?


こちらは、実は 人工衛星の飛行軌跡なのです。

シャッターを開けた15秒間の軌跡は、太陽の反射光が描きます。

点滅している光は航空機で写真では”破線”になりますが、
人工衛星の場合は”点灯”したままなので、”実線”になります。

JAXAの公式HPによれば

「これまで人類は人工衛星や宇宙探査機、あるいは宇宙ステーション等
たくさんの人工物体を宇宙空間に打ち上げてきました。

国連宇宙部では過去に打ち上げられた人工物体のカタログを公開していて、
2021年の12月時点で12000個を超える登録があります。

近年は毎年1000個以上増加しています」とのこと。

登録されている人工衛星すべてが"現役"ではないにせよ、
毎年1000個以上増えているわけですから、道理で、頻繁に見かける訳です。

この日は ペルセウス座流星群を狙って
シャッターを切っていたのですが、

雲が多い中だというのに、30分程の間に8枚の画像に写っているのには
驚かされました。

 

人工衛星の中でも 別格に明るく輝いて見えるのが、
各国の宇宙飛行士を乗せた、ISS 国際宇宙ステーション。

太陽光パネルを大きく開いたその面積は サッカーグラウンドほどで、
地上に届く太陽光の反射量たるや 他の衛星を遥かに凌ぐ明るさですから、
夜空をよぎる光景はダイナミックで 見応えがあります。

上の画像は 7月11日のISSですが、
薄雲がかかっていても これだけ”太い実線”になって観えるのですから、
晴天時ならば 迫力がいかばかりのものか、
多少なりともお分かりいただけます、ね。

条件がよければ −2等星ほど、1等星の約15倍の明るさですから、
街中でも見つけやすく、方角と仰角が合えば
公園や家のベランダでも 気軽に見られます。

観測できる日と時間帯、方角などは JAXAのHPでも紹介していますから、
確認して、是非 観望してみてください。

 

さあ、明日22日は 観洋スターパーティ100回記念イベントの日。

「観洋に泊まってよかった」をどうぞ と
スタパが始まったのが2017年1月のことですから、

もう6年と7カ月。

はじめの頃は 隔月の開催だったのが、今では月2回に。

延べにして 7000人余りの方々が
四季折々の星座を見上げ、


天体望遠鏡で月のクレーターや


土星の環、


木星の縞模様に


ガリレオ衛星などを観て

大勢の方から 歓声があがりました。(いずれも 観洋上空撮影)


去年11月の皆既月食も きれいでした。

最近では、スタパを目的にお泊りのお客様も増えていて、

これからも さらに多くの方から楽しんで頂き
佳い想い出を持ち帰って頂けれると 嬉しいです。

観洋スターパーティは、ついに 100回です。

雨の弓

「虹」は英語で「Rainbow」。

英語のレインボー(Rainbow)は直訳で「雨の弓」。

フランス語では「アルカンシエル」 空にかかるアーチを意味します。

今月8日 色鮮やかな虹が

観洋から太平洋を望む志津川湾に架かりました。

 

6日ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです。

 

虹(にじ)は気象現象のひとつの 大気光学現象。

赤から紫までの光のスペクトルが並んだ 円弧状の光がいわゆる「虹」です。

「虹」は 太陽の光が空気中の水滴によって屈折・反射されて出来るのですが、

水滴がプリズムになって太陽の光を分解して複数の色の帯に見えます。

日本での 虹の7色は、

「赤・オレンジ・黄色・緑・水色・青・紫」や「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」。

左に副虹が淡く観えますが、色の序列は主虹の逆です。

虹の色の7色は ニュートンの虹の研究が由来で、

当初 イギリスでは虹の基本色は赤・黄・緑・青・紫の5色でしたが、

ニュートンが7色にしました。

実は虹の色は無限で ニュートンはそのことを知っていましたが、

虹を7色としたのは 7が神聖な数で

当時の学問のひとつだった音楽と自然現象を関連づけて

「各色の帯の幅が、音楽の音階の間の高さに対応している」と結論したかったから。

アメリカでは一般的に赤・オレンジ・黄・緑・青・紫の6色。

ドイツでは赤・オレンジ・黄・緑・青の5色で認識されていて、

虹の色を何色とするかは 地域や民族・時代により大きく異なっています。

日本の虹の色の順番は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の音読み、

「せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し」と 覚えるといいでしょう。

ギリシア神話では 虹はイリス(Iris イーリスとも)という

伝令の女神そのものとされ、神々の女王で結婚の女神ヘーラーの忠実な部下。

天地を結ぶ虹として疾速:矢のように速いことで知られ、

遠くの土地や海底でも 瞬く間に移動することが出来る伝令使。

風光明媚な志津川湾に舞い降りた この日の天使は、

実に1時間近くに亘って 雨と陽光の強弱に変幻を重ね

惜しげも無く美しい姿を 披露してくれました。

そのアピールぶりは

お泊りのお客さまにも 海の絶景をより深く印象付けて余りあるものでした。

彼女の名は 伝令の女神  イリス。

その実相は 七色を遥かに超え インフィニティ無限です。

 

ところで カモメの虹(にじ)ちゃん

奇しくもお客様からの公募で付けて頂いた名前ですが

7月29日のこの写真が 虹ちゃん最後の姿になりました。

8月に入って一度 営巣場の隣の岩に居るのを見ましたが

その後はさっぱり見かけません。

志津川湾に架かる この虹のように

虹ちゃんが立派に巣立ちしていることを信じ、

4~5年後 今度は親鳥としてまた会えることを期待しましょう。

応援いただき 誠にありがとうございました。

 

追伸

13日には、お盆特別開催のスターパーティが開かれました

目当ては、三大流星群のひとつ ペルセウス座流星群!

ただ、残念ながら雲の多い天気で

観望条件としては 今一つ・・・

お客さまには 屋内の予習に続いて・・・

屋上に上がって頂くと・・・ 用意した椅子は即満席に

雲の間に間に現れる星々お楽しみ頂きました。(白い筋は人工衛星)

すると お客様の間から「あっ 見えた」

「二つ 同時に見えた」という声が上がり

望み薄とも思える曇天の中で、幸運にも流星を観望できた方がいらっしゃいました。

ペルセウス座流星群を観られたのは ほんの一部のお客様。

それでも 大半のお客様には、夏の大三角も ご覧いただけましたし、

やがて 水平線上に 土星が昇り

大勢の方に

望遠鏡で土星の環を観て頂くことが出来たのは幸いでした。

 

さあ この時点でBluebirderは 流星を観られていませんでしたから

スタパ終了後 星空案内人の佐藤さんと 屋上に居残り・・・

たまたま 未だいらっしゃったお客様と 最初に目撃したのがこちら!

左の片隅に・・・ わかります?

広角で撮っていますから小さくしか写っていませんが、トリミングで拡大すると

こんな感じ♪

眼で観た印象はちょうどこれくらいの大きさでした。

肉眼では このあと間もなく二つ目を観ることも出来ました。

(ああ続けてシャッターを切っていればよかったぁ・・・)

 

今回は、曇り空にも関わらず ミニミラクルな天気で、

80人ほどのお客様から スタパで 輝く星々をお楽しみ頂けました。

ご参加頂き、ありがとうございます。

次回は 8月22日。いよいよ100回記念のスターパーティ。

縄文の卑弥呼さんをゲストに シンセサイザー演奏をお楽しみ頂きながら

夏の星々を観望できる、幻想的なスタパになりそうです。

どうぞ お楽しみに♪

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みやぎ宿泊割キャンペーン!ご予約再開!
8月28日(月)~9月29日(金)宿泊分対象♪

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この機会をお見逃しなく♪

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スターパーティ 曇りのち月

先月31日 修学旅行生と一般のお客様向けに
スターパーティが開かれました

こちらは 当日朝の志津川湾(ナイトフロントTさん撮影) きれいですね♪
ただ 朝焼けがきれいな日は 天気は下り坂って言われる通り
もともと天気予報は芳しくなく 晴れのち曇り・・・
星空指数は20%と 期待薄でした

8日ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです(訳あって1日遅れの更新です)

たとえ星は観えなくても せめて当館恒例のイベントのPRになればと
いつものように ロビーでお客様にパンフレットをお配りした次第

反応も高く興味を持って頂けたお客様も多かったので あとは奇跡を待つことに・・・

今回は午後7時台にISS国際宇宙ステーションが観えるという触れ込みもあって
開始の7時から 屋上に準備した椅子は一般のお客様でいっぱいに

ただ 上空の雲はなかなか切れてくれませんでした(^_^;)

このあと 星についてのお話のほかに 3.11のお話を聞いて頂いていた所

なんと 南の空の雲の間にスリットが開いて
始めは雲に少し隠れながらでしたが

やがて煌々と輝く月がその姿を見せてくれました

望遠鏡を使って

クレーターもご覧いただくことができました

星こそ観られませんでしたが ほぼ完ぺきな曇天の中 の出現はミニミラクルでした

さて 修学旅行生は 東京私立大系初等部のみなさん
午後8時から星を見てもらおうと思っていましたが叶わず
雲の間に消え残る月明かりを観て頂いたあとは 一階の大潮へ・・・

星空案内人 佐藤 吉晴さん と 永井 秀男さんから
星の講話を いただきました

星座盤の見方使い方

晴れていれば今見える星座について

青い星 黄色い星 赤い星  色の違いは何の違いか?

どの色の星の寿命が長いか?

さらに 超新星と 超新星爆発の仕組みについてもお話がありました

永井さんからは 地球儀をもとに人工衛星がどのあたりを飛んでいて

どれくらいの時間で地球を一周しているのか

さらに地球と月の距離も問いかけられ

子どもたちは柄杓片手に 率直に解答
興味津々講師とのやり取りを 楽しんでいました

子供たちは 日中熱い中 熱心にフィールドワークにも取り組んでいましたから
夕食後のひと時 居眠りも致し方ないと思われましたが
皆意識の高い子たちばかりのようで  居眠りどころか
目を輝かせながら耳を傾けている表情には とても好感を持たせて頂きました
星空案内人も やり甲斐ありあり といったところでした
~ ~ ~

そして その3日後 同じ初等部の修学旅行生第二班向け スタパの日

31日とは打って変わって 晴天に恵まれたこの日

午後7時半スタートのスタパには すでに一般のお客様が いっぱい・・・

スタート前には 既に こと座のベガが早々と姿を見せていましたし(判り辛いかな)

銀河を羽ばたくはくちょう座(ピンボケの分星の並びがよく判りますね)

夏の大三角(下:白鳥座デネブ~上:こと座ベガ~右:わし座アルタイル


カシオペア座に

北斗七星


いくらか雲が邪魔には なりましたが


さそり座も

修旅生が集まり始めた午後8時10分過ぎには
東の空に月が昇り始め

海に 赤く美しい光の道を渡してくれました♪

屋上には

歓声と感嘆の声が上がり


月に向けてカメラの放列が出来ました

さらに ここ3回ほど いずれも雲に遮られ
力を発揮できなていかったEVスコープが本領を発揮

渦巻星雲の中に観える超新星を

鮮やかに映し出しました

EVスコープの接眼レンズを覗き込むと

更にクリアに その様子を楽しむことが出来ました

やはり スターパーティは晴天が一番♪

この日は 延べ180人余りの皆さんから
天然のプラネタリウムを満喫して頂くことが出来ました

次は 8月13日お盆特別開催 ペルセウス座流星群 極大です


さらに 8月22日には 100回記念のスターパーティを予定しております
縄文の卑弥呼 シンセサイザー演奏にのせて星のお話も🎵
お楽しみに♪


おまけ・・・
 月の上にちらちら自己主張する星があって
永井さんから 望遠鏡を向けて頂いたところ
その正体は 土星と判明しました

接眼レンズにスマホを当てて撮ったので ブレて解像も悪いのですが
なんとか形は土星 ww・・・「証拠写真」が撮れました

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花火

7月29日 志津川湾に花火があがりました

南三陸町志津川湾夏まつりのフィナーレを飾る
花火大会

夢や 希望  南三陸町 あるいは海へのメッセージが籠められた大輪の花火たちが

夜空を色鮮やかに彩りました

折しも 夏休みで 館内には子供たちの姿も多く

大きな花火が上がる度に

花火に負けないほどの 大きな歓声が沸き起こっていました

やっぱり 夏は 花火がいいですね

 

奇しくもこの日 観洋では ご家族やご親戚だけの 結婚お披露目会が開かれました

町が夏まつりで賑わい華やぐ雰囲気の中 当館4階浦島には14名がご出席

小さな披露宴に お食事は お祝い膳をご用意いたしました

新郎は 歌津のご出身  新婦とは共通のお友達がいらっしゃって
野鳥の観察がきっかけで ご縁が出来たのだとか・・・

新郎のご両親が わが子のためにと心を砕いて準備したこの席で

新郎新婦は そうした気持ちに応えるように
一つひとつ席に出向き 挨拶をして回っていました

お見受けしたところや口調からも とても穏やかで 優しい印象のお二人は

そのまんまアットホームな 和やかで温かい気持ちの親族に祝福され

幸せへの門出に 気持ちを 新たにしていました

 

当館観洋では こうした小さな披露宴や フォトウェディングも含め

規模の大小にかかわらず ご希望に合わせてお祝いの席をご用意いたします

どうぞ お気軽に 0226-46-2442 南三陸ホテル観洋

セレモニー課まで お問い合わせ ご相談ください

お待ちしております

 

さて カモメの虹ちゃん

Bluebirderが構えるカメラの前では なかなか泳いで見せてくれません
ようやく撮れた泳ぎが こちら

木の枝か何かを ついばんでいますね

その上 もう 水上を  まだほんの短い距離ですが飛んでもいます
そのミニフライトシーンを また撮らせてくれない・・・

こちらは ティーラウンジのKさんに撮ってもらいました

要は Bluebirderがカメラを持ち出すタイミングが良くないようで

隣の岩場のこの写真を撮ったあと 午後6時前
お客様の夕食の対応で上がっていた6階から見下ろすと
なんと スイスイ泳ぎ回った上 少し飛んでみたりもしていました ギャフン・・・

 

まぁ とにかく 本格的巣立ちの時期まで

あとわずかといったところには違いがありません

カモメ三兄妹 唯一の生き残り 虹ちゃん  力強い飛翔を期待しましょう

白い虹

白いヤマユリが 今 観洋近くでも 咲き誇っています
立てばシャクヤク  座ればボタン 歩く姿は・・・・・     美しい♪

一方こちらは 白い虹

7月20日 午後6時33分 観洋の屋上より・・・

パッと見 7色が識別しにくくて 白く見えます

虹が出たあとは きっと晴天に向かう♪ と期待したのですが
残念ながら この後 夜の時間帯は 再びの雨から曇りへ・・・

 

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

きっと 虹の色の鮮やかさは
天気が好転する度合いを示すバロメーターで
白くボンヤリした虹は この後のはっきりしない天気を
知らせていたのかも知れません

という訳で

この日のスターパーティ
1階大潮で”星のお話”

「星のお話」ご来場のお客様には 美しい天体写真をプレゼントしています

いずれも 星空案内人 永井さん撮影

オーロラに・・・


銀河・・・ などなど きれいでしょ? 皆さまもいずれご参加の際にどうぞ

 

さあ本編 星のお話

まずは星空案内人のお一人 星のソムリエ準教授
和田 直彦さんが  この日晴れていれば 観えた星々に

星座のお話から

宇宙旅行へ

・・・


20人以上のお客様方は

それはもう熱心に 映像に見入り

興味津々 聞き入っていらっしゃいました

 

続いてのお話は 同じく星空案内人

天文ボランティアうちゅうせん船長の 永井 秀男さん

星座の数は 100以上でしょうか 100以下でしょうか・・・」

大半のお客様は 100以上に挙手

実は 正解は 100以下   88あるのだというお話から

腕を目の前に延ばして
手のひらを握ったこぶしの親指側から小指側までの幅が 仰角 約10度

親指を延ばして 約15度 さらに 小指を延ばして 約20度 といった具合に
簡易的な天空の角度の測り方を 教えてくださいました

15度は 地球の自転により 天体が1時間に動く角度で
星空観望の際 よい目安になります

他にも 地球と 人工衛星や月との距離

一見大きく観える月も 五円玉をかざすと
硬貨の穴に入ってしまう大きさでしかないのだということなど
数々の興味深いお話をしてくださり

お客様も 興味深く耳を傾けていらっしゃいました

この日は さいたまのお客様から
「流星の観える仕組みを知りたい」という質問があり  永井さんは

「彗星が残していった塵の層を 地球が通過する際に
砂粒程の塵が 大気圏に入り
摩擦とプラズマによる発光で 流れ星になるのだ」と回答

流星と言えば
8月13日は 三大流星群のひとつ ペルセウス座流星群がピークを迎えます

当日は まさに流星群観望のための スターパーティを予定しておりますので
お楽しみに♪

さて そんな お話をお聞き頂いている間に
屋上には 曇りにも関わらず

延べ50名以上の皆さまが入れ替わり立ち替わり
お越しになり 星を望むチャンスを 待ち構えていらっしゃいました


すると わずか数分間ではありましたが
春の大曲線 カシオペア座 夏の大三角を 観望できたとのこと

ご覧になれた方は 幸運でしたね

☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 🐤 🐤

ところで 観洋のカモメ三兄妹 お客様からのご協力で
兄 海(かい)くん 姉 遊(ゆう)ちゃん 妹 虹(にじ)ちゃん
と命名して頂きましたこと 改めて 心より感謝申し上げます

にも拘わらず ・・・だ 事件です!!!

前回のブログで 海くん遊ちゃんが泳ぎ始めて

虹ちゃんがしり込みしているのをご紹介しておりました⇓ (13日の様子⇑ ⇓)

こちら⇓は その4日後 17日午後の岩場  遊ちゃんと 虹ちゃんの姿はありますが

すでに 海くんの姿が観えません

海くんは てっきり遠くで泳ぎまわっているのだとばかり思っておりました・・・

そしてこちらは 翌18日の様子・・・

岩礁で 動き回っているヒナは 虹ちゃんだけ・・・

海くんの姿が見えないばかりか 岩場の中央の窪みに・・・嗚呼・・・

そのまま 身じろぎもしない
というより もう”動くこともない”多分 遊ちゃんの姿・・・

前の日17日の夕方 同じ場所でうずくまり
休んでいるのだという思い込みで眺めてしまっていましたから
ひょっとしたらその時点で遊ちゃんは もう・・・とも考えられます

 

愕然としました  これくらい大きく成長すればもう大丈夫♪
巣立ちを待つだけ などと
高をくくっていた矢先のことでしたから・・・

アクシデントは 14日から 17日の間に起こったものと思われますが
海くんが居なくなった経緯も
遊ちゃんが命を失ってしまった原因も 誰も目撃していないので全くわかりません

隣の岩場のヒナがそうだったように
トビに急襲されたのでしょうか  遊ちゃんはその際に命を失った?

それとも 海くんは 親の守れる範囲を逸脱して泳ぎ回り
その先で 猛禽や獣などの天敵にやられてしまったのか

一方の姉の遊ちゃんは もともと食が細かったようでしたから
余りの暑さに体が持たなかったのか
あるいは 海上で摂ったものに中った?!などと
あれこれ考えてはみるのですが 所詮 憶測の域を出ません

ただひとつ確かな事実は 残ったのが 虹ちゃん一羽だけなのだということ

一番おくてで 親鳥にベッタリ
父鳥母鳥とも 少しずつ まめに餌を与えていましたから
結果的に兄姉とは別行動で安全な所に居て
無事だったのかも 知れません

 

自然淘汰 自然選択は仕方のないこととは言え
まさかの出来事は まさに青天の霹靂
残念でざんねんで 仕方がありません

あとはとにかく 虹ちゃんが お兄ちゃんお姉ちゃんの分まで 立派に成長し
冒頭でご紹介した白い虹など 遥に凌ぐ鮮やかな色で 生命の「虹」を輝かせ

次の世代にその命をつないでくれることを 願うばかりです

どうか 皆さんで 虹ちゃんの成長を応援してあげてください
よろしくお願いします

虹ちゃん がんばれ!

 

スターパーティ 雲の間に間に

 

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

もう 一週間経ちますが
梅雨時の豪雨災害に遭われました九州北部や北陸などの皆さまには
心よりお見舞い申し上げます
犠牲になれた方にはご冥福をお祈り申し上げますととに
速やかな復興を 切に願っております

14  15日現在 秋田県で 大きな水害を引き起こしている梅雨前線

南三陸町でも 短時間に集中して降る豪雨があったことは
前々回のブログで 触れましたが
クレッシェンドからフォルテッシモに至るのではなく
いきなりフォルテッシモ!!になってしまう
そんな雨の頻度が高くなっている印象があります

防犯同様の警戒が 雨に対しても必要になっている という記事を
新聞で見かけましたが その通りのようです

さて 梅雨時のスターパーティ 今月2回目がこの11日に行われました

午後 やや強い雨が降り 急速に天気は回復に向かいましたが
なにせ 雲が多い・・・

それでも お目当ての金星がお約束通り 西の空に現れてくれました

星空案内人の 永井さんがこの日お持ちくださった反射望遠鏡

接眼レンズに スマホのカメラランズを当てて撮れた
金星の姿が こちら!! 屈折式にくらべ滲みが少なく

古い型のiPhoneでも 辛うじて金星を三日月のように撮ることが出来ました

反射鏡なので 左右逆ですが
これで 金星自体が輝いているのではなく
太陽の光が当たって反射していることが判ります

これには お客さまも「わぁ 三日月に見える」と 大喜び♪

残念ながら 日が暮れても上空に雲が多かったので EVスコープの出番は無く
超新星は観られませんでしたが 雲の間に間に見える星や
星座を見上げながら

星空案内人 佐藤さんが解説

織姫星 ベガ  彦星 アルタイル 白鳥座のデネブで構成される
夏の大三角・・・

北斗七星 おうし座の麦星 アルクトゥールスに おとめ座スピカを結ぶ
春の大曲線

北極星に・・・

カシオペア座

真っ赤な心臓アルタイルを持つ さそり座 などなど 雲の間に間に・・・

その上天の川は 丁度”両岸”が薄雲に覆われたサンドイッチ状態・・・
視認し辛かったのは残念でした

それでもこの日は 天体ショーがもうひとつ
ISS 国際宇宙ステーションが観洋上空を通過
7分間に亘って観えるというので お客様の期待感は高まりました

ところが 昇り始めの西の空は雲に覆われて観えなかった

それが 天頂近くに来て
薄雲を透かしてボンヤリと光るISSを なんとか 確認できたのです

きれいに とはいきませんでしたが

確かにISSが通過したのだという 証拠写真は撮れました

雲の間に間に・・・ISS  シャッター開放30秒間の航跡

雲の多い空でも 確かに観えた国際宇宙ステーションの光に
拍手が沸き起こっていました

 

☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 🐤 🐤

さて 観洋眼下の岩礁で営巣中のオオセグロカモメ

兄 海(かい)くん 姉 遊(ゆう)ちゃん 妹の 虹(にじ)ちゃんは

どんどん成長していて この10日には まず

海くんが岩の周りを泳ぎ始め

追随して 姉の遊ちゃんも

ただ 妹の虹ちゃんは未だ 尻込みしている様子です
虹ちゃん がんばれ!!

3羽の飛翔までは あと1か月といったところ

 

一方 もう一つの巣に目を移すと・・・

殻らしきもの ありますよねぇ

卵の・・・

この20日 ようやくヒナが孵ったのは確認出来ました

カメラが手元に無く その時の写真は撮れていませんが

それはそれは大切に温めていたただ一つの卵
孵ったヒナを間に挟んで 見つめるカモメ夫婦の喜びも一入
そんな微笑ましい光景を眺めていたまさにその時でした

小さな命は 上空を旋回していたトビが まさかの・・・

親鳥は 不意を突かれ
急降下するトビに対して
迎撃態勢がとれなかったようです

目の当たりにしてしまったBluebirderは それはもうショックでショックで・・・
母カモメの落胆ぶりには すっかり同情した次第です
しかし これもまた自然界の淘汰 仕方がありません

繁殖の季節も終わり

こちらの二羽が新たに卵を設けることは無いと思われますが
二羽は とにかく仲良くしています

また来年 新たな命の誕生に 期待しましょう

 

さて 仲が良い と言えば オシドリカップルが この16日
当館観洋で 挙式&披露宴を挙げました

以前 このブログで
ウェディングフォトプレゼント当選者として ご紹介しました
小野寺 大成さんと 夏穂さん

当館では実に久方振りの チャペルウェディングでした

こちらは そのリハーサルの様子


ヴェールアップのリハに かなり緊張した表情の 新郎さん

初々しいですね

リハを終えて ホッとした表情のお2人 い~い笑顔です

この日は 梅雨の晴れ間

一週間前には心配された天気でしたが好く晴れました


志津川湾を一望する当館5階チャペルには
オルガン演奏と聖歌が荘厳な雰囲気を醸し出し

ぐっと心に沁みる感動的な式になりました

披露宴の方は と言いますと
BluebirderはMCを担当していたので 開始後の写真がありませんが


会場の準備風景・・・


テーブルのお花


そしてお料理は こちら

御来賓のお祝いの言葉
同僚や同級生のメッセージをうかがうにつけても
新郎 新婦を慕い 温かな気持ちで二人の門出をお祝いしたいという
ゲストの皆さまのお陰で
皆が家族的でハートウォーミングな雰囲気に包まれた席となりました

おめでとうございます

いつまでも幸せに♪

~~~~~~~

ところで この13日には ミヤテレのOH!バンデスの取材クルーが
当館の温泉 露天風呂を 取材してくださいました

放送予定は 8月2日 OH!バンデス第一部午後4時台
”ザキオカ温泉”というコーナーで紹介頂けるとのこと
温泉大好き さわやかイケメンの岡崎アナウンサーのリポートです
どうぞお楽しみに♪♪ ご覧ください!!

そうそう カモメのヒナたちも紹介してもらえそうなので 是非!!

海 遊 虹

本日7月10日は、南三陸ホテル観洋の創業日。
つまりお誕生日でございます!

おかげさまで創業51周年を迎えることができました。

1972年の開業から皆様のご愛顧を賜り
東日本震災後は多くのご支援やお力添えを頂きながら
今年もこの日を迎えることができました。
心より感謝申し上げます。

感謝の気持ちを忘れず
笑顔いっぱいのおもてなしで
これからも皆様のご来館をお待ちしております。

今後とも、よろしくお願い致します!

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さて、ブログタイトルですが
一体 何のこと? って思いますよねぇww

お客さまから募集しておりました
カモメのヒナ3羽の 名前が決まりました

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

結局 3週間の長きに亘り投票頂きましたが

48名の方々からご応募頂き

兄 48 姉 47 妹 47・・・
重複も含め 3兄妹合計142の名前を頂戴

館内スタッフによる人気投票の結果
兄は   姉は 遊  妹は  と決定いたしました

海と遊の名付け親は 仙台市の横田様
虹は さいたま市の町田様

お2方には 観洋オリジナルの
フカヒレ濃縮スープギフトをお送りいたします

命名ありがとうございます♪

カモメ3兄妹の名前募集にご応募いただきました皆様方には
心より感謝申し上げます
誠に ありがとうございました

当の ヒナたち すっかり大きく成長していて
目下 親鳥が 海へと誘っている様子

しかし まだ泳げてはいません

泳ぎ始めると 事実上の”巣立ち”ということにはなるのですが
飛べるようになるまでは あと1カ月はかかります

親カモメたちは そんなヒナたちを相も変わらず慈しみつつ
今 まさに巣立ちさせようとしている姿は いい~

そんな 親カモメたちの姿に重なる花言葉を持つのが
梅雨時 ますますその美しさを増している アジサイです

青いアジサイは ”辛抱強い愛情”

赤やピンクのアジサイは

”元気な女性 強い愛情”が 花言葉

青い花は父カモメ 赤い花は母カモメの姿にぴったりな印象で 二つ並んだ花は

さながら仲睦まじいカモメ夫婦の姿に重なります

もう一方の巣でも 親カモメたちがひたすら卵を温め続けていて
ヒナ誕生への期待が高まります  頑張れ!!

 

🐤 🌸 🌸

ところで 親カモメの姿にイメージが重なる花言葉を持つ というのは佳しとしても
アジサイが 美しく咲き誇る梅雨時は
星空を眺めるのには 不都合な時期・・・

なにせ 雨や曇りの日が圧倒的に多いわけで
当然支障を来たします

それでも そこは ミラクルがカバーしてくれるのが
当館恒例の スターパーティ

修学旅行の小学生向けのスタパが開かれたこの6日は 晴れ!!!

曇りや雨の日の狭間で 前の日の雨 朝方の曇りのあと
一気に晴天に向かい 夕刻には 宵の明星 金星が輝き始めました

100人近い児童は 3組に分かれて

夫々30分ずつ星空を愉しみました

エスコート役は お馴染み 星空案内人とコーディネーターの皆さま

金星を 望遠鏡で観たり・・・

 


空中で静止したり・・・www


空を 見上げながら 春の大曲線をなぞってみたり・・・


EVスコープの映像を元に


超新星爆発について お話を聞いたり・・・
それはそれは 楽しそうに過ごしていました

 

この日は とにかく 星々がきれいでした


北斗七星・・・


夏の大三角と はくちょう座・・・


さそり座・・・ その左側に いて座・・・


次の日に七夕を控え 天の川もよく観えました


いて座は 星々を結んだ形が”ティーポット”にも例えられています

わかります? 左に取手 上にフタ 右に注ぎ口・・・

丁度 そのポットの注ぎ口から 湯気が立ち昇っているように見えるのですww

立ち昇る湯気が 天の川銀河 という訳で  これは 面白い♪


午後8時半からは 一般のお客様にも お楽しみ頂きました

この日は 天体ショーがもうひとつ・・・

月の出 です

午後9時40分過ぎ

赤い月が昇り始めました

海に伸びる 赤いムーンロードがまた美しい♪


当館露天風呂から眺めることのできたお客さまも
いらっしゃったようですが
”月(つき)”だけに 観ることができて”ラッキー”でしたね

なにより この美しい月が象徴してくれているように
梅雨時にも関わらず つき(月)まくったのは
この日の スターパーティ
200名を超える皆さまに観洋の星空を楽しんで頂くことが出来ました

星に願いを 月(つき)に感謝を!

カモメ3兄妹 名前は?

「うゎ~かわいい~!!」 スコープを のぞき込んでもらっている先には・・・

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

何せ こんなのが居る訳で・・・

観洋に 滞在のお客様だったようで 親子連れ

お嬢さんは もう「かわいい かわいい」と
可愛い声を 連発  嬉しそうに カモメのヒナの様子に見入っていました
ヒナの名前を まずはお母さまから

続いてお嬢さんからも考えていてだき ご応募頂きました

ありがとうございます


3兄妹は 日を追うごとに どんどん大きくなってきていて

名前の募集は もうそろそろ締め切らせて頂こうかなぁ という段階

去年は るいくん モネちゃん
一昨年は かんくん ようちゃん
先一昨年は りくくん みなみちゃん でしたが 今年は果たして・・・

ご応募 お待ちしております♪

一方 近くの岩の上で 営巣している別のツガイが こちら・・・

それはもう 熱心に温めていて

愛情がひしひしと伝わってくるようですが


立ち上がった親鳥の足下をご覧ください

確かに 卵が1個!! ありますね

最初に産まれた2個はどこへ行ってしまったのか気になりますが

こちらも ヒナの誕生が楽しみです

🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ ☆ ☆

 

ところで 観洋では 今月21日と22日 学生旅行の生徒さん向けに
スターパーティが開催されました

が・・・残念ながら 梅雨時の 天気ばかりは 仕方なし・・・

21日の空は 曇天・・・

それでも 生徒さんたちからは 屋上にお越し頂き

海辺の雰囲気を楽しんでいただいた他 (見事なピンボケで失礼!)
薄い雲の間に顔をのぞかせた

金星や

こと座のベガ
おうし座のアークトゥルスを観て頂けた方もいらっしゃいました

ただ 2日間とも曇天で 星空観望とまでは行きませんでしたから

スタパのメインとなったのが
屋内での「星の楽しいお話」

星空案内人の 永井さん 佐藤さん 和田さんから講話いただきました

永井さんは まず地球儀を取り出し・・・
ISS国際宇宙ステーションが周回飛行している高さが 出題されました

地球儀上の どのあたり?

この問いに 何と!お客様は ほぼズバリの回答

地球儀上8mmほどのところを 飛んでいるそうです


そして 柄杓を取り出した永井さん

柄杓のすくう部分が この地球儀の大きさに対して
丁度 月の大きさになるのだそうで

そこで問題!
月は この地球儀からどれくらい離れて 周っているでしょう?

こちらは 難しかったようで 正解できた方はいらっしゃいませんでしたが
大体 10m なのだそうです

続いては 佐藤さん

先ず 星座早見盤の使い方の解説

今 晴れていれば見える星空を 紹介

更に 画像での紹介では

黄色く輝く うしかい座のアークトゥルス

白く輝く おとめ座のスピカ
二つの恒星を例に
赤い星 黄色い星 白い星 の順に
星自体の温度が 高くなっていること

超新星爆発は 恒星の最期に起こる現象であるということを
風船を使って説明

重ねて 先月 山形市の天文家が発見した超新星が紹介されました


更に 爆発に伴い 恒星の外層は飛ばされて
星雲状の天体になることも教えて下さいました

 

そして和田さんは

おおぐま座 うしかい座 おとめ座

てんびん座に さそり座・・・

今見える 数々の星座の紹介に続いて

地球から 宇宙の果てまでの バーチャル旅行

太陽系・・・

天の川銀河を越えて


人類が現在知りうる宇宙の果てまで・・・

そして 一気に地球に帰還する画像展開は 宇宙の壮大さを体感できました

初日は 一般のお客様だけでしたが

2日目は 学生旅行の生徒さんたちも加わってくださり
楽しい雰囲気の内に スターパーティ星のお話をお届けすることが出来ました

ご参加いただきました皆さま 本当にありがとうございました

☆ ☆ ☆ 🌸 ☆ 🌸 ☆ 🌸 🌸 🌸

 

さて 当館創業50周年記念して お贈りしております

ウェディングフォトプレゼント

この25日には 当選5組のトリとなる 三浦様ご夫妻から来館いただき

当館 阿部憲子女将から

「おめでとうございます」の言葉と共に 直接お渡ししました

応募のきっかけは お2人のご両親が 当館観洋で挙式されたこと

更に お2人が顔合わせをしたのが観洋だったことでした

完成したフォトは こちら

撮影は 南三陸さんさん商店街にお店を構える

佐良スタジオさん

数々のショットを組み合わせ

素敵にアレンジされたウェディングフォトに

「こんなに多くのカットを入れて頂けるんですね」と 半ば驚きながら
とても 喜んでいらっしゃいました

 

当館では 大小一般の挙式・披露宴に加え

こうした 素敵なフォトでお祝いして差し上げられる
フォトウェディングのご利用も 承っております

南三陸ホテル観洋 0226-46-2442(代)

セレモニー課まで お気軽にお問い合わせください

お電話 お待ちしております

 

カモメ3兄妹 名前募集中!

いた いた!! 何やら お客様の歓声が上がり

盛り上がっています   観洋5階 ティーラウンジの窓辺

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

当館5階ティーラウンジに 設けられている海の観察コーナー

ここには 今 眼下の岩場で営巣中の
カモメ親子を撮った写真などを展示していて

そんな様子も 備え付けのスコープでご覧いただけます

今年も 無事3羽のヒナが孵って オオセグロカモメ夫婦が子育て中

丁度 土曜の午後ということもあって 訪れるお客様が多く
岩場にヒナを見つけた方々は
思わず「かわいい~」と叫んで 笑顔になっていました

こちらが 3羽目が孵って 今日19日で丁度1週間のヒナたちです

数字の1.2.3.は 孵った順番ですが お兄ちゃん お姉ちゃん 妹 というのは
あくまでBluebirderの推測
動きの活発さや大人しさ 体の大きさで推し量りました

まあとにかく 可愛らしいヒナが 3羽とも無事孵ったところで
今年も カモメ兄妹の名前募集させて頂いているところ

投票箱と応募用紙は この15日に設置

ヒナの可愛らしさに歓声を上げていた親子連れも

早速 名前を考えて投函してくださいました

とりあえず2週間ほどは 募集してみる予定ですので よろしくどうぞ

皆さまからの沢山のご応募 お待ちしております

ヒナの名前が採用された方には 観洋オリジナル商品をプレゼントいたします
振るって ご応募くださいませ

 

ところで 既にヒナが孵った岩場の 隣の岩場で 営巣を始めた別のオオセグロカモメ

9日に2個の産卵を確認 この場での営巣も産卵も
観察を始めたこの4年間では初めてのことだったのですが

翌日には巣の中に 卵が 見当たらなくなったり

そもそも 親が2羽とも巣から離れてしまっていたり

大丈夫なの?という 心配をよそに その後も余り巣に入っていませんでした  が

今度は どうしたこたか まるで気持ちを入れ替えたように 熱心に温め続けています

卵が 巣の底に埋もれているのだとすれば
孵化の可能性はゼロとは言えませんが
こればかりは”結果”を待つより仕方ありません

孵るとすれば来月8日前後になりそうですが 果たして・・・

余談ですが 梅雨空の下
観洋近くの歩道には 今 山野草のホタルブクロがきれいに咲いています

こんな場所に咲いていて もったいないような気もしますが
通勤途中に愛でることが出来るBluebirderにとっては とてもラッキー

花言葉は 「正義」「忠実」「誠実」
花の色や形 花言葉が
どこか 一生懸命に子育てするカモメ夫婦の姿にも重なり
ふと足を止めて 見入ってしまう素敵な花です

🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

さて 今月2回目と3回目のスターパーティは 21日と

22日

どちらも 学生旅行の生徒さん向けで

22日は 後半 一般のお客様もご参加いただけます

 

当初 21日のスタパは

雨天曇天で生徒さんたちの星空観望が叶わなくても
一般のお客様向けに”星のお話”をお楽しみ頂くことにしておりましたが

急遽 中止にさせて頂く場合がございますので どうかご了承くださいませ

ただ 22日は ”星のお話”も 予定しておりますので お楽しみに

 

それでは 南三陸ホテル観洋 スターパーティ 今後の予定です

7月6日 19:00~ 修学旅行生向け
しし座が抱える火星 金星
東に夏の大三角

雨天曇天時 一般のお客様向けに「星の楽しいお話」

 

7月11日 19:00~
西の空に月 金星 火星が集合
東に夏の大三角

雨天曇天時「星の楽しいお話」

 

7月20日 19:00~
西空に火星しし座レグルス 月 金星が集合
南にさそり座
地球に照らされたきれいな月も楽しもう

雨天曇天時 「星の楽しいお話」

 

8月13日 19:30~
楽しもうペルセウス座流星群
銀河羽ばたく白鳥座 織彦結ぶ夏の大三角

雨天曇天時「星の楽しいお話」

 

8月22日 19:30~
木星観察好機 そばに螺旋星雲
     楽しもう 夏の星座

雨天曇天時 「星の楽しいお話」

 

9月10日 19:00~
夏の大三角 秋の大四辺形
土星 アンドロメダ銀河も

雨天曇天時「星の楽しいお話」

 

9月21日 17:00~
さそり座アンタレス食
秋の大四辺形
土星 アンドロメダ銀河も

雨天曇天時「星の楽しいお話」

 

10月8日 19:00~
りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)は
果たして
秋の大四辺形
土星 アンドロメダ座銀河も

雨天曇天時「星の楽しいお話」

 

10月29日 19:00~
満月 木星ランデブー
秋の大四辺形
土星 アンドロメダ銀河も

雨天曇天時「星の楽しいお話」

 

 

11月3日 19:00~
木星観察好機 秋の大四辺形
土星 アンドロメダ座も

雨天曇天時「星の楽しいお話」

11月25日 19:00~
月と木星大接近 秋の大四辺形
土星 アンドロメダ座

雨天曇天時「星の楽しいお話」

 

 

12月14日 19:00~
双子座流星群極大
木星 土星も観望しよう

雨天曇天時「星の楽しいお話」

 

12月23日 19:00~
東にオリオン座 冬の大三角
木星・土星も観察しよう
こぐま座流星群は果たして?!!

雨天曇天時「星の楽しいお話」

どうぞ 観洋恒例 スターパーティ当日にもお泊り頂き
美しい星空と 星のこと 宇宙のこと 気象のこと
ご一緒に楽しみましょう

尚 都合により 日程変更 追加開催の場合もございますので
ご了承ください

尚 7月31日 8月3日には
学生旅行の生徒様向けにスタパを予定しておりますが
まだ パンフレットの準備が出来ておりません

ヒナ孵る

ヒナ 孵りました

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

観洋眼下の岩場で営巣中のオオセグロカモメツガイ
5月16日までに 3個の卵を産んでいました

この9日には その内1個の殻が割れ始め

あくる10日 巣の中には ヒナが1羽!!

11日には 2羽!!!

確認出来ました


親鳥が 嬉しそうなのは まんざら気のせいでもなさそうです

1個目の卵が産まれたのが5月12日でしたから
29日目の孵化ということになります

どうやら”熱心に温めていたから 孵化が早まる”ということではなさそうで
去年のツガイの卵と同じ日数を経て誕生しています

それは あくまで産まれた順に孵化するという前提の日数で
ひょっとしたら2個目 3個目の卵が先に孵ったのかも知れません

その辺りは 確認のしようがないので 悪しからず・・・


2個目の孵化は 28日目 これもあくまで2個目が産み落とされてからの計算です
まあ いずれにしても 今週半ばまでには3羽とも孵りそうです

ただ去年は 3羽とも孵ったにも関わらず
3羽目が行方不明になってしまっていましたから
親鳥も 油断が出来ません

 

🥚ところで 一方気になるのが
近くの岩場で営巣を始めた もう一組のツガイの動向です

前回のブログでは 巣を作ったものの卵が産まれていないこと
ご紹介しましたが それが・・・

この9日

巣の中に・・・

ありますよねぇ 2個!!  産まれたのです

雨の中 それは大切そうに温めていました

ところが あくる10日

あった筈の卵が 見当たらないのです

よ~く巣の中を観ると

巣の底に 埋もれてしまっているようにも観えないでもありませんが

当の親鳥はといえば 2羽とも巣から長い時間離れてしまうこともあって
こちらの2個は 孵化までたどり着けるものかどうか 心配です

それとも 無精卵だったのか・・・ これまた定かではありません

11日には メイティングシーンが観られましたから
営巣の意欲は 満々のようなのですが・・・果たして

! ! ! ! ! ! !

追伸
ブログ更新日当日の12日 3羽目が誕生しました♪

無事3羽とも孵った訳で とりあえずの おめでとう♪です
3個目の卵なら 27日目の孵化・・・ 先に孵ったヒナより早い!

ということは やはり熱心に温めた甲斐があったということでしょうか

先に孵ったヒナは もう 可愛らしく羽をパタパタしています

かわいい

🥚 🐤 🥚 🐤 🥚 🐤 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

さて 丁度1週間前の5日には
当初予定の13日は梅雨で雨になることを見越して
前倒しで通算92回目スターパーティが開かれました

一番の目当ては 山形市の天文家が先月発見したばかりの超新星

さらに金星と火星の接近も楽しめるという触れ込みで
お客様に チラシをお配りしましたところ
皆さま 大いに興味と関心を示してくださり スタパの盛り上がりが期待されました

屋上は 志津川湾の絶景も楽しめる 素晴らしい 展望台

この日は 朝日新聞から記者さんが取材に入ってくださいました

快晴にも恵まれ 早々と準備が整った”汐風の空”

西の空には 宵の明星 金星が輝きだす中
かくしてスターパーティは始まりました

明るい内から 早々と訪れるお客さまも 次々

まずは 望遠鏡で金星をご覧いただきました

肉眼では 輝度が高く 到底 金星の形など わかりようもありませんが
望遠鏡で観ると クロワッサンのような
月の形をしていることがわかります

紛れもなく 太陽の光を浴びて
まさに月のように満ち欠けしている証拠

上は望遠鏡の接眼レンズにスマホのカメラを当てて撮った画像ですが
ミラーを介して左右が逆になっています
肉眼で覗くと右上が影になった月型に観えるのですが

スマホカメラでは 輝度が高くて 膨らんだ半月のようにしか写りませんでした


用意された キャンプ用の椅子は ”満席”状態

みなさん 夜空を仰ぎ見ながら
星空案内人による 星々と星座のお話に耳を傾けてくださいました


西の空には 左上に火星 宵の明星 金星
その右にはふたご座の主星 ポルックスとカストル


何と 火星のすぐ右下には かに座プレセペ星団も 写っていました!

天頂近くに 北斗七星 (実際に屋上で撮影した星を線で結んでみました)

南の空には 夏の星座 さそり座



こちらは しし座


東の空には はくちょう座

更に 夏の大三角も 昇り始めています

(こちらも実際に写った星を線で結んであります)

前回のスタパ同様
EVスコープからモニターに映し出された 超新星は 大いなる好評を博し

時折 行列もできる中

お客様夫々に スマートフォンを向けて撮影
観洋の思い出 お土産として お持ち帰りになっていらっしゃいました

そして 午後8時半を回る頃

志津川湾には 月が昇り始めました(ピンボケです(^_^;))

前の晩が 満月で
この日の月齢は16.9

右上が少しだけ欠け 楕円にも見える赤い月

海に伸びたムーンロードも とてもきれいな夜でした

興味津々で 耳を傾け 言葉を交わすお客様に
星の話を 語りかける星空案内人・・・

この日の観洋屋上展望台 汐風の空スターパーティ
さながら 学校の教室のような雰囲気

ご参加いただけたのは130名のお客様
とても熱心な方々が多く 存分に楽しめて頂けたのではないかというのが
星空案内人はじめ私どもスタッフの印象です
本当に ありがとうございました