カモシカ come on!!

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

観洋から徒歩5分のところにある 当館の男子寮
先日 たまたま その寮へ休憩に向かう途中

当館のお客様 ご夫婦連れでしたが
歩道に立ち止まって
じっと西側(写真右)の斜面を見上げていらっしゃいました
国道45号沿いです

もう遠目から お2人の姿には気付いていましたから
何か居るんだろうな とは思っていましたが
すれ違う際・・・
「何か いるんですか」
「ええ カモシカが  あそこに!」

「ほんとだ いるいる」
「珍しいですよねぇ この辺ではよく見かけるんですか」
「そうですね 時々ですけど」
「あんなに急な斜面なのに どうやって戻るのか見てみたい」

急斜面で 涼しい顔の カモシカ・・・(カメラ目線 ww)

南三陸町内の山手ではもちろんのこと
観洋近辺でも出没している こちらのニホンカモシカ
ついこの前は 寮の前で 母子で居る姿を見かけました

ニホンカモシカは 国の特別天然記念物

氷河期から姿を変えていない
原始的な特徴を持つ動物なのだそうです

生物学的にもかなり貴重な『生きた化石』として
学術的価値が認められ
1934年(昭和9年)に国の天然記念物に

その後 第二次世界大戦後の食料難で 肉や毛皮目的に乱獲
生息地の開発も進み 生息数が3000頭程まで激減・・・
事態を重く見た政府が1955年(昭和30年)に
「特別天然記念物」に引き上げた経緯があります

あのジャイアントパンダが日本に初来日したとき
中国にお礼としてニホンカモシカが贈られたそうな(知りませんでした:恥)
つまり 珍獣パンダと同じくらい貴重な動物ってことになります

ニホンカモシカは 鹿ではなく"牛の仲間"で 草食性
草 木の葉 新芽を主食に 木の皮やフルーツなども食べるのだとか

こちらは 只今 椿の葉 あるいは小さな花芽でしょうか
むしゃむしゃと 食べている所
もう そろそろ冬を迎える準備なのかも知れません

観洋へお泊りの際には
国道45号を南へ お散歩をどうぞ
ひょっとしたら
実はパンダ並みの"珍獣"カモシカに出会えるかも知れません

合言葉は "カモシカcome on!"です(ww)

 

追伸
翌日 カモシカが葉を食べていた椿と思しき木を見上げると・・・
見る影もなく 全体の葉の半分ほどが無くなっていました (-_-;)
もの凄い食欲です
"椿"にとっては
"嘆き"の "come on↓"でしょう

~~~~~~~~~

さぁ いよいよ8日は皆既月食

スターパーティは月食の始まる直前の   午後6時スタートです

今回は 月の出直後から部分月食が始まり
すべての過程が終わるまで観察できる好条件♪
その上 月に天王星が隠れる
珍しい"天王星食"も観られます

皆既月食と惑星食が同時に起こるのは442年ぶりで
次回は322年後ということですから 必見です

一大天体ショー あとは晴天に期待です

紅葉を見に行こうよう(w)森舞台

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

既に 山手の紅葉は 散り際へ
今度は 平場に 紅葉の舞台は移ります

当館 南三陸ホテル観洋のある 南三陸町のお隣
登米市(とめし)に "明治村"があるのはご存知の方も多いと思います

"みやぎの明治村"登米市登米町(とよまちょう)
まさに そのシンボルが この重要文化財の旧校舎

明治時代に建てられ  和風と洋風が融合したなんともハイカラな様式
矢絣(やがすり)衣装姿の "はいからさん"こと
花村 紅緒(はなむらべにお)が登場してきたら そのまま溶け込みそうな雰囲気♪

また 門や塀に囲われた閑静な江戸時代の町並みには

武家屋敷が連なり 白壁と甍(いらか)が往時の雰囲気を醸し出しています

実は 見どころはこうした明治時代の文化だけではなく
現代の建築文化も


こちらが"登米能"を継承する「森舞台」  平成8年に建てられました
東京オリンピックの会場でも話題になった建築家 隈研吾さん作の舞台です

この"森舞台"周辺は 11月前半ともなると・・・

この通り♪   素敵でしょう?

こちらの画像を拝見した際には 心が震えるほどの感動を覚えました

とにかく 美しい♪ そのひとことに尽きます  so beautifull !  so amazing !

これほどまでに美しい紅葉 観ない手はありませんね!

ご紹介しました画像は 去年までに撮影されたようですが
みやぎの明治村 株式会社とよま振興公社様よりご提供いただきました

ありがとうございます

さあ いよいよ 平場の紅葉も本番の11月
"森舞台の紅葉"を愛でに
登米市登米町まで足を延ばしてみてはいかがでしょう

~~~~~~~

さて 美しいと言えば
当館屋上"汐風の空"に展開する "天然のプラネタリウム"

月一回 天体を観望する"スターパーティ"を開いて
お客様から 星座や惑星などをご覧いただき お楽しみ頂いておりまりすが
11月は8日の予定で
今回は一大天体ショー"皆既月食"をご覧頂く予定です

食が始まるのは 午後6時9分 皆既は7時16分から1時間26分間続きます
今の所 当日の南三陸町の星空指数は100%

大いなる天体ショーに期待が高まります♪

月食スターパーティ 午後6時スタートです

破壊と善意

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

少し前の話になりますが

実は 今月2日語り部バスご案内中の 午前11時半ごろ
とても残念なことがありました

当館が保存している
震災遺構内部の壁やドアガラスが
何者かの手で破壊されていたのを 見つけたのです

民間震災遺構"高野会館"は 震災前はいわゆる"結婚式場"

10時15分発の"語り部バス"では お客様を館内までご案内差し上げています

会館には 3.11で巨大な津波が4度(たび)押し寄せ
ビル自体が津波に飲み込まれかけましたが
館内に居た327人は屋上に避難することで ぎりぎり助かりました

現在も 館内は 津波で滅茶苦茶に壊れたままになっていて
津波の猛威と力の凄まじさが ひしひしと伝わってきます

被災した"ありのまま"が "3.11の津波"を物語る会館を
私ども語り部は "物言わぬ語り部"と 呼んでいます

この日 Bluebirderが お客様をご案内しながら
階段を昇って行くと・・・       嗚呼 !!!??!!!

とにかく ショックでした

この階段踊り場の壁には 3.11の津波で
確かに ここまで水が上がってきたという"証し"が
幾重も"線"になって残っていて
この"痕跡"自体に 遺構としての価値があります

にもかからわず
その"跡"を分断するように打ち破られた壁

破壊された壁の状態からすると
鉄の棒状のもの 恐らくバールのようなものを
振り下ろしたように見えます


更に 4階フロアから屋上に出る扉のガラスも この通り

お客様の足下には 割れたガラスが外に向かって散乱していて
ご迷惑をお掛けしました

こちらも どうやら高い位地から棒状のもので"打撃"が加えられたようです

その上 非常灯も この有り様・・・

扉の内側に当たるこちらのフロアは
3.11当日 余震が続く中 300人以上が不安な夜を過ごしました

"津波の跡"を更に損ないかねませんから 壁は補修出来ませんが

ドアガラスの方は この20日に修繕して頂きました

今回の破壊行為の記事を地元紙でご覧になった
仙台の"大善ガラス店"様から お2人がお越しになり
何と! ボランティアで直してくださったのです

こちらが 作業に当たって下さった お2人

奇特な業者様  仙台"大善ガラス店"様より 温かなご厚意をいただき

心より感謝申し上げます  ありがとうこざいました

この度の"破壊"は 果たして 心無い人の憂さ晴らしなのか
それとも"震災遺構"と知っての 悪意ある行為なのか
定かではありませんが
いずれにせよ警察の捜査を待つことになります

"破壊"されたのは 恐らくは今月1日のことと推察されますが
奇しくも 南三陸町の道の駅
"311メモリアル"がオープンした当日のこと

メモリアル館内では 地元の3.11津波被害や教訓を綴ったビデオ映像では
"高野会館"での出来事もご紹介頂いていて

とてもありがたく 光栄なことと 感激しておりましただけに
そんな思いに水を差すような残念な出来事に
心を痛めております

津波を語る"生身"に予期せぬ暴漢の侵入で傷を負った
"物言わぬ語り部" 高野会館
暴漢の心無い行為を "無言"で受け止め

改めて大切なことを 語りかけています

星に願い 叶う

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

叶いました 星に 願いが!!

先週 さいたまから修学旅行で宿泊された中高一貫校の高校生たちに
残念ながら 観洋屋上で星空を観望して頂けなかったことは
お知らせしていました

もちろんレインカバープログラムの"星のお話"は
押しなべて"好評で
それはそれでよかったのですが
本音はやはり 星空を観て頂きたかった・・・

それで 続いて来られる中学生の皆さんには
なんとか観望してもらえますように と
"星に願いを"掛けていた次第です

そ、 それが 叶ったのです♪

9月29日当日 観洋の夜空は なんと快晴♪
"天の川"はもちろんのこと
満天の星を楽しんで頂くことができました

この時期 最も明るく光る"木星"と その"ガリレオ衛星"を望遠鏡で・・・

「ホントだ 見える見える!!」


「縞模様 見えた!!」


「衛星 3つ見えますね!」

夫々に それぞれの反応と 感動を口にしてくれました

一方 土星も天体望遠鏡で・・・

「うん 確かに土星だ! 土星の形だ!」


「土星の形のシールが 貼ってあるみたい」


「わっ ほんとに環が観えるんですね」


「土星の形を じかに観たのは初めて」

などなど 素直で率直な反応がまた 嬉しくてうれしくて♪

ただ、残念ながら 150名の生徒さんたちの対応で手いっぱいだったもので
リアルタイムの皆さんの姿と様子は
写真にお撮りすることが出来ませんでした
すみません

続いて午後8時半からは 今度は一般のお客様に 星空をお楽しみ頂きました

興味津々で 望遠鏡を覗きこんだり

興味深く 星空案内人の話に耳を傾けたりされる様子が
また私たちにとっては この上もなく嬉しく
スタッフの  何よりの"遣り甲斐"になっております

夜も9時半ともなると 東の水平線上には "火星"が姿を見せてくれました

"赤"が 魅力的な惑星です

ちなみに 望遠鏡を向けて・・・「火星が観えマ~ス!」  は
たまたま星を観に来てくれた
当館で研修中の台湾の学生さんに
ちょい受けした"oyajiギャグ"でございます(笑)


そうそう 同じ時間帯には 木星のイオ エウロパ ガニメデ カリスト
4つのガリレオ衛星が すべて姿を見せてくれていたのは見ものでした


次回 確定しているスターパーティは10月24日です

20.7km/ℓ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

秋 とはいえなかなか涼しさを感じさせてもらえない今日この頃
それでも 観洋から徒歩15分  "海の見える命の森"では

"萩の花"が咲き始め 秋の風情を漂わせてくれています

この18日 萩の花咲く"うみもり(海森)"では

関係者が出席して "南三陸大仏建立3周年"の開眼法要が行われました
この日は 丁度 当館創業者生誕の日

3.11犠牲者の御霊を悼みつつ 平和への祈りが捧げられたほか

"大自然の営みと共に私たちの命があり 自然の支えの中に生活がある"ことが
あらためて確認されました

~~~~~~~

ところで 突然ですが
去年11月のリッター20㎞後

冬場 スタッドレスタイヤで19.8㎞に落としたあと

8月上旬に20.5kmの燃費をマークするに至った愛車のKカーは

この9月15日 とうとう20.7㎞/ℓを叩き出しました♪(ちょいと大袈裟 笑)

"ノン"ハイブリッド 自然吸気エンジン
CVT(無段変速)のオートマですから
最新のEV車やハイブリッド車に比べたら
環境性能は大きく劣ります

とは言え
なかなか下がってくれないのが ガソリン価格

"せめてもの抵抗"に過ぎないのかも知れませんが
目下"エコドライブ"を継続中なわけです

実は 8月下旬 車検で0.1㎞落としていましたが
そこから気を取り直して+0.2㎞です

夏タイヤに交換後19.8㎞/ℓから 20.7㎞/ℓに・・・
これはもう 目指せ21㎞/ℓの勢いです
一体 どんな運転してるの?って ひょっとしたら
"疑念"(?)をお持ちの向きもおありかと思われますが
な~んにも 特別なことはしていません
強いて言えば"おとなしい運転"

制限速度+10㎞の範囲で一定速度を保ち
急発進 急加速 急ブレーキを避け
遠目に信号機をマークしながら
歩行者用の信号機が点滅していたら加速せず
惰性で停止位置まで車を転がしてしまう
下り坂でも惰性を利用して・・・
これで もう立派なエコドライブです

スピード感を楽しみたい!という方々からすれば
おそらく"蝿のとまるような運転"で
邪魔だと思われてしまっていることでしょう

ちなみに Bluebirderは
後続車がしばらく無いことを確認してから発進していますし
先を急ぐ車があれば "お先にどうぞ"しています

エコドライブって 所詮自己満足の域を出ないものかも知れませんが
それでも ささやかながらも立派な"省エネ"行動であることは確かですし
何より 安全運転で事故が避けられます

一人ひとりが わずかずつでも燃費を改善出来れば
"塵積って山となる"が如く
地球温暖化を緩和することが出来るのは確かなこと

まさにハートは"ハチドリの一滴(ひとしずく)"

窓を開放してゆったりクルージングしていると
どこか 自然と一体化しているようで

"自分も大自然の一部なのだなぁ"という実感にも似た気分に浸れるのは
きっと Bluebirderだけではないと思われます

仲秋の名月

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

9月10日は 仲秋の名月でした

こちらは 観洋南東の空 午後8時前

館内には この日 こんなポスターを貼り出して告知

お泊りのお客様も 名月の日だということは
ニュースや天気予報などでご存知だったでしょうから
わざわざ告知などしなくて 良かったのかも知れませんが
観洋にお泊り頂いて "ロビー"でも "お部屋"でも "露天風呂"でも
更に"屋上"でも とにかく"観洋から"仲秋の名月を愛でることが出来た
そんな印象に残る思い出を作って頂けたら と思い
告知させていただいた次第です

夕食会場は午後6時に開場になりますが
南三陸町の月の出は 午後6時6分

丁度 椿島の上を「名月」は 昇り始めました

6時半以降にお食事の席にご案内差し上げたお客様からは
「屋上で 光の道をつくる月が観られてよかった」
「夕食のあとも また観に行こうね」というお話を伺えました

ありがとうございます
それでこそ ご案内を差し上げてよかったというものです


それにしても ハーベストムーンの光の神々しいこと

"月々に 月観る月は大けれど 月観る月は この月の月"・・・・・


今年の仲秋の名月は ちょうど満月
登り掛け  一際映えた"黄金色"が とても きれいでした♪

 

さて 9月は これから木星が見頃になります

なぜかというと 木星は9月27日に「衝(しょう)」を迎えるのです
木星は約マイナス3等の明るさで輝いていますから
一際 大きな存在感を放っていて それと直ぐわかります

そこで「衝」というのは 太陽系の天体が
地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことで

この頃の惑星は 地球との距離が近くて 見かけの直径が大きく
光っている部分が正面から見えて 陰になる面積が少ないので
明るく見えます

それに 日の入りの頃に東の空から昇って真夜中に南中し
日の出の頃に西の空に沈むので 一晩中観ることができるのですから
観察しない手はありません

さてその木星ですが 直径は地球の11倍ありますから 巨大です
なにせ大赤班には 地球がすっぽり入ってしまうのですから 凄い

更に驚くべきは その自転速度で
なんと10時間で1回転しています   この巨大さで!

望遠鏡を使って木星を観察すると 木星の表面には何本かの縞模様が見えます
こちら⇓は 前回もご紹介した 8月28日深夜 観洋上空の木星

そしてこちら⇓は この10日深夜の様子です

木星は 水素やヘリウムから成る「ガス惑星」で
地球の「ジェット気流」と同様に
いくつかのジェット気流が流れています

ただ 地球と違って そうした流れを遮る山などの障害物がないので
木星の上層部にあるアンモニアの雲が"乱気流"などを起こすことなく
ジェット気流によって運ばれて
こうした「縞模様」が出来上がるのだそうです

9月27日のスタパは この木星の縞模様も観察します

お楽しみに♪

星空の魅力

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

先月は 27日に予定されていたスターパーティが
天気が悪く "星のお話"も含め中止になってしまいました

スタパを楽しみに ご宿泊に来られたお客様には
大変 申し訳ございませんでした

当日夕刻・・・私 Bluebirderも ご案内役の一人で
とにかく中止が それはもう残念で仕方なく
トボトボと落ち込んだ気分で
観洋屋上に上がっておりました

すると 午後7時を回る頃から
ぽつり ぽつりと お客様が・・・
8時半くらいまでに 入れ替わり立ち替わり
大体20名くらいの方々がお見えになりました

大半は 汐風に当たりに
また 夜の海辺の雰囲気を楽しみに来られたご様子でしたが
やはり スタパを楽しみにご宿泊の方も

ならば せめて少しだけでも 星空を観てもらえないものか!
そう念じた思いが 通じてか
その間 1時間あったかどうかの わずかな時間ではありましたが
観洋上空にぽっかり穴が開くように 雲が切れ
まず 土星・・・
南斗六星が 姿を現すと

その後 "雲間の空洞"は 南から北に移動しながら
"ベガ" "アルタイル" "デネブ"で構成される"夏の大三角形"・・・
"白鳥座"・・・

さらに "カシオペア座"と"北極星"まで 見せてくれました

観洋屋上"汐風の空" この日のスタパは中止になりましたが
束の間 お客様から星空を楽しんで頂くことが出来て
ほっと胸を撫でおろした次第です ありがとうございます♪

~~~~~~~~~

そして
急遽 夏の特別開催となった 翌日 28日

日中降り続いた雨が 夕方にはあがり  嘘のように晴れてくれました
左が西 右が東の方角で 雲が 夕陽色に染まっています

一時的に 志津川湾名物の霧に 阻まれたりはしたものの
延べ150名以上のお客様から
観洋の夏の星空をお楽しみ頂くことが出来ました

"夏の大三角形"はもちろん
くっきりと浮かび上がる"天の川"に  大きく羽ばたく"白鳥座"
そして"土星"と "木星"には 天体望遠鏡を向けて
ご覧いただきました

仙台や関東方面 関西方面からのお客様は
いわゆる"都会暮らし"の方が多く
普段なかなか夜空に星を望むことなど無いのかも知れませんね

「こんなにゆっくり星を眺めたこと 無かったなぁ」と
とにかく満足そうな男性のお客様がいらっしゃいましたし

女性のお客様も「今回こうして観洋に泊まれてよかった」と
喜んでくださいました  これには星空案内人の
佐藤・永井・和田・小林 4名の講師陣も大喜び♪
もちろんBluebirderもです

スタパで望遠鏡を覗くと・・・ "土星"は こんな風に・・・

そして "木星"と "ガリレオ衛星"は こんな風に 観えます

この日の"ガリレオ衛星"は4つ見えました
(午前0時を回ってからの撮影で スタパの時間帯は数が違ったかも知れません)
どれがどれかは特定できませんが
イオ・エウロパ・ガニメデ・カリストの4衛星

実は 今回も天体望遠鏡にスマホを当てて撮ることが出来なくて
果たしてどんな風に観えるのかを ご紹介のしようがありませんでした
が この日の深夜 あまりにもきれいな星空につい誘われ(笑)
鳥観用スコープを通して  しばらくカメラを向けてみました

夢中で数多シャッターを切ったところ まさに"下手な鉄砲数打ちゃ当たる"で
数枚に"土星"が 比較的くっきり撮れていましたし
"木星"に至っては
こんな姿を捉えることが出来ました♪

"縞模様"をまとっています    すぐ右脇と 更に右には"ガリレオ衛星"も(??)
判りづらいので 明るく補正すると・・・

はい 右側に2つ衛星が現れました

この"縞模様" スタパの天体望遠鏡で観てもらえるのですが
湿気や空気の揺らぎがあると 肉眼でも ちょいと判りにくい
Bluebirderとしては 初めて"縞模様"を捉え
ご紹介できたのは 嬉しい限りです

下には うっすら"大赤班"らしき部分もありますね

9月27日のスタパは

まさにその "観察の好期"を迎える"木星の縞模様"も
ご覧頂こうというのが  テーマになっておりますので お楽しみに♪

・・・・・・・

深夜ともなれば 天頂付近には 和名 "すばる"

"プレアデス星団"が きらめき始めていて
南三陸ホテル観洋の星空は いよいよ魅力的です

いきなり

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

19日夜 観洋では スターパーティーが開かれました
月一回のレギュラー版ではなく 夏休み特別開催

スタッフの間では「いきなりスタパ」と称して
星空指数の高い日を狙って イレギュラーで開いています

8月のレギュラー版は 27日の予定ですが
今月は既に そのPart 1を 5日に開催
19日は Part 2でございました

この日は いつもより遅く午後8時半にスタート
ところが・・・ 午後8時を過ぎる頃には
既にお客様が 屋上 "汐風の空"に 殺到!!

そんな勢いで この日は
何と のべ200人超え 300人に及ぼうかというお客様に
お楽しみいただきました

ご覧いただいたのは "土星の環" "木星" "夏の大三角形"など

8時半から9時くらいですと "木星"は東の空 比較的水平線近く

"土星"は 南南東の空の比較的高い位地に

望遠鏡の接眼レンズに
スマホのレンズを当てて撮ろうとしましたが  叶いませんでしたので・・・
先に 8月6日 鳥観用のデジスコで撮影していたものでご紹介します

まずは"土星"  こんな感じ

衛星撮影の腕が足りず 解像度 悪し
それでも 辛うじて "環"がわかりますね

19日当日 お客様は こうして望遠鏡を覗き込んでは"土星"の姿を確認・・・
土星の本体と 氷でできた環がくっきり観えると
"わぁ~" とか "おぉ~"とか "すげぇ!"とか
嬌声やら 歓声やら 驚きやら
それはもう感激の余り
なりふり構わず 感嘆の声を挙げていらっしゃいました

これはもう 私たちスタッフとしては
とにかく素直に嬉しい限りで
スタパを開いた甲斐が 大あり というものです♪

ありがとうございます

一方 "木星"は こんな感じ   (再びデジスコ撮影画像)

こちらもまた 撮影技術が足りず ブレてピントの甘い画像ですが
"木星"本体と 周囲を周る "ガリレオ衛星"を確認出来ます
これ 地球で言うところの "月" です

この画像で確認できる衛星は2つですが
19日のスタパで見えたのは4個だったかな?
見える衛星の数は その時期と時間帯によって変わるようです

そして "白鳥座"   19日の空です⇓

上の写真を明るく修正して 線で結んでみました       ⇓
尾羽の先にあたる星が 夏の大三角形の一角 "デネブ"

そもそも こちらも焦点が全然合っていなくて すみません
が それでかえって星座の星々に色が加わり きれいに観えています

さらに 南南西の空には "南斗六星" 南の柄杓(ひしゃく)星

おなじみ"北斗七星"に対して この名が付いたそうです

ナント! (笑)こちらもピンボケで すみません
が こちらも色が付いて もきれい♪

今月レギュラー開催のスタパは 27日

当館南三陸ホテル観洋 東館屋上 "汐風の空"で
午後7時スタートです

ごいっしょに きれいな星空を 楽しみましょう

~~~~~~~
追伸

久しぶりに モネが観洋の岩場に姿を見せてくれました  おかえりモネ!

お約束の飛翔シーン やっと撮れました

岩場に佇む姿は そこはかとなく かわいい雰囲気
やっぱり 女の子です   こちらを見てますネ♪

泊まって応援観戦に行こう!⚾

皆さん、こんにちは!カナです(・∞・*)

今回は公式HPのお知らせにも告知があり、
本日県内の新聞広告にも掲載されました情報をお伝えいたします!

下記の日程でお泊まりのお客様限定!
8月25日(木)・26日(金)・29日(月)・30日(火)・31日(水)
楽天イーグルスペア観戦チケット引換券をプレゼント♪

抽選で各日 5組  計50枚が当たります(∩´∀`)∩⚾

抽選は毎日19時から?✨抽選方法や場所などは当日のお楽しみに♪
南三陸で日頃の疲れをとって、観戦・応援に行きませんか?

合わせて、東北6県・北海道にお住まいの方は
8月31日まで「みやぎ宿泊割キャンペーン」をご利用頂けますよ!
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ああああああああ★ 期間の再延長が決定!! ★
\ みやぎ宿泊割キャンペーン 宿泊割引&クーポン付プラン /

【期間】
2022年8月31日(水)チェックイン分迄
(当館の除外日:7/29~7/30、8/12~8/14)

【対象地域】
東北6県+北海道在住者

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電話予約・当館の公式HP・じゃらんネットより申込可能です。
当館の公式HP・じゃらんネットからお申込みの場合は
<みやぎ宿泊割引&クーポン付適用>
と書かれた専用プランでお申込みください。

東北6県、北海道にお住いの方は
この機会にぜひご予約くださいませ!!

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注意事項

※チェックイン時に運転免許証などの身分証明書で住所の確認
及び、コロナワクチン接種証明書の提示が必要となります。
宮城県在住者の方は2回目のワクチン接種から14日以上経過しているもの
宮城県以外の在住者の方はワクチン3回接種済の証明書が必要です。
ワクチン未接種の場合は
PCR検査や抗原定量検査結果(宿泊日の3日前以降に発行されたもの)
または抗原定性検査結果(宿泊日の前日または当日の検体採取によるもの)が必要です。

※じゃらんからご予約の場合
「クーポン・ポイント」を利用してのご予約は出来かねます。
それらを利用しご予約された場合は予約の取り直しが必要となります。

※他の地方公共団体が主催する「宿泊割引施策」との併用はできません。
(例:「みやぎ宿泊前売券」「南三陸宿泊キャンペーン」等)

※上限枠に達し次第早期に終了となる場合がございます。

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当館の屋外プール(今年度は宿泊・日帰り会食のお客様のみ)も今日が最終日。
夏もだんだんと終わりに近づいてきていますが、まだまだ暑いですね!
気づかぬうちになってしまう脱水症状など、十分にお気を付けくださいませ。

それでは今日はこの辺で!また来週!

スタパ & 兄が飛び妹は泳ぐカモメ兄妹

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

今日から8月ですね  向こう1週間は"スターウィーク♪"
太平洋高気圧が張り出し 晴天率の高い時期・・・

奇しくも今年は 旧暦7月7日が8月4日で 伝統的七夕!!
元来の 織姫・彦星のランデブーの日に当たります

昨晩は 53回目の観洋"スターパーティ"

今回は "夏の大三角形"に加え
"みずがめ座流星群"が観られるかどうか!?がテーマでしたが
そこに "ISS"国際宇宙ステーションが通過するということで
お客様の人数は それはもの凄い勢いで増えてゆきました

あっ あれだ!?

お客様たちの指さす先には "ISS国際宇宙ステーション!"

観洋屋上"汐風の空"には どよめきと歓声があがり

ISSが東の空に消えた後は 2度に亘り 拍手が沸き起こりました

空には "天の川"もくっきり浮かび上がり 満点の星々

"北斗七星" "北極星" "カシオペア座" "さそり座全容"に
"織姫" "彦星" "夏の大三角" etc・・・
さらに"土星の環"もご覧いただけて "流れ星"を目にした方も少なくなかった
そんな "好条件"も重なって
大坂や仙台をはじめ  都会からお越しのお客様たちは それはもう"大感激"

その後もお客様は 次々とお見えになり・・・

延べ200人の皆さまにご参加いただくことができました
"スターパーティ"を超え これはもう"スターフェスティバル"
観洋スタパ史上トップクラスの賑わいでした

とにかく  観洋の星空を存分にお楽しみ頂けたのは 何より!

ありがとうございます♪

 

さてさて
先月23日に泳ぎ出していた 子カモメの"るい"

26日にはついに 飛び始めました

ティーラウンジのKさんによれば
"巣のある岩場をテイクオフ
短い飛翔で旋回し 岩場手前で着水した" というのです

兄"るい"は 泳ぎ始めから3日目の飛翔とあいなりました

一方 妹の"モネ"
泳ぎ出すのも ままならないという様子でしたが
ついに お兄ちゃん初飛翔の日に"初泳ぎ"を成し遂げました
こちらもラウンジKさんからの情報提供

何せ Bluebirder この日はいなかったもので・・・(笑)
Kさん ありがとうございます

27日には"るい"のミニフライトを観ることが出来ました

岩からテイクオフする姿のうつくしさ♪
広げた翼が カッコいい~!

同じ日・・・"モネ"はモネで

しばらく"るい"と 隣の岩場で過ごしたあと

"いそいそ”と海に入り

巣のある岩場まで泳いで渡っていました

泳げるようになって ちょっと嬉しそう♪  そんな表情してません?

その後の"るい"兄ちゃん
29日には

誇らしげに観洋前の海上を 低空飛行ながら

風に乗って 3往復して見せてくれました

どんどん逞しくなってきている そんな印象の"るい"です

対して 少々晩生(おくて)の"モネ"は
巣のある岩場で

"お兄ちゃんに続け!"とばかりに
飛翔訓練に励んでいます

面白かったのは 30日
岩にうずくまって休んでいる"モネ"に
"眠ってないで"と言いたげに尾羽あたりをつつく"るい"

たまらず"モネ"が起き出すと・・・

おもむろにテイクオフ!

"早くこんな風に飛んでみて"って 言いたげに飛んで見せていました

"Your turn! Mone!"

君の番だよ モネ! 頑張れモネ! 飛び立て"モネ"!