もう?

1週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

今季最後と思われる 寒波襲来の朝、

珍しく早起きをしたので

久しぶりに志津川湾で越冬しているコクガンを観に行きました。

朝方、いつも羽づくろいをしたり、好物の海草アマモを食べたりしている

町内戸倉地区の水辺へ・・・。


ん? 少ない・・・居たのはせいぜい20羽くらい。

いや、20羽いたかどうか。

少なかったのは  まだ7時前後で時間が早かったせいなのかも知れませんが

雪は舞うし風は冷たいし、で やむなく無念の撤退。

 

そして昼前、日が差してきたので、何としてもコクガンを撮りたい一心で

今度は 歌津方面の海岸へ足を運びました。

えっ?居ない!・・・。

この前、岩海苔をついばんでいた 波打ち際に姿は見えず、

ため息交じりに 諦めて帰ろうとしたところ・・・、あっ、居ましたいました!

100メートル向こう、水上に3羽の小隊を発見~♪ と  ほくそ笑んでいると、

幸運なことに、今度は目の前の水辺に飛んできてくれました。

3羽は、コンクリートに付いた岩海苔をついばみながら、

波打ち際で「ローラー作戦」開始! それはもう食欲旺盛 食べる食べる!!!

 

その後、別の3羽の小隊が飛来。

先の3羽のリーダーも その飛来に気が付いて 空を見上げていました。

後から来た3羽は、先の3羽の隣の「エリア」で採餌を開始。

 

ところが、仲良くないのです この小隊同士が。

「俺たちの縄張りを荒らすな」とばかりに、互いに威嚇を始めました。

べ~!! って、くちばし開いて舌を出して、 こ、怖!!!

その姿は、どこか他の動物になってしまったような印象です。

この迫力は恐竜?!

後から来た「小隊」は、すごすごと離れた場所に退散していきました。

その場に陣取った先の「小隊」は、ひたすら岩海苔を食べ続けていました。

おそらく、この辺りが彼らにとって 「絶好の餌場」なのでしょうね。

 

勢い余って(?) たまたま傍で羽を休めていたウミネコまでも

邪魔だと言わんばかりに「威嚇」!!!

たまらず、ウミネコはその場を飛び去ってしまった次第です。

餌を摂っていたわけではなかったのに、お気の毒・・・。

普段あどけなくかわいらしい印象のコクガンも、

怒ると こんな表情に。

北に帰れば おそらく繁殖の季節。長距離飛行をして余りある

体力を今の内につけておかなければならない時期なのでしょうから

食べることに貪欲で必死なのは、まあ 当然なことと推察されますが、

生きるため、子孫繁栄のため、絶対邪魔はさせないぞ、という

コクガンの迫力ある「表情」に 野生生物の生への執念を感じさせられた、

寒の戻りの出来事でした。

確認できる羽数が少なくなってきたところを見ると、

早くもコクガンたちの「北帰行」が始まったのかも知れませんね。

彼らは これから北海道など中継地を経て、シベリア方面へ。

奇しくも学校の卒業シーズンとも重なり、もう?と 名残惜しく

別れの寂しさも感じられた 時折雪の舞う日の午後でした。

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歌津のコクガン

 

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*S です。

 

寒い日が続く今日この頃、みなさんは 風邪、ひいてませんか?

インフルエンザが猛威を振るっていますから 気を付けましょうね!

さて、「かぜ」違いですが、冷たく強い 北「かぜ」にも負けず、

寒い冬を乗り切るため ひたすら 食べ続けていたのが こちら!

はい、国の天然記念物であり絶滅危惧種の コクガンです。

ラムサール条約登録湿地の志津川湾で 無事 越冬を続けています。

以前から 町内歌津地区のこの辺りに居るって話は聞いていましたが、

前に来たときには 居なかった。

それが、たまたま所用があって出かけた先週木曜日の午後のこと。

居ました居ました!  コクガンが!   この時 ここで確認できたのは 24~25羽。

車窓から眺めている分には、彼らもある程度気を許してくれますから、

数メートルまで接近することができました~♪ らっき~!!!

しばらく眺めていて気づいたのは、

どうやら「小隊」に分かれて「食べて」いるようなのです。

小隊同士はつかず離れず、それぞれに分かれて

お食餌 お食餌、ひたすらお食餌!!

大好きな 海藻や海草を休むことなく食べ続けていました。

この日、どれほど風が強かったかいうと・・・

はい、この通り!

波に揉まれて こんな目に遭っていました。ああ、ヤバツイ!

さながらサーフィン♪ってところでしょうか。

コクガンの御髪(おぐし?)は、強風にあおられて瞬間 逆撫で!!!

一瞬、髪(?)が逆立ってしまうくらい !

 

こんな状況でも、とにかくむさぼるように、海上では アマモを、

岸壁では、青海苔か岩海苔っぽいものを休むことなくついばんでいました。

この場が彼らにとって 餌場として適していると思われるのは、

海藻が 岸壁際に打ち寄せられて たっぷり浮いていること。

大好物のアマモのを取るのに水に頭を突っ込む必要もないし

岸壁には海苔がびっしり。

コクガンにとって 労することなく餌が目の前に豊富にある訳ですから

好都合なことこの上ありせん! よね、きっと。

 

とにかく よく食べます。

波が来ればぁ・・・

逃げます!

 

比較的大きな体を維持し寒い冬を乗り切るには

それ相当の量の餌を摂る必要があるのでしょう。

ところで、朝方とは違って大きな群れは作らず、

昼間は5~7羽の小隊ごとに分かれて行動していると思われるコクガンたち。

それぞれの小隊にはリーダーがいるようで、

ほかの隊員がわき目もくれず食べ続けていても、

時々 頭を高くかかげて周囲の安全を確かめながら、

「外敵」の襲来に備えているようでした。

リーダーは一回り体が大きく、体の模様が比較的はっきりしているみたいです。

立ち姿が きれい♪

そんなリーダーのもと、隊員たちは、安心して、

食餌に「没頭」、いえ 夢中になっていました。

それにしても、風が強すぎ。海も荒れ過ぎ。

それでも逞しく生きるコクガンの姿に「ガン張れ!」と、

エールを送りたくなりました。

コク「ガン」だけに(笑)

 

志津川湾の冬の晴れ間は、寒風の中 逞しく生きるコクガンに

敬意と応援の気持ちを込めて「ガン晴れ」と呼ぶことにいたしましょう。

こじ付けのダジャレもここまで来ると く、苦しい・・・

それでも、ガン張れ!!! 明日も ガン晴れ!!

 

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