ケフェウス座(Cepheus)は、現代の88星座の1つで、プトレマイオスの48星座の1つ。

古代ギリシアの伝承に登場するエチオピアの王ケフェウスが題材になっています。

地球の歳差運動により、γ星エライ(写真一番上の星、星座絵では左足の星)、
α星アルデラミン(写真四辺形下角の星、星座絵右肩の星)は
今後数千年の間に順に北極星になるとされています。
この星座の題材とされたケフェウスは、古代ギリシアの伝承に登場するエチオピアの王。
カシオペアの夫で アンドロメダの父です。
ケフェウス自身を中心とする話は伝えられていないようですが、
妻であるカシオペア王妃が

「わが娘アンドロメダの美しさは、海の精霊ネレイデスたちをも凌ぐ」と豪語したことで、

海神ポセイドンの怒りを買うことに。
ポセイドンは海の怪物を送り込み、国中を荒らし尽くしました。

怪物ティアマトに国を荒らされ困り果てたケフェウス王は”神託”を受けることになり

災いを止めるにはアンドロメダ姫を生贄として捧げなければならないと告げられます。

『天文詩』には、「娘のアンドロメダを生贄に差し出したが、
そのアンドロメダがペルセウスに助けられたおかげで、

アテーナの意志によりケフェウスは星座の1つとなった」と記されています。が、
問題は、救出後のお話です。
この救出の際、「アンドロメダ姫を救うのでお嫁さんにしたい」という
ペルセウスの申し出を、ケフェウス王は承諾。

ペルセウスは、見事にアンドロメダを救い出すのですが、
実は、アンドロメダには正式な婚約者がいたのです。
しかし、怪物を倒した英雄との約束を無視することはできない。
ややあって、ケフェウス王は「婚約者」と結託して、
あろうことか、英雄ペルセウスの暗殺を企て、
エチオピア兵を率いてペルセウスを殺害しようとしたというのですから驚きです。
この裏切りを許せなかったペルセウスは、メドゥーサの頭をかざし、

ケフェウス王を石にしてしまった、というお話も伝わっているようです。
嗚呼、ケフェウス王って一体・・・。
とにかく、アテーナが好意にしているペルセウスを暗殺しようとしたケフェウスを
星座にしてくれたアテーナの心の広さには驚かされるばかりです。
アンドロメダのたっての願いだったのかも・・・などと、あれこれ
自分なりにも考えながら見上げていると、いよいよ星座にも興味がわいてきます。
殊、カシオペア王妃の発言だけを捉えれば、「口は災いの元」という教訓ですが、
ギリシャ神話では、アンドロメダはじめ「美しさ」故の悲劇が少なくないようです。
怪物「メドゥーサ」も、元はと言えば
女神アテーナの それはそれは美しい侍女でしたが、その美しさが災いに・・・。
そのお話は、また次回以降。
さて、この3日にはスターパーティが開かれました。
が、またまた曇りに・・・。

今回も、ロビーで星のお話をお楽しみ頂きました。
月のお話・・・

銀河のこと、

流星のこと。

星座体操に、

138億光年の宇宙の果てへの旅。
そして、今やグラム25,000円前後という高値がついている貴金属

”金”のなりたちと宇宙の関係、

などなど、クイズあり、笑いありの、分かり易い星のお話に
45名のお客様が耳を傾け、お楽しみただきました。
さて、7 日予定のスターパーティは、

大雨予報でスタッフの参集も危険を伴うため
6 日付で急遽中止が決まりました。何卒ご了承くださいませ。
次回は、
