冬鳥 その3

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

節分、立春が過ぎ

気温も10度以上になったりしてましたが

寒さはこれからが本番の 如月2月。

寒さが緩んだ先週の土曜日、いつもの港に出かけてみると

???!  少ない!  越冬中のコクガンが「まばら」なのです。

まさか、もう北へ向かってしまったのでは?

とも思えてしまう光景に 少し驚かされました。

しばらく様子を窺っていると・・・、ああ  なるほどぉ、

仙台ナンバーの車が何台か出入りして

数名が港を視察、あるいは査察していました。

いつもと違う雰囲気を感じ取ってか

岸壁辺りには寄り付かずに 水上に居たようで、

いくつかの群れは 一時的にこの場から離れていたようです。

しかし、Bluebirderの心配などよそに

当のコクガンたちは 元気いっぱい!

オオバンの採ったアマモを 横取りして食べています。

もの凄い勢いで迫った瞬間です。

勢いの余り コクガンの首の周りに「水の襟巻」が出来ています。

す、凄・・・・・    普段は澄まして

優雅な雰囲気を漂わせているのに( ^ω^)・・・

そうそう、5日には 志津川湾内の全数調査が行われ

年末の調査同様 400羽ほどが確認されています。

 

そんな コクガンたちの居るこの小さな港には、

ほかにこうした冬鳥も飛来しています。

曇り空の ロングショットで

ぼんやりした被写体になってしまっていますが、

ここは 雰囲気でご覧いただくということでご容赦を。

カンムリカイツブリ です。

全長56㎝ほど。

首が長く、水面に軽~く浮いている水鳥。

夏羽は、頭部に赤褐色や黒色の飾り羽が出ますが、

今は冬羽で 顔から首は白く、目の下に黒い線があります。

くちばしは桃色。頭上には黒色の冠羽があります。

 

脚は体の後方に付いていて 脚だけで潜水が可能。

小魚を主食にして、甲殻類も食べちゃいます。

カイツブリ類の中では最も大型で、

潜水時間は カイツブリが30秒なのに対し、

何と50秒ほど潜ることができます。ですから「狩り」も余裕です。

現在は 絶滅が心配されるほどの種ではありませんが、

ひところ 乱獲で激減した時代もあったようです。

「群性が強い」と 図鑑には記されていますが、

こちらの個体は群れずに「単独」。

冬の海 ポツリと置かれた水鳥が一羽・・・

心なしか 寂しげでなりません。

 

が、どうも強気な「お顔」から察するに

「そんなことはないよ!」と

お”カンムリ”のようにも見える”カイツブリ”なのであります。

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グレーの斑は

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

12月のブログで 春の繁殖に向けて

「もう 営巣の陣取りを始めているの ?」

とご紹介させていただいていた 観洋眼下のカモメたち。

ロングショットでは 雪に同化して居場所が判りづらいのですが、

どうやら、営巣場所を「獲得」したと思しきツガイが

もう その岩場に常駐している模様。

ご覧のように、木枯らし吹くの岩場で、

じっと二羽でうずくまって休んでいます。

こちらは1月9日午前10時過ぎの様子。

 

目覚めれば・・・

この通りの 大欠伸。

 

外敵に襲われる心配も まず無いようで

実にのんびり 寛いでいる様子です。

 

その12月のブログで、首の周りにある「グレーの斑」について、

「まだ成鳥になり切っていない若い個体の印では」と

ご紹介していましたが、

どうやら これ、「冬毛」のようなのです。

失礼いたしました。

春に向けて、この首回りも「真っ白」になっていくのでしょう。

いずれにしても、今春の産卵と孵化が楽しみです。

 

さて、志津川湾で越冬中のコクガンたち。

この9日には、船揚げ場のスロープにも その姿を確認できました。

オオバンも一緒の 3ショット。

 

研究者によれば、ここに上がるのは

まだ若い個体か、比較的体の弱い個体だということです。

実際、翼には

「白い線」状に見える部分が残っていて

二羽ともまだ「若鳥」ようです。

 

晴天の下、相変わらず牧歌的で平和な情景を湛える 小さな港、

ではありましたが、この日 ある小さな変化に気が付きました。

 

震災後、この港の環境に慣れ、

人間から何も危害を加えられないことを学習したコクガンたちは、

漁船が出たり入ったりしようと

漁師さんたちが岸壁で作業をしていようと

逃げることも無く、悠々と泳でいた コクガンたち。

暫く眺めていたところ、漁船が港に入って来る際、

近づくエンジン音に 緊張感を高めていたかと思うと

近辺に居たコクガンたちが 一斉に飛び立ってしまったのです。

 

下の写真が、去年12月24日の様子。

漁船が港を出て行きますが、

そのすぐ脇を 飛び立ちもせず平然と泳いでいたのが判ります。

ですから、

この日は一体 どうしてしまったのだろうと 驚いた次第。

コクガンたちは、またその場に戻っては来るのですが、

つい2週間ほど前とは違う行動の変化が

少々気がかりな、いつもの漁港です。

何か 不都合なことがあったものなのかどうか、果たして。

単なる気まぐれであれば いいのですが。

 

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