一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

この15日夕方・・・

そして、19日・・・

いつもの小さな港に、コクガンの姿はありませんでした。

ようやく 北へ旅立ったのですね。

一抹の寂しさを象徴するように 一羽のカモメ。

 

この港からほど近い、海のビジターセンターが休館中なので

志津川湾内全てのコクガンが北帰行を済ませたかどうかは

確認出来ていませんが、

少なくともこの港の「小隊」は 北へ向かったようです。

次の冬の再会を楽しみに待つことにしましょう。

See you ! コクガン !

 

さてさて、18日の嵐の余波で、かなり時化ていた19日の志津川湾。

この港近くでも、サーフィンが楽しめそうな大波が立っていました。

そんな中、波打ち際で波に揉まれる ちっちゃな野鳥を発見。

残念ながら、陽が陰っていたこともあり、

クリアに撮れませんでしたが、どうやら シギの類いと思われます。

早速、ネットや図鑑で調べてみたものの、容易に判別できません。

クチバシの根本が黄色いのと羽色の印象で

一番近いのが「チシマシギ」ですが、何とも・・・。

首からお腹にかけて羽色の白い方の一羽は、

目の周りに覆面をしたような「くま取り」がありますが、

図鑑を見ても同じような個体が見つかりません。

 

たまたま強風で迷い込んできた珍鳥か、それほど珍しいものでもないのか

わかりませんが、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら

是非、お知らせください。

 

戸倉公民館下の志津川湾に面した駐車スペースには、

ラムサール条約登録湿地「志津川湾」を紹介したパネルが設けられました。

生物の多様性を保つ志津川湾は、実に多種多様な生物を養っています。

このシギたちは そんな自然の豊かさに裏打ちされた美しさに

引き寄せられてきたのかも知れません。

このBluebirderも この湾に強く魅力を感じ引き寄せられて来た

そんな「生物」の一人です。