(追記)

(2019/10/17現在) 大変ご心配をおかけしましたが、

当館につきましては、現在「平常通り」営業しております。

台風の中でも、お客さまより「安全・安心でした」との評価をいただいております。

安心してご来館くださいませ。

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このたびの台風被害に際し、心よりお見舞いを申し上げます。
各地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

南三陸町内、ホテル観洋周辺でも
浸水や土砂災害が発生し、交通や通信障害など
様々な影響を受けました。

また、ホテル観洋にご宿泊の多くのお客様に
ご好評頂いておりました観光付きシャトルバスの
立ち寄り場所にも、被災した施設がございます。

こちらのブログでも度々紹介しておりました。
『道の駅 津山 もくもくランド』は
クラフトショップや産地直売所、喫茶コーナーや
お子様が遊べる遊具などがあり、
観光客の方から地元の方にまで親しまれていた施設です。
南三陸へお車で来る途中、桃生津山ICを降りてから
休憩スポットとして利用された方も多いのではないでしょうか。

10月13日午前のもくもくランドです。
写真の奥にクラフトショップなどの建物が見えます。
駐車場一帯から建物内部まで浸水する被害がありました。

15日には水が引いておりましたが、
水の力で建物の一部が破壊されたり、
木工商品も傷んでしまたったりと、
甚大な被害がみられました。



道の駅職員の皆様やボランティアの方々が
毎日清掃や復旧作業を行っております。

津山もくもくランドは、
ホテル観洋が東日本大震災に遭遇した際、
お客様をお乗せしたバス3台が足止めになりましたが、
快く受け入れてくださり、大変お世話になりました。

この度の災害で、私たちも少しでもお役に立ちたい!
という思いから、少しでも皆様の
励みになればと、おにぎりとお新香を用意!




調理場、サービス課、事務所スタッフと
各部署で協力して100個以上のおにぎりを握りました。


また、『南三陸てん店まっぷ』に参加している商店も、
コミュニティ・カフェ こもんずさんの呼びかけをきっかけに
佐長商店さん、遊電館さんたちが
『南三陸てん店まっぷチーム』として
お弁当やお茶やマスク、軍手など
支援物資を用意して、もくもくランドへお届けしました。


少しでも皆様の力になれたのなら幸いです!

職員の皆様も、地元の学生の皆様も、
一致団結して復旧活動に取り組んでおられます。

道の駅津山もくもくランドは、
他の被災地域に比べると報道で取り上げられることもなく、
被災をあまり知られていないため、復旧に取り組むための
人の手が足りていないのが現状です。

駅長の西城さんは、そんな中で「1日も早く再開したい!」
と強い思いを聞かせてくださいました。

全館再開はいつになるか目途が立っていませんが、
敷地内で浸水被害がなかった三角屋根が特徴の
『物産館』で、まずは仮オープンを目指しているそうです。



あたたかいぬくもりのある木工品販売
産直コーナーもしばらくの間は休業ですが
再開の折には、皆様応援の程よろしくお願い致します!

 

 

余談ですが、復旧作業にあたっていた方が
教えてくださったお話をひとつ。

もくもくランドの駐車場に積まれていた発泡スチロール。
これらは元々道路の下に埋め込まれていたものだそうです。
地盤沈下防止に地中に埋めていた発泡スチロールが、
今回の台風による川の氾濫で押し出されて
ここまで流されてきたのだとか。
自然の驚異を物語る光景でした。

改めまして、被災された皆様に、
心よりお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復興をお祈り申し上げます。