一週間ぶりのご無沙汰です、BlueBirder*S です。

先日、観洋からほど近くにある「海の見える命の森」を

ちょいと散歩してきました。

こちらは、登り口。

観洋から歩いて大体10分。

雑木の伐採から桜の木などの植樹まで

数々のボランティアグループが訪れては整備を重ね

見晴らしのいい「命の森」を 整備中です。

この丘からの志津川湾の眺めは 最高ですよ。

 

南三陸町は、山の峰が町の境界線で

緑深く自然豊かな山々に源流を発する川の水は

全て 志津川湾に流れ込み 養殖を支えています。

 

志津川湾では、ワカメ、牡蠣、ホヤ、ホタテ、鮑、

クロソイ、銀鮭が養殖されているほか、

鰹の一本釣りの餌になるカタクチイワシも

定置網に追い込んであると聞いています。

水面の「浮き」は養殖用で

ぞれぞれの綱には養殖の種がくくりつけてあります。

全国津々浦々 どこを探しても

これだけの種類の養殖が出来る湾って、

なかなかありません。

志津川湾は

それだけ水の環境に恵まれているということなのかも

知れません。

海の資源は山の自然によって育まれ

支えられているのだということを知って貰えればと

いうのが「海の見える命の森」なのです。

加えて、東日本大震災を忘れないようにという願いが

「命の森」には 込められています。

去年か一昨年に植えられた桜は、

この通り 花芽を付け始めていました。

芽~が出ぇてぇ~膨らんでぇ~ まで

進みかけているようで 開花が楽しみです。

今年の仙台のソメイヨシノの開花は 3月30日でした。

平年より12日、昨年より8日早く、

過去2番目に早い開花になりましたから、

仙台中心部から北へおよそ90kmの南三陸の開花も

秒読みです。

山小屋や東屋も建築される予定の「命の森」。

ホテル観洋へお越し頂くみなさまの

新しい憩いの場として お楽しみ頂けるのももうすぐです。