一週間後 別の珍鳥との出会い

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

あの黒いシックな衣装の一団は、

そこには もうすっかり居なくなっていました。

 

志津川湾の小さな港。

先週アップした写真を撮って一週間後の13日、

暖冬の中、ここに居たコクガンたちは、

伊豆沼のマガンや白鳥と同様、

例年より早い北帰行になったようです。

小さな港には、係留された漁船が数艘。

水面には オオバンやクロガモが何羽か 居るだけ。

寂しいものです。

 

そんなセンチな気分で 入り江の奥に入っていくと・・・・・

?????!居たではありませんか! コクガンが!!!

ただ一羽、生態調査用の標識と発信機を付けて

ぽつんと取り残されていました。

首のネックレス模様の 明瞭度と幅からすると、

比較的若い♀かも知れません。 (勝手な考察ですが 笑)

この港を訪れる度、標識を付けた個体は確認していましたが、

その頃から 動きがおっとりしていて、

快活さも余り感じられず 大丈夫なのかと心配していたのですが、

まさか 取り残されてしまうとは・・・。

緩慢な動きを観ていると、何となく弱っているようでもあり

背中の小さな発信機でさえ重そうに見えます。

渡り鳥たちは、群れで北へ向かうのだと思われますが、

果たして 単独の渡りは 有りや 無しや???

 

仮に渡らないのであれば、

一年を通して 志津川湾で過ごすことが出来るのかどうか。

そんな心配をよそに、彼女(?)は ヒドリガモと寄り添ってみたりしながら

ゆ~ったり、あくまでもゆ~ったりと 入り江の時間を過ごしています。

 

次の日、

観光船第三はまゆりから「志津川港付近に コクガン居り!」との情報が。

早速駆けつけてみたところ、居ました いました!

八羽だけですが、盛んにアマモを食べていました。

時々オオバンから横取りしながら。

そんな姿と様子を見て、まだ居てくれたことに

少しホッとしたりもしたのですが、

この辺りに居るということはもう北へ向かってしまうわけですから

一冬 追いかけてきた身としては、

やはり 寂しさは拭えません。

発信機を付けた「彼女(?)」も

ひょっとしたら八羽の中に居たのかも知れませんから、

それならば、このメンバーと一緒に 元気に旅立ってほしいものです。

 

ところで、そんな海辺の公園で、ひとつ幸運な出来事がありました。

珍しい野鳥と 初めて出会えたのです。

はい、シジュウカラガンです。

ただ一羽、渡りの群れから たまたまはぐれてしまったのでしょうか。

芝にクチバシを差し込んで 何か食べている様子でした。

シジュウカラガンといえば、マガンの群れとともにごく少数が伊豆沼に

飛来していることでも知られていますが、内陸の沼周辺で見かけこそすれ、

まさか海辺で、それも志津川湾で出会うとは 思いもかけませんでした。

 

公園では、珍鳥とも知らぬ子どもたちに「わぁ~!」と追い立てられては

舞い戻って来るということを繰り返していたシジュウカラガンでしたが、

こんなシーンも・・・。

未知との遭遇?    それとも ご挨拶?

どこか 笑っちゃいそうな場面ですね。

とかにく、生態調査用の発信機を付け一羽取り残されていたコクガン同様、

 

無事に 北へ渡れることを祈るばかりです。

 

北へ

 

一週間ぶりのご無沙汰です☆Bluebirder*Sです。

『今季最後 渡り鳥の生息調査

「北帰行」ほぼ終わる〈宮城〉』・・・

というテレビニュースに、思わず えっ?!!!!! と驚き、

ひょっとしたら もう帰っちゃった?コクガンも?!!

慌てふためき いつもお客様をご案内している

観察スポットへと向かったのが、この6日のこと。

 

ホッ・・・居ました。

居てくれました、まだ♪

例年 志津川湾に居てくれるのが 3月いっぱいのようですが、

今シーズンの伊豆沼のマガンや白鳥、オオヒシクイのように

北帰行が「三週間」早まったら、

もうそろそろ 飛んで行ってしまう頃です。

 

北へ向かう準備でしょうか、

入念に、それはもう入念に羽繕いをしていましたし、

強風で荒れた波間では 好物のアマモをもくもくと食べていました。

5日に行われた「渡り鳥の生息調査」。

 

11月25日の9万羽をピークに、前回1月25日には

まだ3万羽が確認されていたマガンは、4日には 166羽。

ピークに2792羽を数えたオオハクチョウは 89羽。

1000羽を超えたオオヒシクイは 既に確認されませんでした。

 

暖冬が原因だということですが、

今シーズン、伊豆沼の渡り鳥たちの北帰行は 異様に早く始まり、

先月中旬には終わっていたというのは 驚きです。

対岸に ホテル観洋を望む 小さな港に遊ぶコクガンたちの姿も

今季は もうそろそろ見納めなのかと思うと、

ちょいと 寂しさを感じてしまいます。

志津川の 春まだ浅き入り江にて 

群れるコクガン 旅立ち間近

 

先週

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

丁度 一週間前、南三陸ホテル観洋では

全国被災地語り部シンポジウムが開かれました。

その朝、

シンポジウムのMC担当でしたから、朝食を早めに取って準備をと

いつもより早く男子寮を出た 出勤の道すがら・・・

い、いました、「彼」が!!!   7時40分過ぎのことです。

 

Breakfastの お邪魔をしてしまったようですが、

いつものように逃げもせず、ジ~っと こちらを見つめていました。

警戒心が弱く、好奇心が旺盛なので

「森の哲学者」と呼ばれているカモシカならではの「行動」です。

ヒゲを蓄えたようにも見える「お顔」も 哲学者っぽいかも・・・

 

さて、目下 志津川湾で越冬中のコクガン。

ご希望のお客様には、日曜の午前中「観察ツアー」にご案内していますが、

Bluebirderの場合、

震災の記憶を風化させないための「語り部バス」ガイド担当の際、

ワゴン車で移動できる場合、コクガンを「観に」お連れしています。

 

この日は、観洋には初めてのお泊りで語り部バスも初めてというお客様

お2人をご案内。

コクガンを間近に「かわいい、かわいい」と 大喜びで

スマホ撮影していらっしゃいました。

他じゃぁ こんな好条件で観察できる場所は なかなかありませんから。

よかった よかった♪

 

そして、29日 この日は、お客様を

観光船「第三はまゆり」による 志津川湾クルーズにご案内。

前回同様、ウミネコたちが それはもうもの凄い勢いで

大挙 押し寄せて来ました。

そんな勢いに気圧されて 最初は 怖がっていた未就学の男の子でしたが、

「おばあちゃん」から手を添えてもらって「餌付け」。

ウミネコが 上手に食べてくれることがわかってからは、

興奮した様子で 餌をやっていました。

クルーズの途中、前回と大体同じ場所で、

コクガンのツガイを何組か確認することが出来ました。

去年10月の末から 志津川湾に入り始めた コクガンたち。

この日は、海水浴場サンオーレ袖浜に併設された広場に面した海にも

「小隊」が群らがって居るのが 遠巻きに見えました。

「ここに集結し始めると、もう間もなく 北帰行の時期だね」とは、

観光船船長の 言葉。

例年、3月一杯は 湾にとどまるコクガンたち。

暖冬の今季は その北帰行が早まるのか、否か・・・。

いずれにしても、彼らが繁殖のため北へと向かう

「別れ」の時期が 迫っています。

 

 

Shark

Sharks are believed dengerous, but it is ferocious only 10% of sharks of the world. It means 90% of shark is calm and friendly to us.
Kesennuma is the biggest port to unload 90% of sharks in Japan.
The life of Kesennnuma is relied on the sharks.

Blue Shark

Heart of Salmon Shark

Great White Shark

Shark Fin

Whale Shark

Kesennuma Shark Museum

Wallet made of shark skin

Shark Jeans

Big mouth

Please come to Kesennuma to experience the culture of shark.
It is less than 1 hour drive from Minami Sanriku to Kesennuma.
Sergio

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ホテル観洋辺り

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

とある日の 志津川湾の夜明け前。

今頃の陽の出は ちょうど 真ん中に見える「椿島(つばきしま)」と

その右側、島に向かって突き出して見える「神割崎(かみわりざき)」の間から。

 

この日、露天風呂では 美しい陽の出を望むことが出来ました。

当然、露天風呂のある2階大浴場にはカメラ持込みは禁止ですから

その風景はご紹介出来ませんが、

露天風呂からの陽の出の美しさは

是非 こちら観洋へお越しになって ご自分の眼で確かめてみて下さい。

 

さて、この日は 観光船も運行いたしました。

 

早朝の青空は、生憎 高曇りに変わってしまいましたが、

ウミネコたちはいつもの通り

もの凄い勢いで お客様に迫って参りました。

かっぱえびせんが 宙に放り投げられると・・・・・・

ウミネコたちは それはもう必死な形相で、

キャッチ!

 

キャッチ!

キャッチ

 

さらに キャッチ

この「食いつき様」に お客さまはそれはもう大喜び~♪

満足されたご様子でした。

 

途中、船上からは コクガンの姿も確認出来ました。

こちらは、サンオーレ袖浜沖辺り。↑

カキ養殖の浮きに乗っかっていました。3羽居ますね♪

そしてこちらは、荒島(あれしま)近く・・・

ツガイかな? 仲良く 泳いでいました。

元々は 養殖用の浮きのある辺りがコクガンの「居場所」だったということで、

震災前には こうした光景が頻繁に見られたようです。

 

竹で組んだ養殖いかだは ウミネコたちで「満席」になっていました。

 

観光船へのお客様のご案内を終えた 同じ日の午後、

前々回のブログでご紹介した カモシカ(多分♂)が またまた出現。

国道45号を挟んで 向こう側に現れた カモシカは、

の~んびり 草を食んでいました。

 

このあと、Bluebirderは 何と! 国道を渡って

このカモシカに接近するという暴挙に出てしまいました。

スマホ撮影のオプティカルズームは2倍までですから、

距離を稼がないと きれいに撮れません。

なので 抜き足・・差し足・・・忍び足・・・・

ジ~っと見られたままの「ダルマさんが転んだ」状態(笑)で

その距離5m!!!にまで 接近!!!

それでも 逃げません、でした。

とにかく 前回もジ~ッと見られてしまっていましたから、

覚えていてくれたのかな? 危害を加える奴じゃないって。

 

まぁそれでも、しつこく撮っていましたら

さすがのカモシカも ゆっくり移動をし始めてしまいましたが、

ここまで接近出来たのは初めてのことなのでした。

 

高曇りの空に 傘を被った陽がボンヤリ見えていた日中でしたが、

夕刻 西に傾いた陽は、再び志津川湾を 明るく照らし出してくれました。

夕陽色に染まる 荒島(あれしま)・・・

きれい でしょ?

観洋近辺を飛び交うウミネコたちの中には   ユリカモメの姿も♪

お客様が餌付けする部屋の窓辺には、ウミネコとともに

ユリカモメたちも ヒラリひらりと 飛び交っていました。

観洋辺りには 素晴らしく 豊かで美しい自然が満ち溢れています。

みなさんも どうぞ この観洋辺りの自然に 浸りに来てください。

癒されること 間違いなし!!!

お待ちしております。

台湾インターンシップ生・范さんの研修旅行!

皆様おはようございます?インターン生の范です??‍♀️
各位早安?我是實習生范??‍♀️

先週の木、金曜日(6~7日)に研修旅行を行きました!
上週四、五去了研修旅行!

当日は寒さが厳しく、朝から雪が降っていました。
當天非常冷,從早上開始就在下雪

でも、お陰様で念願の雪遊びをしました⛄️
但也多虧如此,終於玩到雪了⛄️

触ったら手がかじかむみたいで痛かったですけど、本当に楽しかったです?
碰了之後手像凍僵一樣非常痛,但真的非常開心?

もくもくランドに続いて、柳津虚空蔵尊にも来ました。
この前に何回も来たことがあるんですけど、
会社の皆様とは初めてですから、気持ちも全然違うんです~
雖然之前已經來過好幾次了,但和公司的大家是第一次,心情完全不同~

昼食を食べた後は、
登米の明治村「懐古館」です
特別是明治村的懷古館

前に行った時は、見てもわかんないと思って、外で写真を撮って帰りました?
之前來的時候,覺得看了也不懂,在外面拍了照片後就回去了?

今回もわかんない所はもちろんありましたが、会社の皆様が教えてくれて色々勉強になりました!
雖然當然這次也有不懂的地方,但公司的人都會告訴我,學到了很多東西呢!

元々は「気仙沼伝承館」で1日目のコースが全部終わる予定でしたが、
行程が順調に進んでいた為、気仙沼の大島大橋にも行きましたʕ •ᴥ•ʔ
原本到此第一天的行程就全部結束了,但因為時間還早,就去了大島大橋ʕ •ᴥ•ʔ

 

姉妹館の気仙沼プラザホテルに到着後…
旅行のお楽しみ、宴会が始まりました。
之後,旅行最精彩的宴會即將開始了

私は2月が誕生日ですので、サプライズケーキを頂きました?
因為我2月生日,所以得到了驚喜?

全然思ってなかったので凄くびっくりしながら感動しました!
因為完全沒有想到,所以非常驚嚇之餘也非常感動!

やっぱり来て良かったです❤️
果然來了真是太好了❤️

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ここはスイーツ天国!かもめテラス♪

皆様こんにちは、マッキーです。

今回は、先日の研修旅行2日目でも訪れた…
大船渡市にある「かもめテラス」をご紹介いたします。

いつも当館の売店でもお世話になっている
三陸菓匠さいとう」様の総本店!
である「かもめテラス」は、
オシャレなレンガ造りの建物の中に入ると…

まず、目を惹くのが「えがおの巣」こと…
玉子型のキッズスペース!
こども達の未来にたくさんの笑顔を…
という想いで作られたようです。

近くには、様々な写真撮影にうってつけのアイテムも盛りだくさん!
ここで、記念撮影してみては?

かもめの玉子だけではなく、
和菓子(三陸菓匠さいとう様)洋菓子(ル・ポミエ様)
パン工房(COCOA ここあ様)カフェ(斉藤餅屋様)まで幅広いラインナップが揃っています。

(かもめテラスに一か月位住んで、全メニュー制覇してみたい…)

中でもオススメなのが「かもめソフト

かもめの玉子の餡をまるでモンブランのように贅沢に絞り、
ホワイトチョコをトッピング!
ここでしか味わえない美味しい魅惑のスイーツです。

また、店内にはスイーツ好きが楽しめる様々な工夫も…

・かもめキッチン(土日限定)
オンリーワンの「DECOかもめの玉子づくり」や、「お菓子教室」など…
スイーツ作りを楽しめます。

・ちょっぴり工場見学♪
かもめテラスのオープンに合わせて作られた「光の朝」を中心に、
様々なお菓子の製造工程をお楽しみいただけます。

お菓子が出来上がるまでの様子もしっかりと書かれています。
(こういうのって個人的にはワクワクするんだよね~)

ぜひ、大船渡にお立ち寄りの際には、
ちょっと一服&お土産に、
かもめテラス」様にお越しくださいませ。

またネットショップもございますので、
なかなかお買い求め出来ない方はこちらもお見逃しなく!

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いつも金曜日のBlogでお世話になっている
マリンパルのチョコ好きな先生方の熱~い要望にお応えして、

ちゃんと「かもめのショコらん」と「かもめの玉子 ばなちょ」を
お土産に買ってきたマッキーなのでした。

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゚*。☆ いいね! フォロー お待ちしてます♪ ☆。*゚
あああ

宜しくお願い致します
\(^o^)/

 

研修旅行の様子や観洋の日常はFacebookやTwitterからご覧くださいませ。

紅いお猿?

 

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

先週は、南三陸町では冬の使者コクガン

と並んで

冬に姿を見せる小鳥 ジョウビタキ♀

をご紹介しましたが、

今回は さらに 観洋近くに出没する冬鳥をもう一種。

 

観洋の近くの国道45号沿い、寒~い晴れた日には、

藪の中から フィッ フィッ、という鳴き声が聞こえてきます。

これが、その冬鳥 ベニマシコ。

 

ベニマシコは、その名の通り紅色をした体が特徴の冬鳥・漂鳥です。

この色の特徴はオスだけで、メスは目立たない茶色をしています。

大きさはスズメとほぼ同じ。

オスの冬羽は頭と背中・体の下の部分が淡い赤で、

頭頂部と頬・喉が淡いピンク色です。

背中には黒い縦斑。

 

名前の由来ですが、ベニマシコは漢字で、

ベニ「紅」、マシコ「猿子」と書きます。

「猿子」はサルの古い呼び方で、ベニマシコは羽の色が赤く、

顔がサルに似ていることからつけられたと考えられています。

ね? 言われてみれば 確かに猿のような顔してますよねぇ!

ベニマシコは雑食で

繁殖期は地上や樹の上で昆虫を捕えて食べるそうですが、

秋から冬にかけてはイネ科やタデ科の草の実を食べたり、

セイタカアワダチソウなどの植物の実や種子を食べたりしています。

分布は、日本や中国・カザフスタン・北朝鮮・韓国・ロシア。

日本では夏鳥として北海道と下北半島の一部で繁殖。

本州以南へ移動して越冬します。

 

地鳴きは「ピッ、ピッ」とか「フィッ、フィッ」っていう

柔らかでやさしい声。

ベニマシコは、本州以南では冬に観察できる野鳥の中では人気の鳥です。

スズメよりも少し大きいサイズの小鳥ですが、

赤い体色がいいですね。

殊に、雪の中なら、雪の白とのコントラストが鮮やかできれいです。

 

研修旅行に行って来ました!~気仙沼・陸前高田編~

皆さん、こんにちは!カナです(・∞・*)

通勤時に見た電光温度計が「-5℃」と表示されており
誰も聞いてないのに「寒すぎ!!」と車内で叫びました。
風邪をひかないようにお気を付けくださいませ。

前回の続きです!
ご覧になっていない方はこちらからどうぞ!
【研修旅行に行って来ました!~登米編~】

1日目の最後は気仙沼市にある震災遺構。
「東日本大震災遺構・伝承館」へ。

こちらは映像や写真で見る「伝承施設」と共に
震災遺構となった「旧気仙沼向洋高校校舎」の内部も見学できる場所です。

震災当日の様子を掲載したブログがございます。
こちらも合わせてご覧くださいませ。
【気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は明日から公開開始】

写真では見ていたものの、私はこの日初めて向かいました。
中では最初にシアター映像を見た後、震災遺構である校舎内に
向かう順路となっています。
各写真には「QRコード」があり、日本語以外にも翻訳をしてくれますよ。
シアターを上映している内部や、そのほか展示室は撮影禁止となっております。
看板もございますので、館内のご案内に従ってください。

次に順路で向かうことのできる「震災遺構の校舎内」は撮影が可能です。
(校舎3階まで到達した車)

校舎内にあるはずのない木や車が窓ガラスを突き破り中まで入ってきています。
こちらに残っているものはすべてあの日から変わっていません。
遺構として見学ができるの場所のものはすべて被災したものそのもの。
時間と共に褪せてしまう現実をそこにある物が教えてくれます。

校舎内は外になります。冬場は寒いので防寒対策をしてご見学くださいませ。
校舎外に出る際には傘もございますので、雨の日でも見学可能です。
施設外には小さなお子様が遊べる遊具もございます。

ぜひ、ご家族様でお越し頂き「防災・減災」について考える時間を
設けて頂ければと思います。

翌日。
「奇跡の一本松」で知られる陸前高田にございます、「陸前高田伝承館」へ。

こちらの施設は昨年開館したばかりですが既に1万人のお客様に
お越し頂いているそうです。
展示では津波で被災した標識や、駅の看板。信号。
学校にて被災した楽器や、体育用具なども展示されています。

同じ東日本と言えど被災した地域が違えば状況も変わります。
自分の地域だけではなく、他の地域の状況も知ることで
伝えることができやすくなるのだと感じました。

次に、当館で開催されている「東北被災地語り部シンポジウム」でも
コーディネーターとして当時の事を伝えている語り部の
釘子明様に陸前高田の語り部とご案内をして頂きました。

陸前高田の震災時の様子や、今に至るまでを映像と共に学ぶ事ができました。
釘子様のお話は、今月の2月24日・25日に開催される
「第5回 東北被災地語り部シンポジウム ㏌ 東北」でも
コーディネーターとして第3部分科会 分科会2にて参加可能です。

次に今年の1月にOPENした「まちの縁側」という建物にも
ご案内頂きました。

こちらの施設は、
「陸前高田市観光物産協会」案内受付8:30~17:30(年末年始除く)
「くらし応援窓口」営業10:00~16:00(土・日・祝日除く)
「はなぴろカフェ」営業10:00~14:30
「NPO法人きらりんきっず」月~金9:30~15:00(土・日イベント開催有)
こちらの4つの施設が集まった建物です。
建物は一日目に行った「登米懐古館」や新国立競技場も手掛けた隈研吾氏。
海と陸の美しさを生かし地元の素材(気仙杉)を使用し、気仙大工の技法を使用し、親しみやすいよう建設されています。

展望テラスに登ってみると...

陸前高田を一望できます。


ちなみに展望テラス、このようになっています↓

お越しの際はぜひ向かってみてくださいね!

次は「普門寺」様と言うお寺へ向かいました。

こちらでは、東日本大震災でお亡くなりになられた方の鎮魂・追悼の意を込めた
「五百羅漢」という像が並びます。
ご遺族様、そして芸術家の方によりつくられた像は静かに太陽の光に包まれて存在します。

奥に進んでいくと鯉が静かに泳ぐ池。
こちらでも祈りを込めるように池の中央に仏様がいらっしゃいました。

さらに奥には大仏様が見守っています。

直接住職様にお話を伺うことはできませんでしたが、
2班で向かった際、住職様にお会いできたそうです。
後程、詳細は「Facebook」にて掲載致しますのでご覧くださいませ。

釘子様、語り部ガイドありがとうございました!

そして、震災から9年の今年の「3.11」
「未曾有の大震災」と言われた「東日本大震災」から9年が経過します。
ここ、南三陸町、今回、向かった気仙沼市、陸前高田市。
今もなお復興工事のための車両が行き交います。
それでも日々道路や新たな建物。後世へ震災を伝える施設ができあがり、
その一方でかつての町の姿も消えつつあります。

写真や映像で見れる時代になりましたが、
ぜひ、時間があるときには現地に向かってみてください。
必ず、皆様にとって必要なものが生まれるはずです。

「防災」「減災」へ向けて。
皆様と一緒に考え進んでいけるよう、当館スタッフ含め歩んで参ります。

今回、研修1班が向かった場所へホテルから向かいたい際は
フロントにて経路をご案内しております。
お気軽にお声掛けくださいませ!

マリンパルだより  2月その1

豆撒きinマリンパル編

皆さん、こんにちは、マリンパルゆりでございます。

暖冬と言う今年、雪が全然降らなくて、雪かきをしない事が嬉しい一方、まだまだ雪ふらないかなあと、何か期待してしまう気持ちが...

外が暖かい時には、無理なく、子どもたちと公園や砂場での外遊びに最高です。

こちらはベイサイドアリーナの近辺の公園です。

 

遊び放題の証拠(わたしのおけつが…)

滑り台からすべって着た先生がドカーン~~、と着地したときに

テンションをあげたRちゃんはこんな表情です。

嬉しそうですね~!

とっても楽しく遊んできましたよ♪

そして寒波がやってきた早朝。。。やった、雪だ、マリンの庭が真っ白、気温もマイナスになったよ~。寒いけど、子ども達に雪を見せることができて良かったです♪

さてさて、二月と言えば豆撒きですよね

今週のマリンパルにもちろん重要な行事としては、豆撒きです。

さあすぐ、鬼の帽子を用意し、化粧し、変身~~~!

初めてのメイクにおっかなびっくり(笑)

そしてありがたいことに今年も変わりなく、佐藤善司さんに鬼役をお願いしました!...

服装もさすがです。今年は真緑の鬼に

緑の鬼の突然の降臨に子供たちの反応は

大泣き

よし!負けないぞ!

鬼は~~外!福は~~内!

やった、おにをやっつけました。

鬼と仲間直り、でもやはり鬼が怖い、それても泣きながら鬼とハイターッチ!。

は~~、大泣きの記念写真

鬼から人間に戻った、優しいおじいさんと一緒にまめまきをして、

おにのタンクを踊りましょう。

ダンスの最中も、またおにが来るのではないかと疑ってやまない子供達(笑)大丈夫だよ~!!

ほっと一安心した後は

みんなで、節分ならではの福茶を飲みましょう。(本当は、年の数だけ豆をたべるのが良いのですが、まだ豆を食べれない子供たちの為に、福茶を飲むことにしました。こうすると、豆を食べたのと同じ意味があるのだそうです。)

本来、節分は「季節を分ける」と言う意味で、季節の変わり目の邪気を祓うため豆撒きをしたり、恵方巻きを食べたりします。

そして、福茶を飲みます。福茶は大豆や梅干し、昆布にお茶を注いだ物で、健康長寿、無病息災などを願って飲む縁起物です。

昆布は喜ぶ、梅干しはおめでたい松竹梅の梅、豆はまめまめしく働くという意味がこめられています。

ひとみ先生が提案し、とくこ先生手作りの福茶はこちらです。体も心も温まる福茶をいただきます。

豆の代わりに卵ぼーろを♪

そして給食は、とくこ先生手作りの恵方巻き特別メニュー

もりもり美味しく食べてくれて嬉しいです♪悪い鬼を退治したので、元気に大きくなれますね!

最近、新型コロナウイルスが流行して日本でも警戒が強まっています。マスクも品切れしていますが、みなさんマスクと手洗いうがいを忘れないようにお気を付け下さいね。

それでは、また来週。