2011年3月11日 東日本大震災
あの日 南三陸町で防災無線で避難を呼びかけながら
津波で命を失った24歳の女性が居たことを覚えていらっしゃいますか?
彼女は町の職員で 秋には結婚式を控えていました。
そんな彼女の姿に重ねた 主人公が”はなこさん”。
彼女がもし あの世で素敵な伴侶と出会い 賑やかな祝言を挙げていたとしたら・・・
こけし浄瑠璃「はなこのおむこさん」は
そんな願いを込めた 世界でたった一つの結婚披露宴。
美しい海を望む 観洋ロビーを 舞台に
南三陸の民謡やアラブの調べが響き合う中
はなこの魂は 同じ年 国の弾圧に抗い散ったアラブの青年の魂と出会い
結ばれます。
演者の皆さまは 「被災の本当の痛みは知ることはできなくても
被災地の人たちと心を通わせたい」という一心で稽古を重ね
強い思いをお持ちになってのご出演。
未婚のまま亡くなった人の幸せを願い 架空の結婚式を描いた「ムカサリ絵馬」。
こけし浄瑠璃 「はなこのおむこさん」の上演は その「奉納」にも似て
切実で温かい祈りが込められています。 観洋では 初めての公演でしたが
叶えたい夢や希望を持ちながら亡くなっていった人たちの思いをも
やさしく包み込むように 感動の温もりが会場を包み込んでいました。
上演にお骨折りいただきました、マリプラ 梅田まりあ様はじめ
スタッフ、ご出演のみなさま 温かな想いを頂き ありがとうございました。
Bluebirderも こころより感謝申し上げます。












