一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirde*Sです。

冬の日差しを受け 赤く鮮やかにキラキラ光る実は・・・

南天!! きれいです♪

南三陸ホテル観洋でも、もう新年を迎える準備は万端。

正面玄関には「門松さま」が鎮座ましましておりま~す。

気持ちも引き締まって、い~い 雰囲気♪

 

起源は平安時代にさかのぼるという門松飾りは、年末年始の風物詩。

その意味を紐解いてみました。

門松は、お正月にやってくる歳神様が 迷わず家に来ていただくための目印。

歳神様の宿る依り代(よりしろ)になるもので

一年の幸せを願うもの、長寿を願うものとして飾られます。

 

一見、存在感の大きい竹が「主役」に見えますが、

実の主役は「松」 ↓。

松は古来より神様が宿る木として、生命力が強く、長寿の木と考えられていて

さらに 神を祀る(マツる)という言葉もあって葉が上を向いていることから 松を飾り、

神様を「待つ」という言葉につながっています。

 

そして、竹。

竹は万代をふるものとして長寿を願うもの

成長が早く、生命力の象徴、繁栄の象徴とされる三本の竹。

長い竹は男、短い竹は女、

間の竹はその仲を取り持つ中間的な立ち位置なのだとか。

 

そして、南天。

正月の縁起物として「難が転じる」という言葉から、南天は縁起物として有名です。

不浄を清めるという効果もあるそうな。

 

そして、梅。

松竹梅は古くからの縁起物。こちらは まだ花芽だけの枝ですが、

門松の梅は、寒さに強く、一年で最も早く花が咲く木として「年の始まり」の意味。

その「新年」が、もう 明日です。

 

南三陸ホテル観洋、今年も一年皆さまからご愛顧いただき

誠に ありがとうございました。

2018年は、映画「一陽来復」が全国各地で上映され

感動と共感の波紋を呼び興しました。

東日本大震災から早8年が経とうとしていますが、街の復興はまだ半ばですが、

門松の南天にかけ、「難が転じて」「一陽来復」・・・・・ 春は 必ず訪れます!

 

南三陸町、そして観洋は 皆さまのご訪問に支えられ「元気」と「輝き」を頂いています。

その「輝き」と「光」を「観」に、是非また「観光」にお越しください。

そして ラムサール条約の自然に浸り、心を癒してください。

 

来たる新年が、みなさまにとって より素晴らしい年でありますよう

ホテル観洋スタッフ一同 心よりお祈り申し上げますとともに、

新年もまた、ご愛顧のほど どうぞよろしくお願い申し上げます。