連敗脱出

なんとか7連敗は免れました。

野球やサッカーのお話ではありません。

当館 スターパーティの星空観察会のこと。

天候不順の中、しばらく開催日の星天が叶わず、

200回記念の前回までの6夜連続、

ロビーで”星のお話”をお楽しみ頂いていました。

 

気が付けば、去年は”勝率”7割を超えていた星天率は 今年は5割以下。

スタッフ一同、201回目の今回は なんとしても

屋上”汐風の空”で星を眺めて頂きたい、そんな想いでおりました。

願いは叶って、”晴れて”星空観察。とはなりましたが、

時折薄雲が広がり星々を隠すという微妙なコンディション。

それでも、西の森に向かうクロワッサン型の月

東に昇る土星の環。(スコープ接眼レンズにスマホを当てての撮影で滲んでいます)

(肉眼で覗くともっとクリアに見えます)

夏の大三角、

はくちょう座。

ぎょしゃ座、カペラ。

おうし座、アルデバラン。

北斗七星にカシオペア座、北極星。

天頂が大きく開けた時間帯には、天の川銀河も見られました。

 

時宜がかなわず、星を見られなかったお客様方も

食後にもう一度お越しになり、土星の環や星座をチェックするなど、

気が付けば、のべ150名のお客様からご来場いただいておりました。

「ひとりで見てるとさっぱりだけど、

星空案内を聞きながら眺めると、よくわかっていいですね」とか

「人生初めて、望遠鏡で土星の環を観ました」といった声が聞かれましたが、

望遠鏡を覗き込んで 環が見えると、「わ!」とか「おお!」とか

驚きの現れはそれぞれですが、もうとにかく「見えた見えた」と大喜び。

非日常の、さらに非日常とも言える星空を見上げるひと時を過ごし

「ありがとうございました♪」と、

部屋に戻られるお客様の声は、明るく弾んでいました。

「こちらこそ どうもありがとうございました」

また来て 楽しんでくださいネ!

今度のスターパーティは、

 

さてさて、遅いおそいと思っていた コクガンの飛来。

ついにやって来ました。

南三陸海のビジターセンターによれば、

今月18日の朝、6羽のコクガンを確認。

今シーズン 初めての確認となりました。

Bluebirderも、この日の午後 センターの観察デッキから

フィールドスコープで3羽のコクガンを見ることが出来ましたから、

テンションが上がりまくりwww。写真は、スコープにスマホを当てて撮影。

前のシーズン初めて確認されたのが6日のことで、1羽。

9日には2羽を確認していました。今季は2週間近く遅い初飛来となりました。

かなり遠いエリアにしかいませんから、画像も不鮮明で

そもそも わかります?この写真のどこにコクガンが居るのか?

次は、もう少し大きな姿をお見せできればと思います。

 

まだ

まだ、姿が見えません。

ここにも、

ここにも。

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

姿が見えないって一体何の? ですよねぇ

はい、毎年志津川湾で越冬するコクガンの、です。

南三陸海のビジターセンターによれば、

一昨年は10月6日に1羽、去年は9日に2羽、確認していましたが、今年は未だ。

Bluebirderの感覚では、晴天をもたらしている高気圧の縁に沿って

上手く南下出来そうなものなのに、などと勝手に思ってしまいましたが、

天気図をよく見てみれば、気圧の谷が出来ていて「南下」の追い風が弱そう。

さらに、南下して来たとしても、北上する熱帯低気圧や台風の影響で、

進路が 西寄りに流されてしまいそうです。

コクガンたちは、野生の気象レーダーで まだ渡りのタイミングでは無い、と

判断してるの”かも”!   ガンカモ類だけにww・・・

とは言え、秋さえまだ浅い時期。まして、

地球温暖化の中では、渡りはもう少し遅くなっておかしくないのかも(くどい!)

それでも注目しているのは、今季の志津川湾での越冬数。

24~25年シーズンに過去最高の609羽を数えていたコクガンは

25~26年シーズンにはそれを上回る713羽が確認されましたから、

果たして数はこの上増えるのか、それとも・・・・・。

なにぶん彼らの姿が見えないとなぜか元気が出ないBluebirderでございますwwが、

まずは、第一陣の飛来を待つことに致します。

 

さて、このところの晴天続き。観洋周辺の

Bluebirder的 いいね!カットをいくつかご覧ください

10日 椿島から昇る

朝日

8 日深夜の

三日月

同じ時間帯のスターリンク・フレア

8日夜 いて座から立ち昇る天の川銀河

8日深夜の おうし座、オリオン座と冬の大三角

天の川を西の地平に向かう はくちょう座・・・

どれも豊かにして美しい自然の情景に力を感じる瞬間で、

南三陸の自然にBluebirderもパワーを頂いています。

みなさんも、ぜひ またお越しいただいてご満喫ください♪

 

さてさて、今度のスターパーティは・・・

 

祈りの輝き

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

当館、南三陸ホテル観洋に

金鉱石が展示してあるのをご存知でしょうか?

産金の歴史を持つのが、地元南三陸町。

この2日、その金鉱石が展示されたティーラウンジで、

金のお話 金ばなし・・・

”金ばな”トークセッションが開かれました。

 

地域の歴史や文化財の魅力を発信する

「日本遺産」に認定されている"みちのくGOLD浪漫"のイベントで、

これが5回目。

横山不動尊 大徳寺の 橘 智法 住職、

歌津地区復興支援の会 一燈 小野寺 寛元 代表、

NPO法人 小さな天文学者の会 佐藤 吉晴さん、

3名をゲストに、金の物語がひも解かれました。

Bluebirderも拝聴しましたが、

仙台方面から観洋への道中

「横山峠」周辺の沢でも金が採れたというお話は初耳!

地元産金の歴史の舞台が回を追う毎に、徐々に広がってきました。

他にも、金は宇宙からの贈り物であるということ。

奥州藤原氏の目指した理想郷には56億7千万年後に天から降りてきて

人々を救済するとされる弥勒菩薩信仰と重ねる想いがあったという考察。

重要文化財 横山不動尊の黄金の胎内秘仏が物語るものとしては、

金は光、輝きの象徴で 祈りの対象であったということも紹介され、

出席のお客様方は、興味深く 熱心に聞き入っていらっしゃいました。

 

さて、第200回の記念を迎えた 当館名物”スターパーティ”

この4日に開かれました。ただ、屋上での星空観望は曇り空のため

叶いませんでした。

冒頭、当館阿部女将がお客様方に感謝を述べ

「次は300回目指して参ります!」とご挨拶。

星のソムリエ遠藤さん。

同じく、西口さん。

そして、NPO法人小さな天文学者の会 佐藤さんが"星のお話"。

会場には、何と これまでの"星のお話"史上 初めて100人を超える

106名のお客様にお集まりいただきました。

2017 年、街を失った南三陸のホテル観洋で産声を上げたスターパーティ。

今回の開催をもって

のべ19,200名の皆さまからご参加頂き お楽しみ頂いております。

スタパスタッフ一同、星空を楽しめる宿泊施設として

より多くのみなさまからお楽しみ頂き、

またお越し頂けるよう張り切って参りますので

これからもご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます♪

さあ、今度のスターパーティは・・・

 

 

追伸!!

この4日、来年6月に当館でゴールインするお二人の”前撮り”がありました。

写真を見返しておりましたら、

あまりに素敵なのでご紹介させていただきますね♪

町内歌津の浅野さん(右)と 志津川の小林さん(左)

初めは とても緊張していた浅野さんでしたが、

だんだんと表情も柔らかに・・・

小林さんは、町内でお仕事をしていますが、東京のご出身。

垢抜けした印象で好センスでいらっしゃる♪

シャイな浅野さんと、華やぎのある小林さん。

どこか、おとぎ話に登場するような組み合わせのお二人の姿にほのぼの(^^♪

挙式披露宴は まだ半年先とはいえ、前撮りはもう結婚式披露宴の一環。

本日は まことにおめでとうございます♪

未確認落下光 正体はスターリンク・フレア

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

早速ですが、先週のブログでご紹介しました「謎の降下光」。

正体が判明しました。

「スターリンク・フレア」。

スターリンク衛星が太陽光を受け反射した光が見えたのでした。

星の先生からは、最終的に「人工衛星ではないか」という回答がありましたので、

ならば、と「裏付け」を取るべく、東京三鷹の国立天文台に問い合わせてみました。

見えた時間帯、方角、仰角度、見え方、動く速度、長さなどを

お知らせしたところ、これまでの報告事例や太陽の位置などから

「スターリンク・フレア」では、という回答が得られました。

先生のお見立てはズバリだったわけです。

この光の撮影を始めて間もなく東の水平線から昇った三日月が受けていた太陽光は、

ほぼ同じ角度でスターリンクにも当たっていたのですね。

太陽光は人工衛星に反射し 怪しく光って見えた、ということになります。

このスターリンク衛星、打ち上げられたばかりの時には「整列」飛行しているそうですが、

一定の期間が経過するにつれて、ばらばらになっていくそうです。

 

Web上の動画や画像でスターリンクは整列して飛んでいるという潜入感があって、

「スターリンクかも」という想定を外してしまっておりましたww。

これが流星だったら、ちょっとしたスクープだったかも♪な~んて考えると

少々残念な気分ではありますww。

ただ、最も観測しやすいのは、日没後約1〜2時間

または日の出前約1〜2時間ということですから、

見えたタイミングとしては ちょっと珍しいのかも・・・(勝手な私見ですww)。

とにかく、こちらも立派な「天体ショー」。

Web上には観察できるスターリンク情報なるものもあったような・・・

見つけたら 是非撮ってみてください。光跡がきれいですよ!

三日月の昇るタイミングも、スターリンク・フレアチャンス♪ かも・・・

マークしてみましょう。

 

さて、今年は星天率50%を割ってしまっているスターパーティ。

日中は、こ~んなに晴天でした。

青空、明るい陽射し♪ さわやかな風♪

今日は行ける!と思っておりました。

夕刻には、鮮やかに虹がかかった志津川湾。

 

雨雲レーダー図も、スタパ開始後の1時間くらいは、

町は雨雲の狭間にあって 星空を見せてくれそうな様子だったのですが、

結局、観洋上空はまたまた雲で覆われてしまったこの夜。

 

ロビーでの「星のお話」は、

星のソムリエ 遠藤さん

お待ちかね ブラーボ博士

そして、小さな天文学者の会佐藤さんが 登場。

三者三様、今見える星座や星の分かり易いお話。

星座体操では、会場が和やかな雰囲気で一体に。気分転換のあとは

笑いも交えた壮大な宇宙のお話。

さらに、ダイナミックな宇宙と星の営みから”金”が生まれる瞬間を

大胆な実験で再現。お客様方はそうしたお話に興味津々食い入るように聞き入り、

お楽しみ頂けたご様子でした。今回は50名のご参加、ありがとうございました。

さて、次回のスターパーティは、

開催200回を迎えます♪

流れ星?未確認降下光

スターパーティで お客さまから星空を見て頂けない。

台風と秋雨前線がもたらした大雨のせいで・・・。嗚呼

それは残念でざんねんで仕方が無かったこの7日の夜。

ふと雨の上がった夜空を見上げると、雲間に星が輝き始めていました。

午後10時以降ともなると、観洋上空は 台風一過的な星天に♪

これはチャンス!と思い、星座撮影を始めてみた時のことでした。

 

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです。

 

日付変わって、8日 午前1時を回ったころ、

夏の大三角 白鳥座、プレアデス星団 すばる、

ペルセウス座、おうし座 アルデバラン、カシオペア座

ケフェウス座 エライ、アンドロメダ座、

秋の大四辺形 ペガスス座、ふたご座にオリオン座、と

あれこれ欲張って撮っていたところ、

北北東の空低くに、なにやら光る点が

ゆ~っくり落ちてきているではありませんか。

それも次々と・・・

丁度、花火の火の粉が落ちてくるように、フワフワと。

ただ、その軌跡は「直線」です。

”落下光” 最初のショットが、1時18分56秒。

以降 1時半を回っても この現象は続いていました。

やがて、三日月が昇ってきましたから、

そちらにレンズを向けたため、

その後の”落下光”の画像は撮れていませんが、横目で見ていると

その時も、まだ 北北東の低い空で同じ現象は続いていて、

感覚的に1時間は「降り続いて」いたようです。

さあ、それでは これが一体何なのか? ということなのですが、

星の先生に伺ったところ、「ランダムに発生していて、流星とは光跡が違う」

「人工衛星ならきれいな実線になる筈だし、飛行機なら点滅する」

・・・流れ星でも人工衛星でも飛行機でもないならば、一体 何?!!!

今のところ、正体は確認出来ず、現在も調べて頂いているところです。

なんともMysterious!

不思議な光・・・です。

一方、こちらは 翌9日の志津川湾の うつくしい光。

東北東の荒島に 夕陽色の虹です。

天へと真っすぐに立ち上がっている印象で、

二重の虹。

西陽が当たり朱くなった空に虹を見たのはBluebirderは初めて。

こちらは まさにMiracle!

未確認降下光も含め、南三陸町の志津川湾って、一体・・・

表情豊かな海の絶景は、時に神秘的な一面も見せてくれ、

天の川を望む星空は、時にた易く解き明かせない謎さえ投げかけて来る。

魅力の尽きないThe fantastic bay of Shizugawa!です。

 

さて、このところなかなか星を見られないスターパーティですが、

このブログ更新日の9月14日当日開催です。

 

tenki.JPによれば、14日の予報は 晴れのち雨で降水確率80%。

星空指数は30%、「ゆっくり待てば 星が見えるよ」とのこと・・・

去年は、芳しくない予報を度々覆して75%の星天率だった観洋スターパーティ。

何卒、今度こそは気持ちの良い星天をお客様からお楽しみ頂きたく、

心より かしこみかしこみ申す~

 

ケフェウス王

ケフェウス座(Cepheus)は、現代の88星座の1つで、プトレマイオスの48星座の1つ。

古代ギリシアの伝承に登場するエチオピアの王ケフェウスが題材になっています。

地球の歳差運動により、γ星エライ(写真一番上の星、星座絵では左足の星)、

α星アルデラミン(写真四辺形下角の星、星座絵右肩の星)は

今後数千年の間に順に北極星になるとされています。

この星座の題材とされたケフェウスは、古代ギリシアの伝承に登場するエチオピアの王。

カシオペアの夫で アンドロメダの父です。

ケフェウス自身を中心とする話は伝えられていないようですが、

妻であるカシオペア王妃が

「わが娘アンドロメダの美しさは、海の精霊ネレイデスたちをも凌ぐ」と豪語したことで、

海神ポセイドンの怒りを買うことに。

ポセイドンは海の怪物を送り込み、国中を荒らし尽くしました。

怪物ティアマトに国を荒らされ困り果てたケフェウス王は”神託”を受けることになり

災いを止めるにはアンドロメダ姫を生贄として捧げなければならないと告げられます。

『天文詩』には、「娘のアンドロメダを生贄に差し出したが、

そのアンドロメダがペルセウスに助けられたおかげで、

アテーナの意志によりケフェウスは星座の1つとなった」と記されています。が、

問題は、救出後のお話です。

 

この救出の際、「アンドロメダ姫を救うのでお嫁さんにしたい」という

ペルセウスの申し出を、ケフェウス王は承諾。

Bronze statue of Perseus, muscular, sword raised, holding Medusa's severed head aloft over a fallen foe in a museum display.

ペルセウスは、見事にアンドロメダを救い出すのですが、

実は、アンドロメダには正式な婚約者がいたのです。

しかし、怪物を倒した英雄との約束を無視することはできない。

ややあって、ケフェウス王は「婚約者」と結託して、

あろうことか、英雄ペルセウスの暗殺を企て、

エチオピア兵を率いてペルセウスを殺害しようとしたというのですから驚きです。

 

この裏切りを許せなかったペルセウスは、メドゥーサの頭をかざし、

Medusa head with coiled snakes on a round ornate shield, illuminated by a blue ring of light.

ケフェウス王を石にしてしまった、というお話も伝わっているようです。

嗚呼、ケフェウス王って一体・・・。

とにかく、アテーナが好意にしているペルセウスを暗殺しようとしたケフェウスを

星座にしてくれたアテーナの心の広さには驚かされるばかりです。

アンドロメダのたっての願いだったのかも・・・などと、あれこれ

自分なりにも考えながら見上げていると、いよいよ星座にも興味がわいてきます。

 

殊、カシオペア王妃の発言だけを捉えれば、「口は災いの元」という教訓ですが、

ギリシャ神話では、アンドロメダはじめ「美しさ」故の悲劇が少なくないようです。

怪物「メドゥーサ」も、元はと言えば

女神アテーナの それはそれは美しい侍女でしたが、その美しさが災いに・・・。

そのお話は、また次回以降。

 

さて、この3日にはスターパーティが開かれました。

が、またまた曇りに・・・。

今回も、ロビーで星のお話をお楽しみ頂きました。

月のお話・・・

銀河のこと、

流星のこと。

星座体操に、

138億光年の宇宙の果てへの旅。

 

そして、今やグラム25,000円前後という高値がついている貴金属

”金”のなりたちと宇宙の関係、

などなど、クイズあり、笑いありの、分かり易い星のお話に

45名のお客様が耳を傾け、お楽しみただきました。

さて、7 日予定のスターパーティは、

 

大雨予報でスタッフの参集も危険を伴うため

6 日付で急遽中止が決まりました。何卒ご了承くださいませ。

次回は、

アンドロメダ

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

8月17日更新のブログでは、流星群の到来にちなんで勇者ペルセウスのカッコよさをご紹介しました。

【左上、プレアデス星団左に「ペルセウス座」深夜東の空】

そもそも、ペルセウスの救ったアンドロメダ姫が、なぜ、海の怪物の生贄として
差し出されることになったのでしょうか。

【秋の大四辺形、ペガスス座の左に「アンドロメダ座」】アンドロメダ銀河もぼんやりと

すべての発端は、アンドロメダの母・カシオペア王妃のひと言が原因でした。

【上に大四辺形から連なるアンドロメダ座・その下にカシオペア・
左にケフェウス座(右半分)・右にペルセウスが振り上げている剣】

エチオピアの王妃 カシオペアはある日、

「私の娘は海の精ネレイデスたちよりも美しい」と言い放ったのです。

この言葉が、海の神ポセイドンの怒りに触れることに!

神々に対する傲慢な態度は、ギリシャ神話では最も忌避すべき行為のひとつ。

ポセイドンは、王国への罰として巨大な海の怪物ケートスを送り込み、
沿岸を荒らし始めたのです。

王国を救おうとするケフェウス王とカシオペア妃に神から下されたのは、

「アンドロメダを怪物の生贄として捧げよ」という神託。

夫妻は、これに従うしかありませんでした。

こうして、アンドロメダは岩に鎖につながれ、

海岸でケートスの到来を待つ運命を背負うことになったのです。

彼女自身には何の罪もなかったのですが、
家族と国の贖罪のために犠牲を強いられたのでした。

迫り来るケートス、彼女の命は風前のともしび・・・

と、まさにその時 助けに現れたのが、英雄ペルセウスだったという訳です。

そんなギリシャ神話を思い浮かべながら星空を眺めると
きっと、楽しさがぐっと増すと思いますヨ。

さて、今度のスターパーティは、

 

いて座

一週間ぶりのご無沙汰です、Bluebirder*S です。

今月末、夏の星座 ”いて座”が 午後8時に南中します。

いて座は、半人半馬のケンタウルス族ケイローンの姿をした夏の星座。
”ケイローン”はギリシャ神話に登場します。

黄道十二星座、いわゆる”お誕生日星座”のひとつで、
11月23日から12月21日に生まれた人が射手座ですね。

実は、銀河の中心が いて座の中にあるので、
天の川銀河は、いて座のあたりが最も濃くなって見えます。

こちらの画像は、実際に 観洋屋上”汐風の空”で撮ったもので、
ごらんのように銀河が濃くなっているのが判りますね。

使用機材は、オリンパスのマイクロフォーサーズ。

ちなみに、2~3バージョン前のiPhoneでも

これくらいに撮れます。最新なら もっときれいに撮れますね。

是非、空が澄んだ日にはスマホを南の空に向けて

”いて座”を撮ってみてください。見事に写る”天の川”の美しさに、きっと感激です♪

そんな夏の星座をお楽しみ頂く予定だった、この21日のスターパーティ。
昼間広がった青空はどこへやら、曇り予報が的中してしまいました。

ロビーでの「星のたのしいお話」は、

いて座、さそり座(左に”いて座”、右に”さそり座”、写ってます⇓)をはじめ

夏の星座や”宵の明星”金星のことを、遠藤さん。

星をめぐる「ぐるぐる」回るお話 を、西口さん。

お待ちかね、ブラーボ博士は、星座体操で湧かせたのに続いて、

ギャグを織り込んだ宇宙旅行の世界へ誘い、

お客様の笑いを誘っていました。

締めは、小さな天文学者の会 佐藤さんが、”星のお話の総まとめ”。貴金属の金が、

実は、とてつもないスケールの天体活動によって生成されることを解説。

質問に答えてもらったり、風船を星に見立てて、説明したり・・・。

お客様方は、分かり易いお話に

興味深く耳を傾けていらっしゃいました。

後でわかったことなのですが、「星のお話」が始まる前、
屋上では、幸運にも月を望遠鏡で観察できた方々が30名ほどいらっしゃったそうな。

結果、この日のスターパーティには、ロビーにお集まりいただいた方々と併せ、
100名を超える客様からご参加頂くことが出来ました。

みなさま、お楽しみ頂けたご様子で何よりです♪ ありがとうございました。

さて、今度のスターパーティは・・・

光りは勇者の剣から

8月14日、深夜 楽しみにしていた流れ星を見ました。雲間に
ペルセウス座流星群・・・・・

この前日 13日は、当館毎月恒例のスターパーティの日でした。

晴れれば 三大流星群のひとつ、ペルセウス座流星群のピークで
新月という絶好の条件が整っていました。

Large conference hall with many seated attendees facing a speaker at a wooden podium and laptops on the desk in front of them, warm lighting.
が、あいにくの曇り時々小雨。
屋上での星空観望はならず、「星のお話」をお楽しみ頂いた次第です。

 

ところで、ペルセウス座のペルセウスは、ギリシャ神話の英雄。

アテナはじめ神々から授かった武器を巧みに使い、

「目の合った者を石に変える怪物」メデゥーサを討伐。


メデゥーサの首を盾に飾ったペルセウスは、帰路、
エチオピアのカシオペア王女の不用意な発言で生贄に差し出されていた
アンドロメダ姫のことを知り、迫る海の怪物ケートスに楯を向け石に変えることで、


アンドロメダ姫を窮地から救い出し、そして結ばれます。

とにかくかっこよ過ぎるのが、英雄ペルセウスです。

~ ~ ~ ~ ~

さて、午後8時を回る頃には、志津川湾東の水平線から”ペガスス座が”姿を現します。⇓

Wide view of a star-filled night sky above a dark horizon or landscape.
ペガススは、倒されたメデゥーサから産まれた 翼を持つ馬。
海の神”ポセイドン”の子に相応しい登場シーンかも知れません。

上の実際の写真と下の絵図を対比しながら見てください。
逆さで、右斜めを向いた馬は、秋の大四辺形が胴体。 右の角から首、頭、鼻先。


上の角上には前脚が2本。
対する後ろ脚は”駆けるのが速すぎて”見えない、とされています。


この秋の大四辺形左の角は、アンドロメダ姫の頭で、
左腰の”ミラク”から上に辿り、 右腰のμ And星を挟んで
上の矢印のところに”アンドロメダ銀河”があります。

スッとのびた右脚元に 剣を振りかざしたペルセウス座があって、
その右ひじの左側に”流星群”の放射点がありました。

深夜、Bluebirderが見たのは、
ちょうどカシオペア座からアンドロメダ座にかけて雲が切れたタイミングで
右斜め上に向け、薄雲さえ透過するほどに明るい流れ星でした。
その前には、かすかなものも2個見せてくれていました。

三大流星群、次は12月のふたご座流星群に期待しましょう♪

ところで、この日のロビーでは 星空案内人の遠藤さん、

同じく星空案内人 瀧原さん

小さな天文学者の会 佐藤さん がお話しくださいましたが、
Elderly man with a headset gestures as others hold colorful balloons near a whiteboard in a lounge.

今回は、ブラーボ博士が 初登場!!
Entertainer in a white coat and red bow tie performing a lively gesture for seated audience in a lounge area with glass walls.
星座体操で沸かせた後は、

宇宙の果てまで旅行に誘い、
Instructor in a white coat with a headset writing on a whiteboard during a class in a dimly lit lecture room.
巧みな話芸で、お客様から笑いも頂いておりました。

ご参加いただきました60名のみなさま、ありがとうございます。
さあ、今度のスターパーティは、
Poster for Star Party in Minami Sanriku with a person at a telescope under a starry sky; event date Aug 21, 2026, 19:00–21:00 (Star Watching).

お楽しみに♪

スターパーティ 三連曇のあとは・・・

3回連続の曇天。

このところのスターパーティは勝率、といいましょうか
”星天率”が下がる一方・・・。

去年 75%を誇った星天率は、
梅雨時の不純な天候に阻まれて50%へまっしぐら。

プロ野球なら監督交代? ただ、”相手”は天気なもので ご容赦を。

さあそうした中で迎えた、6月30日のスターパーティでございましたが・・・

ご覧の通り、意に反して ”再度””再び”ロビー開催となった次第。

日中雲間に見えた青空は、星天への期待を膨らませてくれましたが、嗚呼無情。

星空案内人 西口さんは、星空案内。


天文ボランティア宇宙船 永井さんは、ISSのこと、と「星のお話」は展開中~。

す  ・  る  ・  と  ・・・

ん?ロビー外の 志津川湾、窓越しに 月が昇り始めたのが  目に入りました。
前夜の満月”バックムーン”(Buckは牡鹿のこと)を受けて、ほぼまん丸な月。
Moon visible in a dark night sky through a window with indistinct curtains or drapes.

お話の合い間に、ロビー窓越しに望遠鏡で眺めて頂いた月が

こちら♪   なかなかきれいですね ”準バックムーン”。
Full moon rising over a dark night sky, showing craters and texture on its pale surface.

そして、星のお話は、小さな天文学者の会 佐藤さんにバトンが渡り、
Older man with a headset and microphone speaking to a seated audience in a lounge, holding a large clear balloon; projector on a podium to the right.
大宇宙のとてつもなくダイナミックな活動から生み出される金のお話へ。
同時に 屋上「潮風の空」では、夜空を観望する準備。

ロビーで、じゃんけん大会をお楽しみ頂いた後は、
もう午後9時近い時間帯でしたから

さすがにロビーのみなさま全員から

屋上へ上がって頂くという訳には行きませんでしたが、

Moon with a halo glowing in a cloudy night sky above a distant city skyline at dusk.
それでも修学旅行の生徒さんたちや親子連れも含めて、


30名ほどのお客さまから


7月のまぁるい月と夏の大三角もお楽しみ頂くこと出来ました。


今回は、ロビー開催も含めてご参加頂いた80名のみなさま、


ありがとうございました。

よってここにようやく、当館スターパーティは、6月からの3連曇を脱して、
ほっと胸を撫で下ろしているところでございます。

ご参考までに、こちらがこの前日29日のバックムーン♪  当館正面玄関前にて。

さあ、いよいよ8月♪ 月初の1週間は”スターウィーク”
スターパーティは、3日から特別に3夜連続の開催があります。
Promotional poster for Star Party in Minami Sanriku featuring a starry sky, large yellow and blue Japanese headings, and a telescope image with event details.
ですから!なんとしても さっさと梅雨が明けて、
ご参加の皆さまには、思う存分夏の星空をお楽しみ頂きたい、と
ただひたすらに願い、祈るばかりの Bluebirderでございます。

 

インスタ やってます。
bluebirder_kanyo

志津川湾の陽の出やら、野鳥やら、星空やら、
豊かで美しい自然をご紹介しています。どうぞ、ご覧ください♪