グレーの斑は

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

12月のブログで 春の繁殖に向けて

「もう 営巣の陣取りを始めているの ?」

とご紹介させていただいていた 観洋眼下のカモメたち。

ロングショットでは 雪に同化して居場所が判りづらいのですが、

どうやら、営巣場所を「獲得」したと思しきツガイが

もう その岩場に常駐している模様。

ご覧のように、木枯らし吹くの岩場で、

じっと二羽でうずくまって休んでいます。

こちらは1月9日午前10時過ぎの様子。

 

目覚めれば・・・

この通りの 大欠伸。

 

外敵に襲われる心配も まず無いようで

実にのんびり 寛いでいる様子です。

 

その12月のブログで、首の周りにある「グレーの斑」について、

「まだ成鳥になり切っていない若い個体の印では」と

ご紹介していましたが、

どうやら これ、「冬毛」のようなのです。

失礼いたしました。

春に向けて、この首回りも「真っ白」になっていくのでしょう。

いずれにしても、今春の産卵と孵化が楽しみです。

 

さて、志津川湾で越冬中のコクガンたち。

この9日には、船揚げ場のスロープにも その姿を確認できました。

オオバンも一緒の 3ショット。

 

研究者によれば、ここに上がるのは

まだ若い個体か、比較的体の弱い個体だということです。

実際、翼には

「白い線」状に見える部分が残っていて

二羽ともまだ「若鳥」ようです。

 

晴天の下、相変わらず牧歌的で平和な情景を湛える 小さな港、

ではありましたが、この日 ある小さな変化に気が付きました。

 

震災後、この港の環境に慣れ、

人間から何も危害を加えられないことを学習したコクガンたちは、

漁船が出たり入ったりしようと

漁師さんたちが岸壁で作業をしていようと

逃げることも無く、悠々と泳でいた コクガンたち。

暫く眺めていたところ、漁船が港に入って来る際、

近づくエンジン音に 緊張感を高めていたかと思うと

近辺に居たコクガンたちが 一斉に飛び立ってしまったのです。

 

下の写真が、去年12月24日の様子。

漁船が港を出て行きますが、

そのすぐ脇を 飛び立ちもせず平然と泳いでいたのが判ります。

ですから、

この日は一体 どうしてしまったのだろうと 驚いた次第。

コクガンたちは、またその場に戻っては来るのですが、

つい2週間ほど前とは違う行動の変化が

少々気がかりな、いつもの漁港です。

何か 不都合なことがあったものなのかどうか、果たして。

単なる気まぐれであれば いいのですが。

 

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雪虫

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一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

これ、なんだかわかります?

はい、雪虫です。(タイトルの通り 笑)

観洋近くの雑木林、短く刈られた草むらの上で

まるで粉雪のようにフワフワと宙を舞う

いくつもの未確認飛翔「物体」を発見。

上の写真では わかりづらいのですが。

よ~く見てみると・・・

この季節、降雪の前に姿を見せる「雪虫」なのでありました。

 

やっとのことで、手にとまってくれた一匹。

本名「トドノネオオワタムシ」。

どうも男っぽい印象の名前ですが、

フワフワ飛んでいるのはすべて♀メス。

産卵のために モクセイ科の樹に移動中なのだそうです。

 

綿のように白いものは、

水化物を主成分とする蝋物質が糸状に変化した分泌物なのだそうな。

 

それにしても、飛び方も姿も儚い印象で、

そのままが 粉雪のような存在。

産卵のあとは、すぐ死んでしまうというのですから、

いたわりこそすれ とても手荒な扱いはできません。

 

雪虫が飛翔すると

近いうちに初雪が降ると言われていますが、果たして・・・。

 

さてさて、そんな季節の中で、志津川湾のコクガンたちは

着々と飛来数を増やしていて、

3日の時点で 150羽を超えました。(南三陸海のビジターセンタ調べ)

いつもの港にも その数30~40羽。

ご覧のように、船揚げ場に上がって来ています。

いよいよ本格的に コクガンの季節 到来というところでしょうか。

 

ところで、今月17日木曜日、午後7時から、

南三陸町戸倉公民館2階のネイチャーセンターで、

『GPS追跡でわかった南三陸のコクガンの暮らし』が紹介されます。

国の天然記念物にして絶滅危惧種のコクガンの生態は、実は謎だらけ。

その個体数の少なさから、生態研究が進んでいないのが現状です。

今回、GPSによる追跡でわかった

新たな生態が明かされるというのですから、楽しみですね♪

入場は無料。

 

毎日 コクガンの観察を続けているビジターセンターのショップには

こうしたグッズも・・・。

コクガンの「仕草」手ぬぐい~!!

コクガンの「仕草」を描いたイラストは実に秀逸♪

観察していると、確かに こんなカワイイ行動をしているのです。

オオバンから 大好物のアマモを奪う「仕草(?)」も!!

この手ぬぐい、

南三陸町でのコクガン観察記念に相応しい一品かと思われます♪

 

この5日には、鬼殺隊ならぬ「コクガン撮影隊」第二陣の皆さまが

大きな望遠レンズとカメラを抱えて観洋にお泊りになられました。

聞けば、チェックイン前に

既に泊浜(とまりはま)で コクガンを撮って来られたそうな。

ほかにも こんな風に野鳥ファンが集う 冬の南三陸町。

防潮堤は さながら自然観察用の展望台と言ったところ。

コクガン飛来の聖地として、

志津川湾は、今 盛り上がりを見せています。

 

P.S.

11月30日のビーバームーン~

半影月食の直前は、こんなにきれいな黄金色♪を 湛えていました。

「月」だけに、

つきと幸運を呼び込んでくれそうな「金の月」を皆さまにも♪

 

ちなみに、半影月食の方は こんな感じ ↓

月の左上辺りに陰りが出来ました。

観洋5階ベランダからの撮影でした。

では また。

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100羽

 

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

この写真を撮った日、25日には

もう すでに100羽以上の飛来が確認されていました。

先週は、月曜日から寒気の影響を受けて寒さが戻っていましたから、

コクガンたちも どうやらその寒さに乗じて

飛来数が急に増えたようです。

 

それも、羽数を確認したのが、

なんと驚いたことに たまたまコクガンを観に訪れた

都市鳥研究家の唐沢孝一さんだったとのこと。

この方  !!

束の間、海のビジターセンターにいらっしゃるところに

居合わせたのですが、あいにくスマホ不携帯だったもので

記念撮影出来ず仕舞い。野鳥の写真も撮っていらっしゃる

著名な方でしたのに、残念なことをしてしまいました。

 

ところで、こちらは 前のシーズンのコクガンの姿ですが、

この冬は、なぜかこんな風に

船揚げ場のスロープに上がってきてくれません。

単に この場を訪れるタイミングが悪いせいなのか、

はたまた Bluebirderの「撮るぞ」オーラが強過ぎるせいなのか、

観洋のワゴン車でこの漁港に乗り付けると、

煙たがるように 岸壁から離れて行ってしまいます。

船揚げ場には、

人が傍にいないのを見計らって上がって来ているようではあります。

日付け変わって、南三陸海のビジターセンターでは

朝方、50数羽を確認していた28日のこと、

いつもの小さな港では、肉眼で 12羽ほど確認出来ました。

 

車を乗りつけると・・・

やっぱり 離れて行ってしまうコクガン。

離れて行ったのが こちら、

キリリとして なかなかいい面構えの一羽 ↓。

いよっ 男前! (メスかも)

一方こちらは、首にとても大なネット模様を持つ一羽。

優雅な雰囲気と優しそうな表情からすると、メスかも知れません。

 

それにしても まず食べていないことがない コクガンたち。

 

大好きなアマモを見つけては・・・

 

パクリ!

 

宮城県南三陸町の志津川湾、

只今

食欲旺盛なコクガンたちが 元気に越冬中です。

 

P.S.

この日は、千葉県我孫子市から

野鳥ファンと思しき男性が

是非コクガンを観たいと

ビジターセンターにお見えでしたので、

こちらの港まで案内差し上げました。

いい写真、撮れたかな?

 

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ツイてる!!

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

先週のブログ担当日、観光船から確認出来たコクガン。

こんな写真じゃあ 小さくてわからない。

「再会」を期して 湾内の定番エリアに足を運んでみるのですが

さっぱり・・・

 

朝から抜けるような青空が広がった25日の午後、

再び コクガンを探しに。

ところが、この日は急に雨が降ったり止んだり、

晴れたり降ったり、妙な雲行き。

まさに観洋を出る前は気持ちよく晴れていたのに、

いざ出かけようとした時分には再び雨・・・。

「あ~あぁ ツイてないなぁ」などと心の中でつぶやきながら、

とりあえず、コクガン目撃情報を収集しようと

南三陸海のビジターセンターに車を乗りつけた直後のことでした。

雨の中、にわかに山側から陽が照り出したので、海側に目をやると・・・

防潮堤の向こうに「虹」!!!が見えるではありませんか。

条件反射のように、思わず堤の階段を駆け上がって スマホ撮影♪

青空を背景に くっきりと浮かび上がった虹♪

きれいでしょ?

雨でツイてないとボヤキながら出かけたにしては、

随分とツイてました。

思わず湧き出した心の叫びは 「ラッキー!!」

 

ちょいと子供のような感覚かも知れませんが

Bluebirderは、志津川湾の景観にベタ惚れなもので、

美しい湾を飾る虹の景色が見られたら

それはもう 小躍りするくらい嬉しいのです。

 

時刻は午後2時前のことでしたから

午後2時前の虹。

それも、青空を背景にした七色は 実に鮮やか♪

 

少し興奮しながら 防潮堤を南方へ走り、

なんとか全容を捉えることが出来ました。

 

スーツ姿でにわかに駆け出したわけですから、

堤の下からBluebirderの様子を観ている人が居たら

一体何があって、何をしているのだろうと

きっと「不信」に思われてしまったことでしょう。

それにしてもラッキ~!

 

さてさて、肝心なコクガンですが、

海のビジターセンターによりますと、

この22日の朝と23日に、ビジターセンターの裏手、

↑ こちらの海上で 2羽を確認したということです。

おそらく、Bluebirderが先週観光船から確認した個体

2羽 ↓ とも思われ、

今のところ、志津川湾内に滞留していることが期待されます。

 

冬の朝7時くらいには 100羽ほどが群れる波消しブロック ↓。

前の冬、コクガン観察ツアーを敢行した小さな港 ↓。

どちらにも、まだコクガンたちの姿は確認出来ません。

船揚げ場には、代わりに ウミネコが1羽・・・。

 

対岸に見えるホテル観洋もBluebirderも、

受け入れ準備は万端。

 

前の冬の君たちの姿と同じように、

首を長~くして待っています。

来たれ コクガン♪♪

 

 

 

 

 

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春だから 春なのに

 

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

春、ですね。

4月5日、午前中は小雨が降っていた 日曜日の午後。

空は曇っていて残念な画ですが、

観洋の桜は ちらほら花が開き始めました。

春 ですね。

 

ところで、前日の4月4日は 春うらら。

 

町内の海辺では、こんな光景も。

 

地元での 本格的なお花見は もう少し先ですが

暖かな日差しの中、海を眺めながらのピクニックでしょうか。

気持ちよさそう♪

春ですね。

 

そんな、浜辺から 程近い港では

あれ?大丈夫なのかな、と 心配してしまう光景が・・・

「渡り鳥」の筈のコクガンたちが、まだ 居るのです。

春 なのに、です。

 

船揚げ場に・・・

漁船の近くに・・・

ざっと見渡して 5羽を確認しました。

春なのに、未だ 北へ向かわないコクガンたち。

暖かくなって来ているのに

このまま北へ渡らずにいて 果たして大丈夫なものか?

渡りを忘れるほど この港が居心地良いということなのか?

ひょっとしたら 渡らずに ここに居つくつもりなのか?

さりとて、夏場の暑さに耐えられるか?と

コクガンの気持ちなど 知る由もないのに

あれこれと 気を揉んでいる今日このごろでございます。

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