ピー介 その後

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

誠に勝手ながら週一のご報告にしてしまっております

観洋眼下で孵化したカモメのヒナ三羽のその後。

 

二羽は孵化44日目にして飛び立ちに成功したものの、残された一羽

ピー介が飛べずにいたことまではご紹介していました。

その後・・・ 下の写真がピー介

今月9日に 様子をうかがった際は、風が殆どありませんでした。

 

そのせいでしょうか、三羽とも積極的に舞い上がろうとする「意思」は窺えず、

飛べる方の二羽は岩から岩へ、あるいは水面に降りる際に、

水上を低空飛行する「飛翔」を見せる程度。

この時は岩に同化するようにして休んでいました。

 

肝心のピー介は、と言えば、隣の岩に移動する際にも 飛ぶことは無く、

こんな風に水に入って、泳いで渡るのを確認しただけ。

 

もう、二羽が飛んで一週間経過していますから、

ビー介も 飛べているもの、とは思ってはいましたが

まだ自分の眼で見ていませんでしたから、それはもう心配で心配で。

 

二羽は、こんな風に水上を低空飛行して 移動・・・・・

するのですが、

ピー介は、どうやらまだあまり飛ぶのが「得意」ではないのか

営巣岩のすぐ隣の岩場に 一羽で陣取っていました。

察するに、その方が 大きな移動が要らないし

飛ぶ必要もないから、という ピー介の了見が

なんとなくわかるような気がしてしまった次第。

 

この日、親鳥の居る営巣岩に移動する際も、泳いで渡って ↓

岩を登る ↓

という行動を取っていたのがピー介。

 

カモメのつがいの抱卵からずっと様子を追い続け

すっかり情が移ってしまってしましたから、とにかく

「まだか まだか」と気がもめていました。

下の写真、多分 左がピー介。

 

早く、この目で空を舞うピー介の姿を見たいもの、と

翌10日も、仕事の合間に5階ティーラウンジから

岩場を見下ろしていたところ・・・

ポツンと一羽で居た岩の上で、パタパタと羽ばたきを始めたピー介!

おっ、飛びそうだ と直感!

思わず興奮気味に「飛べ!飛べ!」と つぶやいたその時、

ピー介はフワリと宙に舞い、沖に向かって飛び出したのです♪

思わず 心の中で「やったぁ~!」と大声で叫んでしまいました。

 

低空飛行でしたが、海上でUターンして一つ先の岩に舞い降りました。

カメラは用意していませんでしたからそのシーンは撮れていませんが

この目で確認出来たのは、何よりでした。

イメージはこんな感じ・・・

とにかく、嬉しいのひとことに尽きます。

そんなピー介に贈る歌は やっぱりこれ!

カモメぇ~が飛んだぁ~♪ カモメぇ~が飛んだぁ~♪

あなたは 一人で 生きら~れ~るのねぇ~♪

by 渡辺真知子:歌 「カモメが飛んだ日」より

Bluebirderの年代がバレますネ(笑)

 

まだ、親元を完全に離れられないヒナたち。というより もう幼鳥かな?

今後も付かず離れず、緩やかに様子を見守っていきます。

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巣立ちは突然に

風に向かって羽ばたいた瞬間でした。

フワリと 宙に浮いたかと思ったら、もうその時には飛び立ってしまいました。

観洋のカモメのヒナ。孵化を6月19日として 44日目の飛翔でした。

 

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

あまりに突然で、残念ながら 飛翔する姿は撮り損ねましたが、

確かに観洋眼下の岩場で営巣して繁殖に成功したカモメのヒナが

岩から飛び立つ瞬間を目撃出来ました。

8月2日 午前11時11分の出来事。

ただ、飛び立てたのは二羽なのです。

そう、一羽は取り残されてしまいました。

 

おそらく、三羽の中で少し遅れて孵化した一羽だと思われます。

二羽が飛び立った直後、親のカモメのつがいは「クークー」鳴きながら

残された一羽の頭上を飛び回っていました。

「早く飛び立ちなさい!」と 促すように。

 

残された一羽は、何とか飛び上がろうと幾度か羽ばたいて

フワリと浮上するのですが、

まだ「自信」が無いのか、風に向かえず 敢え無く失速・・・↓

このタイミングでは飛び立てず

やるせなさそうに「チャプン」と水に入って

「家族たち」の居る方へ泳いで向かうのがやっとだったようです。

カモメのヒナ三羽は

先週から営巣していた岩を離れて、水に入って泳ぎ始めていて、

隣の岩に「上陸」したり、海藻をついばんだりしていました。

これが 巣立ちへの第一歩だったようです。

 

二羽が巣立ちしたこの日は、営巣地の岩場の様子を見渡してみると、

三羽ともヒナの居場所がわからない。

 

しばらくすると、岩場の向こう側に見え隠れする二羽を発見。

しかし、もう一羽が見つからない。

天敵にさらわれてしまったかと心配したのですが、

もうしばらく眺めていると

岩場の手前に姿を現してくれて、ホッとした次第。

 

親鳥は、遠巻きに、しかし周辺の安全を確認しながらヒナたちの様子を

見守っていました。

 

この日 ヒナたちが飛翔するまでの動きを 振り返ると・・・

初め、岩の手前に居た一羽が羽ばたきながら岩の上に上ると、何を思ったか

ピーピー叫びながら 風に向かって今にも飛び立ちそうな行動を起こしました。

すると この一羽の行動に触発されてか、

岩場の向こう側に居た二羽が 続いて岩に上がってきました。

そこに、北寄りの強い向かい風。

ヒナたち、飛ばされそうだなぁ・・・などと 思った矢先、

三羽の内二羽は 翼を広げたかと思うと フワリと宙に舞い上がり、

そのまま観洋の東館の方へ飛び立ったのです。

 

一羽取り残されたのが、先に岩に上って羽ばたいていた「ピー介」でした。

先にピーピー叫びながら飛び立とうとしていたのにも関わらず

取り残されてしまったので、誠に勝手ながら ピー介と命名させて頂きました。

この日の午後も、岩の上にポツンと取り残されていたピー介。

親鳥は、やはり遠巻きに周りを警戒しながら

ピー介と先に巣立った二羽の安全を見守り続けています。

残った一羽も、おそらく一両日中には 巣立ち出来るだろうと思われます。

 

追伸: 3日には、三羽がで仲良く一緒にいる様子を確認できました。

ただ、短い時間でしたからピー介が飛べているのかどうかまでは

確認できていません。4日も同じ。

因みに写真の一番奥に居るのがピー介。

頑張れ!ピー介!!!

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羽ばたき

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

「すっかり 大きくなってぇ~!」

夏休み、と言えば 里帰りで久しぶりに顔を合わせる親戚同士、

甥や姪の成長ぶりを見て そんな言葉をかけあっている様子が目に浮かびます。

 

先月19日ごろに 孵化したと思われる、観洋のカモメのヒナ三羽。

孵化したばかりの小さな姿からは見違えるほど「すっかり大きくなって」

体長は ほとんど親鳥の大きさになっています。

こちら↑ は、今月26日の様子。

羽の色が岩に同化して 存在がわかりにくくなってしまっていますが、

上の写真で 三羽がどこに居るかわかりますか?

 

先月20日の姿が こちら↑ ですから、ホントに大きく成長しました。

 

しばらく観察していると、立ち込めてきた霧の中

すっかり逞しくなった翼を広げて、

羽ばたきの練習を始めたではありませんかぁ~!

そうですね、もう一週間もすると 巣立ちのタイミングですから、

そりゃ羽ばたきもするでしょう。

それで、その羽ばたきで「一瞬」脚が岩から離れるのです。こんな風に・・・

1~ !

2~ !

3~!!!

瞬間 ちょっとだけテイクオフ!!!

空中に飛び上がる力は 順調に養われてきているようです。

 

ひとつ気が付いたのは、この日、眺めている間は

なぜか 親鳥がヒナたちに餌を与えることがありませんでした。

もちろん、三時間も四時間も眺めていたわけではありませんから

この日まったく与えなかったかどうかはわかりませんが、

ヒナたちが、餌は自分で探すように仕向けているようにも見えました。

おそらく、岩場のところどころに餌を点々と置いて、探させているんじゃないか

そんな風にも思えた、この日のカモメの親子です。あくまで私見ですが。

ただ、そんな勝手な憶測を裏付けるように 三羽のヒナたちは

岩場をあちらこちら移動しては、窪みに溜まった雨水を飲みながら、

餌になりそうなものを探して あれこれついばんでいました。

このヒナが口にした藻のようなものは、

「ハズレ」だったかもしれませんけれどもネ。

親鳥は、遠巻きに 見て見ぬふりをしている様子。

おそらく、全ては「独り立ち」に向けての準備なのでしょう。

この写真、さらにヒナの居場所が分かりにくい(笑)。

 

ふと見上げれば、

先に巣立ったウミネコの幼鳥が「嬉々として空を舞う姿」。

正しく言えば、「そんな風に見えた」、ということにはなりますが、

とにかく 気持ちよさそうに飛んでいました。

 

思うんです。およそ一か月半、狭い岩場で過ごしていたカモメのヒナたちが、

初めて大空に飛び立つことの出来た瞬間の感覚って、一体・・・って。

きっと、それはもう感動的な別世界に入り込むようなものなのでしょうね。

 

8月の3日4日あたりが孵化から45日前後に当たりますが、

果たして、どんな巣立ちの日を迎えるのか、向こう1~2週間 目が離せません。

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