海辺の観洋付近から、チャリで山手に20~30分もポタれば、そこには 深い森。
そこかしこに 萌えいずる緑♪
初夏の日差しを浴びて、眼に鮮やか。 風が 清々しく薫ります。
薫る緑のあまりの心地よさに、”現世に生かされている” 幸せ さえ感じます。
なぁ~んて、大袈裟ぁ~! かな?ww けど、ホント そんな心持ちに。
一年で一番好きな季節です。
森の中では 野鳥のさえずりが始まり、
Bluebirderの耳は 思わずダンボに(死語ww)
耳を澄ませて、じっと聞き入ってしまいます。
2週間ほど前にポタった先で、まだ咲き残った山桜を見つけ、
幾度か、愛(め)でに出かけている内に、
向かいの杉林で ”クロツグミ”と思しき うつくしい声を耳にしたのでした。
なんとか その姿にお目にかかろうと幾度か通ったのですが、
結局、声はすれども姿は見えず・・・。
ただ、この森では見せてくれていませんでしたから、
焦れていたところ、この日、今度は オオルリの声が したのです。
が、やはり 声はすれども・・・ なのでした。
ちなみに、”クロツグミ”も”オオルリ”も「夏鳥」です。
ここは、県道 志津川~登米線。南三陸町と登米市を結ぶ道。
”オオルリ”の姿が見えないのは、まあ仕方ないと諦めるしかなかったのですが、
そんな残念さを払拭して余りある初夏の青天に気を取り直し
峠道のヒルクライムを始めたのでありました。風を切って気持ちよく♪
ところが!峠まであと少しの所で
なんと、我が愛チャリの後輪がパンクの憂き目に (;´д`)トホホ
仕方なく、チャリを引きながら県道を下る羽目に。
けど、それがよかった。
同じ場所を通りがかったのが 夕方5時半近く。陽は西に傾いて辺りが陰る中、
日中は深い杉林の中に身を隠しさえずっていた”オオルリ”が
ひょっこり道路沿いの樹の枝に! でも、ピンボケ。
なにせ古いコンデジ、
続くチャンスに なんとか捉えた姿も、手振れ発生で (;´д`)トホホ
シャッタースピードは20分の1秒でしたから、手持ちのズームアップでは仕方なく。
それでも、今季初めて ”オオルリ”の姿を確認できたのはよかった♪
さえずり自体は、他の森でも この3~4日前に耳にしていたのですが、
姿が見えなくて、気分が上がっていなかったものですからww。
あとは、きれいに撮れれば最高♪
今季、果たしてきれいな瑠璃色をもっと近くで撮れるか否か・・・。
期待を込め チャンスを待ちます。
そうそう、それと観洋近くの森には”キビタキ”の声がしてます。
こちらも撮るべく!
ところで、”オオルリ”目撃の2日前に
観洋からほど近い水尻川河口辺りで見かけた ”ウミアイサ”。
どうやら、カップル成立で ツガイと思しき2組がスイスイと。
この”ウミアイサ”、オスの”モヒカン”頭!には なんとも強いインパクトがあります。
アイサは、「アキサ」の音変化で”秋が去った”「アキサ」の頃に来るカモ、の意味から。
ツガイは付かず離れず、Bluebirderの視線から逃れるように泳ぎ回っていましたが、
追いまわす私、Bluebirderのしつこさに嫌気がさしたご様子で、
仕舞いには飛び去ってしまいましたww。
この日4 月28日を境に 彼らの姿を見ていませんから、
”アキサ”たちは、「もうハルサ(春が去るよ)!」 「ああショッカ(初っ夏)」と、
営巣のため北へと向かったのでしょう。
お後がよろしいようで・・・。えっ?よくない? ですよね www。