北へ

4月
南三陸町でも
一層陽の光が 明るくうららかになってきました

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

季節は 春 桜こそまだですが
志津川湾の水面の鳥たちの動きにも変化が・・・

冬場 せいぜい
ツガイ単位でしか見かけなかった
カンムリカイツブリが

数羽から10数羽で 群れて移動していたり

志津川港の突堤あたりに コクガンが居たり・・・

コクガンが この場に姿を見せる頃というのは
もう 北へ向かう時期だと聞いています

実際のところ
南三陸海のビジターセンターによれば
先々週150羽を確認出来たコクガンたち
先週は90羽に その数を減らしていて
既に”北帰行”は始まっている様子・・・

おそらく ”いつもの港”にも
居なくなっているのだろうと
諦め半分で行ってみると・・・

居ました

2羽・・・おそらくツガイでしょう
まだ 姿がありました

撮影の脅威を与えてはならない・・・
いえいえ そんなに大げさなことでもなく
単に 逃げられないようにと
半分身を隠しながら撮っていたのですが
当の2羽は さほど気にすることも無く
暫くすると 船揚げ場へ・・・

こちらは やはり”逃げられては”と
身をかがめながら撮っていましたが
彼らは 取り立てて警戒もせず
のんびりアマモを食べたり アラメを食べたり・・・

最後は 立ち上がって撮影するBlubirderにも
岸辺を離れることなく 付き合ってくれました

首を伸ばして こちらをチラリチラリと見てはいますが
幸い 邪魔にされることもなく
カメラを受け入れてくれたようです

伊豆沼のハクチョウやマガンは
早々と北に向かったようですが
コクガンは比較的”呑気”

一番長い滞在を決め込んでいるツガイやファミリーは
ゴールデンウィーク前くらいまで志津川湾に留まるようです

うららかな陽射しの中で
冬鳥コクガンの可愛らしい姿と仕草を眺めていると
どこか 心癒されますww

みなさんも ”春のコクガン” いかがですか?

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星空 冬から春へ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

早いもので 2月も今日で終わり
日中はもう十分 光に春が感じられる今日このごろ・・・

星空も ”春仕様”に変わりつつあります

そんな星空に コンデジを向けてみました
露光15秒・・・
27日深夜の天頂付近には・・・
みなさまよくご存知 ”北斗七星”が浮かび上がりました♪

北斗七星は
おおぐま座の腰から尻尾を構成する
7つの明るい恒星で象られていて
北斗 北斗星 七つの星
七曜の星とも呼ばれています

柄杓の形をしているので
それを意味する「斗」の名が付けられています

柄杓の柄の手元2番目の星”ミザール”が 二重星だということが
この写真でもわかりますね


数多の星々の中にあって
北斗七星は
3等星であるδ(デルタ)星(柄杓の柄の付根)を除いて
6つの星は全て2等星ですから
春の星空で目立っていて
世界各地に様々な神話が伝わります

ギリシャ神話によれば
おおぐま座は 月の女神アルテミスの侍女
“カリストー”
快活でその名の通り”最高に美しい”娘で
従者として処女を誓い 男性には強い警戒心を持っていました

こちらはフランソワ・ブーシェ作
“アルテミスに変身してカリストーに近づくゼウス”

その美しさ故 ゼウスに見初められ
力づくの愛により嘆きつつも身ごもってしまったカリストーは
息子”アルカス”を産みますが
非情までに潔癖な処女神”アルテミス”の怒りを買い
呪いで 醜いクマに姿を変えられてしまいます

時は流れ 成長した”アルカス”は 立派な狩人に

森の奥にひっそり棲んでいたクマの”カリストー”でしたが
彼を見て自分の息子と気付き
あまりの嬉しさに茂みから出て
彼の前に姿を現し
歩み寄ってしまいます

しかし
それが母親であることなど知る由もない”アルカス”は
弓をつがえて 近づいて来るクマの心臓に狙いを定めた・・・

これを見たゼウスは ”カリストー”と”アルカス”を憐れみ
二人を一緒に天に引き上げ

母”カリストー”をおおぐま座に

息子”アルカス”をこぐま座にして

天上の星々にしたと伝えられています

おおぐま座は 春の星座

そんなもの悲しい神話を知り
改めてしみじみと見入ってしまう 南三陸町の星空です

ただ 悲しげな神話とは裏腹に 北斗七星と北極星は
私たちの願いを叶え 護ってくれる星々なのだとか
クマの親子 カリストーとアルカスは 私たちにとって
幸せのシンボルでもあるようです
星に願いを! カリストーとアルカスに幸せを!!

~~~~~~~

さて 視線を夜空から日中の海に移して
“いつもの港”のコクガンたち 26日には岸辺で5羽を見かけました

食べていたのは アオサかな?

湾内で越冬している400羽以上のコクガンたち

“旅立ち”の春に向けてでしょうか
全体的に湾内の”居場所”を徐々に変えている様子で
“賑わい”が無くなった”いつもの港”は やはりちょいと寂しい

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コクガンが そこに居る訳

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

ブログ記載の際には必ず出かけている
いつもの港・・・

コクガンが越冬中の志津川湾にあって
比較的 いつ行ってもその姿を観ることの出来る場所です

この12日の様子がこちら

確認できたのは4羽 (この画角の中には二羽しか居ませんが)・・・
2組のツガイと思われます
(ひょっとしたら一組の親子かも知れませんが 悪しからず)

この日の”彼ら”は
潜水してアマモを採ってくるオオバンに接近しては
“労働寄生” つまり”横取り”を 繰り返していました

つい2週間前くらいまでなら
まず20羽は下らなかったその数が
1週間ほど前から 激減  ”4羽”には拍子抜けしてしまいました

なぜ?

「好物のアマモが少なくなったせいでしょうかねぇ」
というのはBluebirderと
ビジターセンタースタッフの方との立ち話

確かに 日々30~40羽がこの場で食べ続ければ
小さな港のアマモ場も 痩せてしまうことでしょうし
漂着しているアマモも ほとんど見当たりませんでした

この日の 彼らの様子を観ていても
オオバンのアマモを
“横取り”ばかりしていましたから
やはり この場のアマモが少なくなったので
居なくなったのかも

あるいは旅立ちの春に向けて
そろそろ何らかの動きが始まっているのか
こればかりは
コクガンに尋ねてみなければわかりません

ただ この11日
ビジターセンターでは179羽を確認していますから
湾内で居場所を変えているだけのこととは思われます

それでも 向こうに観洋を望む
いつもの港だけでも姿が少なくなってしまっているのには
正直 寂しい・・・

 

一方 観洋ティーラウンジ眼下の カモメの営巣場では・・・

どうやら
今年繁殖するカップルが営巣を確約した模様

実は もう去年の11月下旬から
場所取りが始まっていました

こちらが♂で


眠っているのが♀と思われます

♀のカモメに至っては
もう 早々と
営巣箇所でうずくまっていることもあって
今から 子育てに意欲満々の様子 楽しみです

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星会

「うわ~ こんなになってるんですねぇ?っ」

「凄い すごい!!」

「こんなにきれいに星座がみえるんですね」

どれも 立春4日の
“スターパーティ”に参加されたお客様の言葉です

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

まるで幼い子供のように
素直に そのままの感情も露わに感激されると
スタッフの喜びもひとしお
そのままが 私たちの”遣り甲斐”です
会場は観洋の屋上”汐風の空”
冒頭のコメントは
三日月のクレーターを望遠鏡で観たり
星空を見上げたりされた皆さん それぞれの反応です

ISSが頭上を通過した際には 歓声が上がりました

やはり 東京の都心部から来られたお客様の”反応”は大きい

恐らく 普段は街が明る過ぎて
夜空を眺めることも殆ど無いのでしょうから
“汐風の空”は まさに別世界
まして望遠鏡を覗いたのは初めてという方にとっては
なお更のこと

「色々説明してもらえるから いいですね」
というのもお客様の声

そうなんです ”(株)ビクセン様”ご後援の下
“天文ボランティアうちゅうせん様”のご協力を得て
天文に造形の深いスタッフが 皆さんの”星空案内人”
Bluebirderは ”ご案内のお手伝い人”です

次回は3月10日    テーマは

“夜空の宝石 二重星を楽しもう”
“月面Xは観られるか”です

お楽しみに♪

ところで 観洋屋上”汐風の空”は
環境省「夜空の明るさ」継続観測登録地点
星のよく観える場として 認められています


スマホで ”オリオン座”と”冬の大三角形”が
こんなにきれいに撮れてしまうのですから
素晴らしい♪ でしょ?

露光時間30秒 スマホ上で編集をかけたら・・・
オリオン右肩 ”ペテルギウス”の朱色と
“腰”のオリオン大星雲が浮かび上がったのには驚きです♪

こんな楽しみ方も出来る スターパーティ
外来の方も大歓迎ですので どうぞ♪
皆さまのご来館 お待ちしております

~~~~~~~~~

さて スタパ翌日 5日のコクガンたち

この日のいつもの港では 残念ながら岸辺には さ~っぱりいなくて

港に係留された漁船の間に間に
数羽が ちらほら姿を見せていただけ
数が少ないのが 何かあったの?かと ちょいと気になります

ただ ほど近い岩礁のある辺りでは
30羽ほどが 元気に泳ぎ回っていました

南三陸海のビジターセンターでは
節分4日には180羽以上
立春5日には100羽ほどを確認しています

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この冬は どこか様子が

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

12月11日午後 ”いつもの小さな港”・・・
漁船が係留されている港内は
“お目当て”の姿は無く なぜか オオバンばかり・・・

どうしたのかなぁ と暫く眺めていると
6羽のコクガンが飛来

まず 2羽が着水・・・ ややあって また2羽が

そして 更に2羽が着水してくれました

ただ ”いつもの港”にいる数自体が
去年に比べると 少なく
前の冬とは どこか様子が違います

南三陸海のビジターセンタースタッフのお話でも
この冬は ”いつもの港”に
あまり定着していない様子なのだとか

この9日には センターで172羽を確認している
コクガンたちは 1か所に集中しないで
どちらかと言うと
湾内のあちらこちらに 分散して過ごしているようなのです

なぜ? どうして?

そもそも 東アジアを中心に棲息数は9000羽以下
ひょっとしたら8000羽を切っているのではないかとも言われる
絶滅危惧種

絶対数が少なかったこともあり
これまで あまり研究が進んでいませんでしたから
実は 謎の多い水鳥なのです

そこで!
そんなコクガンの生態の謎に迫る
自然史講座が南三陸町で開かれます

テーマは”志津川湾のコクガンの暮らしと渡り・・・”

12月22日水曜日午後7時から
戸倉公民館2階にある 南三陸町自然環境活用センター
通称 ネイチャーセンターにて

講師は 公益財団法人 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団の
嶋田 哲郎(てつお)さん

入場は無料で ライブ配信もあります

志津川湾が
ラムサール条約に登録される決め手となった
コクガンのこと・・・興味をお持ちの方は
ぜひ ご参加ください

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