「山は海の恋人」・「森は海の恋人」というのは、
自然の中で海と山が互いに影響し合っているということ。
海の豊かさは森の再生に必要で、
森の健康は海のよりよい環境を守っているという考え方です。
今年4月に他界された畠山重篤さんが、
気仙沼港での牡蠣の養殖を通じ、
森が大切な役割を果たしているという気付きから生まれた活動は
「森は海の恋人」がスローガン。
海の環境が悪化する中で、
森が海を守る重要な役割を果たすことに気付いて始めた植樹活動で
「森が海の水質を保ち、豊かな漁場を育む」というもの。
魚介類の生息や生育に好い影響をもたらす森林のことを
「魚つき林(うおつきりん)」と言って、
日本では、すでに 10世紀 天暦(てんりゃく)年間の文献に記述が見られます。
まず、海に面した森林は魚に日陰や餌などを提供し、
漁獲量を増やすと考えられているほか、
上流では、渓流沿いの樹々、”渓畔林”が殊に重要な役割を果たしていて、
渓流の上に伸びた枝が、日光を遮って水温の上昇を抑えるとともに、
渓流に落ち葉や枯れ枝などの有機物を供給。
有機物は渓流にすむ生物の餌になり、食物連鎖によって
他の生物へと養分やエネルギーが連鎖して海に至り、養殖の種を育て、
海藻を育み、海藻は湾内の水を浄化するとともに、海の資源を豊かにしてくれます。
森林は海の生物と直接・間接的につながり、支えている。
観洋周辺・一円は、まさに”森は海の恋人”を体現する環境に包まれ、
チャリで走り回っていても、森と海の”互いの想い”に溢れている、そんな印象です。
きっと、心を癒してくれるのは、森と海の”想い合い”ww♪
ポタリングが愉しいのはそのせいなのかも、などと考えているBluebirderでございます。
さて、下の画像は、日もとっぷり暮れて・・・迎えた、同じ日 深夜の志津川湾の空。
この中にある星座は 何でしょう?
お分かりですね。はい、
オリオン座でございました。
クリックして、星の軌跡をご覧ください♪ 👉 GX010907
これが、志津川湾の夜空です♪
この21日には、観洋屋上で”スターパーティ”が開かれました。
今回ご紹介した自然の健やかさが、そのまま夜空にも反映されているのが 南三陸。
この日、星空観察には 最高の条件に恵まれました。
新月で月明りばかりか雲も無く、空のシーイングは最高♪ 頭上に カシオペア座。
天の川の場合、(明るい星は、上がこと座のベガ ~ 右がわし座アルタイル ~
下がはくちょう座デネブ 夏の大三角)
目を凝らさなくても
観ることが出来ました。
ですから、他の星々も キラキラと・・・ いて座
北斗七星
そんな夜空のお陰で 星空案内は、なんと4回に及ぶ 大盛況ぶり!
200名を超えるお客様から ご参加頂くことが出来ました。