嗚呼 アンタレス食

前回のブログでもお知らせしましたね。
スターパーティの目玉として楽しみにしておりました 一大天体ショー”アンタレス食”・・・。

1週間ぶりのご無沙汰です。 Bluebirder*Sです。

 

前日の雨から少し早めに天気は回復に向かったのですが、
スタパ当日 21日夕刻の空は、曇りまで・・・。

残念ながら、さそり座の赤い星が月に隠れる”アンタレス食”は
お楽しみ頂くことができませんでした。 嗚呼・・・

ロビーでの開催となったスターパーティ。

まず、星のソムリエ準案内人の 和田直彦さんが

晴れていたら望めたアンタレス食を解説。

夕方5時26分前後 食に入る直前のアンタレス。


そして 午後6時50分前後 月からアンタレスの 出現・・・。

是非とも観望したかったのに”ショー”がない。

YouTubeを拝見しましたら、奈良と大阪での出現の映像はありましたが、
潜入シーンは無く、全容を観望出来た地域はさほど多くなかったのかもしれません。

それにしても
最近、待望の天体ショーが予定されている日は ことごとく曇り・・・。

晴天率が高いのが自慢の当館スターパーティではありますが、
最近勝率を下げてしまっている次第です。

いっそ 天体ショーに関係なく、スタパの予定を立てようか、
などとも考えてしまいましたが、しかし それもいかがなものか・・・。

 

まあ ボヤくのはこれくらいにして(苦w)、肝心の星のお話は、

星のソムリエ教授で NPO法人小さな天文学者の 佐藤吉晴さん。


さらに、天文ボランティア宇宙船船長の 永井秀男さんへ。

 


星の爆発が無ければ、我々生命の誕生は無かったこと。

また、金鉱石を示して 地球上で採掘された金資源も

巨大な星の大爆発によって 地球にもたらされたことが紹介されたほか、

 


ISS国際宇宙ステーションや月のこと。

その年によって土星の輪の見え方が違う訳などを

わかりやすく解説していただきました。

 

次こそは屋上で 星空をお楽しみいただきたいもの。

次回は・・・

ユーミンの”ジャコビニ彗星の夜”でお馴染み(いや ちょいと古いかぁ?)、
ジャコビニ流星群が目当てのひとつ。

三大流星群以外の観望は あまり期待できないとは言われますが、
今年は宵の内、月明かりが邪魔にならず、放射点が高いので観望には好条件。

運が良ければ、”ゆっくりフワ~っとした印象的な流星”が観られます。

9月10日 スターパーティ

今月10日 当館では

スターパーティが開かれました

 

6日ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

 

この日は こんな夜空を観望出来た筈です  午後7時 東の空・・・

水平線上を昇り始めた ”ペガスス座” ペガススの胴体にあたる”秋の大四辺形”

ペガススの後ろ足脚に重なるように”アンドロメダ座”

アンドロメダの腰の上には 天の川銀河から一番近い銀河の”アンドロメダ大星雲”

ペガススの右手には ”みずがめ座”

そのみずがめの辺りに ”土星”が輝きます

天の川の流れる天頂付近には ”ベガ” ”アルタイル” ”デネブ”を結ぶ”夏の大三角”

三角を構成する星が成す ”こと座” ”わし座” ”はくちょう座”・・・・・

というのは 晴れていればのお話で この日は生憎の曇り空

ロビーで”星のお話”を お楽しみ頂きました

 

最初の講師は 星のソムリエ 準案内人 和田 直彦さん

まさに 晴れていれば観えた星々のお話

”夏の大三角”

”ベガ” ”デネブ” ”アルタイル”

”土星”

更に ”さそり座”

さそりの心臓 赤い”アンタレス”

夜遅くなると ”木星”や 冬の星座 ”すばる”も観えることも

最後は 遥か138億光年向こうの宇宙の果てまでの旅で

締めくくられました

 

続いては 星のソムリエ教授で NPO法人小さな天文学者

佐藤 吉晴さん

風船を 赤 黄 青の星に例えて 色の違いは 何の違いか

どの星の温度が高く どれが低いか問いかけ

お客様には手を挙げるなど回答を頂きながら お楽しみ頂きました

 

この日のスタパは 「星のお話」恒例の

じゃんけん大会も楽しんで頂き(BluebirderがMCだったので 写真がありません)

佐藤案内人がお話で触れた超新星の写真

光る星座盤をプレゼント

参加頂いた45名のお客様の中には

はるばる福岡からお越しの親子連れもいらっしゃって

見事 勝ち抜いて 商品を獲得されていました

 

広いロビーでゆったり 星のお話に耳を傾けて

お客様それぞれに 観洋での佳い想い出を作って頂けた

そんな印象の スターパーティでした

 

次回は21日

未だ 太陽が沈んだばかりの時間帯なので

はっきりくっきりとはいかないのかも知れませんが

さそり座の主星”アンタレス”が”月”に隠れる

”アンタレス食”の様子が楽しめます

更に 年内の予定です

ご宿泊計画の参考にも どうぞ

スターパーティの参加は無料

ご来館 並びにスターパティへのご参加お待ちしております

 

 

9月

31日深夜 午前0時を回って 日付は1日に・・・

窓を開けると ひんやりした風

「ああ そうか 9月かぁ・・・」 心の中でつぶやく

 

迎えた1日朝も 外から涼しい風

「9月だなぁ」 「やっぱり9月になると違うなぁ」

 

と 思ったのでしたが この日日中はどうしてどうして

相も変わらぬ真夏日 午後3時には31.5度になりました

”一体この残暑 いつまで続くのざんしょ!” な~んて

おそ松くんのイヤミの口調で ダジャレてみましたがww

連日の真夏日には ほとほと嫌気がさします

何せ 体力を奪われますから

健康管理をしっかりしておかねばと

心しているBluebirderではございますが

皆さんは お変わりなく お元気でお過ごしでしょうか

9月というのに 心より 残暑お見舞い申し上げます

 

訳あって 8日ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

 

ニュース報道などによれば 太平洋高気圧が日本付近に張り出し続け

台風の影響で南から熱波が運び込まれているのだとか

仙台では 8月の真夏日が30日という観測史上初めての事態に

 

観洋から一望する志津川湾の向こう 三陸沖には もともと 寒流と暖流が混ざり合う

豊かな漁場が展開しているのですが 今年はその辺りに黒潮が蛇行していて

海水温は なんと25度超え!!

例年 夏場の日中でも ひんやりした海風が心地良い南三陸町ですが

昼間吹くのは熱風・・・

今年ばかりは随分と事情が違うようです

お盆を過ぎれば秋風”な~んて 一体 どこの国のお話だったのでしょうww

 

それでも 朝夕は比較的凌ぎやすくなっていますから

当館にお泊りの お客さまには 是非とも屋上”汐風の空”で涼んで頂き

旅の疲れを癒して頂ければと思います

海の絶景を愉しみながら 夕涼み

重ねて夜には 当館恒例のスターパーティでお楽しみください

⇑ こちらは7月6日の様子

 

今月は まず 10日に開催予定です

当日は ペルセウス座ε(エプシロン)流星群

ひょっとしたら観られるかも

1時間に2個程度と 8月13日の本家ペルセウス座流星群に比べ

出現率は格段に落ちますが 2008年と2015年には

短時間に活発な出現があり 明るい流星が多かったそうです

そんな当たり年になってくれたらいいのですが・・・

幸い 月明かりが邪魔にならなず観望条件は良いので

のんびり星空を見上げてみましょう  観えるか否か

観られたら かなりの幸運です♪

 

他に 夏の大三角 秋の大四辺形

望遠鏡で 土星の環

条件が良ければ EVスコープで

アンドロメダ銀河も観望出来ます

 

そして 21日は あの さそり座赤い心臓星が月に隠れる

アンタレス食が 夕刻に楽しめる!!

夕方5時26分から 6時49分と早めの時間帯ですが

ご一緒に 夕涼みをしながら 一大天体ショーを愛でましょう

スターパーティ100回記念 星空コンサート

8月22日(火)夜 観洋屋上“汐風の空”にて

スターパーティ開催100回記念して 星空コンサート🎵が開かれました

コンサートを前に

夕刻の”汐風の空”から望む 東の水平線上には  美しいヴィーナスベルト

西の空には 月齢6に近い細身のが姿を魅せてくれました

 

1週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

 

スターパーティ100回の記念に 星空を観望しながら

シンセサイザー演奏をお楽しみ頂こうという趣向で

お迎えしたのは “縄文の卑弥呼”こと 高橋 泉 さん

高橋さんは 世界的なシンセサイザー奏者

世界各国で名だたるジャズミュージシャンと

セッションの経験を数多お持ちの 素晴らしい!演奏家

 

この日は コンサートを前に

先ず 星のソムリエ準案内人 和田 直彦さんが 今晩の星空をご案内



夏の大三角
と 三角を構成すること座ベガ わし座アルタイル 白鳥座デネブ
カシオペア座 北斗七星・・・


いて座 ⇑ 南斗六星 ⇑

構成する星々を結ぶと・・・

まるでティーポット♪ 銀河がちょうどポットの口から立ち昇る湯気のように見えます

ほかに さそり座

そして 望遠鏡で土星(上の写真の一番明るい星)の環が観えること なども解説

セレモニーでは 南三陸ホテル観洋 阿部隆二郎副社長

第一回が 2017年1月に開かれ

100回は 3名の星空案内人 永井さん 佐藤さん 和田さんの支えと

皆さまのお陰ですと挨拶

スタパは 星空コンサートへと誘われました

シンセサイザーによる楽曲クイズに続き

演奏曲は “星に願いを” “大漁歌い込み”・・・

満天の星空に 美しい音色が響き渡りました

 

続いて 星空案内人

天文ボランティア宇宙船船長の 永井 秀男さん が “七夕のお話”

永井さんは 七夕の由来

織姫と彦星の逢瀬は 現代の暦の7月7日 仙台七夕の8月7日

そして旧暦の7月7日と 実は 3度あるのだというお話も

続く”縄文の卑弥呼”高橋さんの シンセサイザー演奏は

サンサーンスの "白鳥"♪

はくちょう座を見上げながら聴くシンセサイザーによる“白鳥”は格別にして幻想的で

ロマンチックな雰囲気が 醸し出されました

そうした演奏に続いて 今度は

NPO法人 小さな天文学者 星のソムリエ教授 佐藤 吉晴さんが

“天の川銀河のお話”

天頂のはくちょう座から連なる天の川の”流れ”を 星や星座を辿ってなぞりました

 

演奏は “ジュピター”“AGAIN” そしてエンディングの“情熱大陸”と続き

星空に響き渡る美しいシンセサイザーの調べに

集まった人たちは夫々に感動し満足された様子で 熱い拍手を送っていました

アンコール曲は 南三陸町内の防災無線で夕方5時に流れる“ひころの里”

“ひころ”とは 宝のこと

志津川湾が湛える絶景と豊かな海の恵みは 宝そのもの

美しい旋律は そんな豊かな自然を賛美するように

夜空と集まった人たちの心に響き渡り 深い感動を呼び起こしました

集まった方々は これまでのスターパーティでは最多のおよそ200名。

星空と相まって シンセサイザーの音色が醸し出す世界は まさに夢のハーモニー

誰しもが夢の世界に浸ることの出来た

そんな印象の星空コンサートでした

 

スターパーティ 今後の予定です

ご宿泊計画の参考にしていただければ 幸いです

スターパーティの参加は無料  ご来館とご参加お待ちしております

 

感謝:今回 星空コンサート会場の画像の大半は
天文ボランティア宇宙船の永井船長より
ご提供頂きました ありがとうございます

 

 

夜空の白い軌跡 ・スタパ100回へ

星空に 白い筋・・・

こちら 13日のスターパーティで撮った画像ですが

何枚にも亘って この白い軌跡が 写り込んでいました。

1週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。


最近のスターパーティでも夜空を見上げていると頻繁に見かけるのですが

これ、何だと 思います?


こちらは、実は 人工衛星の飛行軌跡なのです。

シャッターを開けた15秒間の軌跡は、太陽の反射光が描きます。

点滅している光は航空機で写真では”破線”になりますが、
人工衛星の場合は”点灯”したままなので、”実線”になります。

JAXAの公式HPによれば

「これまで人類は人工衛星や宇宙探査機、あるいは宇宙ステーション等
たくさんの人工物体を宇宙空間に打ち上げてきました。

国連宇宙部では過去に打ち上げられた人工物体のカタログを公開していて、
2021年の12月時点で12000個を超える登録があります。

近年は毎年1000個以上増加しています」とのこと。

登録されている人工衛星すべてが"現役"ではないにせよ、
毎年1000個以上増えているわけですから、道理で、頻繁に見かける訳です。

この日は ペルセウス座流星群を狙って
シャッターを切っていたのですが、

雲が多い中だというのに、30分程の間に8枚の画像に写っているのには
驚かされました。

 

人工衛星の中でも 別格に明るく輝いて見えるのが、
各国の宇宙飛行士を乗せた、ISS 国際宇宙ステーション。

太陽光パネルを大きく開いたその面積は サッカーグラウンドほどで、
地上に届く太陽光の反射量たるや 他の衛星を遥かに凌ぐ明るさですから、
夜空をよぎる光景はダイナミックで 見応えがあります。

上の画像は 7月11日のISSですが、
薄雲がかかっていても これだけ”太い実線”になって観えるのですから、
晴天時ならば 迫力がいかばかりのものか、
多少なりともお分かりいただけます、ね。

条件がよければ −2等星ほど、1等星の約15倍の明るさですから、
街中でも見つけやすく、方角と仰角が合えば
公園や家のベランダでも 気軽に見られます。

観測できる日と時間帯、方角などは JAXAのHPでも紹介していますから、
確認して、是非 観望してみてください。

 

さあ、明日22日は 観洋スターパーティ100回記念イベントの日。

「観洋に泊まってよかった」をどうぞ と
スタパが始まったのが2017年1月のことですから、

もう6年と7カ月。

はじめの頃は 隔月の開催だったのが、今では月2回に。

延べにして 7000人余りの方々が
四季折々の星座を見上げ、


天体望遠鏡で月のクレーターや


土星の環、


木星の縞模様に


ガリレオ衛星などを観て

大勢の方から 歓声があがりました。(いずれも 観洋上空撮影)


去年11月の皆既月食も きれいでした。

最近では、スタパを目的にお泊りのお客様も増えていて、

これからも さらに多くの方から楽しんで頂き
佳い想い出を持ち帰って頂けれると 嬉しいです。

観洋スターパーティは、ついに 100回です。

雨の弓

「虹」は英語で「Rainbow」。

英語のレインボー(Rainbow)は直訳で「雨の弓」。

フランス語では「アルカンシエル」 空にかかるアーチを意味します。

今月8日 色鮮やかな虹が

観洋から太平洋を望む志津川湾に架かりました。

 

6日ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです。

 

虹(にじ)は気象現象のひとつの 大気光学現象。

赤から紫までの光のスペクトルが並んだ 円弧状の光がいわゆる「虹」です。

「虹」は 太陽の光が空気中の水滴によって屈折・反射されて出来るのですが、

水滴がプリズムになって太陽の光を分解して複数の色の帯に見えます。

日本での 虹の7色は、

「赤・オレンジ・黄色・緑・水色・青・紫」や「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」。

左に副虹が淡く観えますが、色の序列は主虹の逆です。

虹の色の7色は ニュートンの虹の研究が由来で、

当初 イギリスでは虹の基本色は赤・黄・緑・青・紫の5色でしたが、

ニュートンが7色にしました。

実は虹の色は無限で ニュートンはそのことを知っていましたが、

虹を7色としたのは 7が神聖な数で

当時の学問のひとつだった音楽と自然現象を関連づけて

「各色の帯の幅が、音楽の音階の間の高さに対応している」と結論したかったから。

アメリカでは一般的に赤・オレンジ・黄・緑・青・紫の6色。

ドイツでは赤・オレンジ・黄・緑・青の5色で認識されていて、

虹の色を何色とするかは 地域や民族・時代により大きく異なっています。

日本の虹の色の順番は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の音読み、

「せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し」と 覚えるといいでしょう。

ギリシア神話では 虹はイリス(Iris イーリスとも)という

伝令の女神そのものとされ、神々の女王で結婚の女神ヘーラーの忠実な部下。

天地を結ぶ虹として疾速:矢のように速いことで知られ、

遠くの土地や海底でも 瞬く間に移動することが出来る伝令使。

風光明媚な志津川湾に舞い降りた この日の天使は、

実に1時間近くに亘って 雨と陽光の強弱に変幻を重ね

惜しげも無く美しい姿を 披露してくれました。

そのアピールぶりは

お泊りのお客さまにも 海の絶景をより深く印象付けて余りあるものでした。

彼女の名は 伝令の女神  イリス。

その実相は 七色を遥かに超え インフィニティ無限です。

 

ところで カモメの虹(にじ)ちゃん

奇しくもお客様からの公募で付けて頂いた名前ですが

7月29日のこの写真が 虹ちゃん最後の姿になりました。

8月に入って一度 営巣場の隣の岩に居るのを見ましたが

その後はさっぱり見かけません。

志津川湾に架かる この虹のように

虹ちゃんが立派に巣立ちしていることを信じ、

4~5年後 今度は親鳥としてまた会えることを期待しましょう。

応援いただき 誠にありがとうございました。

 

追伸

13日には、お盆特別開催のスターパーティが開かれました

目当ては、三大流星群のひとつ ペルセウス座流星群!

ただ、残念ながら雲の多い天気で

観望条件としては 今一つ・・・

お客さまには 屋内の予習に続いて・・・

屋上に上がって頂くと・・・ 用意した椅子は即満席に

雲の間に間に現れる星々お楽しみ頂きました。(白い筋は人工衛星)

すると お客様の間から「あっ 見えた」

「二つ 同時に見えた」という声が上がり

望み薄とも思える曇天の中で、幸運にも流星を観望できた方がいらっしゃいました。

ペルセウス座流星群を観られたのは ほんの一部のお客様。

それでも 大半のお客様には、夏の大三角も ご覧いただけましたし、

やがて 水平線上に 土星が昇り

大勢の方に

望遠鏡で土星の環を観て頂くことが出来たのは幸いでした。

 

さあ この時点でBluebirderは 流星を観られていませんでしたから

スタパ終了後 星空案内人の佐藤さんと 屋上に居残り・・・

たまたま 未だいらっしゃったお客様と 最初に目撃したのがこちら!

左の片隅に・・・ わかります?

広角で撮っていますから小さくしか写っていませんが、トリミングで拡大すると

こんな感じ♪

眼で観た印象はちょうどこれくらいの大きさでした。

肉眼では このあと間もなく二つ目を観ることも出来ました。

(ああ続けてシャッターを切っていればよかったぁ・・・)

 

今回は、曇り空にも関わらず ミニミラクルな天気で、

80人ほどのお客様から スタパで 輝く星々をお楽しみ頂けました。

ご参加頂き、ありがとうございます。

次回は 8月22日。いよいよ100回記念のスターパーティ。

縄文の卑弥呼さんをゲストに シンセサイザー演奏をお楽しみ頂きながら

夏の星々を観望できる、幻想的なスタパになりそうです。

どうぞ お楽しみに♪

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みやぎ宿泊割キャンペーン!ご予約再開!
8月28日(月)~9月29日(金)宿泊分対象♪

当館公式HPより
<全国旅行支援みやぎ宿泊割対象>の表示があるプランでお申込みくださいませ。
今回はステイナビの申請は当館で行います!
この機会をお見逃しなく♪

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スターパーティ 曇りのち月

先月31日 修学旅行生と一般のお客様向けに
スターパーティが開かれました

こちらは 当日朝の志津川湾(ナイトフロントTさん撮影) きれいですね♪
ただ 朝焼けがきれいな日は 天気は下り坂って言われる通り
もともと天気予報は芳しくなく 晴れのち曇り・・・
星空指数は20%と 期待薄でした

8日ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです(訳あって1日遅れの更新です)

たとえ星は観えなくても せめて当館恒例のイベントのPRになればと
いつものように ロビーでお客様にパンフレットをお配りした次第

反応も高く興味を持って頂けたお客様も多かったので あとは奇跡を待つことに・・・

今回は午後7時台にISS国際宇宙ステーションが観えるという触れ込みもあって
開始の7時から 屋上に準備した椅子は一般のお客様でいっぱいに

ただ 上空の雲はなかなか切れてくれませんでした(^_^;)

このあと 星についてのお話のほかに 3.11のお話を聞いて頂いていた所

なんと 南の空の雲の間にスリットが開いて
始めは雲に少し隠れながらでしたが

やがて煌々と輝く月がその姿を見せてくれました

望遠鏡を使って

クレーターもご覧いただくことができました

星こそ観られませんでしたが ほぼ完ぺきな曇天の中 の出現はミニミラクルでした

さて 修学旅行生は 東京私立大系初等部のみなさん
午後8時から星を見てもらおうと思っていましたが叶わず
雲の間に消え残る月明かりを観て頂いたあとは 一階の大潮へ・・・

星空案内人 佐藤 吉晴さん と 永井 秀男さんから
星の講話を いただきました

星座盤の見方使い方

晴れていれば今見える星座について

青い星 黄色い星 赤い星  色の違いは何の違いか?

どの色の星の寿命が長いか?

さらに 超新星と 超新星爆発の仕組みについてもお話がありました

永井さんからは 地球儀をもとに人工衛星がどのあたりを飛んでいて

どれくらいの時間で地球を一周しているのか

さらに地球と月の距離も問いかけられ

子どもたちは柄杓片手に 率直に解答
興味津々講師とのやり取りを 楽しんでいました

子供たちは 日中熱い中 熱心にフィールドワークにも取り組んでいましたから
夕食後のひと時 居眠りも致し方ないと思われましたが
皆意識の高い子たちばかりのようで  居眠りどころか
目を輝かせながら耳を傾けている表情には とても好感を持たせて頂きました
星空案内人も やり甲斐ありあり といったところでした
~ ~ ~

そして その3日後 同じ初等部の修学旅行生第二班向け スタパの日

31日とは打って変わって 晴天に恵まれたこの日

午後7時半スタートのスタパには すでに一般のお客様が いっぱい・・・

スタート前には 既に こと座のベガが早々と姿を見せていましたし(判り辛いかな)

銀河を羽ばたくはくちょう座(ピンボケの分星の並びがよく判りますね)

夏の大三角(下:白鳥座デネブ~上:こと座ベガ~右:わし座アルタイル


カシオペア座に

北斗七星


いくらか雲が邪魔には なりましたが


さそり座も

修旅生が集まり始めた午後8時10分過ぎには
東の空に月が昇り始め

海に 赤く美しい光の道を渡してくれました♪

屋上には

歓声と感嘆の声が上がり


月に向けてカメラの放列が出来ました

さらに ここ3回ほど いずれも雲に遮られ
力を発揮できなていかったEVスコープが本領を発揮

渦巻星雲の中に観える超新星を

鮮やかに映し出しました

EVスコープの接眼レンズを覗き込むと

更にクリアに その様子を楽しむことが出来ました

やはり スターパーティは晴天が一番♪

この日は 延べ180人余りの皆さんから
天然のプラネタリウムを満喫して頂くことが出来ました

次は 8月13日お盆特別開催 ペルセウス座流星群 極大です


さらに 8月22日には 100回記念のスターパーティを予定しております
縄文の卑弥呼 シンセサイザー演奏にのせて星のお話も🎵
お楽しみに♪


おまけ・・・
 月の上にちらちら自己主張する星があって
永井さんから 望遠鏡を向けて頂いたところ
その正体は 土星と判明しました

接眼レンズにスマホを当てて撮ったので ブレて解像も悪いのですが
なんとか形は土星 ww・・・「証拠写真」が撮れました

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花火

7月29日 志津川湾に花火があがりました

南三陸町志津川湾夏まつりのフィナーレを飾る
花火大会

夢や 希望  南三陸町 あるいは海へのメッセージが籠められた大輪の花火たちが

夜空を色鮮やかに彩りました

折しも 夏休みで 館内には子供たちの姿も多く

大きな花火が上がる度に

花火に負けないほどの 大きな歓声が沸き起こっていました

やっぱり 夏は 花火がいいですね

 

奇しくもこの日 観洋では ご家族やご親戚だけの 結婚お披露目会が開かれました

町が夏まつりで賑わい華やぐ雰囲気の中 当館4階浦島には14名がご出席

小さな披露宴に お食事は お祝い膳をご用意いたしました

新郎は 歌津のご出身  新婦とは共通のお友達がいらっしゃって
野鳥の観察がきっかけで ご縁が出来たのだとか・・・

新郎のご両親が わが子のためにと心を砕いて準備したこの席で

新郎新婦は そうした気持ちに応えるように
一つひとつ席に出向き 挨拶をして回っていました

お見受けしたところや口調からも とても穏やかで 優しい印象のお二人は

そのまんまアットホームな 和やかで温かい気持ちの親族に祝福され

幸せへの門出に 気持ちを 新たにしていました

 

当館観洋では こうした小さな披露宴や フォトウェディングも含め

規模の大小にかかわらず ご希望に合わせてお祝いの席をご用意いたします

どうぞ お気軽に 0226-46-2442 南三陸ホテル観洋

セレモニー課まで お問い合わせ ご相談ください

お待ちしております

 

さて カモメの虹ちゃん

Bluebirderが構えるカメラの前では なかなか泳いで見せてくれません
ようやく撮れた泳ぎが こちら

木の枝か何かを ついばんでいますね

その上 もう 水上を  まだほんの短い距離ですが飛んでもいます
そのミニフライトシーンを また撮らせてくれない・・・

こちらは ティーラウンジのKさんに撮ってもらいました

要は Bluebirderがカメラを持ち出すタイミングが良くないようで

隣の岩場のこの写真を撮ったあと 午後6時前
お客様の夕食の対応で上がっていた6階から見下ろすと
なんと スイスイ泳ぎ回った上 少し飛んでみたりもしていました ギャフン・・・

 

まぁ とにかく 本格的巣立ちの時期まで

あとわずかといったところには違いがありません

カモメ三兄妹 唯一の生き残り 虹ちゃん  力強い飛翔を期待しましょう

ホテル観洋で海を眺めるのがお薦め!

大家好,我是實習生李禹暄。
皆さん、こんにちは、インターンシップ生の李です。

南三陸觀洋飯店以絕佳的海景聞名,
接下來我想與大家分享我推薦賞海的TOP3地點。

ホテル観洋は海の絶景が有名です。
これから、私の海が一望できる薦めスポットを3つ紹介いたします!

首先是位於大廳旁的休息區。可以點一杯涼飲,
選擇自己喜歡的座位,有時也會遇見海鷗駐足窗外與我們一起欣賞海景喔!

まずお薦めしたいのはラウンジです。
空いている時は、
自分の好きな席を選んで座ります。
時々、カモメさんも来て、一緒に海を眺めていますよ。

接下來想推薦的是位於餐廳右手邊的區域。
除了海景,也可以使用望遠鏡看見當時經歷過海嘯還被保存下來的高野會館。

次お薦めしたいのはレストランの右側、東館5階エレベーター付近にあるところです。
海の風景だけではなく
望遠鏡を使って震災遺構「高野会館」や「さんさん商店街」も見えます。

最後想推薦的是位於屋頂的「吹著海風的天空」。
最後お薦めしたいのは、屋上の「汐風の空」です。

吹著海風,如果有什麼煩惱的話,就讓它一起乘著風飛走吧。
ずっと青空を見ているのですが、飽きたことはないですよね。

最後謝謝大家的觀看,如果有機會的話,請一定要來南三陸觀洋飯店親眼目睹這些美景。
ブログを見ていただいて、ありがとうございました。よろしければ、また見に来てください♪

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気仙沼港水揚げ!
気仙沼に今年のカツオが揚がりましたよー!
当館ネットショップで人気の「朝どれ鮮かつおタタキ」

各ネットショップでは、予約販売受付中♪
ぜひご自宅で港町気仙沼の味をお楽しみくださいませ。

Yahoo!ショッピングはこちら↓

楽天市場店はこちら↓

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ああああ \ 感謝 / チャンネル登録者数1500人突破!
あああああああ【観洋ちゃんねる】

いいねチャンネル登録をぜひよろしくお願いしま~す\(*ˊᗜˋ*)/

公式YouTubeチャンネルはこちら⇒南三陸ホテル観洋【公式】

白い虹

白いヤマユリが 今 観洋近くでも 咲き誇っています
立てばシャクヤク  座ればボタン 歩く姿は・・・・・     美しい♪

一方こちらは 白い虹

7月20日 午後6時33分 観洋の屋上より・・・

パッと見 7色が識別しにくくて 白く見えます

虹が出たあとは きっと晴天に向かう♪ と期待したのですが
残念ながら この後 夜の時間帯は 再びの雨から曇りへ・・・

 

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

きっと 虹の色の鮮やかさは
天気が好転する度合いを示すバロメーターで
白くボンヤリした虹は この後のはっきりしない天気を
知らせていたのかも知れません

という訳で

この日のスターパーティ
1階大潮で”星のお話”

「星のお話」ご来場のお客様には 美しい天体写真をプレゼントしています

いずれも 星空案内人 永井さん撮影

オーロラに・・・


銀河・・・ などなど きれいでしょ? 皆さまもいずれご参加の際にどうぞ

 

さあ本編 星のお話

まずは星空案内人のお一人 星のソムリエ準教授
和田 直彦さんが  この日晴れていれば 観えた星々に

星座のお話から

宇宙旅行へ

・・・


20人以上のお客様方は

それはもう熱心に 映像に見入り

興味津々 聞き入っていらっしゃいました

 

続いてのお話は 同じく星空案内人

天文ボランティアうちゅうせん船長の 永井 秀男さん

星座の数は 100以上でしょうか 100以下でしょうか・・・」

大半のお客様は 100以上に挙手

実は 正解は 100以下   88あるのだというお話から

腕を目の前に延ばして
手のひらを握ったこぶしの親指側から小指側までの幅が 仰角 約10度

親指を延ばして 約15度 さらに 小指を延ばして 約20度 といった具合に
簡易的な天空の角度の測り方を 教えてくださいました

15度は 地球の自転により 天体が1時間に動く角度で
星空観望の際 よい目安になります

他にも 地球と 人工衛星や月との距離

一見大きく観える月も 五円玉をかざすと
硬貨の穴に入ってしまう大きさでしかないのだということなど
数々の興味深いお話をしてくださり

お客様も 興味深く耳を傾けていらっしゃいました

この日は さいたまのお客様から
「流星の観える仕組みを知りたい」という質問があり  永井さんは

「彗星が残していった塵の層を 地球が通過する際に
砂粒程の塵が 大気圏に入り
摩擦とプラズマによる発光で 流れ星になるのだ」と回答

流星と言えば
8月13日は 三大流星群のひとつ ペルセウス座流星群がピークを迎えます

当日は まさに流星群観望のための スターパーティを予定しておりますので
お楽しみに♪

さて そんな お話をお聞き頂いている間に
屋上には 曇りにも関わらず

延べ50名以上の皆さまが入れ替わり立ち替わり
お越しになり 星を望むチャンスを 待ち構えていらっしゃいました


すると わずか数分間ではありましたが
春の大曲線 カシオペア座 夏の大三角を 観望できたとのこと

ご覧になれた方は 幸運でしたね

☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 🐤 🐤

ところで 観洋のカモメ三兄妹 お客様からのご協力で
兄 海(かい)くん 姉 遊(ゆう)ちゃん 妹 虹(にじ)ちゃん
と命名して頂きましたこと 改めて 心より感謝申し上げます

にも拘わらず ・・・だ 事件です!!!

前回のブログで 海くん遊ちゃんが泳ぎ始めて

虹ちゃんがしり込みしているのをご紹介しておりました⇓ (13日の様子⇑ ⇓)

こちら⇓は その4日後 17日午後の岩場  遊ちゃんと 虹ちゃんの姿はありますが

すでに 海くんの姿が観えません

海くんは てっきり遠くで泳ぎまわっているのだとばかり思っておりました・・・

そしてこちらは 翌18日の様子・・・

岩礁で 動き回っているヒナは 虹ちゃんだけ・・・

海くんの姿が見えないばかりか 岩場の中央の窪みに・・・嗚呼・・・

そのまま 身じろぎもしない
というより もう”動くこともない”多分 遊ちゃんの姿・・・

前の日17日の夕方 同じ場所でうずくまり
休んでいるのだという思い込みで眺めてしまっていましたから
ひょっとしたらその時点で遊ちゃんは もう・・・とも考えられます

 

愕然としました  これくらい大きく成長すればもう大丈夫♪
巣立ちを待つだけ などと
高をくくっていた矢先のことでしたから・・・

アクシデントは 14日から 17日の間に起こったものと思われますが
海くんが居なくなった経緯も
遊ちゃんが命を失ってしまった原因も 誰も目撃していないので全くわかりません

隣の岩場のヒナがそうだったように
トビに急襲されたのでしょうか  遊ちゃんはその際に命を失った?

それとも 海くんは 親の守れる範囲を逸脱して泳ぎ回り
その先で 猛禽や獣などの天敵にやられてしまったのか

一方の姉の遊ちゃんは もともと食が細かったようでしたから
余りの暑さに体が持たなかったのか
あるいは 海上で摂ったものに中った?!などと
あれこれ考えてはみるのですが 所詮 憶測の域を出ません

ただひとつ確かな事実は 残ったのが 虹ちゃん一羽だけなのだということ

一番おくてで 親鳥にベッタリ
父鳥母鳥とも 少しずつ まめに餌を与えていましたから
結果的に兄姉とは別行動で安全な所に居て
無事だったのかも 知れません

 

自然淘汰 自然選択は仕方のないこととは言え
まさかの出来事は まさに青天の霹靂
残念でざんねんで 仕方がありません

あとはとにかく 虹ちゃんが お兄ちゃんお姉ちゃんの分まで 立派に成長し
冒頭でご紹介した白い虹など 遥に凌ぐ鮮やかな色で 生命の「虹」を輝かせ

次の世代にその命をつないでくれることを 願うばかりです

どうか 皆さんで 虹ちゃんの成長を応援してあげてください
よろしくお願いします

虹ちゃん がんばれ!