5月5日は、10月10日と並んで、”晴れの特異日”的な印象があります。

見出しの画像は、当日、日の出前。眼をいらう位に輝いていた、明けの明星。

実際、この5日も日中よく晴れましたね♪

観洋では、スターパーティ開催の日でした。

午後7時のスタートを前に、

夕方5時半前、「下見に来ました」とご家族連れ。

天頂付近に登った”月”を 望遠鏡でご覧いただきました。

気持のよい晴天の屋上”汐風の空”で、はしゃぐ女の子。

 

と、ところが、スタパの始まる午後7時前になると、

西の空から薄雲が広がってきたではありませんかぁ。

そもそも夜の星空指数は10%程度と、芳しくありませんでしたから、

Bluebirderは、致し方なくロビーに降りて、雨天曇天プログラム

星のソムリエによる「星のお話」の準備を整えたのであります。

 

以前もこういうケースがあったのですが、

不思議なことに、「星のお話」の準備をすると、

観洋上空の雲が 払われてしまうのです。まるで”おまじない”。

演台にマイク・スピーカー、プロジェクターと映像スクリーン。

あとは、PCを繋ぐだけの状態に出来たのは、もう7時半近くのこと。

準備万端で 屋上に上がると・・・、これが なんと効果てき面!

雲は切れ、木星が♪ 火星が♪ 月が♪ 見えてきたではありませんかぁ!!

「観洋上空は雲が切れ、星々が見えています」と館内放送をかけるやいなや、

お客様方が 続々と”汐風の空”へお越しになり、

火星・木星・月を 望遠鏡で順番にご覧いただいた他、


ソムリエによる”星空案内”も 楽しんで頂きました。

望遠鏡には長~い行列が出来て、

皆さん、食い入るように観察しては、歓声を上げていらっしゃいました。

(避雷針の右に ふたご座 ⇓)

Bluebirderが中学時代使っていた古~い望遠鏡で、
極端に倍率を上げて月面を観て頂いた方々からは
あまりのクレーターの大きさに、

皆さん口々に「えぇ?!こんなになってるのぉ!」と驚きの声を連発。

ソムリエさんたちを始め                                               (⇑ 春の大三角)

スタッフ一同も楽しい雰囲気に包まれたこの日のスタパには

(北斗七星⇑)
200名ほどのご参加を頂くことができました。ありがとうございます。

こどもの日、ご家族一緒に多くの子どもたちにも楽しんでもらえたのが

何より嬉しいスターパーティでございました。

 

さて、

観洋 ティーラウンジ

眼下の岩礁では毎年、カモメが営巣していますが、

今年も、最初の卵が産まれました。去年より1週間早く。

産卵日は推定5月5日。確認できたのは6日のことでしたが、

スタパ終了後、岩の上を見ると母さんカモメがしっかり巣に入った状態でしたから、
おそらく、もう卵を抱いていたのだと思われます。

2個目は、10日に。

そして3個目は11日に産卵を確認出来ました。

ひとつ気になるのは、1個目のあと 2個目の産卵まで中3日あったこと。

まあそれでも、過去4年を振り返れば、産卵から24~29日で孵っていますから、

順調に行けば、ヒナたちは今月末から来月上旬にかけて誕生してくれそうです。