梅雨時から 夏場にかけて、
南の空に見える赤い星は、
他でもない、”あんたです”・・・じゃない、”アンタレス”。(ww)
さそり座のα星、さそり座の中で一番明るい星です。
地球から見える太陽以外の恒星の中で、
16番目に明るい星で、明るさは、1.09等級。
この”アンタレス”、近くを やはり赤く輝く”火星”が通るので、
古くから”火星と競う、拮抗する星”とされてきました。
ちょうどさそり座の胸のあたりにあるので
「サソリの心臓」とも呼ばれていて、
日本では、「赤星」とも。
オリオン座のベテルギウスと同じ、
赤い色の超巨大な星「赤色超巨星」で、
もうすぐ寿命を終える星。
直径は、実に太陽の700倍、という巨大さで、
地球からは、およそ500光年彼方の星。
つまり、私たちは500年前の赤光を見ていることになります。
その赤いアンタレスに、月が接近する!
というのが、8月31日のスターパーティでご覧いただける、はずの
天体ショーでした。
しかし、天気は、無情にも 曇り。
この日のスタパは、ロビーでの星のお話と あいなりました。
星空案内人のお話、トップバッターは
初登場の西口さん。
9月の夜空には、春・夏・秋の星座があって・・・
お話は、秋の星座”ペガスス座”から ”アンドロメダ座”、”アンドロメダ星雲”、
そして”ペルセウス座”へと展開。
今、土星の輪が ”円盤状”には見えていないこと。
15年周期で起こる現象で・・・
9月22日から見ごろとなる土星は、11月25日にも輪が無くなって見えそうだとのこと。
そして和田さんは、
”星座体操”で お客様から気分転換をはかって頂いて・・・からの
138億光年、
”宇宙の果て”
までの旅。
無事、地球に帰還を果たした後は
じゃんけん大会へ♪
勝ち残ったお客さまには、”志津川湾の日の出”と”天の川”の美しい写真入りの額などを
プレゼント。
40名を超えるお客様の笑顔からは、
星空を望めない残念な気持ちを多少なりとも晴らして頂けた、
そんな印象もうかがえた この日のスターパーティ「星のお話」でした。
さて、次のスターパーティは・・・