わくわく☆復興も防災・減災も街づくりも女性のパワーで!国際地域女性アカデミーを南三陸で開催☆

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いつも「ときめきピチピチ便り」をご覧いただいている皆様、こんにちは。
しゅんです。

国連防災世界会議も先週18日で無事終了となりました。
多くの成果があったと同時に多くの課題も具体的に見えた
今回の会議でもありました。
私自身も先日の「被災地ともに考える防災展」・・・に直接参加させていただいたり
(※詳しくは先週3/16Blog「わくわく☆国連防災世界会議に参加しましょう!」にて)

又、当館阿部女将がパネリストで登壇しました東北経済連合会主催のパブリックフォーラム
「東北観光の課題と今後の方策」に助手として参加させていただき
多くの学びも吸収しながら今後すべきことが見えたことも大きな収穫でした。


今回、防災・減災に関する情報発信の重要性や
やはり現場力は現場で感じてこそ養われるということが今回も改めて感じましたが、
本日のBlogで紹介するのは、
まさに南三陸の風を肌で感じていただいたとってもパワーのある女性の皆様です!!



国際地域女性アカデミー集合写真①.jpg

国際地域女性アカデミーinTohoku
3月9日~3月12日の期間で世界15ヶ国の国を代表する女性リーダーと
岩手・宮城・福島各地域の女性団体のリーダーや支援活動を続けている方々が
南三陸町に一同に会し、3日間の様々な学びのプログラムを消化し、
最終日12日のオープンフォーラムにて世界へ向けて「わたしコミット」を宣言しました!
わたしコミット.jpgわたしコミット新聞記事.png

アカデミーの主催・開催は主に宮城県北地区で活動している
特定非営利法人「ウィメンズアイ」様とアメリカの国際ネットワーク
「ホワイロウコミッション」の皆様が共に手を繋ぎ実現したものです。
南三陸町(被災地沿岸部)で開催することにこだわった理由は、
国連防災会議のパブリックフォーラムがが仙台市内のみで開催され、
被災地沿岸部でその地域のひとたちとしっかり海外の方が交流したり、
ディスカッションをするようなプログラムがなかったために
災害に強い地域づくりをする意志のもと、
世界各国で復興や防災に関わる女性たちが集って、
それぞれの体験を共有し、市民社会側からの提言を行うことを目的としたものでした。

南三陸滞在中はいろいろなプログラムをホントにパワフルな感じで(笑)
でも熱意いっぱいのディスカッションや実際のアクションで進んで行きましたので
開催出来てとても良かった!・・・・と開催前の思いを
予想以上に上回る実感が確かにありました。


今回のメイン会場は『南三陸プラザ』です。
オープンフォーラムは『ベイサイドアリーナ』でした。
アカデミーディスカ プラザ.jpgアカデミーディスカ プラザ4.jpg
アカデミーディスカ プラザ2.jpgアカデミーディスカ プラザ3.jpg

3月10日と3月12日に活発な意見や主張が飛び交いながら
有意義な議論が出来たようです。

又、会議だけの交流ではなく、実際南三陸の空気を直に感じながら
各プログラムも充実したものになりました。

少しご紹介しますと、
①南方仮設住宅にて「椿のものがたり」を題材に地域住民と交流
南方で椿のものがたり.jpg国際地域女性アカデミーin東北 (43.jpg
皆さん、「椿のものがたり」の始まったキッカケや、プロセスにとても高い関心を示し、
地域教育であり、災害への備えであり、文化を取り入れた多世代を結ぶ活動を
とても評価されていました。

②戸倉長清水の阿部民子さんとの交流&「たみこの海パック」に学ぶ
国際地域女性アカデミーin東北 (11).jpg国際地域女性アカデミーin東北 (39).jpg

ここでもたみこさんから震災直後から今までの苦労話しを交えて、
女性ならではの視点から「生きていく強さ」を学べたような気がします。

③私も町内を語り部案内しながら、「今の声」を伝えました。
国際地域女性アカデミーin東北 (21).jpg国際地域女性アカデミーin東北 (44.jpg
現地でなければ絶対分からないことは、やはり現地でお伝えするしかありません。
間違っていたり、誤って伝わらないためにも、自分の目で感じたことを
考える場に活かしてもらいたいと思い、今回時間をいただくことが出来ました。
感謝申し上げます。

④追悼式典への参列
国際地域女性アカデミーin東北 (45.jpg国際地域女性アカデミーin東北 (46.jpg

改めて震災の事実と向き合い、生きたかった方々の思いを忘れない決意を胸に
国籍など関係なく、皆さん一緒に思いを共有できた時間になりました。

⑤地域のお母さん方との交流もありました。
国際地域女性アカデミーin東北 (47.jpg国際地域女性アカデミーin東北 (48.jpg
(↑ ※ちゃんとメニューに翻訳したものを入れてます!)

入谷の3グループ(ビーンズくらぶさん、入谷婦人会さん、ちょこっとさんが
「おもてなし隊」として、まさに素敵なおもてなし★
手作り!ってやっぱり気持ちがこもっていて見ているだけでも嬉しくなります!


復興のプロセスにも、防災・減災の取り組みにも欠かせない女性のパワーが
今回のアカデミーによってさらに地域間の連携の強化と共に、
輝きが増したんじゃないかなーと思います。


濃密な3日間を経て、最終日のオープンフォーラムでは
みんなで宣言した「わたしコミット」。
国際地域女性アカデミーin東北 (49.jpg国際地域女性アカデミーin東北 (50.jpg
(※NHKニュースでも取り上げられました)

いろいろな宣言が発信されたと同時に
女性の皆様によって復興や街づくりに必要な力が
今回繋がり合ったことがこれからの未来を創っていきます!

アカデミーの成果は国連防災世界会議においてもいかんなく発揮されました。

開幕セレモニーでホワイロウコミッションのレジーナさんが
オープニングスピーチを行い、そこで南三陸についてのご紹介をしていただいたこと、
国際地域女性アカデミーin東北 (42).jpg
(スピーチは国連事務総長、安倍総理大臣、第69回国連総会議長、COP21議長に続く
5人目のスピーカーです! スゴイ!)

そして、アカデミーに参加した皆様の胸には
国際地域女性アカデミーin東北 (51.jpg
椿のブローチが!

国際地域女性アカデミーin東北 (52.jpg
国連防災世界会議の各パブリックフォーラムでも大活躍だった皆様。

もちろん海外の方々だけでなく、日本のメンバーの方々、
ウィメンズアイ様はじめ岩手・宮城・福島の女性の皆様も
素敵な笑顔と素敵な輝きを放ってましたヨ!(強調!)
詳しくはウィメンズアイ様のHP国際地域女性アカデミーのFaceBookページ
見てね!
(写真提供、資料提供、コメントも引用させていただきまいした。ありがとうございました)


それぞれの国に帰ってもまた現場で活躍することを確信してますし、
南三陸とご縁がある素敵な皆様と繋がっていることを誇りに思います。

ここでもガチっと!心の絆の防波堤は築かれました!
世界と南三陸は繋がっています!

そしてまたいつか会えるその時を楽しみにしながら、
また未来へ一歩づつ歩む一日一日を。

共に。

それでは
今週はここまで。
バイバイなっしー.jpg





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このページは、ネット販売課が2015年3月26日 23:28に書いたブログ記事です。

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