いらっしゃいませ。
ついに、師走の季節がやってきてしまいました。
マリンパルのお部屋も「待ってました!」とばかりに華やかにクリスマスカラーに飾りつけが始まりました。
↓ひとみ先生作↓
↓ゆき先生作↓
↓めぐみ先生作↓
↓わたし、みかの作↓
震災以前もマリンパルの保育士たちは、みんなクリスマスが、大好き!どきどきわくわくしながら、思い思いのクリスマスリースやツリー、タペストリーを作って、子どもたちに披露してきました。
ひとみ先生も恵先生も辛うじて飾りのほとんどをマリンパルに置いていたので助かりましたが、保育士みかは、悲惨・・・・20年間こつこつ買ったり作ってきたクリスマスの飾りをすべて津波に持っていかれてしまいました。
石巻や仙台のお店に行くと華やかなクリスマスの演出に涙ぐんでしまいますが、こんなことで、へこたれるものですか!また一からこつこつやってみます!だって、あたし、クリスマスが大好きなんだもん。まだ作り始めたばかりですが、皆さんの応援を糧に一生懸命作っています。
それから、いつもお世話になっている「ふんばろう東日本名古屋支部」の秋田さんやハンドメイド部の野崎さんからはたくさんのクリスマスの飾りの提供を受けました。全国保育問題研究会の皆様からもたくさんのクリスマスのお飾りの提供を受けました。それから、マリちゃんワールドの皆様には、クリスマスの生地や毛糸を頂き、志津川小学校仮設に住むおばあちゃんたちにもお分けして手芸を楽しんでいただいています。いつもご配慮頂きありがとうございます。おかげさまで、ほら!こんなに素敵な玄関になりましたよ。
西仙台教会の中澤牧師さんのご紹介で簡単なクリスマスリースの講習会も子どもたちと一緒に受けました。
おはしで、発泡スチロールで作った円盤にクリスマスの生地をぎゅぎゅっと押し込むと、ほら!子どもたちも、楽しくできるリースになるのです。
あまりにも簡単にそれでいてきれいにできるので子どもたちも夢中になって作品を作り上げました。
ケイティさんの作るハンドメイドは、ほんとに素敵で、実は以前にも手作りクッキーを頂いたのですがとってもおいしくて優しいお味でした。こんな機会はめったにないことなので、たくさん質問しまくりの保育士一同なのでした^^
そうそう、教会といえば・・・・・
先日、南三陸ホテル観洋5階チャペルのあたりで、ばったり花嫁花婿のウエディングに遭遇!
なんと、震災後初めての結婚ご披露宴が行われたのです。
御新郎が南三陸町戸倉の菅野亮さま。ご新婦は登米市から嫁がれた冨島安依加さま
写真は、もちろん、南三陸を代表する写真家として今は、全世界にその名を知らしめた佐良スタジオの佐藤新一さん。
花嫁も、花婿も少し緊張した面持ちで写真撮影に臨んでいました。
実は、このとき、うちの女将も、お二人の様子を見守っていたのですが、女将がお二人を見て一言「復興よね。復興ってこういうことなのよ」と言われたことがとても心に響きました。
当たり前の幸せを「おめでとう」とお祝いできる。そんな毎日がまたやってきてくれたと、お二人のご結婚に、復興を感じていたのかもしれません。
幸せな二人の出発に際し、きちんと「おめでとう」と言える。華やかに美しく門出を祝う!それこそが、本当の復興への一歩なのです。みんな、我慢しないで!遠慮しないで!どうぞ、華やかな一歩を踏み出していきましょう!南三陸ホテル観洋は、そんな愛する二人の栄えある門出を応援し続けたいと心から思っております。
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