マリンパルだより 3月その2

3・11 震災から11年

東日本大震災発災から11年。。。。
当時より応援・ご支援・ご協力いただいてきました皆さまへ、
改めて心より感謝と御礼を申し上げます。
最後に自然災害で亡くなられた方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。

株式会社阿部長商店 南三陸ホテル観洋
代表取締役副社長 阿部 隆二郎

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マリンパルだより番外編。。。!今週は子どもたち登場しません・・・

こんにちは、マリンパル保育士小野寺です。震災から11年経ちました。11年前の今日も金曜日で、マリンパルのブログの日でした。当時の内容は避難訓練修了式の事を綴ったものでした。みんな明るい笑顔!

直後にこんなことになるなんて。。。私も、長女の中学校の卒業式を次の日に控え、うっきうきのワクワクしていた日でした。今でも当時の事を振り返ると、胸が締め付けれられる思いにかられます。今日、この日のブログの担当と気付いて以来、先月からすっとどんな内容にしようか考えていて、我が家の事になりますが、ふと気づいたことがあるので、ちょっとだけお付き合いくださいね。

先日自宅の物置を片付けていて見つけたものがあります。

結婚式で使ったキャンドル。あ、まだあった。。。津波の泥が付いたまま。

~震災で我が家は全壊したものの、元々の場所からかなり離れた場所に2階部分がそっくり見つかりました。見つけた夫は、すぐ中に入って手当たり次第持てるだけリュックに詰め込んで持ち出したそうです。~

その中で、持ち出したものがこれなんです。重い思いをしてなんでこれ持って来た?いらないし!と、文句言ったのを覚えています。結局処分できなくて今までしまっていたのでした。(結婚指輪や、式での誓いの言葉も持ち出してました)

そして、こんなものも持ち出してくれていました。

長女を生んだ時にお風呂上りに髪を整えるのに使った小さなくし。次女も使いました。成長してからもずっと大切にしまっていたものです。

母子手帳と、へその緒。ちゃんと2人分。

次女からもらった母の日のプレゼント。次女は毎日「ママだいすき!」と絵を描いてくれたので、全部取っておいたのですが、すべて無くなってしまいました。手元にこれが残りました。

全て失ったと思っていたのに、こんなに残してくれました。「あれ?パパさんは自分の物は持ち出してなかったな」と、11年経って気づきました、自分の物より、子どもたちの物や、私の物を持ち出してくれたんですね。やっと思いに気づくことができた11年目です。一番冷静なのはパパさんでした。倉庫の整理をしながら、気持ちも整理できました。キャンドルは、おじいさんおばあさんになったら灯してみましょうか。。。元気なうちに。

震災後、日々を過ごすのがやっとでつぶれそうになることが多々ありました。その中、多くの方々が手を差し伸べてくださり、たくさん支えていただきました。その中で、家族は一番大切!と思っていても、改めて心を寄せて考えることが少なかったように思います。いて当たり前ではなく、いてくれてありがとうと言う気持ちになった11年目です。

自分の事ばかり綴ってしまいました。最初から書くと、思いが溢れすぎて一週では終わりそうになくなるので、この辺で。。。

マリンパルだよりで子どもたちの笑顔を楽しみにしてくださった皆様、ごめんなさい!

来週は、笑顔いっぱいお届けしますね(^^)

 

 

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「自分事」として。

皆さん、こんにちは。カナです。

東日本大震災から明日2022年3月11日で11年。
この11年の時間の中でも様々な場所で自然災害が起きています。
テレビで流れるニュースは「他人事」ではなく「自分事」として。
万が一、震災が起きた時避難する場所はどこなのか。
知ってる場所でも、知らない土地でも。
旅行の計画を立てる際には必ず、避難場所なども確認しておくと安心ですね。

さて、こちらのブログでも掲載を行っております、
阿部長商店創業者阿部会長宅「命のらせん階段」

2019年には「高野会館」と共に「震災伝承ネットワーク協議会」より
震災伝承施設」として選ばれました。

当時のブログはこちらです。
【震災伝承施設に…「高野会館」と「命のらせん階段」が登録されました。】

こちらも「もの言わぬ語り部」として存在しています。

「曳家工事」の様子を綴ったブログはこちら。
【命のらせん階段の曳家工事が始まります。】
②【「命のらせん階段」曳家工事が始まりました。】

震災当時から振り返ると周辺の景色も変わっているのが分かります。

□震災直後



(※写真では特別に見学を行っておりますが一般公開は未だ行われておりません)

2020年から工事が始まり曳家工事が終了したのは2021年6月。
家の周りをコンクリートで固めた為、全体を確認できるようになりました。
一般の方も見学ができるよう、整備が行われております。
4月以降の完成となるようでございますのでその際はまたブログでも
掲載致します。

「命のらせん階段」についての資料はこちらとなります。ぜひご覧くださいませ。

自然災害はどの場所でも起きます。
「津波てんでんこ」と言う言葉の意味はこちらのブログでも
お伝えしております。家族がいつも同じ場所に居るとは考えられません。
会社にいて、学校にいて、出かけていて。
安全が確保されている場所であればそれでいいのですが
それが保証されていない場合、どこに逃げるか。
家族がどこでまたみんなで集まるか。

電波塔が壊れてしまえばたちまち電話もメッセージ機能も使えません。
あの日も最初のうちはメッセージが送れました。
しかし、次々電波が繋がらなくなり、不通に。
道路だって地割れや、津波がくればめくりあがり通行は不可能となります。
電線も切れてしまえば、電気もつきません。そして水道も止まります。
「水」と「電気」が普段私達にどれだけ必要なのか。
それをあの震災で身をもって学ぶことができました。

いらなくなったペットボトルに水を貯めておけばそれは洗い水になります。
家にある懐中電灯の電池は切れていませんか?予備はありますか?
備蓄している食料などの賞味期限は切れていませんか?
車等にもいざとなった時の替えの衣類や非常食などを入れておくと安心ですね。

今一度、家族や友達、大切な方と、そして自分の命を
守るために「自分事」として考え、話し合いの場をつくるのも
震災を風化させないためだと感じています。

復興へ。無理に大きく動くことはありません。
今自分にできる事を一つずつ積み上げていきましょう。

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春の訪れを告げる甘酸っぱい青春の味!?

こんにちわ、あしかがです!

普段はインターネット販売業務と館内の売店で働いております。
今回は南三陸ホテル観洋の売店で販売している
おすすめお土産をご紹介します。

ご紹介する商品が・・・こちら!!

大人気お土産「かもめの玉子」の春限定いちご味!!

可愛らしいパッケージと一足先に春を感じさせる温かみのあるデザイン

売店スタッフ一押し!!

実際に試食した当館スタッフも大絶賛しておりました!!

いちご春 かもめの玉子 9個入り 1058円(税込)

 

数量に限りがございますので

当館にお越しの際には是非お買い求めください!!

 

 

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《東日本大震災から未来へ向かう南三陸町へ》3月8日

大家好,我是惠。
皆さん、こんにちは、恵です。

《畫家李焱先生以南三陸為題材創作的最新畫作將於3月9日14:00~15:00(星期三)開始在『南三陸觀洋酒店』首次公開展出≫
《女性画家 李焱先生が南三陸をイメージして描いた新作絵画を3月9日14:00~15:00(水)『南三陸ホテル観洋』にて展示開始、初公開》

今年是東日本大地震11周年,本館自地震發生當日,安置了受災者,醫護人員,志願者等600余名的食宿,震後開展了為了震災不被忘卻的口傳心授等震災紀念活動直至今日。
李焱老師對此深受感動,引發了她創作這三輻作品的激情。在開幕式上,李焱先生不僅將發表感言,還將講述本舘從震災開始持續至今的活動,以及畫作的創作過程等。
東日本震災から11年、震災発生当日より被災者や医療従事者、ボランティアなど600名以上を受け入れ、
その後も今日まで『震災を風化させないための語り部バス』をはじめ、震災伝承活動を続ける当館の取り組みに李先生が感銘を受けられ、この度の作品を制作いただく運びとなりました。
展示式の際には、李先生が絵画に込められた思いをお話いただく他、当館の震災からこれまでの活動や、今回の作品制作に至った経緯をお話しさせていただきます。

李老師以南三陸町的志津川灣為主題,繼續通過重建邁向更美好的南三陸町的風景畫在三幅畫上。
阿部女將的深厚的大愛和我們繼續從事地震傳承活動的努力給李老師留下了深刻的印象。爲此,在展示會上,李先生會向大家説明創作這三輻畫的想法。
李先生は南三陸町の志津川湾をテーマに、今後も復興によってより良い未来へと向かう南三陸町の風景
を 3 つの絵画に描きました。
阿部女将の深い愛や、震災伝承活動を続ける当館の取り組みに李先生が感銘を受けられ、この度の作品
を制作いただく運びとなりました。展示式の際には、李先生が絵画に込められた思いをお話いただきま
す。

南三陸町的重建工作仍在繼續。 李老師的畫帶給我們每個人克服困難的力量。
它和南三陸觀洋的女主人阿部女將的能量是相同的。
南三陸町の復興は続きます。李先生の絵画は、私たち一人ひとりに困難を乗り越える力を与えてくれます。それは南三陸ホテル観洋の阿部女将が持つエネルギーと同じ力です。

阿部女將和李焱先生,在我生命中遇見的兩位魅力女性,通過這次展出,我相信會有更多人,包括我,都會留下深刻的印象。
阿部女将と李焱氏、二人の魅力的な女性が出会ったことにより、この度の素晴らしい絵画が完成したこ
とに、私をはじめ多くの人々が感動することと思います。

期待大家的光臨,我會在南三陸恭候大家的到來。

皆様に是非ご来館くださいますようお願い申し上げます。
南三陸ホテル観洋で皆様をお待ちしております。

今天就到這裏,下周見。
それでは、また来週。

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11年目 もの言わぬ語り部

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

3.11ウィーク

あれから11年・・・

町の震災遺構 防災対策庁舎
こちらは 8年前の1月21日の様子

当時は庁舎の正面に献花台が置かれ
語り部バスでも お客様から
花を手向けたり 手を合わせたりして頂いていました

復興の工事が進み
庁舎前にあった この池も
今は 八幡川の巨大な堤防の下に消えてしまいましたし
町の中心街のあった志津川地区は
大きく変貌してしまっています

往事の町の様子も思い起こせないくらいに

防災防災対策庁舎の 左向こうに見える”白い建物”は
民間震災遺構の ”高野会館”
当館ホテル観洋が 被災したままを残す
震災の伝承施設です

この高野会館が ”もの言わぬ語り部”

Bluebirderはじめ
当館の語り部が どれほど言葉を尽くそうとも
その存在が訴えかける力には
とうてい敵いません

「披露宴や芸能発表会など
高野会館にはたくさんの思い出があります
防潮堤や嵩上げの工事で すっかり変わってしまった町にあって
この建物があるからこそ どこに何があったのか
あの頃の街並みを思い起こせるのです」というのは
3.11の際 高野会館屋上に避難し
ぎりぎりの所で 命を守ることの出来た
こちらのお二人の証言です

今月5日に当館で開かれた
高野会館3.11の集いに招かれ
当時の体験を 会館屋上でお話しくださいました

高野会館は昭和61年 1986年築の
結婚式場
町のイベントも数多開かれ 多くの町民の思い出の場

津波で家ごと流され
想い出の写真さえ失ってしまった町民にとって
“記憶のアルバム”の詰まった場所です

3.11当日は 町内のお年寄りが集う 芸能発表会
3階イベントホールには 300人以上が居て
閉会式の最中に 大激震に襲われます

3分という余りに長く激しい揺れで恐怖心を煽られ
外へ避難しようと玄関に殺到する300人余りを
スタッフが押しとどめ
屋上に避難誘導したことで
327人と犬2匹が 命を守ることが出来ました

それは ”津波が屋上にまで到達”する中
ぎりぎりの避難劇だったのです

津波に遭い 破壊されたままが残るその場に
ひと度 立ち入れば
津波の猛威と恐ろしさが
そのまま伝わってきます


“高野会館3.11の集い”では
「場と時と 聴く人が居て はじめて伝承が叶う」こと
「命を守る”つなみてんでんこ”の重要性」
「変わらずその場にあるものの 大切さ」が 再確認されました

高野会館 それは まさに貴重な”伝承の場”として継承される
“もの言わぬ語り部”

みなさんも 是非 ”耳を傾けて”みてください
10時15分発の”語り部バス”で ご案内します

冒頭の防災対策庁舎を撮影した日の8日後
2014年1月29日の 志津川湾の夜明けです

こうして 時にたまらなく美しさを湛える”自然の営み”は
“震災前”も ”震災時”も
“震災後”も そして”今”も 変わりがありません

震災も津波も
そうした”自然の営み”のひとつであることを
常に忘れず備えることも 災害の残した教訓です

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