一週間のご無沙汰です。

玉置・・・じゃなくて BlueBirder*Sです。

今日は、海辺のカワイイ こいつをご紹介します。

もちろん、南三陸町で撮りました。

まだ、ちょっと幼いヤツなのかな?

ね、かわいいでしょ。

キアシシギは、チドリ目シギ科に分類される鳥で

シギの仲間。

名前の由来は、「足が黄色い」ことから、

そのまんま「キアシ」シギ。

シベリア北東部やカムチャツカ半島などで繁殖し、

冬は東南アジア、ニューギニア、オーストラリアに渡って

越冬します。

日本では「旅鳥」として

北海道から沖縄までの各地で、春は4月から5月、

秋は他のシギ・チドリよりも早く

7月下旬から観察され始め、

10月ごろまでごく普通に観察されます。

旅鳥というのは、

渡りの途中、春と秋に定期的に姿を見せる鳥のこと。

日本ではシギ・チドリ類に多いようです。

九州や南西諸島では、越冬する個体もあるそうです。

全長はおよそ25cm、翼を開いた長さはおよそ55cm。

そう、体長の割には翼が長いのです。

体は雌も雄も同じ色です。

足は黄色で、他のシギに比べて短め。

嘴は黒く、根本の部分は灰色がかった黄色。

繁殖期以外は、砂浜や干潟、磯、水田などに生息しています

アハ、すまし顔してたたずんでいたら

波しぶきに やられちゃいましたね。ああ、やばつい!

群れで行動することが多い、といいますが、

町内で群れでいる所はまだ見たことがありません。

海岸部からかなり離れた河川で観察されることもありますが

この場合、単独か多くても数羽のことが普通なのだとか。

ということは、志津川湾外では

きっと群れを成しているのかも。

繁殖期は樹木の疎らな草原や川原、

小石が混じったツンドラ地帯に生息しています。

水深の浅い場所を歩きながら、

カニや昆虫類などを食べていて、

防波堤、テトラポット、海岸の石の上などで休んでいます。

こいつは、何か獲物を狙っているようですね。

声もかわいらしく ピュイピュイとすんだ声で鳴いたり、

飛びながらピュイーと鳴きます。

双眼鏡を片手に、

どうぞ 南三陸町へ観察にいらっしゃぁ~い!!!