150名様超え

当館の第一駐車場内にある 桜の樹

今 まさに満開です 春の嵐の後開花が順調に進み
見事な咲きっぷりに♪

ゆっくりと花びらが舞い始めています

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

桜色がよく映える青空が広がったこの13日
恒例のスターパーティが開かれました

一番の目当ては この後は70年後にしか観られない”ポンス・ブルックス彗星”

前の日の同じ時間帯の”下見”でも 肉眼では確認出来ませんでしたから
頼りは フランス ユニステラ社製の”EVスコープ”

微弱な光も 受光素子にその光を蓄積し星の姿を映し出してくれます

いつもより30分繰り上げてスタートしたスタパ


待ち受けるお客様は ゆうに50名を越え 期待感は高まりました
しかし やはり肉眼では確認することができず・・・

”さらに暗くなるまでもう少しお待ちください”・・・スタッフのアナウンス

その間 お客様には 望遠鏡で月と木星をご覧いただきながら
”その時”を 待ちました

や・が・て もう彗星が山の陰に隠れかかろうかという間際

ついに EVスコープは ポンス・ブルックス彗星を画角に捉えたのでした

お客様は モニター画面に殺到!!!

何せ 次は70年後にしか観られない彗星なのですから

この機を逃すまいと 我先にと次々スマホのレンズをモニターに向け

ポンス・ブルックス彗星を写真に収めていらっしゃいました

それにしても ほぼ快晴で始まったこの日のスターパーティ

上弦の月が出ていた割には 星と星座が良く観えました こちらは ”しし座”

”春の大三角”

”北斗七星”

”オリオン座”  左におおいぬ座の”シリウス”


月の左に ”ふたご座” 右に ”ぎょしゃ座” その主星”カペラ”・・・・・


星空の美しさに気を好くされてか
はたまた 桜の季節に気持ちも軽く開放的になってか
明るく陽気な雰囲気のお客さまが多かった そんな印象です


ご自分の望遠鏡を持参で
「使い方を教えて欲しい」とおっしゃる方から始まって
「眺めていて確かに綺麗だけど もっと星のことが知りたい」と
星のソムリエさんの話を熱心に聞いてくださる方

「震災直後の復興ボランティアでしたが 町はすっかり変わりましたねぇ」と
切り出されたお客様は
いつしか星のソムリエさんと星についてのダジャレの応酬にww
すっかり打ち解けて笑顔いっぱいに♪


「楽しかったです」そうおっしゃって
お部屋に向かわれる方が大半で なによりでした

参加されたお客さまはゆうに150名を越え
きっちり数えていたら 延べ200名に達していたのかも知れない勢いでした

星のソムリエさんたちをはじめ
私どもスタッフも 陽気なお客様のお陰で
楽しい時間を過ごさせて頂くことが出来ました
ありがとうございます

次回は 4月20日


今一度ポンス・ブルックス彗星を観て頂ければと考えていましたが
スタパの開始時分にはもう 西側の山の陰になりそうなので・・・諦めました

モアイ・ミサゴ・モナカ オムニバス

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

1960年と2011年
大津波に襲われた 南三陸町

お見舞いの意味も込めてチリ政府から贈られた二体のモアイ像の間に
当館 南三陸ホテル観洋を望める小さな公園が最近出来ました

実は 二体のモアイとホテル観洋は 尊い縁(えにし)で結ばれています

観洋創業者は町内で魚の行商を生業としていましたが

1960年のチリ地震津波で一切を失いました

その後 拠点を気仙沼に移し 秋刀魚の行商・販売で成功
旅館ホテル業にも着手

大勢の集う施設は より安全な場所にしなければと
岩盤の上に 最新の耐震構造を持つ宿泊施設”観洋”を建設したのです

それが功を奏し 3.11の津波では 2階迄の浸水はありましたが
建物自体びくともせず揺れによる損壊は無し 館内のお客さまも従業員スタッフも
誰一人として犠牲になることも怪我をすることも無かったばかりか
二次避難所としても機能しました

モアイ像の モアイとは「未来に生きる」という意味
1960年の教訓を未来に生かし
2011年にはお客様や町民の命を守ることの出来た観洋では
新たな教訓を生かすべく 毎朝 語り部バスを運行中

モアイの眼差しは 「未来に生かす命」をジッと見つめてくれています

 

さて そんな二体のモアイ像の右手は 八幡川の河口で
先週ご紹介した鷲鷹の仲間 ミサゴの狩場になっています

上空でホバリングして 川の中の魚に狙いを定め

ドボンと飛び込んで捕まえます

前回のブログでは 鷲鷹の風格が無いとか
まさにミサゴの”沽券に関わる”失礼な記述をしてしまいましたが

どうしてどうして 獲物を狙う姿は素晴らしく かっこいい♪ イケてる! やはり猛禽

猛禽類独特の鋭利な雰囲気は 鋭い矢のイメージがあります

白黒(白濃茶)鮮やかなコントラストの翼 しなやかなそのシルエットからは
科学忍者隊ガッチャマン ”大鷲の健”を連想させられてしまいました

えっ?ガッチャマン?大鷲の・・? 知らない? 古い?
これはまた失礼いたしましたww  ただ 去年は実写版が公開されてましたから
多少うなずいて頂ける方もいらっしゃるはず

それはまあさて置くとして こちらのミサゴの場合
狩りの最中は 下から見上げるBluebirderをあまり煙たがりませんでしたから
ここは希少な野鳥ミサゴを比較的近くで観られる 貴重なスポットかも

観洋から車で数分 国道45号を挟んでさんさん商店街の反対側

興味がおありの方 観に行ってみてください  空が青く晴れた日が狙い目です

 

さてさて 気仙沼には当館観洋の姉妹館が2店舗

気仙沼港をミサゴよろしく見下ろす高台に

サンマリン気仙沼ホテル観洋と

気仙沼プラザホテルがあります


お泊り あるいはドライブで気仙沼まで足を延ばされましたなら
喫茶コーナーでコーヒーブレイクはいかがでしょう


眼下に 気仙沼港を望む高台

ここは サンマリン気仙沼ホテル観洋の喫茶コーナー”Sun&Sun”・・・


只今 ”生どら焼き&珈琲セット”を提供中です

どら生地には珈琲風味のクリームが挟んであります

小豆餡が好きなBluebirderではありますが
フワフワなやさしい生地に挟まれた

甘さ控えめの珈琲クリームと香り高い珈琲の香りが イイ~♪のです

港町 海辺の雰囲気とも相まって ホッとする安らぎのひと時をいただきました

東北各地に展開する老舗菓子メーカー「ラグノオ」とのコラボ商品

気仙沼へお出かけの折には 是非 ご賞味あれ~!!

 

さあ 次のスターパーティは 今月13日


観えるか ポンス・ブルックス彗星
月明りが気になるところですが 期待しましょう

スタパ 今後の予定です

ミサゴ

今日から 4月 卯の花月

南からは桜便りも届き いよいよ 春到来♪

明るい日差しの中 小鳥たちも快活に動き始めています

 

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

 

ミサゴ( ^ω^)・・・

女性の名前ではありません

ミサコさんの 訛った発音でもありません

”ミサゴ”というちょっと珍しい野鳥がいて 志津川湾上空を飛び回っているのです

多分 気が付いていない人の方が多いと思います

飛んでいる姿はトビにも見えて 一見地味な存在

近年その数を減らしていて ”準絶滅危惧種”に指定されています

かねてから 冬場にご紹介してる 志津川湾のコクガンは

絶滅危惧種であることは 既にご案内の通り

一方 毎年 春から夏に向けて

当館眼下の岩場で産卵し子育てをするオオセグロカモメが
昨年 準絶滅危惧種に指定されたことも ご紹介しておりましたが
ミサゴも 同類なのです

こちらは数年前に町内歌津の”うたちゃん橋”近くでたまたま撮れた
ホバリング中の写真

留鳥として全国に分布していて 西日本では冬場に見られ
北海道では夏鳥なのですが 最近その数が減っていて準絶滅危惧種に

この”ミサゴ”がまた警戒心の強い鳥で
上空を旋回していても
下に人影を見つけると その場から徐々に離れ 旋回場所を変えてしまいますから
なかなかその姿を撮らせてくれません

鷲鷹の仲間で 空中をホバリングして 獲物の魚を見つけると

カワセミよろしく ドボンと水に飛び込んで捕えます

こちらは 日本海側某県の森の中 沼地で狩りをしていたミサゴです

ここは沼のほとりに立木があって 魚を探すのにホバリングする必要がないようです

だだ 魚を探しながら ヒョコヒョコと上下左右に首を振る様子は

威厳ある風貌の鷲鷹の仲間とは思えない そんな印象があります
上の写真はオオタカですが 雰囲気 随分違いませんか?少しおっとりした感じ

翼を広げると1.8mと成りは大きいものの

首をヒョコヒョコさせる仕草は ちっちゃなかわいい”カワセミ”によく似ています


そんなミサゴですが
町内では こうして樹にとまっている様子は なかなかお目にかかれません


4月2日午後 町内八幡川で狩りをしていたのを見つけました
(上手く撮れてませんけどww)


英名オスプレイ 大きな魚の頭を進行方向に向けて抱えて飛ぶ姿がまた豪快で
思わず唸ってしまいますが
皆さんも 南三陸町へお越しの際は 空を見上げて
希少な野鳥”ミサゴ”を 探してみてください

トビっぽいけど トビより両翼が長いのが ”ミサゴ”

見つけたら 「おっ ミサゴ!」と叫んでみてください

きっと勘違いされます 馴染みの女性に声をかけてるってww

それはまぁ下手な冗談として
”ミサゴ”もまた 志津川湾の生物多様性を象徴する存在です

ぜひ 見つけてみてください!! 南三陸町の自然は 深い

ポンス・ブルックス彗星

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

70年ぶりに帰還!の「ポンス・ブルックス彗星」
3月下旬から4月にかけて明るくなり観測の好機を迎えています

1812年にフランスの天文学者ジャン=ルイ・ポンが発見
1883年にはアメリカの天文学者ウィリアム・ブルックスによって再発見され
後に同じ天体であることが確認されました

約70年の周期で太陽に接近し 前回の観測は1954年のこと

今回の回帰 当館のスターパーティでは 未だ捉えることが出来ていません

ちなみに こちらは3月9日のポンス・ブルックス彗星
(当館スターパーティ星空案内人 星のソムリエ教授 佐藤吉晴さん撮影)

当館では 4月13日と20日のスタパで ご覧頂ければと期待しているところです

3月はアンドロメダ座からうお座 おひつじ座へと移動
夕方から宵の早い時間帯に西北西の低い空に見えていますが
ネット上には この20日前後の美しい画像が 天文ファンから続々投稿されています

3月中の明るさは5〜6等級くらい

4月に入るといよいよ明るさを増し
月明かりの影響が少ない4月10日頃までが観測のチャンスになるので
夕方 西の空をチェックです

そこで4月13日のスタパ当日の月齢はといいますと4.7・・・
上弦の月明りが幾分邪魔になって 見えにくくなるかも知れません

ポンス・ブルックス彗星は
急激に光を増す「バースト」という現象を繰り返す特徴があるとのこと
太陽に最接近する”近日点”通過は4月21日
この日の前後にバーストを起こすと
さらに明るくなる可能性もあるということですから
4月20日のスタパでは 観望の期待感が一層高まります

また 愛知県奥三河星空観察案内サイトでは
4月21日に近日点を通過するポンス・ブルックス彗星(12P)は
最大等級が4.5等になると予報

見頃は4月20日・21日でしょう とのことですから
20日のスタパには 大いに期待致しましょう

とにかく4月一杯は条件が良いようで
特に4月25日以降には月の出の前に肉眼でも見られるようですから
観望のチャンスです♪

70年ぶりに帰ってきた周期彗星ポンス・ブルックス彗星を
ぜひ観測しましょう

晴れていたら 西の低い空に注目です♪

風の日のスタパ 星空は やがて曇り小雨に

朝からずっと風の強い日でした   6日ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

この風で 雲も吹き飛び 今夜の星天は大丈夫!

そう思っていた通り

3月15日 午後6時半開始のスタパは 幾分雲が残りましたが

この通り オリオンも 冬の大三角も 姿を見せてくれました


7時10分台には ISS 国際宇宙ステーションが観洋上空を通過

星空案内人の説明で 明るく輝くISSを見つけると

お客さまは「あっ」「おぉ~」という反応と共に 視線がそのまま釘付けに

カシオペア座をよぎり


北斗七星の 左を通り

北東の夜空に消え入ったところで 自然と拍手が沸き起こっていました

観洋の看板上を通過するシーンを 拡大してご覧頂くと

プレアデス星団 すばるに 月が接近しているのが判りますネ
左上に おうし座と 主星アルデバラン  右下にISSが観えます

月のすばる接近は この日の観望の目玉のひとつ

ただ 8秒露光していますから
月齢5.1の月は滲んで 丸くしか観えません

クロワッサン型の月とすばるのランデブーは
後できれいに撮れる そう高を括って油断していたのは
間違いでした

相変わらず止まない風は強く 午後8時前になると
今度は 上空に雲を押し込んで来てしまったのです

そこで星々が姿を現すまでの間 しばらく待とうということになり

街のショッピングモールの肉眼では読めない商店の看板に望遠鏡を向け

レンズの性能のほどを実感して頂きました  このあと幾らか星は観えたのですが

再度雲に覆われ 今度は小雨が追い打ちに・・・
残念ながら スタパは中止となってしまいました

それでも 星や望遠鏡に大いに興味を持ってもらった2人の少年が
ご家族と一緒に残ってくれて

星空案内人やスタッフに 「望遠鏡がほしい」「いくらしますか」などと
あれこれ質問したり お話を聞いたり 楽しく時間を過ごしてくれていました

前半で終わったこの日のスタパではありましたが
80人ほどのお客様からお楽しみ頂けたのは 幸いなことです

 

さて 志津川湾で越冬中のコクガン

1か月ぶりくらいに姿を確認することができました

このところ土曜の午後と言えば 皆目見当たりませんでしたから

3月16日 かなり遠くではありましたが なんとか姿を確認

久しぶりの再会にちょっと感激!

海のビジターセンターでは 15日に190羽

16日には 120羽以上を確認していて まだ会えます

ただし 岸辺ではなく 沖の養殖いかだ近くに居ることの方が多いようです

 

スターパーティ 予定です

次は 4月13日です  ポンス・ブルックス彗星は 果たして!

スタパ 星天の神さま

この日は 朝から雪  一面雪景色の南三陸町でした

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

その3月8日の星空指数は10%で
当館屋上でのスターパーティーはほぼ絶望的・・・
と思われましたが
速いペースで天気は回復 午後には明るい曇り空に

夕刻には 夕陽が町を明るく照らし
星空に 期待をつないでくれました

開始時点の午後7時には 雲が残ったものの
間もなく 切れ始めた雲の間にまず見え始めたのが

北斗七星 柄杓星の柄の部分

早速 望遠鏡は 二重星ミザールに向けらました

柄の手元から二番目の星が ミザール

肉眼目視で 一見一つに見える星は 実は二重星

覗き込んだお客さまは 「ホントだ!」

その昔 兵士の視力検査に使われたそうな
肉眼で2つに観えれば 視力は1.5から2.0 なのだとか

雲は 北の空から どんどん南へと流れ
やがて全容を現した 北斗七星

左端上には ポラリス 北極星も

更に カシオペア座が・・・


天頂付近 やや西寄りの空には ぎょしゃ座のカペラが輝き始め

時間の経過と共に 今度は西の空高くに プレアデス星団 すばるが!

直ぐに すばるにも望遠鏡が向けられ


富士重工のマークにもなっている星の集団を観て頂きました

ややあって 今度は西の空低く(観洋の看板直ぐ上)に

待望の木星もその姿を現してくれました

東には しし座が昇り始め


南西には オリオン座 おおいぬ座 こいぬ座

ベテルギウス~プロキオン~シリウスを結ぶ 冬の大三角


刻々と その位置を西の地平線へと移していくオリオンは

改めて 季節が冬から春へと移ろいつつあることを 知らせてくれます


気が付けば いつの間にか 満天の星!!

とにかく この日も奇跡的に悪天を覆して星天をもたらし


文字通り”オールスターキャスト”を叶えてくれた”汐風の空”は


星空観望のミラクルワンダースポット!

お客様の「来て良かった 観られて良かった」を75%の確率で叶える


スタパ星天の神さまには 心から感謝です

お陰様で今回は70名以上の皆さまにご参加頂くことが出来ました

Thank you so much for Lord of stary sky on the Starparty!!

 

スターパーティ 今後の予定です

次回は3月15日

夕刻 ポンス・ブルックス彗星が観えるか!?

いえ見て頂く為 30分前倒しでスタートの予定です お楽しみに♪

 

さて 志津川湾で越冬中の コクガン

海のビジターセンターでは 3月9日の朝 178羽を確認しています

この日の午後 いつもの海に姿は無し 港に居たのはウミネコばかりww

毎度のことですが この日も
Bluebirderはコクガンに振られてしまいました(;´д`)トホホ

お寒うございます

お寒うございます

8日ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

2月というのに

春から初夏を思わせるような陽気になったかと思えば

下旬になったら 今度は寒波襲来で真冬に逆戻り・・・体の調子崩してませんか?

こちらは前回ご紹介出来なかった 先月22日 当館観洋からの雪景色

襲来した寒波による積雪が交通機関にもたらした悪影響は大変なものでしたが

それとは裏腹に 志津川湾では 実に美しい雪景色が広がりました

荒島に眼を向けると まるで粉砂糖をまぶした平べったいチョコカップケーキのよう

(甘いもの嫌いじゃないものでww)

写真はチェックイン前のロビーで未だ混んではいませんが

寒~い中 当館を訪れたお客さまは

この日の雪景色を眺めながら「きれいですねぇ」と

とても嬉しそうにしていらっしゃいました

 

そもそも ひょっとしたら雪も大して積もらないまま

春になってしまうんじゃぁないか

そんな風にも思われた2月中旬までの天候でしたから

改めて まだまだ如月2月なのだということを思い知らされた

不意打ち的な雪と寒さでした

それにしても この美しい光景は 冬ならでは

四季折々 絶景を湛える志津川湾 雪景色もまた格別です

 

さて そんな志津川湾で越冬中のコクガンは と言えば

この2日朝 南三陸海のビジターでは

展望デッキから105羽を確認していましたが

同じ日 Bluebirderの出かけた午後の時間帯は 皆目見当たりませんでした

毎度のことですが 土曜の午後は

どうやらこぞって他へお出かけのようで

対岸に観洋を望むいつもの港にも 姿は在りませんでした

コクガン観るなら やっぱり 朝!!です

 

ところで ビジターセンターの水槽で飼育中のカニ

トラフカラッパ こちらは去年12月17日の様子ですが

11月下旬に地元漁師さんの手で持ち込まれたものの

南方系のカニだけに 3か月も持てばいいだろうという

関係者の大方の予想を覆し しっかり棲息中♪

今は 水槽に入れてもらった砂を被ってうずくまり

じっと寒さをこらえている・・・のかな?
海の中では こんな形で 砂の中に居るのだそうで
”本来”の生活環境に近づけてもらって 安心しているようにも見えます

餌を食べる仕草と行動が まるで食いしん坊の男の子のようにかわいいヤツなので

是非観に行ってみてください

そうそう そう言えば センターのカウンターに

”本物”が来る前からトラフカラッパの模型があったのは奇遇なことで

不思議なご縁のようにも思えてしまいます

全国被災地語り部シンポジウムin東北

この25日 全国被災地語り部シンポジウムが

当館 南三陸ホテル観洋を会場に開かれました

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

テーマは 3.11から何を学び 何を伝えていくか・・・

メインセッションを前に
先ず 24日には プレイベントが開かれました♪

ゲストは 浪曲師の 菊地まどかさん

まどかさんは 大阪生まれ 幼少から浪曲と民謡を歌い始め

第52回レコード大賞では新人賞を受賞 その後浪曲師となった彼女は

防災士の資格を取得

大災害の教訓を未来へ語り継ぐ「稲村の火」など
防災浪曲の歌い手でもあります

今回は 当館の取材で完成した新曲
「命のらせん階段」を披露してくださいました

命のらせん階段は 東日本大震災で


30人の命を救った 気仙沼市にある民間震災遺構


当館の創業者の自宅でした


菊地さんは 迫り来る津波と避難の様子を


鬼気迫る声と表情で熱演!

臨場感いっぱいに歌い語りかけ

集まったお客様たちを

味わい深い浪曲の世界に引き込み 魅了していました

続くミニトークは 能登半島地震の被災地石川県から

地元への移住促進を図っている

㈱ぶなの森代表取締役の高峰博保さん

そして歌手の三輪一雄さんがゲスト

地元の振興と発展に尽くしてきたお二人は
それぞれの立場から現地の震災と現状を語り

想いをつなぐことで未来に希望の灯りがともる
だから語り部は必要だと お話しくださいました

ありがとうございます

 

さて 志津川湾で越冬中のコクガン

海のビジターセンターでは 毎朝100~150羽を確認

今季 ネイチャーセンターの調べでは

400羽が確認されているようだとスタッフから聞きました

これ 前の冬を100羽程上回る数です

志津川湾は コクガンたちに好かれているようです

 

 

星天率75%!!

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

星空を観望するイベントには 晴天が必須条件ですが
なんと! 75%の確率で星を観望出来ている会場があるそうなのです


天文ファンなら ええっ!? そんなところあるの?って
さぞ驚かれるはず  大体星空イベントの”勝率”は
3割もいかないそうですから

ならばそこへ行って星を観たい そこで星空イベントを開きたいもの

関係者に伺ったところ
前回は曇天に続く開始直前の雨で
開催は絶望的だったにもかかわらず
開催時間帯は快晴に!

 

さらに この15日に至っては 星空指数が0%
星はまず望めないという予報通り

上空は 分厚い雲に覆われてしまったたため
屋内で雨天曇天プログラムの準備をすっかり整えていたそうです

 

それがどうでしょう
夕方5時を回るころ

上空の雲が散り散りに切れ始め

星空が 広がり始めたというのです

 

一体 その会場ってどこ? 何てイベント?

はい その会場というのが当館ホテル観洋屋上”汐風の空”

イベントは
言わずと知れた”スターパーティ”でございましたww


15日は月と木星の接近(左下の”点”が木星)

木星の縞模様とガリレオ衛星の観望が主な目当てでした


そもそも 観洋の屋上”汐風の空”は なぜ4分の3もの確率で 星を観望できるのか

それは まずもって謎であり不思議なことです


日程はあらかじめ決まっていますから
偶然の成せる業?

それとも日頃   行いのよろしいお客様のお陰?

或いは従業員やスタッフ?

はたまた 当館構内に祀られた弁財天さまのお陰?


あれこれ”考察”してみても


これという決定的な事由は見当たりません


ただ 是非とも星空を観て頂きたい
星空を愉しみたい といった

スタッフとお客様の想いが重なり合うことで
何かしらプラスの星天パワーが生まれ

願いが叶い 75%という驚異的な確率で晴れるんじゃないか そんな気がするんです
(⇑子三ッ星真ん中はオリオン大星雲) とにかくはお陰様で ありがたいことです


この日は 初めて望遠鏡で月を観ましたという客様は
うゎ~!観えた!! きれい!と 大喜び


木星のガリレオ衛星もじっくり観ていただくことが出来ました


望遠鏡では イオ ガニメデ エウロパ カリスト
ガリレオ衛星が4つとも観えた日

延べ80名のお客様が 星空を愉しまれました

ちなみにスタパ終了後 午後10時以降空は曇り 10時半を回る頃には雨に・・・

開催時間帯だけが晴れていた まさにミラクルな展開です

 

さて 志津川湾で越冬中のコクガン


天然記念物にして絶滅危惧種の彼らにとって

好物のアマモが豊富で 比較的安全な環境の志津川湾は

楽園に近い越冬地なのかも知れません

南三陸海のビジターセンターでは

毎朝コンスタントに100羽以上を確認していて

未だ 居てくれていますが

この17日午後には ひらひらと飛び回る姿が観られました

そろそろ 北に向かい始める時期でしょうか

 

お仕舞に スターパーティの予定です

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10:35 道の駅津山もくもくランド(滞在時間:25分)

11:10 柳津虚空蔵尊(滞在時間:25分)

12:00 みやぎの明治村(滞在時間:140分)
※昼食は自由食となります

16:00頃 仙台駅着

※コースは変更になる可能性もございます。
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オリオンの下にうさぎ

オリオンの下には うさぎが居ます

え? ですねww

訳あって2週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

それは 星座のお話

冬の星座オリオン座の足元に うさぎ座があるのです

うさぎ座は どちらかと言うと 等星の低い星々で構成されていますから
目視ではあまり目立たないのですが
2~3倍程度の双眼鏡で観ると判りやすいようです

線で結ぶと こんな感じ
うさぎ っぽく見えますね

左には シリウスを主星とするおおいぬ座があって
オリオンと大犬に追われる野うさぎ とのこと

一説によれば
気性が荒く乱暴者だったオリオンの気持を鎮め
穏やかにできればと願い
神が足元にうさぎを置いたのだとも

この時期一番目立って判りやすい オリオン座
その下に居る 野うさぎ:うさぎ座を探してみてください
長い耳の姿がわかると そのかわいらしさに どこかホッコリします

一方 秋の大四辺形 ペガスス座の足下に
アンドロメダ座があって アンドロメダ妃の腰の右側に
”アンドロメダ大星雲”があるのは
以前 このブログでもご紹介しましたが

マイクロフォーサーズ200mm望遠で40秒露光すると

こんな風に写ります 判ります?大星雲の位置

ほら!ぼんやり・・・ですが 観えますねぇ ここに

比較的眼のいい人であれば ごく小さいのですが
目視でも ぼーっと浮かびあがる大星雲の存在を
確認できると思います

アンドロメダ大星雲は 地球が”所属する”太陽系のある
天の川銀河から一番近いお隣の星雲

とは言え その距離およそ250万光年!!

光の速さで向かっても 250万年かかります

ということは 今見ているのは250万年前の光・・・・

改めて 果てしない宇宙の広大さ 壮大さを実感します

画像は 先月31日のスターパーティで撮影しました

修学旅行の高校生の皆さんもお泊りで

気ままに 星座をスマホ撮影してみたり 皆で記念撮影してみたり
望遠鏡で木星も見てましたし 大いに 楽しんでらっしゃいました


この日は 夕方6時半前 ISS国際宇宙ステーションが北西の地平から東の空へと通過

お泊りの大勢のお客様から

ご夕食前の天体ショーをお楽しみいただくことが出来ました

 

さらに 丁度 旧暦の元日に当たる今月10日

今年3回目のスターパーティが開かれ およそ180人のお客様から

ご参加いただけました

木星に

すばるに

オリオン座など 冬の星と星座をお楽しみいただきました

実はこの日 スタパ開始の午後7時前には上空を雲が覆い
仕舞いには雨が降り出すという始末・・・事態は最悪 開催は断念?!!

かと思いきや 観洋の奇跡は再び!!!

午後7時半を回る頃には 星が見え始め

8時前には満天の星が広がったのです♪

天体望遠鏡を覗いて ガリレオ衛星を従えた木星や

プレアデス星団すばるが観えると

皆さん「観えた みえた!」と大喜び

満館の日で 親子連れのお客様も多かったこの日のスタパ

ジ~ッ と食い入るように望遠鏡を覗き込む方のなんと多かったことか

その分望遠鏡には長~い行列が出来て 皆さんの
星空への関心の高さがうかがえるスターパーティでありました

屋上を後にする皆様からは異口同音に「楽しかったです」という言葉を頂き
スタッフ一同 感激の極みでございます ありがとうございます

スターパーティを目当てに泊まりに来ました♪
そんなお客さまが 増えて参りました

スタパ 今後の予定です

ご宿泊のご参考に どうぞ