季節到来!サンマの水揚げ!&巫女研修

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皆様、こんにちは! カナ でございます。
台風が何度も訪れ、気温の変化も激しく、じめじめした日が
続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
夏のようにカラッとしたお天気がなかなか訪れないのが
とても残念です(-_-;)


さて、いよいよ「サンマ」の季節がやって来ました!


船02.jpg


さんま02.jpg


待ちに待った秋の味覚に活気づいた、気仙沼魚市場では、
8月24日にサンマ船が今季初入港し、23㌧を水揚げしました!


サンマ 網.jpg


今年のサンマは丸みを帯びていて、去年よりも身の締まりが良く、
脂も乗って美味しそう!だと、評判です!

ぜひ、皆様も秋の味覚「サンマ」をご賞味ください(^O^)/

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8月19日に「巫女研修会」が開かれました!
神主様をお招きし、ブライダル担当と、女性の新入社員を
対象に行われました。


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私自身、神前式と言う言葉こそ知っていたものの 何をするのかは分からずに
この研修に参加させていただきました。
当館1階にあります、「寿海」と言う会場で神前式は行われます。
この会場では普段、会議室として使われる事が多いのですが、
「神前式」をする為に祭壇を開くと、いつもとは雰囲気が違うように感じました。

この日、「巫女」として「神前式」に参加した事のある、
ネット販売課の高田みゆきさんは「巫女」の正装で研修に臨みました!


巫女 高田サン 明.jpg


テレビなどで「巫女」さんの正装は見た事があったのですが、目の前で見るのは
初めてだったので、とても新鮮でした。

研修が始まり、まず初めに私達、新入社員は
おおまかな流れについて教えて頂きました。


「巫女」が「神前式」を進めていくことや、
「神主」様が祭壇に向かったら、自分たちも祭壇を向くこと、
その他に、神様に捧げたお酒を、新郎新婦に注ぐときの注意、
足の所作など、本番同様、式を進めていきながら
教えて頂きました。


まず、私が驚いたのが新郎新婦様達が、「指輪交換」をするまで、
写真撮影は行ってはいけない。と言う事です。
撮影の合図は神主様が「写真撮影よろしいと思います。」の声で
許可されます。


P8180102.JPG


私のイメージでは、「結婚式」と言えば、「写真撮影」は当たり前。と
思っていたのですが、神前式は神聖な儀式ですので、
その考え方も違うんだな。と学ぶ事ができました。


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神前式の儀式では「新郎新婦 誓杯(せいはい)の儀」と儀式があり、


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(写真:左・指輪 中・三ツ重盃 右・奥が雄蝶 手前が雌蝶)


※「雄蝶」とは、新郎様の事を表し、「雌蝶」は新婦様を表します。
 こちらを、交互に「巫女」が持ち、新郎新婦様に注ぎます。

神様に捧げたお酒を、夫婦となる2人が「三ツ重盃」と言う3個の盃で、
交互にお酒を飲み、夫婦の永遠の契りを結びます。


この儀式の由来としては、元々、宮中の祝い事の儀式に用いられていた、
「三献の儀」が武家の作法として、採り入れられ、
その後に一般庶民にも祝い事を
するときの儀式として行われるようになったそうです。


そして、この3枚の盃にも、名前があり、
小(天の盃) 中(地の盃) 大(人の盃) と言うそうです。
この1つの儀式を、捉えただけでも日本の伝統が伝わってきます。


P8180080.JPG


ここでは、「巫女」がお酒を新郎新婦に注ぐのですが、この時にも
一気に盃に入れるのではなく、「三々九度」と言い、
お酒を注ぐときもお銚子を3度傾け3度目で盃に注ぎます。
「九度」の意味としては、3杯重ねられていますので、
9回、お酒を飲む。と言うことでございます。

この「3回」と言うのも、陰陽説では3.5.7.9といった奇数が
縁起のいい数字とされていることに由来します。
古来の考え、と言うのが今でも受け継がれているというのは、
日本の良き文化ですね。


P8180081.JPG


1つの盃ごとに、新郎新婦が3回飲み交わしたら、盃を交換して進めます。
飲む際も、1.2度目は口をつけるだけで、3度目に飲み干します。


「新郎新婦 誓盃の儀」が終わりますと、


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「指輪交換の儀」や、「誓いの詞を奏上」など、式は進んで行きます。

「巫女」として、参列している時は足の移動にも気を付けなければいけない事も、
この研修で学びました。
新郎新婦様や、ご家族様の所に行く時は「神殿」から遠い足から
踏み出さなければいけない事や、
戻るときは、「神殿」に近い足から戻る。など、
私も「巫女」として、実践させていただきましたが、
足の所作だけでも、こんなに難しく簡単にいかないものだと感じました。


P8180087.JPG


P8180074.JPG


最後に「親子親族盃の儀」が行われます。
この時は、2人の「巫女」が「雄蝶」・「雌蝶」を持ち、
新郎新婦様へお酒を注いだ後、2人の後ろを交差し、
ご家族のもとへお酒を注ぎに行きます。
この意味としては、新郎様に注いだ「雄蝶」と、
新婦様に注いだ「雌蝶」,その家族が永遠に交わるため。と言う意味がございます。

ただ交差するだけではなく、こんなにも深い意味が込められている、と
感じると、灌漑深いものがございます。


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この研修では知っていた事でも、まったく違う考えがあり、
「結婚式」とはまた違う雰囲気を感じた「神前式」でしたが、
こんなにも多くの様々な考え方や思いが詰められていました。

短い時間の研修ではございましたが、学ぶ事が多く
1つ1つが、大事だと言うことを、研修を通して学ぶ事ができました。

「神前式」に参列する機会がありましたら、
規則を守り、ご家族の皆さんを祝う事ができたら、と思います。


今回はこの辺で失礼いたします!

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9月1日から「鮑の踊り焼と秋のカツオプラン」がスタートします!
新鮮なカツオと、当館オススメの鮑の踊り焼に舌鼓み!


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このページは、ネット販売課が2016年8月25日 17:30に書いたブログ記事です。

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