シンポジウム地方創生「東北の将来像を探る」

| コメント(0) | トラックバック(0)


 こんにちは、12月になるとT.M.Revolutionの『WHITE BREATH』をヘビーローテーションするトーマスです。年越しプレミアムライブといえばこの曲。歌詞をマジマジと見てはいけません。ダメですって!


 12月9日(水)、【シンポジウム地方創生「東北の将来像を探る」】と題しまして江陽グランドホテル様にて、シンポジウムが開かれました。
 当館からは、副社長、女将さん、ネット販売課から尾崎課長、フロント課から前山課長、経理課から菊池係長、会計課から伊藤主任、売店課から阿部リーダーが、気仙沼の姉妹館の両支配人とともに参加いたしました。
 今回は尾崎課長のレポートを引用し、当日の様子をお伝えいたします(〇-〇ヽ)


12392046_1074335222617098_8233624518420567122_n.jpg

(〇-〇ヽ){どうも、すっかりブログ準レギュラーの尾崎です。

【シンポジウム地方創生「東北の将来像を探る」】では、国内外の観光有識者による講演が行われ、とりわけ「インバウンド」に関する貴重なお話を聞く事ができました。

 現在日本は、国の地方創生戦略を追い風に東京一極集中から転換し、各地域の自立的発展への期待が高まっています。人口減少が進んでいる地方ではインバウンドなど、観光に立脚した交流人口の拡大戦略も重要視されています。
 このシンポジウムは、2016年を「地方創生元年」と位置付け、観光戦略の方向や、人材育成、交流人口拡大に対応したインフラ整備の在り方を探ります。

 まず初めに「新・観光立国論」を書いた小西美術工芸社社長のデービット・アトキンソン氏が【基調講演】を行いました。

デービット・アトキンソン氏 (2).jpg

 一番興味深かったのは、私たちが評価の対象と思っていた「おもてなし」「治安の良さ」「公共交通機関のダイヤの正確さ」が、外国人にはあまり評価対象ではなかったという事でした。
 観光の4大要素である自然、文化、気候、食事といった点に鑑みると、おもてなしというのは直接的な観光の目的にはなり得えないのかもしれません。
 「世界一のおもてなし」というのは案外、自己満足の部分が結構あって、日本人同士で世界一ですよと言い合っているのかもしれないと思いました。

 また、「見物は出来ても見学はできない」という言葉も目から鱗でした。日本にはたくさんの文化財があります。見るところはありますが、そこでは、やはり「学ぶ」というところまで掘り下げているところは少ない。ただ、見せているだけなのです。
 そういう意味では、当館の「語り部バス」は、「学ぶ」というところまで掘り下げており、その場に行かなければ感じることが出来ない事等も含め、非常に価値あるコンテンツだと感じました。

 アトキンソン氏は、ゴールドマンサックス出身のアナリストらしく詳しく数字やデータを交えながら解説されていりました。

 少しの休憩をはさみ、第2部では、【パネル討論】が行われました。

パネリストは以下の4名
・国土交通省東北地方整備局長 川瀧弘之氏
・宮城学院女子大学学長 平川新氏
・フリーアナウンサー あおい有紀氏
・河北新報社取締役編集局長 鈴木素雄氏

パネル討論.jpg

 各パネリストより各々の専門分野から議題に沿って意見を交わしました。
特に興味深かったのは河北新報の鈴木氏の視点でした。

「ダークツーリズム」

 かつて悲劇があった場所を見に行く。
負の足跡をたどり、歴史的な悲劇を自分の目で知り、そこで亡くなった人々を悼み、人類の悲しみを継承していく旅。ただの景色が意味を持ち、そしてその旅の価値をも高めます。
そこに行かなければ、体験や感じることが出来ないこと。
 今後は、この震災経験を「ダークツーリズム」という発想で、観光へ結び付けていくことが、復興へ近道ではないだろうかと感じました。

 約3時間程のシンポジウムですが、観光に携わる者にとって非常に「学び」の場となりました。

 この度の経験を持ち帰り活かせるよう、今後もネット部門から「おもてなし」に努めて参ります。

 ネット販売課 尾崎でした(〇-〇ヽ)




 ところで!
 12/23~12/25まで、ネット販売課尾崎プレゼンツとして、Facebookでクリスマスサンタさんの写真を連載していたのをご存じでしたか?
 この三日間、ご夕食会場にてクリスマスならではのおもてなしをさせて頂きました。
 たくさんのスタッフ、お客様にご協力頂いた中から厳選して、こちらのブログでも紹介しちゃいます♪

10409733_1075039535880000_4078716836267569924_n.jpg

「ご夕食会場はこちらです!」


12376286_1074322059285081_7560597172668284359_n.jpg

1917158_1075919969125290_8652027603239972877_n.jpg

1935342_1075039455880008_9030610193006905275_n.jpg

12376812_1075039502546670_3808212884384724258_n.jpg

 三日間、お客様と一緒のクリスマスを楽しむことができました(*´∀`*)
 ありがとうございました!






 ~ 本日のオススメプラン ~

0503plan.png
★フード・アクション・ニッポンアワード受賞記念★南三陸ミニキラキラいくら丼+鮑の踊り焼プラン

  【 南三陸キラキラ丼シリーズ 】
フード・アクション・ニッポンアワード2014
    審査委員特別賞受賞!!

お客様には日頃の感謝を込めて!
そして「もっとたくさんの人に南三陸キラキラ丼を食べて欲しい!」という思いを込めて!
ご夕食に【南三陸
ミニキラキラいくら丼】と人気の鮑の踊り焼きが楽しめるプランが登場★
もちろん絶景露天風呂もお楽しみ頂けます♪

★夕食は旬のグルメ!『南三陸<ミニ>キラキラいくら丼』をご用意★
 宝石のようないくらが口の中でぷちぷちっとはじけます♪




 それではまたお会いしましょう! トーマスでした(*´∀`*)




kirakirabanner.png
★ 南三陸キラキラ丼はおかげ様で6周年♪ ★
「南三陸ホテル観洋」

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.mkanyo.jp/asc/blog/mt-tb.cgi/3700

コメントする

2020年12月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

月別 アーカイブ

このブログ記事について

このページは、ネット販売課が2015年12月26日 13:13に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「マリンパル福興だより パート5 12月その4」です。

次のブログ記事は「おすすめ情報!-2015年12月号-」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。