いつも「ときめきピチピチ便り」をご覧いただいている皆様、こんにちは。
しゅんです。
各地で初雪を観測する今日この頃・・・・・。
南三陸もいつ初雪が降ってもおかしくないぐらい寒くなってきました。
仮設住宅に住む人にとってはまた寒さ厳しく感じる5回目の冬を迎えます。
!
でも!、それでも前に進むわたしたち!
その中でも、今日はそんな前に進むために頑張っている女性の皆さんを
先日行われましたイベントを通じてご紹介します!
女性の復興カフェin東北が開催されました!
いつも関西から東北に思いを寄せて活動して頂いております
大阪府立大学・山地久美子先生のコーディネートで
11月22日と11月23日の2日間に渡りワークショップとイベントを開催し、
東日本大震災後のこれからの復興をみんなで考える、
そしてまた一歩一歩前に進みましょう!!・・・・という有意義な時間となりました!
主催は「多文化と共生社会を育むワークショップ」様と「友美会」様、
共催「(科研)復興・防災まちづくりとジェンダー」様、
併せて兵庫県の「復興サポート事業」の支援を受けての開催という事で、
関西と東日本を固い絆で結ぶイベントにもなりました。
22日はワークショップということで高野会館の視察の後に
参加者全員でコミュニケーションづくりと、それぞれの復興への取り組みを
語り合うプログラムを行いました。
南三陸、気仙沼だけでなく今回は亘理町や蔵王町、福島市から参加の方もおり、
神戸市、広島市からの参加も含め、皆さんの何とかしていきたい!!っていう
前向きな思いとともに建設的な意見も飛び交うようなワークショップでした。
それでも初顔合わせという方も多い中、面白いなー・・・と思ったのが
「コミュニケーションカード」を活用したコミュニケーションの取り方と
自分の魅力を再発見、再確認できたとうコーナー。
今回は宍戸和子さん(日本コミュニケーションカード活用推進協会認定トレーナー)が
講師となり、カードを実際使いながら、けっこーーー盛り上がる!時間となりました。
★『コミュニケーションカード』については、
日本コミュニケーションカード活用推進協会のホームページを
ご参照くださいませ。
(※カードの開発者は仙台市の後藤美香さんという方です)
実際、人と人の違い、そして災害の形の違い、いろいろな違いを認識する中で
『人は、それぞれ大事にしていることも感じ方も違うのが当たり前、
違っていいんだ!
違いがあることが素晴らしいことなんだ
それをお互いに認め合って活かしあうことが大切なんだ』
(※日本コミュニケーションカード活用推進協会HPより抜粋)
前に進むためにお互いを活かし合う事の大切さをワークショップの中では
私自身も教わったような気がします。
2日目の23日は当館の「震災を風化させないための語り部バス」に乗っていただき、
ガイドはわたしでした・・・(汗)
※NHKニュースウオッチ9のオンエア翌日でしたので
・・・・・それはそれで緊張してました(笑)(撮影;藤村さん)
語り部バス終了後、続けざまに
「東日本大震災からの復興と未来 ~阪神・淡路大震災の復興をいかす~」
というテーマでイベントが開催され一般の方も参加されておりました。
イベント開催に先立ち、ソプラノ歌手・飯田美奈子さんによる鎮魂の祈り、
アメイジンググレースが会場内に響き渡ると、
なんだか今生きているってこと自体がやっぱり恵まれていることなんだと感じ、
こうして多くの方々の前向きな意見や発表を通して、
絶対なんか成し遂げられそうなんだ!!っていう気持ちも湧いてきたような気がします。
阪神・淡路大震災の当時の状況の振り返りや復興への道のりが
当時の記録スライドとともに神戸市・FMわぃわぃの金さんのプレゼンによって
解説され、私たちが今震災後5年目を迎えている中で、
災害の規模や形は違えど、そこに人と人との繋がりや創意工夫の過程があったからこそ
今の街の姿があるという事は間違いないことだと感じましたので、
後ろ向きになることなく前に進むチカラを生み出していくパワーを作っていければなーと
思います。
ドキュメンタリー映画の上映もあり、
ニューヨーク在住の映画監督・我謝京子さんの作品
「3.11ここに生きる」を初めて見ることが出来ました。
まさに「生きること」をそのまま感じられる映画だと思います。
災害が私たちにもたらしたものは悲しみや辛さもあれば、その逆のこともある。
自分だけじゃなく、一人一人それぞれが正解のない、自分の答えを
自分で見つけて前に進むんだよっていうことを改めて思うことも出来ました。
サプライズで、我謝監督が2011年当時に撮影してました"炊き出し"の映像を見て
今、こうして普通の暮らしを取り戻すために"初心"は忘れちゃいけないなーとも
思うイベントでした。
期間中、同時開催で写真展も企画され、
『阪神・淡路大震災 復興の20年』のパネル展示も
常設している「東日本大震災 3.11からの記憶」の写真パネルとともに
多くの方々に足を止めてご覧いただくことができ、
数多くの実りある成果を残すことが出来た今回の3日間でした。
・・・・・11月最後の連休を終え、
確かにこれから寒い季節にはなりますが、
今回のイベントでも前に進んでいこうとするパワーの息吹は
確かに感じられました!
この調子で!!
寒い冬も熱くのりきっていきましょーー!!
★ 南三陸キラキラ丼はおかげ様で5周年♪ ★
「南三陸ホテル観洋」
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