こんにちは、沖縄から南三陸に来て八ヶ月が経とうとしています、トーマスです。
まだまだ勉強の日々でございます。
今回は、9月5日より当館で頑張ってくれている
明海大学インターンシップの学生を紹介します!ピース☆
前回の創価大学インターンシップの皆様と同じく、初日はオリエンテーションを行いました。
女将さんの講話に、真剣に耳を傾けています。
翌日からは早速館内のお仕事をしてもらっています。午前中は館内の清掃を、
18時からはサービス係りと布団敷き係りに分かれてお仕事をしています。
本日9月11日、当館スナックにて明海大学の学生のための復興応援塾が行われました。
第二回となる今回の復興応援塾では、
「たみこの海パック」代表 阿部民子さんの講話を聞くことができました。
「たみこの海パック」とは、震災後、漁業の再生からの町の復興を目指して、
民子さんが立ち上げた海産物詰め合わせの販売会社です。
南三陸の海産物詰め合わせを全国にお届けしています。
講和では、震災から会社を立ち上げるまで思いや活動を
明海大学の学生達にお話しして下さいました。
講和の後には質疑応答、グループディスカッションが行われ、
学生ならではの素直な感想や意見が交わされました。
「震災前は人前に立つタイプではなかった」と語る民子さんが、
起業し営業や説明をするほどに変われたのはなぜなのか、
『復興』とは一体どういうことなのか、それぞれの考えを真剣に発表していました。
講和を聞いて、学生達が
「普段のなんでもない生活が当たり前だと思っていた。
自分にもできることを探したい」
「震災前は人前に立つタイプではなかった民子さんが変われたように、
自分も何かのきっかけで変われるのではないかと思った」
と話すと、民子さんは
「『普段の生活がこんなに大切だったんだな』
『震災前に当たり前だと思っていたことがこんなに有難いことだったのか』と、
そういう考え方をみなさんに押し付けているわけではない。
感謝しろとかそういう意味ではない。
『あのときああしておけば良かった』
と後になって思うことはある。いつ何が起きるかわからないから、
常日頃やりたいことをやって欲しい。
そのために、支え合うことを大事にして欲しい」
と優しい笑顔で話してくれました。
『被災地で働く』という経験を通して、学生達はいろいろなことを感じているようです。
インターンも残り一週間。この経験を未来の糧にして欲しいですね。
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