いらっしゃいませ
すっかり秋らしい風になってきた南三陸町ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
新入児のりんちゃんもだいぶ慣れて笑顔が多くなり、お友達とも仲良く遊べるようになってきました。
毎朝、ママと離れるとき、盛大に泣いてお見送りするので、ママのほうが、後ろ髪をひかれる思いをしているだろうなあ...とお気の毒になるほどです。
でも、ママの車が見えなくなると、けろっとしてお友達と遊び始めるのですが...ママには、そんなりんちゃんの姿は見えていないから、さぞや一日心配していることでしょうね。
そういえば、私もマリンパルに長男をお願いしたばかりの頃は、毎日苦しかったことを思い出しました。
(同じ屋根の下にいるから平気でしょ?)と思われるかもしれませんが、同じ屋根の下にいても、マリンパルは、自分の子どもと同じクラスにはなれません。
同じ屋根の下にいるからこそ、子どものほうも諦めがつかないし、慣れがたいというのが現実です。
息子の担任になったひとみ先生もどんなに苦労したことかしれません。なんせ、文句を言いたくても、親がすぐ目の前にいるのですから(笑)。
そんなひとみ先生とも、かれこれ、20年の付き合いになるので、今なら「ゆうくんの足がくさくてさ~、毎日毎日、洗ったよね」なんてことも、笑って話せるようになるわけですが(笑)、あの頃は、こそっとこそっと毎日息子の足を洗ってくれていたひとみ先生に、すごく申し訳ないと思っていたものです(笑)。
今週、そんなひとみ先生は、マリンパル創立20年(正確には21年ですが)分の写真を津波で自宅が流出し、思い出の写真がなくなった卒園児に渡すため、ひとりひとり小袋に入れる作業に勤しみました。
これらの写真はすべて、全国保育問題研究会様に所属する保育士の皆様の手によって、焼き増ししていただいたもので、全国の保育士さんたちの手によって分けられ、整理していただいた心のこもった贈り物です。
これまで雑他に追われ、今に至ってしまいましたが、ひとみ先生がひとりひとりの顔を見分け、時々泣いて、出来事を思い出して、また泣いて、恵先生に確認して、二人で泣いて、あたしに確認して、二人で泣いて、三人で確認して大笑いしながら、袋分けした傑作の数々です!
あんなこと、こんなことのひとつひとつが走馬灯のようによみがえります。
地元の小学校、中学校、高校、所在のはっきりしている卒園児の皆様には、時間がかかってもお手元に届けることが可能ですが、中には、どこにいるのかわからない卒園児の方もいらっしゃいます。
なんとか、すべての卒園児にこの写真を届けたい!
このブログをご覧の卒園児の皆様、お気軽にマリンパルにお立ち寄りくださいませ。
また一人でも多くの卒園児にこの思いが伝わるように、恐れ入りますが、お近くにお住いのマリンパルの卒園児さんに皆様のお声掛けをどうぞよろしくお願いいたします。
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