いらっしゃいませ!
温かくなってきて、お外遊びもダイナミックになってきました。
山の坂上り!まだヘビさんの出てこない今だけのお楽しみです。
子どもたち、はりきって切り立つ坂を駆け上がります。
「草で切ったよ!」と小さい指を突き出して、草に切られてほんのちょっと血がにじんでいる様子に「なめちゃえ!なめちゃえ!」と言ってしまいます。小さなことにこだわらず、おおらかな気持ちに育てていきたいからです。
今年の3月11日にも午後2時46分大きなサイレンが鳴り、町民全員が黙とうする頃、マリンパルでは、2年前のあの日もそうだったように、子どもたちはお昼寝の時間でした。
サイレンの音に慌てて、保育者にしがみついてくる子もいました。午前中から取材のためのヘリコプターの音も鳴り響いていました。
子どもたちには、「大丈夫だよ。先生たちがついているからね。ヘリコプターの音も、サイレンの音も怖い音ではないんだよ?みんなを怖いことから守ってくれたり、助けてくれる音なんだよ」と抱っこしながら教え、これから先も長いお付き合いになる「怖い音」が「怖い音じゃなくなる」ように話して聞かせました。
さて、今週は、マリンパルを3か月間お手伝いして下さった大学生の、星野奈々先生が、東京の大学に戻る日が近づいてきたので、お別れ会をしました。
明るく元気な奈々先生のことが、子どもたちは、大好きです。
前向きで、とにかくプラス思考の奈々先生だったのに、学校を休学して一年以上被災地支援をしているうちに、なんだか物思いの奈々先生になってしまったようです(笑)
でもね、それでこそ、成長なのですよね。
振り返って考えること、時には、折れることも経験することによってますます人は、大きく成長する生き物なのだと思います。
奈々先生、パワーアップした奈々先生にいつかまたお会いしたいです。
いつでも大歓迎だから、遊びに来てくださいね!東京生まれ東京育ちの奈々先生の、ここ南三陸が「ふるさと」になれますように!奈々先生の幸せを心から祈っています!
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