マリンパル福興だより パート2 2月その4

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thm_28881_l.gifいらっしゃいませ。thm_28881_l.gif

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今週は、マリンパルの避難マニュアルについて。文章だけがやたらに長いブログですが、しばしおつきあいくださいませ(笑)

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P11-091.jpgマリンパル防災マニュアルP11-091.jpg

① 地震発生感知

② 子どもたちに「地震だから集まって!」と不安にならないように落下物の危険のない場所(テーブルの下、または、ホール中央)に集める。(保育士寄り添う)

③ 職員間の連携により、情報収集、避難経路の確保、火の元の確認を行う。

④ 地震状況によって戸外の安全な場所に避難し、点呼、人数確認。

⑤ 地震が収まったら、周囲の状況確認。

⑥ 室内の安全確認の後、室内に戻るが倒壊等の心配がある場合は、準備してある避難防災グッズを手分けして持ち出す(避難袋は背負う。その他の大型避難グッズは、玄関前に配置)

⑦ 津波の心配がない場合は、職員の車等の中で待機。

⑧ 保護者には、メール配信等で子どもの無事をしらせ、合わせて迎えをお願いする。

⑨ 津波の心配がある場合は、保護者には、子どもの安全を知らせ、速やかに迎えに来てもらうことを確認する。(津波の到達時間や注意報の状況により、安全が確認された場合、速やかなお迎えをお願いする)尚、従業員の仕事等を理由に子どもの新たな預かりが発生しないようにお願いする。

⑩ 防災無線等により危険が予測される場合に迎えに来た保護者には、マリンパルで警報解除されるまで一緒に待機してもらう。(長期になることが予想されるので所内には、水、食料、防寒対策グッズを常備し、定期的に中身を確認する)

⑪ 保育中の津波発生時は、安全のため、より安全を確保するためマリンパル上の社員駐車場に職員の車にて避難移動する。その旨は、玄関入口に張り紙にて掲示。

⑫ 発生後、安全を確保した後、職員が安全を確認にマリンパルに戻り、その後、子どもたちを伴ってマリンパルに戻り、家庭からの連絡、迎えを待つ。(発生後は、安全確認がされ次第速やかにお迎えにきてもらう。家庭には、日頃から災害発生時の対応方法(う回路の確認、家族以外の送迎者の決定、同じ職場にいる自宅と近所の人とのつながりなど)を、伝え共通理解を図り、家庭との連携を深めておく。

⑬ ホテルより、託児所が緊急避難指定された場合は、ホテル内より責任者を配置してもらい、避難者対応を一任する。

⑭ 保育者は、その任からは、外れ、子どもの対応に責任を負うこととする。

⑮ 災害発生時、欠席だった子どもの安否確認を行う。(マリンパルから家庭へ。または、家庭からマリンパルへの相互連絡を心がけ、お互い連携する)

⑯ 全員を家庭に帰宅させた後、再開は、ホテルの再開に合わせ後日改めて連絡することとし、一旦自宅で過ごしてもらうこととする。

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職員間で話し合いを重ね、反省も踏まえて出したマリンパルのマニュアルです。


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これらのことは、被災当初、「できたこともある」けど、「できなかったことのほうがはるかに多かった」のが現実です。


こうして、文書に起案しておくことによってまさかの時に、動きやすいので、今、人がたくさん集まる施設ならどこでも新たに作成されています。


また、大きな建物には、必ず避難経路を表した「避難経路の順路」が掲示されているので、日頃から興味を持って、確認しておくことも大切ですね。


でも、いざというときに、家庭でもこうした避難マニュアルは必要ではないでしょうか?
「津波てんでんこ」とはいいますが、こうしたマニュアルがあれば、「どこに家族が逃げて、どこで合流するか」を決めておくことによって、「てんでんこ」でも安心して避難することができます。


ぜひ、皆様のおうちでも、ぜひやってみてくださいね。

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このページは、総務課が2013年2月22日 16:27に書いたブログ記事です。

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