福幸市・かがり火祭り

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昨日の後編として、本日は「かがり火祭り」の模様をお送りいたします。

夕方5:30からさんさん商店街特設会場にて福幸市・かがり火祭りが開催されました。
かがり火祭りというと以前は、南三陸町の八幡川に、かがり火を燈していましたね
祭りの中でも夏祭りの次に好きな祭りです

さて、昨日(一応)取材に行ってきましたが、私の都合で途中までしかいれませんでした・・・
一部ではございますが、写真up致します↓↓

かがり火 opening.JPG
オープニングは尺八と三味線(+歌い手さん)による、さんさ時雨など民謡からスタート。

白い紙で彩る朗読会.JPG
今回のテーマ、きりこを見ながらの朗読会。左から、渡辺祥子さん 佐藤正隆さん(ギター)
話を聞きながら、つい泣きそうになりました。

かがり火.JPG
会場内に設置された"かがり" 足元にもロウソクが燈されていました。

出店の様子.JPG
暗くなるにつれて、お客さんが増えていきました。出店もだんだん雰囲気が出てきて・・・。

子供たち.JPG
祝詞奏上の際に地元の小学生が"おかぐら"を持って、神主さんと共に入場。写真が手振れのせいで、躍動感あるものになってしまいました。

この後、祝詞奏上の様子も撮ったのですが、あまりにも写真が悪いので、代わりといってはなんですが、会場で撮った夕日をupします。

夕日.JPG

今回、震災を機にたくさんのボランティアさんやイベントがありました。もちろん、町内でもホテル観洋でも。やっぱり思うのは、人との繋がりや絆ですよね。何度も何度も改めて考えさせられることです。人それぞれが持っている、個性や専属・得意分野をいかし、自分にできる支援の形をみることができました。
まだまだ復興の道のりは長いですが、私たち町民から全国へ復興していく姿を発信していくと共に、震災を語り継いでいかなくてはならないと思いました。

その一つの形として、今回の震災で避難者を救った当社阿部長商店系列の「高野会館」を残そうといま、町と協議しています。
本日の朝刊朝日新聞に、「高野会館」の記事も掲載されました。

高野会館.jpg

当時屋上に避難した高齢者など約300人が助かった「高野会館」は、震災前町の結婚式場として動いていました。ビルは4階建てで、津波は3階にまで及んだ。
当社長は、「(犠牲者が出た)町の防災対策庁舎とは違う意味で、残して語り継ぐべき建物だと思う。辺りが公園になれば、津波避難ビルに使える」と話している。(朝日新聞より参照)
今後、町役場で検討していく方向性である。

また、語り継ぐといえば、今、当館などでも行なっている、語り部バスは毎日たくさんの人たちに利用していただいております。
夏休みを利用して、「子供に現場を見せたい」「自分の目で見たい」など、私たちスタッフや語り部の先生にとっては、語る意義の感じられるお言葉も頂いています。
あるお客様は、ご自身のブログに紹介していただいたお客様も!!
内容はこちらをご覧下さい あったかい家族日記 
当館女将のインタビューなども掲載されていました。すごく熱心に被災地のことを見て考えてくださっているのが伝わりました。
一度来た方もこれからお越しになる方もぜひ、ブログを読んでみてください。
伝えることの重大さや語り継ぐものの思いなども感じ取れるのではないでしょうか。

今、1年半を迎えようとしています。改めて、復興の形・支援の形を互いに広く深く考えていかなくてはならないのではないでしょうか。1人の人間ではなしえないことも、友人・家族・町民が被災地を発信していくことで、よりよい復興・町になると私個人は思います。

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このページは、総務課が2012年8月26日 14:39に書いたブログ記事です。

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