こんにちは、みいです☆
今日から10月に入りました。
最近家の周りの田んぼでも稲刈りが始まっています。
黄金色に輝く稲にトンボが止まる様子を見ると、
秋なんだなぁと感じる今日この頃...
朝晩はぐっと冷え込みますので、
皆さんも体調など崩さないようお気をつけくださいね。
先日の9月28日に開かれた
東北応援シンポジウム「震災復興とエコツーリズム」に
当館の女将がパネラーとして参加してまいりました。
NPO法人 日本エコツーリズム協会さんと能登ツーリズム協会さんが主催となり、
和倉温泉【加賀屋】さんを会場に行われました。
エコツーリズムとは...
自然や文化や歴史的資産などを守りつつ、
それらとのふれあいをガイドの解説を受けながら楽しみ、
地域の経済振興に結び付けようとする旅の考え方をいいます。
今回のシンポジウムは、震災からの復興とエコツーリズムの発想による
地域再生を検討・議論するために開かれました。
先に、日本エコツーリズム協会の副会長も務める、
株式会社ジェイティービー 田川博己 代表取締役社長より、
「震災復興とエコツーリズムによる観光再生」についてお話していただきました。
ジェイティービーの皆さんは今回の震災が起きてから、
ボランティア活動を希望する方をツアーという形で参加しやすいよう企画を立て、
被災地のいち早い復興をサポートしてくれています。
私たちにとっても力強い存在です。
田川社長の講演の後にパネルトークが行われました。
パネリストは和倉温泉 加賀屋 小田禎彦 会長、田川社長、当館の女将の3名。
そして南三陸町ブランド塾塾長も務める㈱東北地域環境研究室 志賀秀一 代表を
コーディネーターとしてパネルトークを行いました。
今回、南三陸町の地域再生のために提案されたのは、
実際に被害にあった場所を直接見て町の人の話をうかがったり、
水産業(養殖)が再開された場所を見学したり、
森の保全を通じて地域再生を促進するためのツアーを計画することなどです。
町では以前から、地域ガイドの養成を行ったりグリーンツーリズムを推進したり、
エコツーリズムに繋がる活動を行ってきました。
これからも一部ではなく町の産業全てがともに復興に向けて進むことができるよう、
こういったエコツーリズムという新事業の開発が必要なのかもしれません。
南三陸ホテル観洋でもエコツーリズムの考えを大切にし、
今まで以上にたくさんの方が町を訪れてくれるよう、
町の復興に力を注いでいきたいと思います!
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