いらっしゃいませ。お盆が過ぎてめっきり涼しくなってきた南三陸ホテル観洋です。
せみの声にも秋の気配を感じるようになりました。先日関東方面に行かせて頂いたのですが、暑さに驚きました。同じ日本なのに、こんなに気候が違うなんて驚きですね。
先週お伝えするはずだったのに、すっかり飛ばしてお知らせできずすみません!
8月6日(土)マリンパルでは夕涼み会が行われました。
行事をどうするか悩んでいましたが、子供たちのためにも通常通り、夕涼み会をやろう!という保育士たちの心意気で(笑)、実行することになりました。
子供の数は、わずか6名。でも、その子供たちのためにも一生懸命楽しい夕涼み会にしたい!
そんな願いをこめて、めぐみ先生がこつこつおみこしを作ってくれました。
ふきながしには、ボランティアさんたちの復興への思いがびっしり貼り付けられ、これまたにぎやかな完成となりました。
東北福祉大学の大学生ボランティアの皆さんには、最初からずっと交代でかかわっていただき、子供たちもすっかりかわいがって頂きました。
当日は、あいにくの曇り空でしたが、最後まで空も泣かずに我慢してくれましたよ。
おかげで元気いっぱい楽しい夕涼み会となりました。
おみこしは、いるか組の女の子二人組!ところが、りおちゃんが夏風邪のためお休みとなり、まさかのゆなちゃんひとりぽっちのおみこしとなってしまいました。
でもママが後ろから支えてくれました!パパがゴールで待っていてくれました!
お兄ちゃん、お姉ちゃんがみんなでゆなちゃんを応援してくれました!とっても感動的なおみこしとなりました。
実は、ゆなちゃんのご一家は、震災の日、戸倉地区の神社に家族で避難。高台の山の上にたつ神社なのにぐるりを海の囲まれるというほどの怖い思いを体験したのです。ママにぎゅぅっとしがみつくゆなちゃんをママは、一晩中「大丈夫だよ。ママがついているからね」と励まし続け抱きしめ続けたといいます。家族が寄り集まって頑張ったあの日からもう5ヶ月がたちました。
夕涼み会では、どの顔も、みんな笑顔笑顔また笑顔!笑顔の花がたくさん咲きましたよ。
マリンパルの子供6人のために観客がなんと50名以上いらっしゃいました!!!!あひゃひゃひゃ
楽しいお食事も今回は、西仙台教会の中澤牧師さんにすいかを、三菱重工飯田さんはじめ、お仲間の皆様にカキ氷のシロップと花火を、東京のボランティアさんの冨士本さんから金魚や魚などのおもちゃを、お菓子はたくさんのボランティアさんから頂いたものを詰め合わせにして子供達にごほうびとして渡す事ができました。またおにぎりは、東北福士大学の学生の皆様が一生懸命手作りで作ってくださいました。
登米市出身でハワイ在住のカメラマンの星さんが特別に夕涼み会の様子を写真にたくさんとってくださり、子供たちやおうちの皆様の素敵な笑顔を激写してくださいました。
また東京と南三陸町を行ったりきたりしながら町の復興に尽力してくださっている西城さんも夕涼み会のお手伝いを最後まで頑張ってくださいました。
この日は、保育ボランティアとして福岡からもご家族で参加していただいたり本当に沢山の皆様の手をお借りしての夕涼み会となりました。
本当に、皆様のおかげです。楽しい楽しい夕涼み会をありがとうございました。
これからも元気いっぱい南三陸ホテル観洋託児所マリンパルで頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします!
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