66.思いは届く・・・1つの奇跡(5月17日)

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震災から68日目。
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みなさんこんにちは~☆火曜日担当やっちです!!
今日は、私が体験した、1つの奇跡のお話をしたいと思います。

先日、娘@2歳児宛に届いた1通の手紙。
南三陸警察署から、娘のものを預かっているので、
受け取りに来て欲しいとの内容でした。


3月11日2時46分、地震と津波により、私達家族が
住んでいたアパートは全壊しました。
震災後、アパートの跡地に行き、瓦礫や漁具でめちゃくちゃに
なった部屋の中から、わずかに残っていた子供の写真を数枚拾いました。
私が一番探していたもの・・・それは残念ながら見つけることができませんでした。


手紙の指示通り、警察署へ受け取りに行きました。
警察官の方が持ってきてくれたビニール袋には、「3/21波伝谷」と記載されていました。
袋の中には、見覚えのある手帳が・・・
ずっと探していて、一度は諦めた娘の母子手帳が入っていました!!
志津川駅裏にあったアパートから海を渡り、戸倉波伝谷の海岸に流れついたようです。
それを、自衛隊の方が拾ってくれたとのこと。
目には見えない不思議な力のおかげで、震災から2ヵ月後、私の元に帰って来てくれました。
この母子手帳が私の手元に届くまで、関わってくれた全ての方に感謝です。
ありがとうございました!!

娘@2歳児、流れ着いた母子手帳に記された、出生時刻は午後2時46分。
本当に、不思議なつながりです。。。


キッキ.JPG 母子手帳.JPG

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このページは、用度課が2011年5月17日 17:16に書いたブログ記事です。

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